新しいあさが来た。希望の朝ーだ。よろこーびに胸をひーらきおおぞーらあおげー
「曇りだ…」チーン
まぁ昨日あれだけ雨降ってたし仕方ない。そして案の定風邪ひいた。そんな日でも軍曹は寄り添って…
くれませんでした。いつの間にか動物病院に旅立っていたようです
とにかく暇だ。熱があるだけでそこまで辛くない。仕方ないからライブ用に新しい曲作ろ。パッパと書いて歌詞送っとこ
ダラダラ書いていても時間が十分にあるおかげで学校が終わる頃にはほとんど書き終わっていた。その間にRuinにある程度連絡が入っていた。紗夜先輩からは今日の練習は中止にしましょう。終わったらお見舞いに行きますね。とか、沙綾からはポピパ全員で行くからうるさくなるかもだけど大丈夫?とかイヴからは風邪にはおしりの穴にネギを刺したらいいですよ!とまじの口調で電話されました……まじ?
寝た方がいいのに寝てないせいで午後になると症状悪化、呻き始めた。だけどあと少しだった歌詞を書き上げることを最優先にした。
午後4時、最初の訪問者がやってきたと思ったら軍曹が帰ってきた………あの子猫を連れて
「あー、今は寄ってくるなよ。その子にうつったら大変だからな。来るなら軍曹だけな」
そういうと子猫をくわえて部屋から出ていった。もううちで暮らすことは確実らしい。賑やかになりそうですね(白目)
その5分後紗夜先輩がやって来た。ギターケースを背負ったままだった
「すみません、今日練習なのに」
「音楽活動をする上で体調管理は最優先です。あなたは1度人前に出た身ですし、なによりあなたは教える身です」
「あはは…なんかいつも通りの紗夜先輩で安心しました。ほんとになにも言えませんよ。でもすぐに直しますよ」
「全く…なんの連絡もなかったですから皆さん心配してましたよ。特に鵜沢さんが昼休み中ずっと探してたみたいで」
「あ…そういえばそうでした」
「というわけで連れてきました」
なんで?
「こんにちは小原くん」
「あ、はい。昨日ぶりですね、鵜沢先輩」
「リィでいいよ。それでそれで、悩みについて相談したいんでしょ?」
「……私はもう用事を済ませたので下で猫を触っててもいいですか……?」
「全然構いませんよ。別に言わなくても。顔真っ赤ですよ?」
「なっ……そ、それではこれからはちゃんと体調管理をすること!いいですね?」
そう言うと返事も聞かないうちに部屋から飛び出して行った
「それじゃあ相談についてだけど…告白されたんだよね?」
「はい…それでどう答えたらいいかわからなくて…」
「うーん…小原くんはその子とは友達なの?」
「友達……友達以上って感じです。一緒にいてなにも困ることもないですし、楽しいです」
「………なんで付き合わないの?」
「……ほんとなんで付き合わないんですかね。自分でもわかりません。でも最近彼女と二人きりになると少し頭が痛くなるんです」
「それは厄介って意味?」
「そういう意味じゃないんです。説明しづらいんですけど、まず体質として自分の身に嫌なことが起きる前に頭痛とか吐き気が起こるんです」
「それだから少し躊躇してるの?」
「主な理由はそうです。もしこの予知能力通りなら彼女にもそれは嫌なことのはずです。それは避けたいんです」
「うーん…こりゃまたすごく簡単そうで難しいね…でもやっぱり私はそれでも付き合った方がいいと思う。多分理由はそれだけじゃないと思うけど、でもしないとわからないことだってあるよ。もしかしたらその悪い予感のおかげでもっと仲良くなれるかもしれないし。未来なんて誰にもわからないんだよ」
「……そうですよね!大事なことを忘れていた様な気がします」
「悩んで悩んで自分なりの答えを出していく。それが私たちに出来ることなんじゃないかな。数学みたいに答えのある問題ばかりじゃないからね」
「そういうことですよね。なんだか分かりきった気持ちでいたみたいです。やってみないとわからないことだらけなのに」
「そうそう、まだまだ若いんだからやらなきゃ始まらないよ。いいなぁ私もこんな青春したかったなぁ。彼氏とか作りたかったなぁ」
「作ったから良いって話じゃないとは思いますが…」
「それでもだよ。さてと、私もそろそろ帰らなきゃ。ゆりは海外行くみたいだし、受験勉強しなきゃ」
「ゆり先輩海外行くんですか」
「そう言ってたよ。いやぁ私たちとはスケールが違うねやっぱり。それじゃ頑張ってね小原くん」
「はい。今日はわざわざありがとうございました」
自分は結局のところなにもわかってはいないはずなんだ。ただ未来から送られてくる危険信号に頼っている。道に迷った時なんかそれぞれの道に少し入って確認なんかもした。大抵は強い後悔の念が送られてくる。だけどもしかしたら今まで生きてきた中で何回かは別のイメージで送っていたのかもしれない。そもそもこんなのは普通の人間には有り得ないこと。未来を正確に見ることなんて……今まで2回ほどあったが、別にそれがいつもじゃない。別にいいじゃないか。そんなに後悔しなくても。ま、そんなことはその時の自分にしかわからないことだが……
「入るよー」
頭の中がごちゃごちゃになっていてノックに気づかなかったんだろうか。ノブが動く音と誰かの声がした
「うん、そこまで辛くなさそうだね。結構皆心配してたんだよ」
最初に話しかけてきたのは沙綾だった。その後ろにはりみと有咲が立っていた
「リィ先輩なんか教室にまで来てたよ?さっき下の階で紗夜先輩と一緒に猫と遊んでたけど…あの子新しい子?」
「うん、直人が昨日拾った子。ま、そのせいで風邪ひいたんだけどな」
「……どうして有咲がそこまで知ってるの?」
「ん?あぁ言ってなかったわ。昨日直人が拾った時に偶然居合わせてな。だからそれで風邪ひいたんだろうなぁって」
「もう…有咲。そうなら早く教えてよ。朝とかおたえ怖かったもん」
「別に言うほどのことじゃなかったしな。それでどうだ?どこか辛いところとかないか?」
「ないない、多少だるいだけ。曲の歌詞作ってたしそこまで重くない」
「割と休みを満喫してんなお前…」
「まぁまぁ大丈夫ならそれでいいじゃん。それじゃあ私たちは蔵に行くから。あ、寂しかったら電話してもいいよ」
「……ほんとにそうなったらさせてもらう」
「お、今日は意外と素直なのかな?」
「あのね、直人さん、沙綾ちゃんじゃなくて有咲ちゃんに電話して欲しいなぁって」
「あ、そうだね。私じゃなくて有咲だった。そういうことだからよろしく」
「え、あ、うん。わかった」
「じゃあゆっくり休んでね。直人。お邪魔しました。……香澄、おたえ、もう行くよ。てかまだお見舞いしてないでしょ。するなら早くして」
下の階から沙綾のそんな声が聞こえるとすぐあとに香澄とおたえが部屋に突撃してきて嵐のように過ぎ去っていった……
『もしもし』
『なに…直人』
『言ってたでしょ。今日に話をするって。だから練習が終わったらうちに来て欲しい』
『うん、わかった。もう終わってるから今から行くな。ぜってー寝るなよ』
『寝れやしないさ。こっちだってかなり緊張してるんだから』
すみません、正直言って別のことに熱中してました。でもまたやろうという気が出てきたのでまたゆるく長く頑張りますので長い目でよろしくお願いします
対バンの2日目とアルゴナビスとRoseliaの2日目に行きます!楽しみだ!