時雨達の一件があって数日が経ち、
なんとかこの場所の事が理解できた。
まず、この鎮守府なんだが、元々は学校である事がわかった。
しかも全寮制の。
その名残か体育館はあるし、
艦娘達の寮がまさにそれだし、工廠などの主要な施設は後から建てて
元々あった建物もリニューアルされてるし正に再利用
入渠施設はあるが解放されずそのまま
工廠も同じ食堂は開いていたが、酷かった。
これじゃああいつらの部屋も・・・・・
考えるだけで目眩がする!
執務室の中も必要最低限のものしか無かった。
机と椅子に棚だけで掛軸も何も無い。
そんな事考えていると執務室の扉をノックする音が聞こえた。
誠「どうぞ、開いてますよ」
「「「失礼します!」」」
入ってきた人達を見て俺は口角を上げる
これで始めれると!
(準備は整ったな)
俺は立ち上がり前に出て敬礼し
誠「よく来てくれた。俺がここの提督を務める深澤誠だ」
と挨拶した。
「初めまして提督!軽巡洋艦大淀ならびに明石、間宮、伊良湖だだ今着任しました!遅れて申し訳ありませんでした!!」
誠「何故挨拶と同時に謝罪が入るんだ??」
大淀「本来であれば一月前に着任しているはずだったんです」
誠「何?」
明石「そうなんですよー!でもいきなり延期になって、理由を聞いても軍規で答えてくれなくて、一昨日元帥が来てくれなかったら更に遅れてましたよ」
誠「お前たちはもしかして一月前からずっと一緒にいたのか?」
大淀「そうですが何か?」
誠「いや、なんでもない。それよりこの場所については聞いているか?」
明石「聞いてないですよ?」
大淀「私も伺ってないです」
間宮「私たちも」
伊良湖「うん」
何も聞かされていない?
どういう事だ?後で聞くか。
誠「わかった。なら、この場所について話そう。」
俺は、自分がきた経緯から初日の歓迎?まで話した。
そのあと自力である程度わかったことも話した。
すると大淀が「なんて酷い事を!」
よく見るとそれぞれ目が据わっていた
誠「だから俺はこの鎮守府を!ここにいる艦娘達を認めさせるんだ!世間じゃ駆逐艦達をどんな風に扱っているのか、いくら俺でも理解するさ。」
俺は一呼吸置いて
誠「大淀、世間じゃ艦娘達をどう見ている?これは全艦種でだ。」
大淀「私が知りうる限りでは、世間では軽巡や重巡はまあまあ活躍してくれる艦と、空母や戦艦は主力として期待されています。今ではテレビでも取り上げられています。どこの鎮守府の戦艦が、空母が何をしたのかって。」
誠「駆逐艦は?」
俺はわかりきった事を聞いた。
大淀「・・・・・聞いた事ないです。」
誠「だろうな」
そう言いながら俺は自分のスマホを操作してある所に連絡した。
誠「もしもーし、お久しぶりです。」
「何の用かね?」
誠「嫌だなー。分かってるくせに〜」
「ふざけるなら切るぞ!」
誠「シラを切るか?」
「何?」
誠「聞いたぜ、大淀達が遅れた事。あんたがやったな」
「・・・・・・」
誠「無言は肯定と同じだ。つまりそういう事か」
誠「深澤司令長官、いや、親父!」
親父「それだけか。バカ息子」
誠「叔母さんに、言ってあるからな?この事を」
親父「(ガッタ)!!!!」
誠「この後言うつもり。」
親父「心臓に悪いからやめてくれ」
誠「だが断る」
親父「条件はなんだ」
誠「川内型と天龍型を貸してくれないか?」
親父「何故だ?」
誠「うちの子達の教官になってもらうのさ。そのかわり叔母さんには言わないからさ〜」
親父「・・・・・・わかった。」
誠「ありがとう。親父で、いつ着く?こっちは時間がないからな」
親父「早くても来週だ」
誠「わかった。それじゃ」
俺は通話を切って、
その間にも携帯でメールを打っていたのでそれを送信
宛先はもちろん叔母さんです。
裁きを受けよ!クソ親父!!
数日後
叔母さんから連絡が来てお礼を言われた。
そして今度会いたいと言うので約束を交わした
ある日親父の悲鳴を聞いた艦娘はこう思ったと言う
長官の息子さんは怒らせてはダメと
何するかわからんっと。
遅れましたがなんとかできた。