鎮守府に着任しました。   作:色彩

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前回から2ヶ月経過した後になります。


第1章
あれから2ヶ月後


あの日から2ヶ月経ち、この鎮守府の子達もある程度練度も上がり、

近海の海域を解放していき、演習や遠征に力を入れている。

 

この活躍に世間は驚きを隠せずにいた。

最初の頃は何かの間違いだと言い隠蔽してきた運営であったが、

ある日、たまたま近くの海域を航行していた船舶を深海棲艦が襲った。

そこを遠征から帰投中だったウチの艦隊が発見し此れを撃破し、

船舶を救助そのまま海域の入り口まで護衛し帰投した。

その時の船員から何処の所属の艦隊か聞かれたらしく、

自分達の所属する此処第六鎮守府所属の駆逐艦であると伝えたそうだ。

 

その報告を聞いた時俺は良くやったと頭を撫でて褒めた。

駆逐艦達は怒られると思っていたらしく立ち上がった瞬間ビビっていたようで、俺が近づいて頭を撫でると驚いた表情でこっちを見ていたので、褒めた理由を教えたやる事にした。

 

誠「お前達は遠征からの帰投中だったにもかかわらず襲われた船舶を助けた。自分達を認めなかった奴と同じ人間をさ、何のメリットも無いのにそれは何故だい?それは、自分達が艦娘だから、深海棲艦を倒し人間を助け海を解放するのが宿命だと自分達の記憶が心が思っているからこそだと俺は思う」

 

俺の言葉を黙って聞き入っている駆逐艦達

 

誠「だから俺は褒めることはあっても叱ったりはしない、だからこそ改めて言わせてもらうよ、、、、良くやったよお前達は」

 

その報告を聞いた駆逐艦達は俯いて泣いていた。

 

誠「ほら、いつまでも泣いてないで早く入渠してきたらいい間宮さんに頼んでアイス用意してもらうからさ、、、な?」

 

その言葉で皆んな俯いたまま頷き執務室を後にした。

さてさて、間宮さん特製アイスを用意して貰いにいきましょうかねぇー

それにこの事はすぐにでも世間に、いや、世界に広まるだろう、、、そうすれば必ずコッチに通達が来る。そして、ウチの子達を貸してくれとか、艦娘をトレードしてくれとか言ってくるんだろうなぁー

 

まぁ、、、、、全て断るけどな!今まで軽視してきた駆逐艦達が実は役に立つとか今更気づいても、もう遅いさ。

これまで根付いてきた駆逐艦に対する考え方はそう簡単には治らない。

それを俺は知っている、それが人間でも艦娘でも関係なく存在する深層心理に植えつけられている感情と言うか、そう言うものだと思い込んでいるんだよな、だからこそ、運営の連中も政府のお偉いさんも一切信じるつもりは無いそういった連中に裏切られてきたのが俺であり、この鎮守府にいる駆逐艦達だから。

 

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