モンスター(な)ハンターが行く   作:夜と月と星を愛する者

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美醜逆転書いてます……意外と設定とかキャラの性格とかを変えなくてはいけなくてきつい…


再会

「「師匠ぉ!!」」

 

2人の男が俺に向けて突進してきた

 

「おい!待て!ぶつか…ゲボォア!!?」

 

2人は減速することなく俺に突撃してきた、1人なら問題なかったが2人同時だと流石に無理だった

 

「師匠もこの世界にいたんですね!」

 

!!?やべぇ!その単語はやばい!

 

「ヴェルダー!その言葉はまずい!……こっちにこい!お前もだゼリオス!」

 

俺は2人の首根っこを掴むと急いでその場を離れた、途中

 

「ヴェルダー?ゼリオス?…誰のことだ?…フィンに向かってヴェルダーと呼ぶなど…しかもあのオッタルにもゼリオスと呼び引っ張っていった……一体何だと言うのだ…」

 

リヴェリアが疑問を呟いていたが、出来るならその言葉は忘れてほしい。そして他の人達もこっちを凝視するな

 

 

 

 

 

 

「し、師匠?一体どうしたのです?」

 

「……ヴェルダーなんだよな?」

 

俺は姿は変わっているが口調も気配もヴェルダーと同じ金髪の小人族に尋ねた

 

「はい!こんな姿になってますが、師匠の一番弟子のヴェルダーです!…そんなことより師匠もこの世界にいたのですね?!探しましたよ!あの世界から師匠が消えて、僕たちは何年も探したんですよ。結局見つけることは出来ず朽ち果ててしまいましたが……ですが!また会えたので嬉しいです!」

 

ヴェルダーは口早に言葉を投げかけた

 

「俺も…師匠とまた、会えて良かった…です…」

 

今度ばゼリオスが、言葉は少ないが、嬉しいという感情を溢れさせながら言葉を発した……よく見れば何故かある耳をピクピクと嬉しそうに揺らしていた

 

「はぁ……俺もまた会えて良かった、しかしお前達もこの世界に来ていたとはな…いつからお前達は来たんだ?」

 

「僕は40年ほど前から」

 

…………………は?

 

「俺は32年ほど前から」

 

………………………………………は?

 

「………は?」

 

「?…どうしました?……そういえば師匠は全く姿が変わってませんね。姿を消した時と同じ姿………ん?……まさか!?」

 

「……あぁ…うん……俺はあの世界から姿を消した時にこの世界から来たんだ」

 

「「………は?」」

 

 

 

 

 

*………は?が多くてごめんなさいby作者

 

 

 

 

 

 

「……え?嘘…ですよね?……だってあれから僕からすると100年近く経ってるんですよ?…………しかもよく考えれば『猛者』…君がまさかゼリオスとは」

 

「…それはこちらも同じだ…『勇者』…お前がヴェルダーとはな」

 

なぜか2人で睨み合ってるが今は気にしない

 

「……そうか、どうやらかなりの時間のズレがあったようだな…」

 

まさか、俺が転移したのは数日前だが、あの世界では何十年と経ち、更にこの世界も40年近くのズレがあって俺はこの世界に来たのか

 

ん?……変だな…ミラはちゃんと俺の事の記憶を消したはずだが…なんで、こいつらは覚えてるんだ?

 

「…ところでだ…お前たち」

 

「はい、なんですか?」

 

さっきまで睨み合ってたのに2人ともこちらを瞬時に振り向いてヴェルダーは満面の笑みで、ゼリオスはいつも通り仏頂面だが、耳はピクピクしてる

 

「お前たちは何故俺を覚えてるんだ?」

 

「……その事ですか…最初は僕たちも師匠のことは忘れてました……弟子失格ですね。師匠の事を忘れるなんて」

 

哀愁漂いながら俯いたヴェルダー

 

「…思い出したのは師匠の事を忘れて、数日後に思い出しました……今は手元に無いですが……師匠が渡してくれたあのネックレスで」

 

……あれか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前達にこれをやる」

 

俺があの世界にいた時、4人でキャンプを張って、焚き火の前で座っている時

 

『これは……ネックレス?』

 

俺は3人に同じネックレスを渡した……あの世界では愛、情熱、勇気、力を示す2つの宝玉……【火竜の紅玉】【雌火竜の紅玉】を嵌め俺らが4人で初めて倒した古龍の【鋼龍の宝玉】を嵌めたネックレスを渡したのだ……

 

『意味は知ってるな?そして俺らが初めて倒した古龍の宝玉だ……それをお前達にやる……』

 

愛はーーー

 

力はゼリオス

 

勇気はヴェルダー

 

情熱は俺

 

『……いつか…俺がいなくなっても。それを見て…俺を俺が教えた技術を知恵を…思い出してくれ。そしてこれは俺らの証だ』

 

そう言って俺は3人に渡したのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それを見たとき、僕たちはまるで霧が晴れたように師匠を思い出したんです……」

 

「……そうか……覚えててくれてありがとうなヴェルダー、ゼリオス」

 

「…あれは師匠がくれた大切な物だから肌身離さず持っていた」

 

そうか、そんなに俺を想っていてくれたのか……師匠名利に尽きるな

 

「それとだ…お前達…俺を師匠なんて呼ぶな。聞けばお前らはどちらもオラリオ最強のファミリアの団長なんだろ?その2人が師匠と呼ぶ奴が現れたら余計なことになるじゃ無いか」

 

「それだったら師匠だって、僕達の事をヴェルダーとゼリオスって呼んでるじゃ無いですか…今の僕の名前はフィン・ディムナです」

 

「俺はオッタル…」

 

転生してるんだから名前が変わるのは当たり前だよな……俺は前世の名は龍人《りゅうと》で、あの世界で名付けられたらリュートだったがな

 

「そうか、だったら余計な混乱を招かないように俺の事はリュートって呼んでくれ」

 

「「無理です(だ)」」

 

「即答かよ!?」

 

「最低でもさんは付けさせてもらいます」

 

「なら俺は兄者と呼ばせてもらう」

 

この2人は……

 

「…はぁ、わかったそれでいい」

 

少なくとも師匠よりはマシだろ

 

「まだ話したいことはあるが、そろそろ戻ろう。人々の目がだんだん痛くなってきた」

 

もう殆どの人がこっちに目線向けてるよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フィン…さっきリュートがお前の事をヴェルダーと呼んでいたが、あれはどういう事だ?しかもお前もリュートの事を師匠と」

 

早速来やがった

 

「あはは…気にしないでくれリヴェリア。昔リュートさんに稽古疲れもらった時があったからその時の癖で師匠って呼んだんだ、ヴェルダーはその時の偽名さ」

 

よし、なんとか適当な嘘で誤魔化せるかな?

 

「……そうか」

 

ところでだ……さっきから俺に凄い熱っぽい視線を浴びせてくる服装が薄い子がいるんですが……

 

「…リュートさん……」

 

やだ、凄く艶かしい……ちょいと胸部装甲が薄いが、そして俺を凝視する4名……金髪のエルフと茶髪のエルフ×2、金髪のヒューマン……俺が何をした?……あ、暴れましたね…テヘ☆

 

「し……んん!リュートさん…そろそろ戻ろうか…僕たちの主神にも会わせたいから」

 

ヴェ…フィンの主神?……確かロキだったな?悪戯の神やラグナロクで有名な神ですね……どんな感じだろうか……やっぱり

 

『グハハハ!!このオラリオもいずれ終焉をむかえさせてやるぅ!』野太い声

 

的な感じかな?……斬るか

 

「わかった、俺の主神達もいいかな?」

 

ミラとルカとアスも連れて行かねぇと

 

「主神というと…リュートさんの後ろにいる白髪の人かな?黒髪の人と紅い髪の人たちは……主神の姉妹かな?顔似てるし…まぁ、大丈夫だよ」

 

それから俺たちはオラリオの住人や他の冒険者の人たちから尊敬、憧れ、恐怖、奇異などの視線を浴びながら移動していた

 

「………でだ、フィン」

 

「……なにかな?」

 

俺とフィンがなんとも言えない雰囲気を出しながら後ろにロキ・ファミリアの団員達+αを連れながら俺は自分の右腕を見た

 

「…ん?どうしたの〜?」

 

さっき俺に凄い艶っぽい視線を向けながら首を傾げるアマゾネス……ティオナ・ヒリュテ

 

そしてそれを凝視するフィン、歯をギリギリしながらこちらを見るミラとルカ、呪い殺しそうな黒いオーラを出しながらこちらを無表情な顔で見つめるアス……何故か俺をずっと見つめる金髪の子、そしてそれを見て苦笑する他の方々

 

「そういえば、ギルド職員と豊饒の女主人の店員がなんで一緒にいるんだい?」

 

ん?……あ、ちょっと耳が短いエルフと金髪のエルフの事かな?

 

「え、えっと…わ、私はギルド職員としてこの人を見極めなくてはいけなくて」

 

「……私はお礼は言いましたが、流石にお礼だけじゃ感謝しきれないので何か役に立たないかと思い」

 

へぇ…うん、まぁオラリオの最強の冒険者達が負けた相手を倒した人が危険だとは思うけどさ……ちょいと心にくるな。そしてエルフさん…特になにもないですね

 

「変だね。ギルドはそんな事しないはずだけど?」

 

「う!」

 

あら?そうなんだ

 

「はぁ…正直に言ったらどうだ、エイナ」

 

「……はい……」

 

おや、こちらに近づいてなにかな?

 

「えっと……リュートさん……あ、ありがとうございました!」

 

「………うん。どういたしまして」

 

「ッ!」//

 

「…(流石師匠、あの世界では裏で『リュートさんに踏まれ隊』『リュートさんに見下され隊』『リュートさんに抱かれ隊』などなどやばい団体が出来てるほどだね……全く、師匠はいつも女性に対して節操が……ブツブツ)」

 

「…あの」

 

うん?

 

「えっと、君は?」

 

さっきからこちらを見つめてた金髪の子が話しかけてきた

 

「アイズです。その……えっと……」

 

……う、うーん…なんだろうか…

 

「……私を…鍛えてくれませんか?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うん?

 

「……えっと、アイズ?それはリュートさんの弟子になりたいってことかな?」

 

「…うん…リュートの剣、綺麗だった…鍛えてもらえれば…私は…強くなれる……それに……」

 

それに?

 

「…や、やっぱりなんでもない!」

 

……うーん…あ、もしかして狩技の事かな?…色々とやばい狩技も作ったけど…まぁ大丈夫でしょ、この子なら

 

「うん、いいよ。鍛えてあげる」

 

「ほ、本当?」

 

やだ、美少女の上目遣いとか結構きます!

 

「本当」

 

「よかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?そういえばゼr…オッタルは?」

 

「あれ?そういえば見かけないね…」

 

いつのまにか消えていたオッタル……用事かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フレイヤ様!ご無事ですか!?」

 

ここはバベルの塔の最上階、オッタルはそこに来ると窓に手を当て、どこかを見つめている。美女がいた、彼女はこのオラリオの2大派閥の1つ、フレイヤ・ファミリアが主神フレイヤ

 

「ねぇ、オッタル」

 

「はい」

 

「彼…なんていうの?」

 

「彼と、申しますと…師s…兄者の事でしょうか?」

 

「兄者?…彼、猪人には見えないけど」

 

「兄者は私を鍛えた恩人です」

 

「そうだったの……欲しいわぁ…見たことのない魂、透き通っているのに黒く明るい。まるで夜に輝く月のように…英雄のように赤く情熱的で、戦士のように荒々しくて、優男のように蒼く……そして、私たち神のように神々しい魂……あの男から救ってくれた彼にお礼を言いたいし今度会って見ましょう。そして彼を私の側に……」

 

「…(師匠…流石に美の女神まで惚れさせるのはまずいと思います)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、俺なにもしてないが」

 

「うん?どうしたの?」

 

「いや、なんでもない……それと…当たっているのだが…」

 

「うふふ…当ててんの」

 

まさか現実でその言葉を聞くとは!!

 




……魂の表現がちょいと難しい……主人公がフレイヤと会う時までもっと詳しく説明できるように精進します

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