俺がダンジョンに行くのは間違っている   作:shon

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初めての激戦、目覚めの時

 ゴブリンが消えていくのを見送って、俺はナイフを握っていた手から力を抜いて、構えを解いた。

 

 もうそろそろ昼も終わる頃だ。魔石も大分集まってきたし、ぼちぼち休憩でも挟むかな。俺はナイフを鞘に戻して一息ついた。

 

 ふとこの世界に来たばかりの頃を思い出す。と言っても一か月前だが。あの時は神に対する殺意しかなかったが、今ではすっかり忘れている状態だ。殺されたのも無理やりこっちに転生させられたのも腹が煮えくり返る程だが、こっちの世界もそう悪いもんじゃない。

 

 エレシュキガルやエウレアにも会えたし、ベルとも友達になれた。ダンジョンに潜るのも意外と楽しいもんだ。高校生だったから働いて金を稼ぐ経験なんてなかったが、金を稼ぐというのが結構性格に合っていたのか、少しずつ溜まっていく貯金がいとおしく思えたりする。

 

 もしこの世界で女神様に会えずに路頭に迷っていたら、神殺しでもしていたかもしれないが…まあ、今は割と順調だし。それに今は女神様を養わねばならないのだ。あんな奴に割く時間なんぞ一秒たりとものこっちゃいない。

 

 …だが、それでも。あいつがもし目の前に現れたら。俺は何をするか分からないだろう。怒り自体を忘れたわけじゃないし、まだ前世への未練も残ってる。家族と友達にもまた会いたい。自分の部屋で、パソコンにかじりつきながらラーメンを啜るあの日常に戻りたい。ふとした時にそんな郷愁を俺は感じる。故郷に戻れないってのは、中々心にくるものがある。

 

 もしあいつを殺す事で元の世界に戻れるのであれば、俺は―――

 

 ――――頭痛がした。ついでに甲高い金属音のような、嫌な耳鳴りが響いた。

 

『なら、試練を与えよう。そして上り詰めるがいい―――この世界の頂へ。そうすれば、いつか俺に手が届くかもしれないな?』

 

 一瞬、そんな声が嘲笑とともに聞こえた。俺は慌てて辺りを見渡すが、誰もいない。

 

「…」

 

 今のは、気のせいだろうか。そう思いたいが、嫌な予感がふつふつと胸の内にわいてくる。

 

「…ベルー。ベルー?」

 

 俺はベルの姿を探して歩き出す。曲がり角を曲がったら、ベルがそこにいた。曲がり角が3本ぐらいある、他と比べると割と広い通路の真ん中に突っ立って、奥の道の方に目を向けていた。

 

「…ユキ、君…?」

 

 俺を見たベルの顔は、非常に強張ったものだった。

 

「ベルーーー」

 

 話しかけようとした、その瞬間だった。

 

 

 

「ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

 

 

 

 その場を、あまりにも恐ろしい咆哮が支配した。

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

「…え?」

「っ…っ…!」

 

 ベルが俺に顔を向けた状態で固まる。そして向こうの道から顔を出す巨大な影があった。

 

 影がダンジョンの明かりに照らされてその姿を現す。牛の角を持った、巨大なヒト型の化け物―――それはどう見ても。

 

「ミノ…タウロス…!?」

 

 呆然とつぶやく俺を無視して、ミノタウロスはベルに向かって歩き出す。俺は慌ててベルに呼び掛けるが、ベルは何故か動こうとしない。

 

 そういえば、ミノタウロスの咆哮は体の動きを止める。そんなことを思い出すが早いか、俺は駆けだしていた。

 

「ベルっ!」

 

 ミノタウロスが拳を振り上げると同時に俺はベルの身体に体当たりしていた。すぐ後ろで爆発したような破壊音がとどろき、俺とベルはごろごろと地面を転がった。

 

「ベル、しっかりしろ、馬鹿!」

 

 ぺちぺちとほっぺをたたくと、ベルはため込んでいた息を吐き出してミノタウロスに目を向けた。

 

「ゆ、ユキ君…!これって…」

「ミノタウロスだ!早く逃げろ、ベル!俺たちじゃ絶対勝てない!」

「え…う、うん!」

 

 ベルと俺はすぐに駆けだそうとするが、足を止めた。なぜならミノタウロスが現れた道から、もう一体影がぬっとあらわれるのを見たからだ。

 

「に、二体目…」

 

 今しがた現れ、俺とベルを目にした二体目が吠える。すさまじい爆音が辺りを支配し、ベルが動きを止める。

 

「っ!うるっせ!」

 

 俺はベルを全力で抱えて、近くの道へとぶん投げた。坂になっていたようで、固まったままのベルはごろごろと転がった。

 

「ユキ君!」

「逃げろベル!」

 

 ベルから目を背けてミノタウロスに向けると、すぐ目の前に巨大な壁が迫っていた。

 

「うおっ!」

 

 俺はすんでの所で横に飛んで避けた。その正体は一番初めにここに来たミノタウロスだった。恐ろしい脚力で飛び込んだミノタウロスは、角と双肩でベルを放り投げた通路の壁を粉砕し、土煙を立ち上げながらベルと同じ方向へ消えていった。

 

「っ」

 

 爆風にあおられて俺は目を閉じて踏ん張り、そして恐る恐る顔を上げた。

 

「ブルァッ」

 

 目の前には、先ほど入ってきたミノタウロスが、俺を見下ろして嘲笑を浮かべていた。

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 拳を紙一重で交わす―――早い。

 

 地面を踏み砕き、ミノタウロスが咆哮を上げる―――力が強い。

 

 その巨体に見合った巨大な拳を横なぎで。後ろに避けたんじゃ間に合わない。上に飛んでぎりぎりの所で避ける―――でかい。

 

 なんだこいつ。こんなのにどうやって勝つんだ。ありえない。こいつの方がよっぽどチートじゃねえか。

 

 俺はミノタウロスに対峙しながら、あまりにも大きすぎる絶望に泣きそうになっていた。

 

 

 

「はあ、はあっ」

 

 俺はナイフを抜き放ち、いったん距離を取りながら態勢を立て直した。そのミノタウロスはそんな俺を余裕の表情で見送った。

 

 だが、そんな表情もすぐに一転、怒り心頭な様子になった。

 

『コロスコロスコロス…冒険者…冒険者アアアア!』

 

 咆哮を上げるミノタウロス。ぶつけられる怒りや殺意に俺は唾を飲みつつ、深呼吸して息を整える。

 

 まずは一呼吸。飲み込んだ酸素は逃さない。肺にため込んだ空気をしっかりと感じる。ゆっくりと吐き出して心臓の動きを抑える。口の中を巻く暖かい息の感触をかみしめて、目の前のことに集中する。

 

 どうすればいいのか。生き残るために何をすればいいのか。それを考える。

 

 そもそも何故こいつはここにいる?ミノタウロスは基本もっと下の階層―――それこそ中層にいるような奴だ。生まれる階層からモンスターが移動すること自体珍しいのに、こんな上に上がってくるなど、本来はあり得ない。

 

 誰かに連れてこられたか。それとも何かに恐れて逃げ出したか―――。

 

『冒険者ァッ!ハハッ!殺シテヤル!殺シテヤル!』

「…あっ!後ろに!」

『何ッ!?マ、マサカモウ追ッテキタノカ!?』

 

 うん、たぶん後者だなこれ。

 

『…何モナイッ!』

 

 そいつは怒った。だが最初から怒っていた状態だし、たぶん問題はないはずだ。

 

『殺シテヤル、コノクソ冒険者ガ!』

 

 ついに駆けだしてきたミノタウロスに、俺はナイフを逆手に持って強く固定し、腰を低くして構えた。

 

 

 

 ここ一か月戦ってきて、俺は自分のスキルーー『転生者特権』を、戦闘でどうにかして利用できないか、という事をダンジョンに潜りながらずっと試行錯誤し続けてきた。

 

 このスキル、『転生者特権』はあらゆる言語を理解する能力であると表記されていたが、その実は全く違う。どちらかというと、言語というよりも意思を理解する能力なのではないか、というのが俺の考えなのだ。

 

 その根拠というのは、家に居ついたクロである。猫などの知能の低い動物は言語を持たない。その代わりにある一定の信号は持っているかもしれないが、それは言語というにはあまりにも単純なものだろう。

 

 そういった知能の低い動物を相手にした時、俺は猫の言葉じゃなく、感情や何を欲しがっているかという事を理解できる。つまり『意思』や『本能』と呼ばれるものだ。

 

 人などは自分の感情や意思をきちんと言葉にするため猫のように分かる事はないが、ダンジョンのモンスターは違うようだ。あいつらはある程度の知識はあるが、人ほど賢いわけではない。なのでギリギリ分かるのだ。奴らの意思や本能という奴が。

 

 そこまで分かって、俺は戦闘で何か使えるんじゃないかと思った。ここまで言えば勘付く人も多いだろう。

 

 そう、モンスターの攻撃の意思ってやつを感じ取って、事前に察知しそれを避ける。たぶんできるはずだ、という感じで俺はダンジョンのモンスター相手に特訓をひたすら続けた。

 

 と言ってもやはり難しく。できるようになったのはここ数週間の事で、成功率もなかなか低い。

 

 だが、特にミノタウロスのような攻撃的で単純な奴相手なら。

 

「ブオッ!?」

 

 空気が爆ぜる音をすぐそばに感じながら、俺はミノタウロスの拳をよけ、股下を潜り抜けて駆け抜けていた。

 

 成功率で言えば40%程だろうか。猫のようにくっきり理解することはできないのだ。

 

「だけど、やっぱりお前は分かりやすいな」

「ブオオオオオオオオ!」

 

 殺意をぶつけられ、その殺意が俺の頭に集まる。ミノタウロスの拳が引き絞られ、砲台の如く拳が発射される―――だが。

 

「当たんねえって…!」

 

 声が震えてるのはご愛敬。何せさっきから一撃必殺な攻撃を生身で避けているのだ。濃厚な死ってやつを感じてさっきから足が笑ってやがるのだ。

 

 避ける事は出来る。普通モンスターは冒険者に対し殺意は持つが怒りは持たない。こいつの怒りは冒険者に向いている為、上で高レベル冒険者にやられて逃げてきたのだと理解できる。

 

 良識持った冒険者なら、低レベル冒険者が多くいる上層にミノタウロスが上がってしまったのだと知ったらすぐに追ってくるだろう。

 

 俺がすべきことは、それまでの時間稼ぎ…いや、違う。そんないつ来るかもわからないものを待っていても不確定要素が強すぎる。

 

 なら、スキを見て逃げる事が先決か。目をつぶしたら逃げれるんじゃないか、と俺は思うが、さて。

 

「って、それもかなりきついか…!」

 

 冒険者になって前と比べるべくもなく身体能力が向上した俺だが、それでもキツイものはキツイ。そもそもミノタウロスはレベル1の冒険者が相対していい奴じゃない。

 

 よけ続けるのも限界があるのに、スキを突いて攻撃?難易度が高すぎる。

 

「ただ、何もしないよりかはマシだ」

 

 俺はジャンプして拳を避けて、その腕を蹴って距離を取る。

 

「ブルアアアアアアア!」

 

 ミノタウロスが追いすがるので、着地した地面をさらに蹴って避ける。まるでプラスチックのように砕け、拳がめり込むダンジョンの地面。

 

 俺はすぐ後ろに着地して、息を整え集中する。

 

「ふー…」

 

 ミノタウロスが突進して拳を振りかざしたのを、俺は後ろに飛んで避ける。拳が地面に突き刺さったので、俺は地面を蹴って前進して、ミノタウロスの腕を駆け上がった。

 

「食らえ!」

 

 そして目にナイフをかすらせる。血が噴き出し、ミノタウロスは悲鳴を上げた。

 

「うおっ」

 

 腕を伸ばして掴んで来ようとしたので、死角へ回り込んでそれを回避する。

 

「よし、目は流石に刃が通るな」

 

 目までナイフが通らなかったらどうしようかと。流石にありえないか。

 

「ブラアアアアアアアア!ガアアアアア!」

『殺シテヤル!殺シテヤルウウウウ!』

 

 もう一方の目をつぶせば逃げる事は出来る。

 

 ミノタウロスが怒りに任せて俺に殴りかかってくる。俺はそれを避け―――ようとして、腹を掴まれた。

 

「は――?」

 

 そして思いっきり壁にぶん投げられる。壁が砕けて身体がめり込む。すさまじい圧に全身の骨がきしむのが分かった。

 

「かはっ」

 

 なんだ今の。なんで避けれなかった?今のははっきりと見えたのに。

 

「ブルァッ」

「―――っ。まさかこいつ…」

 

 フェイント、だと…?さっきまでしてこなかったのに、いきなりかよ…!

 

「くそっ…」

 

 慌てて立ち上がって横に飛ぶ。砲丸の様に突っ込んできたミノタウロスが壁を砕いて土煙に消えるのを見て、距離を取ろうとする。

 

「っと、うおっ!?」

 

 すると俺の頭くらいの岩がすさまじい速度で飛んできて、俺はそれを立ち止まる事で避ける。目の前をカーブしながら通り過ぎて、地面にぶち当たって砕けるそれを見て、息をのむ。

 

「こいつ本当にミノタウロスかよ…!?」

 

 口から垂れる血を拭う。物を投げたフォームのままのミノタウロスが土煙から姿を現した。

 

 ダメージが残ったのか足元がふらつく。こんなんじゃあもう碌に攻撃を避けられないだろう。

 

「はあ…はあ…なめんなよ…!」

 

 こんなところで死んでたまるか。折角女神様に出会って、いろんな人に出会って、楽しくなってきた所なのに。こんな理不尽な死に方、してたまるかよ。

 

「ブラアアアアアアアアアア!」

 

 ミノタウロスが突っ込んでくる。振りかざす拳を俺は大きく後ろに飛んで避けた。しかしミノタウロスには遅く感じるのか、すぐに俺に向けて手を伸ばす。

 

「うおおおおおおお!」

 

 死んでたまるか。そんな思いの元、ナイフを振りかざす。俺の中から何か力が抜けていく感覚がして、ナイフが光り輝いた。何だこれ、と思う暇もなく、俺はそれをミノタウロスの腕にたたきつける。

 

 ナイフは、何故かミノタウロスの皮を食い破り、肉を断った。ミノタウロスが悲鳴を上げる。

 

 そしてナイフが砕ける。暴れるミノタウロスの腕に当たって、俺は吹き飛んだ。

 

「ぐっ…」

 

 地面に倒れ伏し、俺はミノタウロスを見上げた。これで終わりか。いや、違う。まだ生きたい。

 

「うおおおおっ…!」

 

 俺は立ち上がる。しかし武器がないな。なら指を目に突っ込んででも逃げてやろう。そう思って構えて―――。

 

 次の瞬間、ミノタウロスの背中から血が噴き出した。

 

 

「―――けっ。こんな雑魚相手にそのざまかよ」

 

 

 灰になったミノタウロスの背後に、いつの間にかいた男。動物の耳に動物のしっぽを持った、確かウェアウルフという種類の獣人だ。

 

「お前は…誰だ」

「…はっ。雑魚に名乗る名前なんざねえよ。知りたきゃもっと強くなれ、雑魚」

 

 ソイツはそう吐き捨てて、どこかへと行ってしまった。

 

「…なんだったんだ」

 

 いや、だけどそれ以上に言うべき言葉がある。

 

「ありがとう…」

 

 意識がぼんやりとする。どうしよう。俺は膝をついて地面に倒れ伏す。

 

「ちょっとベート!…はあ、私たちの所為なのに、どうしてああいう言い方しかできないかしら、あいつ!」

「大丈夫、君?レベル1なのに、ミノタウロス相手によく頑張ったね。すぐに地上に送るから、今は寝てていいよ」

 

 褐色の肌の女が二人。一人は男が消えていった方を見てぷんすかしていて、もう一人は俺の身体を労わるように撫でてくれる。

 

「誰か知らないけど…言葉に甘え…て…」

 

 俺の意識はゆっくりとブラックアウトしていった。

 

 それにしても、あの男…ベートって名前なのか…。

 

 後でお礼しに…行かなきゃ…な…




追記:ベートってこんなキャラじゃねえな。

お恥ずかしながらこの話の流れに納得できないので書き直す可能性大です。ご迷惑をおかけします。
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