フリーザが手をかざすと、中年デブホモ眼鏡の課長の体は、ゆっくりと浮かび上がった。
「やッやめなさいフリーザーーッ!!!!!」
るりまが叫ぶと、フリーザはにっと笑みを浮かべ、そして――
「おまんこ壊るるーーーーッ!!!!!」
ドーン。
課長は断末魔と共に、体は内側から火をふき、爆発した。
るりまは目を見開き、空を見つめる。課長のいたその場所には、チリ一つ残されていなかった。
課長は一度も死んではいないが、汚すぎるデブホモのため、シェンロンは生き返らせてくれない。
その事実に絶望し、全身をガタガタとうち震わせていると、
――プツン。
頭の中で何かが切れる音がした。
「イクゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!」
るりまの全身から凄まじいエネルギーが溢れだし、それが大気を揺らし、潮を吹いた(感情が爆発しているという意味の比喩表現であり、これを卑猥な意味ととらえる人は頭の中がピンク一色の性欲お化け。よって、もしこの表現に対しUNEIが注意勧告をしたとするならば、それはUNEIがまともな性教育を受けていない中学生並の頭か、UNEIというユーザーを公平に見るべき立場にあるまじき、私に対する個人的な憎悪による攻撃である。Q.E.D証明完了)。
課長の死、その怒りが、るりまへ大きな進化をほどこした。
「私がオマンコしてやろうかーーー!!!!フリーザーーーーッ!!!!!」
覚醒したるりまに、フリーザは一瞬だけ戸惑いを見せるも、すぐさま攻撃に転じる。
「フン!確かるりま姉貴とかいったか。何が起きたかは知らんが、すぐに木っ端微塵にしてやろう、あのデブホモのように」
フリーザが人差し指を上にあげると、その先に禍々しく光る黒い球体、デスボールが作られた。
「あのデブホモのように?……課長のことか……」
さらに激昂したるりまは、その力を激発させる。「姉貴っていうなッーーーーーーー!!!!私は貴殿方の『姉貴』ではありませんッッッ!!!」
「死ねぃ!」
フリーザが腕を振ると、デスボールはるりまに向かい、一直線に飛んできた。
「こんなものッ!!!!」
その咆哮とは裏腹に、るりまはまるで蝿でも払うかのような軽い動作で、そのデスボールを下にはじいた。
ナメック星の地面に激突したデスボールは、周囲一帯の土地を砕いた。その割れ目に海が流れ込むと、いたるところから地下に眠っていたマグマが噴き出し、海を蒸発させていく。
「き、貴様なにをしている」
フリーザーは狼狽しながらそう聞いた。簡単にデスボールをはじかれたこともさることながら、るりまが守るべきナメック星を自ら壊そうとしていたからだ。「もう終わりだ、この星はもうすぐ消える。そのときに死ぬのはお前だ、私は宇宙空間でも生きられ――」
「やかましいですよッ!!!」
ヒステリック女特有の有無を言わさない返答と共に、るりまはフリーザの背後に瞬間移動する。
「なにッ!」
咄嗟に振り返るフリーザ。だが、反撃も間に合わず、いつの間にかるりまの手に握られていた日本刀が、横に振られた。
胴と左腕が切断され、そのまま地面に落ちる。
負けを悟ったフリーザは地面に突っ伏しながら、歯を食いしばった。
「くっくそう。この私が、こんな地球のボイスコごときにいっ」
「貴方はこの星と運命を共にするのですね。では私はこれで」
そういって去ろうとする、るりまの背中に「ま、まってくれ」とフリーザは語りかける。
「た……たの……む…………た……たすけて…………たす……たすけて……くれ……」
「勝手なことをいわないで!!」
るりまは振り返り、フリーザに言い放つ。「貴方はそうやって命乞いをしたものを、なん人、殺してきたというのですかっ!!!!」
「た……たの……む……」
相手は課長を殺した憎しみの対象。だが、それでも、清純で優しい心を持つ、るりまはフリーザを見捨てることができなかった。
ポケットから取り出したアイフォンを、フリーザのそばに置く。
「中にはるりまでオナろう隠語ロイドが入っています」
「え、なにそれは」
「貴方ならその体でも、これで充分動けるはずです。あとは勝手になさい……!」
そういって、空へと飛び立っていくるりまを尻目に、フリーザはアイフォンを手に取り、イヤホンを耳につけた。
――わすれもの、わすれもの。あれ、童貞ちんぽこ先生まだいたんだ。ん、なんだこの匂いは?んん〜?これは……精子、精液、ザーメン、ザー汁、キンタマ汁、赤ちゃん製造ミルク。さては、ちんぽこしこってたな?一人でオナニーかわいそう、ちんぽこかわいそう。わたしがおまんこしてやろうか?おまんこだよっ。おまんこなかだしオーケーだし。本当だよ?コンドームなんかしなくていいんだよ?生ちんぽこ、おまんこにぶっさせるんだよ?からかってないよ、ほんとう日本刀。じゃあ、今から服脱ぎます!――
フリーザはナメック星と共に滅んだ。