診断結果は割と重いもので、足の骨にヒビが入ったそうだ。
「だからと言って、一緒に登校してもらう義理はないんですけど」
ミハエルさんに呼ばれて玄関に行くと何故か氷川先輩が立っていた。
「そういうわけにはいきません。これは私にも責任があります」
「あれは事故だろ?だからいいですって」
「私が気づいていれば…」
「あぁ!もう!これじゃ終わりませんから、もう行きましょう」
登校している途中で有咲が待っていた。
「有咲?」
「直人お前!いくら連絡しても繋がらないから心配したんだぞ…って紗夜先輩?」
「おはようございます、有咲さん」
「お、おはようございます。で、直人はどうしたんですか?」
「足の骨にヒビが入ったそうです」
「え、なんでそんなことに…」
「昨日の地震で怪我をしたそうです」
「でもどうして紗夜先輩が?」
「それは…」
「別にいいだろそんなこと」
こんな話を続けたところで意味がない
「さっさと行かないと、俺がこれだから遅刻するぞ」
「それもそうですね、早く行きましょう」
学校に近づくにつれて同じ制服の人を見るようになってくると…
あの委員長と、学年1位を侍らせてるってどんな人?
主にこんな奇異の声だったり好奇の声がたくさん聞こえていた。
学校に着くと車椅子が用意されていた。だけどこの車椅子、押すのは凄く疲れるのだ。特別にエレベーターを使ってくれという事だった。なんか申し訳ない。
そんなこんなで朝のホームルームの時間になり、いよいよの頃になるとやはり恥ずかしくなってきた。クラスはA組、確か山吹さんのクラスのはずだ。有咲はB組だそうだ。
ついに呼ばれた。いきなり車椅子での登場ってなに?拷問?もうどうでもいいや。
とぉぉつげきぃぃぃ!!
わっせわっせと、車椅子を押して中央に入った。
「小原 直人です。こんな形ですが宜しくお願いします」
席は…香澄の後ろだった。近くに知り合いがいるほどいいものはない。
休み時間
「ねぇねぇ」
「なんだ香澄」
「どうして車椅子なの?」
やっぱりか。
「かくかくしかじか」
「そういうことなんだね、次移動教室だから押してあげるよ!」
「いや別に1人で動かせるし…」
「いいからいいから!じゃあレッツゴー!」
まぁ押してもらうのも悪くない。
その後から付いてくる子がいた。
「香澄」
「あ!おたえ~」
「なにしてるの?」
「今ね、直人君の車椅子押してるの!」
「へぇー、私も押してみていい?」
そう言うと、黒髪ロングの女の子が押し始めた。
「あ、そう言えば自己紹介してなかったね。私は花園 たえって言うんだ」
「花園さんね…って……え?」
「ん?どうかしたの?」
嘘だろ…こんな綺麗な人が花園 たえ?
「おたえ?」
「あれ?なんで私の渾名を知ってるんだろう?」
なんでもくそもあるか
世界ってのは狭いものなんだろうな
これってハイペースなんですかね
但し短い
テストが始まるので来週ぐらいまで全く投稿しない可能性がございます
ご容赦ください