偽りの笑顔の先に   作:黒っぽい猫

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………………………………………………大変長らくお待たせ致しました。約一年間何をやっていたのかと石を投げられても文句を言えません、黒っぽい猫でございます

一応言い訳をさせていただきますと、リアル事情によりラブライブというコンテンツへの熱意が急激に冷めてしまい、この作品の作成への意欲が削がれてしまっていました。

手前勝手で申し訳ございませんでした。

投稿を本日10/21日よりゆっくりと再開しますのでどうぞまたよろしくお願い致します

それでは、本編どうぞ!

※今話では絢瀬絵里は出てきません。ご了承ください


第十三話〜夢と友〜

「あ、雨か──」

 

暗く濁った空はポツポツと涙を流していた。そしてそれは段々と強さを増していく。そして直ぐに大雨へと変わった。

 

文庫本を読んでいた手を止め、窓の外の曇天を眺め思いを馳せる。今日は学園祭の当日だ。

 

この空の下でμ'sのライブが行われているのだろうか。彼女達はこんな中で踊り続けているのだろうか、歌い続けているのだろうか。

 

それなのに僕は──と、自分の無力さを歯噛みする。何も出来ずただここに居る体の弱さ、そして現実から何時までも目を逸らし続けている自分の心の弱さに、下唇を噛む強さが増していく。

 

本当は、わかっていた。僕が叔父さんに叩きつけた言葉も僕の『両親』の想いも。

 

あの人達は、きっと僕のことを全て知った上で紛れもない『家族』として僕の事を受け入れてくれていた。だから本気で叔父さんを探していたのだろう。

 

でも、もう何もかもが遅かった──そう言い訳して僕はそこから逃げた。

 

僕は死ぬと決めた。一度決めたことを簡単に覆せるほど僕の頭はもう柔らかくない。僕の描いたシナリオの中で僕はもう死んでいるんだから。

 

そんな事を考え、虚しい空回りで自分を正当化していた時だった──突然廊下を物凄い勢いで何かが走っていったのは。

 

 

音からして担架だろうか……どうやら急患のようだが──

 

 

「──高坂さん!しっかりしてください!!」

 

次に耳に入ってきた声に僕は頭を殴られたかのような衝撃を受ける。縋り付くように扉まで走り、重いそれを引き開ける。

 

「高坂……?まさか──」

 

一瞬だが…見えてしまった。担架に乗せられて運ばれていくその人のオレンジ色の髪の毛が。

 

「穂乃果さん!!!!」

 

僕の叫びにも彼女の体はピクリとも動かぬまま──廊下の角を曲がって消えていった。

 

「どうして……なんで…一体何があったんだ……!」

 

ズキリと頭が痛む。それと同時に、突然吐き気が襲ってくる。急激に喉元へ何かが込み上げてくるのを感じた。

 

「うっ──」

 

慌ててトイレの個室へと駆け込む。幸いにも目と鼻の先だったので辛うじて間に合った。

 

「おぇぇえっ……うっ……ゴホッ…ゴホッ!」

 

しばらく個室で嘔吐いた後、涙を拭いながら自分の吐き出した大量の血をぼんやりと眺める。

 

「これは酷いな……笑えてくる…」

 

自分でも少し驚く程に底冷えした冷たい声だった。恐らくは穂乃果さんが運ばれている様をみてストレスが限界を超えたのだろう。常人であれば不安に感じる程度のものでも、今の僕は身体に如実に現れるらしい。

 

「うがいして部屋に戻ろう……」

 

ふらつく身体を無理矢理動かし、半ば這い出でるようにトイレを離れ部屋に戻ろうとした時、トイレの入口で誰かにぶつかりそうになった。

 

「あっ、ごめんなさ──海未さん?」

 

「ッ!勇人……」

 

僕がぶつかりかけた相手は、穂乃果さんと同じく今学院に居るはずの園田海未だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、お茶。家に居たらもう少しマシな茶葉と茶菓子を出せるんだけどこれで勘弁してね」

 

湯呑みに緑茶を入れて渡す。一口お茶を飲んだのを見届けてから聞いてみることにした。

 

「それで……聞いてもいい?なんで穂乃果さんが運ばれたのか」

 

「はい、私も誰かに聞いてもらえると整理がつきそうですから」

 

よくよく海未さんの顔を見ると、彼女の目元は赤く腫れていた。

 

「私達は、文化祭に向けて今日まで新曲と合わせて何曲もの練習を重ねてきました。ここでのライブはきっと廃校の阻止やラブライブへの出場へと繋がると信じていたからです。練習は誰もが納得いく仕上がりになりましたし、後は本番を待つばかりでした」

 

穂乃果以外は。そう彼女は付け足した。

 

「穂乃果は、どうやら前日に風邪を引いていた様なのです。不覚にも私達は誰も穂乃果の体調に気づけないままライブに望んでしまい──はじめの曲を踊り切ったあと、穂乃果は倒れました。

 

その後絵里がライブを中止し、私と雪穂で穂乃果を保健室まで運びました。穂乃果は救急車で運ばれ、私とことりは真姫の家の車でここまで運んでいただき現在に至るというわけです」

 

「……そう」

 

話し終えて俯く海未さんの身体は震えていた。

 

「ごめんなさい、勇人……貴方にもわざわざ舞台を整えてもらったにも関わらず私達は「やめてよ、海未さん」──ッ」

 

本当なら、彼女を慰めるべきなのだろう。残念だったね、と。まだ次がある、と。でも僕が彼女にぶつけたのはもっと醜い自分の本音だった。

 

「僕は、絵里先輩に──君達にそんな顔をさせる為に裏からライブを手伝ったわけじゃない。僕をもうこれ以上後悔させないでくれ」

 

──本心なのか、これが僕の。なんだ……醜いだけじゃないか。

 

「勇人……?これ以上、とは?」

 

「いいや、こっちの話だよ。気にしなくていい。それより、ことりさんは今ここに?」

 

「ええ、穂乃果の隣に……私はこれから一度家に帰りますから、その間はずっと隣にいるそうです」

 

「そっか、わかった……」

 

「?」

 

訝しげに首を傾げる海未さんに苦笑しながら僕は点滴を杖代わりに再び立ち上がる。きっとこれが最後だ。

 

ああ、今の僕はどんな顔をしているのだろうか。扉を開くまでの間、そんな風に考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果たして、ことりさんは確かに穂乃果さんの隣に居た。

 

「ことりさん」

 

「──ッ!!勇人君?!どうしてここに──」

 

唇に指を当てるジェスチャーをして大声をあげる彼女の機先を制してから小声で話しかける。

 

「少し外で話さないか?君の事も少し聞いておきたい」

 

「……うん」

 

こちらの誘いにすんなりと乗ってきた彼女の瞳もやはり濡れていた。穂乃果さんは本当に友人に恵まれているのだな。

 

二人で部屋の外にあるベンチに座ってから、しばらくの間沈黙が場を支配していた。その沈黙を破ったのはことりさんだった。

 

「……ごめんね」

 

「え?」

 

「あんなに立派な舞台を手配してもらっていたのに私達は勇人君の希望に添えなかったかなって思って……」

 

「君も海未さんと同じことを言うんだね。だったら僕も同じ事を返させてもらうよ──僕は君達にそんな顔をさせる為にライブを裏からサポートしてきたわけじゃない。だからそんな風にありもしない事実を謝られても迷惑なだけだ」

 

「ふふっ──勇人君は本当に優しいんだね」

 

は?

 

「何言ってんの、ことりさん。今の言葉を聞いて言ってるなら脳神経外科に行った方が……丁度ここは病院だし」

 

「酷いな〜勇人君。海未ちゃんにも言ったんでしょ、同じ事。ならきっと海未ちゃんもそう思ってるよ」

 

「君達に何を言われても関係ない。そんな事より君に会いに来たのはあの日の事だ──先ずは救急車を呼んでくれてありがとう。お陰で僕は助かったよ」

 

「ううん、私は何も。全部海未ちゃんのお陰だよ?」

 

「海未さんには、全部ことりさんのお陰だって言われたよ」

 

わざとらしく肩をすくめるとことりさんはクスリと笑った。だが、ふとその笑顔に影がさした。

 

「ね、勇人君。あの時あそこに居たってことは、私たちの話聞こえてたんだよね?私の留学の話──聞いてた?」

 

聞いてない、そう答える選択肢ももちろんある。だがその場合彼女の心境をあらかじめ聞き出しておくことが出来なくなる。今更嫌われようがどうということも無いのだから彼女のことを気にする必要は無い。

 

「聞いてたよ。フランスに行くんだよね、服飾の勉強をするために」

 

「うん」

 

返ってきたのは肯定だった。そこにさらに質問を重ねていく。

 

「そしてそれを穂乃果さんにはまだ話してない」

 

「うん」

 

またも肯定。こちらも質問を重ねる。

 

「理由を聞いてもいい?」

 

「……」

 

今度は沈黙が返ってきた。下を向き膝の上で拳を握ることりさんを後目に一番可能性が高いであろう推論をぶつける。

 

「『穂乃果ちゃんの邪魔をしたくなかった』から?」

 

「──っ!」

 

息を呑むの気配が伝わってきた。どうやら図星だったらしい。

 

「そうして相談をする為のタイミングを見計らっていた悩んでいるうちに決めなければいけなくなってしまった?」

 

「……勇人君はなんでも知ってるんだね。全部正解。穂乃果ちゃんに言い出したくて、でもラブライブの前に気負わせたくなくて言い出せないうちに……私は決めなきゃいけなかった」

 

「じゃあ、行くと決めたのは君の本心なんだね、ことりさん?」

 

「……うん」

 

──嘘だ。ことりさんの目は、本気の時には強く輝く。でも今の彼女からはその光が全く感じられなかった。

 

でも、そのお陰で僕も口火が切れる。今のことりさんが触れられたくない傷口に塩を塗り付けるように言葉を発する。

 

「それなら僕から何も言うことは無い。君にとっての幼馴染み、高坂穂乃果は君の夢と秤にかけた時釣り合わないという事がハッキリわかった」

 

「……ッ!!!」

 

一つ目、ことりさんの表情が固まった。チクリと胸を刺す痛みを感じるが構わず続ける。

 

「いいと思うよ。夢を追うのは大切な事だからね。その結果例え身近な誰かを傷つけることになっても間違っているはずがない」

 

わざと皮肉っぽく、強い口調で嗤うように言葉を発する。。

 

きっと彼女は理解してるだろう。僕がわざと彼女を怒らせる為に行っている言葉だと。でも、彼女がもし本当に留学に行きたい、その為に穂乃果さんを切り捨てる覚悟ができているのなら──反論はしてこないだろう。

 

「……やめて」

 

二つ目小さく拒絶の言葉を発した。勿論やめる気は無い。そうしなければ彼女の本心まで触れられないから。彼女に彼女自身(南ことり)の願いを自覚させられないから。

 

「だから諦めたりなんかしないようにね?君は親友を切り捨ててまで夢を追っているのだから「やめてよっ!!!!」──本当の事だろう?」

 

そして三つ目。涙をいっぱいに溜めたことりさんの手がこちらに振りかぶられる。

 

「私はっ──私にとって穂乃果ちゃんは……大切な、大好きな幼馴染みなの!!!勇人君なんかが私のことを偉そうに言わないで!!」

 

パァン!!!

 

乾いた音が廊下に響きわたる。何度目だろう、今年に入ってから女性に引っぱたかれるのは。そりゃ、僕がそうなるように仕向けてるのだから自業自得だけど。

 

「私だって悩んだ……考えた……!!穂乃果ちゃんにずっと相談したかった!!だって!そんなの当たり前でしょ?!穂乃果ちゃんは私の最初で一番大切な友達なんだよ!!!」

 

そう言って泣きながら彼女はどこかへ行ってしまった。苦笑いしながら頬をなぞる。跡にはならないだろうが当分はヒリヒリしそうだ。

 

「……なんだ、言えるじゃないか、本音」

 

そのまま病室に残るつもりだったが、海未さんが戻ってくるまでの間誰かが穂乃果さんの事を見ていた方がいいのだろうなと思い直し病室に入る。

そこには点滴で繋がれている穂乃果さんの姿があった。普段はサイドに結ばれている髪も今は解かれていて、その色と穂乃果さんの様子が僕の記憶を掘り起こす。

 

「髪の色以外は全く似てないのにね……いや、でも君とアイツの行動力はそっくりなのか」

 

約十年前、初めて小学校で僕に話しかけてきて友人になり、そしてあの日死んだアイツに。

 

「……アホらしい。何を今更感傷なんて」

 

ふと、後ろの扉が開いた。振り返ると、そこには久方ぶりに見る理事長の姿があった。

 

「勇人君……?ああ、そうだったわね、そういえば貴方もこの病院に入院しているのだものね。すっかり忘れていたわ」

 

「ご無沙汰してます、南理事長。学園祭の方は宜しいのですか?」

 

「ええ、校長先生に全て任せてきたわ。恙無く終わるでしょう」

 

「一生徒の為にわざわざここまで?」

 

「いいえ。今は理事長としてじゃなくて、娘の親友のお見舞いに来ているのよ」

 

穂乃果さんの頭を慈しむように撫でながら言う理事長。今のこの人からなら、聞き出せるかもしれない。

 

「……でしたら不躾を承知でお聞きします、南さん。貴女は自分の娘の留学をどうお考えですか?」

 

「あら、それはどういう意味?私はあの子に話をしただけよ?服飾の仕事に就くなら近道になる、と」

 

「ことりさんが本当にそれ(留学)を望んでいるとお思いですか?」

 

「ええ。ことりには確認をしたもの。あの子が是としたのだからそれがあの子の望みなのではなくて?」

 

「子は親が思っている以上に不自由に物を見るものですよ。特に自分の両親に対しては。自分の親が何かを勧めてきた時は『ああ、自分にそうして欲しいのか』と勝手に解釈し、自分にとってそれが本当に心の底から望んでいるのかを度外視して表面上を取り繕う──っ!」

 

喉の奥から湧いてきたモノを吐いてしまうことを慌てて口元を抑えることで封じ込め、話を続ける。いまここで止まるわけにはいかない。

 

「──……確かに、服飾の仕事に就くのはことりさんの夢なのでしょう。μ'sのライブ衣装を作っている彼女を見たことがありますが真剣に、でも終始笑顔で作成に当たっていました。それは彼女にとってそれがやりたい事で好きな事であるということでしょう。

 

ですが、その方向は高校生の今この時に、友人や本気でやっている部活動を捨ててまで選び抜かねばならないことなのですか?

 

貴女が勧めた留学が、彼女の心に今暗いものを落とそうとしていることに貴女は目を向けていますか?」

 

「私だって気づいてる。ことりの顔を見ていれば分かる。日に日に不安が増していくあの子の目を見ているもの。一番に相談したい相手に相談もできず、勝手に決めてしまった後ろめたさをあの子が背負ってることに私が気づかないわけないでしょう。

 

……それでも私には、あの子をもう止める資格なんてない」

 

苦痛を堪えるかのように理事長は目を伏せた。

 

「そんなに弱った顔をしないで下さい、僕だって南さんがことりさんを止められないなんてことはわかっています。

 

僕が問いたいのはその先ですよ、南理事長」

 

「……?」

 

「理事長として、母親としての両面からお聞きします。もしことりさんが留学に行きたくないと言い出すことができたのなら、貴女は彼女の留学を取り下げることが可能ですか?何時いかなる場面においてもです」

 

「それは──」

 

この文化祭を最後に、本当なら僕はこの職を退くつもりだった。そしてこの学校を去り、死ぬまでどこか僕のことを誰も知らない場所で生活をしたいと思っていた。

 

でも、僕には文化祭を成功させるという功績を建てられなかった。しかもμ'sのライブ失敗というアクシデントまで起こってしまった。

 

「ことりさんの本音は先程確認しました。彼女は中途半端な気持ちで揺らいでいる。中途半端に揺れたままウチの生徒を外に出すのは、僕の生徒会長としての威厳に関わります。

 

だから彼女がどうしたいのか、僕がその真意を確かめます。勿論留学に意思が固まるならそれで良いでしょう。ですが残りたいと決めた時、取り消しがきかないと困るので。

 

お答えを、理事長」

 

南理事長は目を見開いた。僕の提案に心底驚いたようだった。だが、その目はすぐに強い意志を示す。

 

「私は理事長として断言します。もし、南 ことりさんが留学を取り下げて欲しいと願った場合は、その場で取り下げができると」

 

「わかりました。それならそのように。僕は振休明けから学院に戻ります。手法の一切は僕に任せて貰えますね?」

 

「ええ、わかりました。貴方に委ねます」

 

「でしたらまた来週の朝、理事長室に伺います。これで失礼します」

 

穂乃果さんの部屋を出て、自分の部屋に戻りつつで薄く笑う。

 

言質はとった、きっと理事長はこの選択を後悔するかもしれない。だが僕にとっては最高の舞台だ。μ'sから嫌われ、その上でことりさんの留学を止める。後者は理事長の手前留学に中立的な事を言ったが実際の僕はことりさんの留学を止めるつもりだ。

 

少なくとも、僕から見たことりさんは行きたがっているようには見えなかったから。

 

「どうせもう最後なんだからね……せめて、思い切りあの人達に嫌われて終わろうじゃないか」

 

さあて……生徒会長保科勇人。正真正銘、最後の仕事だ。




如何でしたでしょうか?エリチカが全く出てきませんでしたね…ゴメンなさい。話のくだり的にここでエリチカを出すと上手く話が組めなかったので二年生組との絡みになりました。

恐らくあと2話から3話でアニメ第一期が終わり、オリジナル編を挟んで第二期に進めると思います……オリジナル編はプロットは完成してるので私の意欲さえ死ななければテンポよく更新できるかなーと思います(フラグ)

評価をくださっていた方々のご紹介は次の話の時に致します。

ここまでお読み下さり有難うございました。
また次回おあいしましょう!

そして……絢瀬絵里ちゃん、お誕生日おめでとう!!!
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