この世で最も強いと思っていた親友が、殺された。
彼の死に、古い付き合いであったガジンは親友を殺害した者を突き止めようとする。
そしてひとつの事実を突き止めた。皇国の禁忌である存在、『竜』が深く関わっていたのだ。
ガジンは、皇国で強力な権威を持つ者、〈八竜槍〉として禁忌指定されている『竜』について調べ上げていく。
そこには建国神話にもあらわれていた、恐ろしき一族の存在があった。
ときを同じくして、深い森に閉ざされた小さな村に住む『語り部』の少年、リュウモに旅立ちが迫っていた。
『竜』を知り、共存する一族。その使命を果たすために、リュウモは故郷を出る。
二人の出会いは、やがて皇国に大きな波紋を広げていく。
『竜』に纏わる者達が織りなす和風ファンタジー、開幕――!
※この作品は、小説家になろう、カクヨムでも公開しています
彼の死に、古い付き合いであったガジンは親友を殺害した者を突き止めようとする。
そしてひとつの事実を突き止めた。皇国の禁忌である存在、『竜』が深く関わっていたのだ。
ガジンは、皇国で強力な権威を持つ者、〈八竜槍〉として禁忌指定されている『竜』について調べ上げていく。
そこには建国神話にもあらわれていた、恐ろしき一族の存在があった。
ときを同じくして、深い森に閉ざされた小さな村に住む『語り部』の少年、リュウモに旅立ちが迫っていた。
『竜』を知り、共存する一族。その使命を果たすために、リュウモは故郷を出る。
二人の出会いは、やがて皇国に大きな波紋を広げていく。
『竜』に纏わる者達が織りなす和風ファンタジー、開幕――!
※この作品は、小説家になろう、カクヨムでも公開しています
一話 黒き兆し | |
ニ話 襲撃者 | |
三話 語り部の少年、リュウモ | |
四話 一族の使命 | |
五話 皇国、二つの民 | |
六話 叡智の蔵 | |
七話 弔い、変転 | |
八話 細い糸を手繰って 前編 | |
八話 細い糸を手繰って 後編 | |
九話 炎路の旅立ち 前編 | |
九話 炎路の旅立ち 後編 | |
十話 外界 | |
十一話 すれ違い | |
十二話 集落での戦い | |
十三話 コハン氏族 | |
十四話 川の民 | |
十五話 急転 | |
十六話 二人の邂逅 | |
十七話 皇都 | |
十八話 帝への謁見 | |
十九話 奔走 | |
二十話 離反 | |
二十一話 皇都脱出 | |
二十二話 襲撃、再び | |
二十三話 〈竜峰〉への手掛かり | |
二十四話 夢 | |
二十五話 宮廷狂騒 | |
二十六話 譜代 | |
二十七話 道中 | |
二十八話 波 | |
二十九話 外様 | |
三十話 掟 | |
三十一話 良心 | |
三十二話 追跡者たちの事情 | |
三十三話 恐ろしき〈竜域〉 | |
三十四話 〈竜域〉での探り合い | |
三十五話 〈八竜槍〉、二人 | |
三十六話 禁忌を探る者 | |
三十七話 〈八竜槍〉足り得る者 | |
三十八話 〈八竜槍〉イスズ | |
三十九話 〈禍ツ竜〉 | |
四十話 〈目覚めの時〉 | |
四十一話 目覚めた力 | |
四十二話 北の領主 | |
四十三話 領主の胸中 | |
四十四話 転がり出た真相 | |
四十五話 宣告 | |
四十六話 背負わされるもの | |
四十七話 還りし槍 | |
四十八話 北へ、北へ | |
四十九話 竜域進行 | |
五十話 竜蛇の試練 | |
五十一話 最強対最強 | |
五十二話 終点へ | |
五十三話 最後の試練 | |
五十四話 使命の終わり | |
最終話 終幕 |