「〈
右側に浮遊している短銃を手に取り、
それからその短銃を放ると、元の位置にそれは収まる。
「〈
本来は不可能な
〈
だが澪真の霊力を手にしている今の狂三ならば『闇の粒』に触れたとて死ぬことはない。
被弾覚悟の狂三の刺突による突貫は――神速の域に到達した。
「〈
澪真は幾本もの〈
だが『根』の障壁は、神速の刺突を止めるどころかその勢いを殺すことさえ出来なかった。
幾本もの『根』の障壁を貫き、
澪真は僅かに上体を反らすことで狂三の神速の刺突を躱す。
完全には躱せなかったのか、狂三の刺突は澪真の霊力の膜と〈
⋯⋯!今のわたくしならば、崇宮澪真に通用する――!
確かな手応えを感じて笑みを浮かべる狂三。
「貫け――〈
澪真が幾本もの〈
狂三は『根』を躱しながら澪真に神速の刺突を見舞う。
頬を、腕を、肩を掠めて澪真の霊力の膜と
「きひひひひひひ、どうしましたの崇宮澪真!避けてばかりではありませんの!」
「⋯⋯図に乗らない方がいいよ、トキサキクルミ」
澪真は狂三の猛攻を躱しながら右手を振るった。
次の瞬間、狂三の足元から無数の〈
「〈
狂三は左側に浮遊している短銃を手に取り、自分のこめかみに撃った。
そして――無数の『枝』は狂三を串刺しに出来なかった。
無数の『枝』は狂三の身体に当たる寸前で止まってしまっているのだ。
澪真は眉を顰めてその原因を言った。
「【
「ええ、ええ、その通りですわ。【
確かに空間を統べる魔王の能力なだけあって強力だ。
狂三の言う通り、〈
澪真は溜め息を吐くと、
「⋯⋯本当は二体の魔王だけでクルミを殺すつもりだったけど――やめた。⋯⋯他の魔王達も遠慮なく使うとしよう」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯え?」
狂三は間の抜けた声を洩らす。
⋯⋯他の魔王達
まさか――
「〈
澪真がそう言った刹那、〈
そして一歩踏み出した澪真が――狂三の眼前に現れる。
「⋯⋯くっ!」
澪真の
「か、はっ⋯⋯!」
吹き飛ばされて〈
激痛に顔を顰める狂三は、澪真を睨みつけ、
「〈
再び澪真の『翼』の一枚が暗く輝き、狂三の眼前に
「⋯⋯ッ!?」
狂三は慌てて右に転がり込むように避けることで、澪真の神速の拳を躱した。
なのに澪真の
魔王〈
だとしたらかなり厄介な相手に違いないだろう。
狂三は立ち上がって〈
澪真は狂三の纏っていた空気が変わったことに気が付き笑う。
「ふふ。ようやく誰と殺し合ってるのか理解したようだね。わたしの霊力を手に入れたからといって、わたしに勝てるとは思わないことだ。母様の娘を舐めてかかったら痛い目見るよ?」
「⋯⋯そうですわね。あなたに通用することを知って少し調子に乗っておりましわ。けれどもうわたくしは、わたくし自身の力を過信致しません」
「うん、いい心がけだ。では続けようか――【
「⋯⋯!」
狂三は注意深く澪真を観察する。
〈
⋯⋯左側の下から三番目の『翼』が暗く輝いている。
そして澪真の視線の先は――わたくし。
けれど真正面は先程わたくしが対応出来ましたわ。
なら
「真後ろ、ですわね!」
「⋯⋯え?」
跳んだ先に銃口を突きつけられて驚く澪真。
わたしの
けれど【
一体どうやって突き止めたというのだろうか。
「ドンピシャ、ですわね――【
「⋯⋯!【
澪真の左側の下から三番目の『翼』が暗く輝く。
狂三の
舌打ちする狂三はもう一度澪真に歩兵銃の銃口を向けるが、
「〈
「――ッ!」
澪真が〈
「【
狂三は自分を貫こうとしてきた『根』に
「【
更に狂三は短銃を澪真に向けて撃って、澪真に突き刺さる。
そして――澪真の動きが鈍くなった。
まるで
だが流石は始原の精霊崇宮澪の娘といったところか、スローモーションとまではいかないらしい。
それでも
「⋯⋯っ!」
狂三の歩兵銃から放たれた影の弾丸が、澪真の左肩を撃ち抜いた。
澪真の纏う霊力の膜と
左肩に出来た風穴から鮮血が噴出する。
苦痛に顔を顰めながら左肩を押さえ、笑みを浮かべる澪真。
「見事だ、トキサキクルミ。撃った対象に
「ええ。〈
冷や汗を流しながら言う狂三に澪真は頷く。
「うん⋯⋯正確には十四体だけどね。それと右側の一番上の『翼』は能力のみの行使は出来ない。この魔王だけは
「な⋯⋯!?」
愕然とする狂三。
あと十四体の魔王を行使出来る澪真。
流石は始原の精霊崇宮澪の娘なだけあってデタラメが過ぎる存在だった。
澪真は「ふう」と息を吐き、
「〈
「⋯⋯ッ!」
澪真の左翼の下から三番目の『翼』が暗く輝く。
澪真の
狂三の
てっきり別の魔王を行使するのかと思ったが、そもそもそんな必要はないということか。
【
【
【
【
攻めるに攻めきれないこの状況に歯噛みする狂三。
わたくし一人では、後一歩が届きませんの⋯⋯?
この場に紗和さんが、紗和さんが居て下されば――
と、その時――狂三のすぐ傍の空間に穴が開いた。
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯え?」
そしてその穴――否、【
「狂三さんに呼ばれた気がしたので来ちゃいました」
狂三と同じ
その双眸も狂三と同じ右は金色、左は薄青の時計盤。
これを意味するのは――紗和も狂三と同じで天使と魔王を同時に行使出来るということだ。
いや、それよりも。
「さ、紗和さん!?身体はもう平気ですの!?」
「え?あ、うん。さっきは狂三さんに霊力ゴッソリ持ってかれて気絶しちゃったみたいだけど、もう大丈夫ですよ」
この通り!と右拳を作り天高く掲げてみせる紗和。
どうやら狂三の心配事は杞憂だったようだ。
少し離れたところに移動した澪真が言う。
「ヤマウチサワの霊力はわたしが供給し続けているからね。わたしがその供給を断たない限り霊力が尽きることはない。そして――サワはクルミとキスしたことで目には見えない『
「⋯⋯!?」
「そうなんだ。つまり私だけでなく狂三さんも、澪真さんの霊力を使いたい放題なんですね」
「まあ、そういうことになるね。そうじゃなかったら二人とも、この〈
「え?何それ凄く怖いんだけど!?」
紗和が堪らず叫ぶ。
それだけこの世界は異質な場所なのだろう。
もし澪真の霊力を持たないものがこの世界に入ってしまったら――あらゆるものを失った真っ白い存在に、『
と、澪真の身体の至る所に傷があることに紗和は気づく。
「⋯⋯狂三さんが一人で澪真さんに傷を負わせたんですか?」
「ええ、まあ。とはいえ殺すにはまだ一歩及びません。ですので」
「うん。じゃあ澪真さんを倒そう――二人で」
「⋯⋯!ええ、勿論ですわ。共に崇宮澪真を倒しましょう」
頷き合い、狂三と紗和は〈
澪真は〈
「【
狂三は
「〈
狂三の神速の刺突を、澪真は剣のように研ぎ澄まされた〈
続けざまに繰り出される狂三の連撃を【
「貫け――〈
澪真は狂三の攻撃を【
「【
紗和は
「なるほど、良い連携だ。これならどうかな?〈
澪真は両手を前に突き出すと、虚空に手の平大の球体を顕現させた。
それは極死の蕾で、球体は一瞬にして花開くと、その中心から紗和目掛けて、一直線に暗く輝いた闇の光線を放った。
澪真の霊力を供給されている紗和とはいえ無事では済まないだろう。
「【
迫る闇の光線を紗和は、
それと同時に、狂三が【
すると澪真の周囲の空間が撓み隙間が発生し、その中へ澪真を閉じ込めた。
「――〈空隙の檻〉」
狂三はそう言い、更に〈時喰みの城〉で〈空隙の檻〉を覆い尽くす。
影で覆うことでこちらの行動が相手に見えないようにするためだ。
それから狂三はその場から離れる。
選手交代、紗和が〈空隙の檻〉と〈時喰みの城〉の二重結界に捕らえられている澪真に狙いを定める。
「【
それは剣でありながら弾丸、弾丸でありながら剣。
一直線に飛んだそれはマッハ一〇を超える凄絶な速さに加え、
まさに光の如き速さで〈空隙の檻〉と〈時喰みの城〉の二重結界ごと、澪真を、〈
「――ふむ、先のは危なかった」
「「!!?」」
⋯⋯だが、澪真は仕留め損なったらしい。
【
紗和の反撃を受ける前に、澪真の神速の手刀が紗和の首の後ろを打ち、紗和を気絶させる。
「紗和さん!?」
「君も寝る時間だ、トキサキクルミ」
「⋯⋯っ!」
狂三は声のした方に振り向くが、澪真の姿はなく――首の後ろに強い衝撃を感じて意識が飛びそうになる。
それをどうにか踏ん張った狂三が、短銃で澪真の脇腹を撃ち抜いた。
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯へえ」
「き、ひひ、ひひ。最後に、一発⋯⋯ブチ込んで、差し上げ、ました⋯⋯わ⋯⋯」
そうして狂三の意識も闇に沈む。
最後の最後にしてやられた澪真は、撃たれた脇腹を手で押さえながら笑みを浮かべる。
「――まあ、さっき
〈
霊力の網の上に紗和と狂三を寝かせる澪真。
響が心配そうに駆け寄ってきた。
「くるさわさん!」
「⋯⋯?なんで一纏めにして呼んでるのかな?」
「私響はくるさわファンクラブ第一号のものですので!」
「???⋯⋯まあ、別にいいけれど。さて――【
澪真の左翼の下から三番目の『翼』が暗く輝き、
そして――
「――ッ!!?戦いはどうなりましたの!?」
まず狂三が飛び起きる。
「――ッ!!?逃げて狂三さん!」
紗和も悪夢でも見ていたのかそんなことを叫びながら飛び起きる。
「やあ、二人とも。気分はどうかな?」
澪真が狂三と紗和に声をかけると、
「⋯⋯!?崇宮澪真!」
「⋯⋯!?下がって、狂三さん!」
警戒する狂三と紗和に、澪真は溜め息を吐く。
「⋯⋯勝負は君達の勝ちだよ」
「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯は?」」
「は?ではない。君達を殺さずにこの場所に戻ってきたのが証拠じゃあ不十分かい?」
「⋯⋯え?」
「⋯⋯私達の勝利ってことは、澪真さんは一度死んだんですか?」
「うん、見事に殺されたよ」
「え?」
「そうなんだ。てっきり間に合わなかったのかと思いましたよ」
「え?」
「あんな速度で飛んで来たら【
「それもそうだね」
「ちょ、ちょっとお待ちを!」
澪真と紗和の不自然な会話に待ったをかける狂三。
紗和と澪真は「ん?」と不思議に思い狂三を見た。
「崇宮澪真が一度死んだ、ですって?」
「「うん」」
「ではそこにいるあなたは崇宮澪真ではないんですの!?」
「いや、わたしはタカミヤレマだけれど」
「は?ご冗談を!死んだはずのものが復活するわけがありませんわ!」
「⋯⋯狂三さん。その気持ちは分からないでもないんですが、澪真さんはですね――殺しても死なないんですよ」
「は、はあ!?」
「はいはーい!私は澪真さんの死を三回も見てます!」
「な⋯⋯!?」
響の発言を聞いて言葉を失う狂三。
殺しても死なない精霊ですって!?
【
そんなの、どうやって殺せるというんですの!?
澪真のデタラメ加減に拍車がかかったような気がした。
苦笑しながら
「何はともあれ、『わたくし』と紗和さんが澪真さんを一度殺したのは事実ですわ。そしてこの世界で
「「「え?」」」
「うん。ここまでの道のりは本当に長くて⋯⋯永くて。永遠とも思える時間を、やり直しを繰り返してきた」
「⋯⋯やり直し?」
「そうですわね。『わたくし』と紗和さんが澪真さんと殺し合ったのは、それはもう数え切れないほどありました」
「「「!!?」」」
思わず耳を疑った。
この戦いは一度だけではなく、数え切れないほど行われていたことに。
そして、この戦いだけが違う結末を迎えたということに。
「けれど、トキサキクルミとヤマウチサワが覚醒してわたしを殺したことで、わたしに殺されるはずだった運命を覆し、永遠と思われた不変の事象は砕かれた。これでわたし達はようやく、
「ええ。ですがその前に『わたくし』達に、澪真さんとわたくし達の
「うん。別に隠しておく必要もないからね。それにわたし達のこれまでを『識る』ことで、協力してくれるようになったら儲けものだ」
時崎狂三が自分の悲願を放棄して協力してくれる可能性はないに等しいが、打てる手は打っておくべきだと判断したのだろう。
「分かりましたわ。⋯⋯澪真さんの許可がおりましたので、これから『わたくし』と紗和さん、響さんの三人には、澪真さんと『わたくし』達のこれまでを見ていただきます。拒否するのであれば今のうちに申し出てくださいまし」
「⋯⋯よく分かりませんけれど、崇宮澪真を『識る』機会が得られるのであれば、喜んで承りますわ」
「⋯⋯そうですね。私も狂三さんと同じ気持ちかな」
紗和も同意し。
「それって澪真さんのあれやこれやが知れるんですね!?なら是非とも教えてくださいお願いします!!」
興奮しながら響が言ってくる。
くるさわファンクラブ第一号って言ってなかったっけ?と苦笑する澪真。
満場一致で三人は澪真のこれまでを知りたいようだ。
「では、参りますわ。〈
計三発の
本来、撃った対象の記憶を伝える弾のため、自分ごと相手に当てる必要がある。
だが
そしてその影の弾丸を受けた狂三と紗和、響は意識を闇に沈めた。
崇宮澪真が最初に【
この時間軸を選んだのは、とある精霊を救って欲しいと、
そのとある精霊の名は――■■■■■。
その■■という精霊は、この時間軸で消滅してしまう存在らしい。
消滅⋯⋯ああ、母様が
だからわたしの中には、
〈
遥か上空、幾重にも重なる花弁を誇る、巨大な花。
その中心には、少女のような形をした柱頭が、祈りを捧げるかの如く鎮座していた。
⋯⋯あれは――〈
そして周囲にばら撒かれてる『光の粒』は、万物を殺める『死』そのもの。
なるほど、この惨状を作り出したのがあの天使の権能ならば頷けるね。
そう、その『光の粒』は触れた対象は有機物無機物関係無く死ぬし、霊力や魔力を持たないものは近づくだけで死ぬ。
死屍累々とはまさにこの状況を表す言葉に違いない光景が広がっていた。
しかし、その『光の粒』は澪真を殺めることは出来ないらしい。
無害というわけでもないが、
だがこの世界に顕現しているのは〈
硝子を思わせる無機的な表面。
空を仰ぐように広がった幾つもの枝葉。
幹の一部の裂け目から、
そしてそれを中心に広がっていく白と黒とで構成された、モノクロの世界。
方眼紙のように整然と区切られた地面に、ブロック状の段差が連なり、漆黒の空がそれを睥睨している。
⋯⋯〈
母様の『
あんなものが相手じゃ、勝ち目なんてあるわけないよね普通に。
そう、あの『
あそこで彼女に敵うものはまずいやしないだろう。
と、澪真に直接語りかけるものがいた。
『――もうすぐ崇宮澪が〈
「うん。分かってるよ、未来のクルミ。■■■■■■■の力は、わたし達の『計画』を成功させるには必須だからね」
『⋯⋯幸運を祈りますわ』
未来の時崎狂三はそれだけを言い残して沈黙する。
時間が無いのならば急がねばなるまい。
澪真はすぐさま行動に移した。
「〈
〈
すると突如、目の前の虚空に孔が『開き』、澪真はその中へと入っていくと、
「――【
「⋯⋯なに?」
まさに■■と澪が戦っている最中だった。
澪真は孔の中からその様子を覗き見て、目をキラキラと輝かせる。
⋯⋯え?何あれかっこいい!【
澪真の中に無い力ゆえか、子供のように(子供だが)はしゃぐ。
と、興奮してる場合ではないことに気が付き、澪真は孔から飛び出した。
金色に輝く玉座の鎧を纏った■■は、〈
「な――」
「はああああああああああああ――ッ!」
■■が〈
そしてその勢いのまま剣を振り下ろし、
「――母様には、
■■の剣撃が無効化された。
「何!?」
「⋯⋯え?」
予想外の出来事に驚愕する■■。
澪は自分のことを〝母様〟と呼んだ謎の声に困惑する。
目の前にいる■■以外、私の娘達は死んでしまったはず。
他ならない、私が彼女達の命を奪ったのだから。
では一体誰が?まさか私の与り知らない新手が⋯⋯?
と、〈
「――は?なんだありゃあ!?」
見たことのない存在を目にし叫ぶ。
「ぬ?どうしたのだシドー!まさか澪に仲間が――ッ!?」
■■が士道の見上げている視線の先へ目を向けて、その圧倒的存在感に言葉を失う。
「⋯⋯君は一体、何者なんだ?」
澪は、自分と
士道、■■、澪の視線が澪真に集中する。
六対十二枚の光り輝く『翼』を背に生やした澪真が、
「初めまして。わたしは母様と父様の未来の娘、崇宮澪真だよ。そしてこれから――世界を改変して
「は?」
「ぬ?」
「え?」
澪真の自己紹介に士道、■■、澪は目を丸くし。
「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――ッ!!?」
士道の渾身の叫びが天宮市に響き渡るのだった。
紗和フレンドはこれで終了です!
この話の続きとなる澪真と未来の少女達の永遠に等しいやり直しの回、澪真ウロボロスは乞うご期待となります。
次回は時間を少し遡って蓮パートナー
「⋯⋯それで、自分はこれから何をすればいいんだい?」
「レマのパートナーになってほしいんだよ。――悪役として、ね?」
「お疲れ様、もう一人のわたし」
「ようこそ、澪真ちゃんの世界――第一一領域へ!私はここの管理を任されてる一人の園神凜祢。⋯⋯正確には『未来の園神凜祢』だけどね」
オリジナル設定の説明
〈輪廻聖堂(ルシフェル)〉の六対十二枚の『翼』のうち、光り輝いた一枚の『翼』の能力、権能が行使可能。なお、天使の顕現は不要。
〈輪廻楽園〉 〈万象聖堂〉
〈絶滅天使〉 〈囁告篇帙〉
〈刻々帝〉 〈氷結傀儡〉
〈灼爛殲鬼〉 〈封解主〉
〈贋造魔女〉 〈颶風騎士〉
〈破軍歌姫〉 〈■■■〉
左翼の一番下の天使〈鏖殺公〉だけは未来の■■■■■から力を借りてかつ天使も顕現せねば扱えない。
〈 (アイン)〉を行使する際は全ての『翼』が光り輝く。
〈永劫祭壇(ルシファー)〉の六対十二枚の『翼』のうち、暗く輝いた一枚の『翼』の能力、権能が行使可能。なお、魔王の顕現は不要。
〈輪廻聖堂(ルシフェル)〉と違うところは位置がひっくり返ってるところ。
〈■■■〉 〈滅誘歌姫〉
〈豪嵐騎士〉 〈変幻魔女〉
〈外掛主〉 〈昏冥殲鬼〉
〈凍寒傀儡〉 〈狂々帝〉
〈神蝕篇帙〉 〈救世魔王〉
〈極死祭壇〉 〈永劫瘴獄〉
右翼の一番上の魔王〈暴虐公〉だけは〈永劫祭壇(ルシファー)〉の【創】で生み出して顕現せねば扱えない。(未来の黒いお姉さんが澪真を警戒してるため、力を貸さないらしい)
〈■■■(ケメティエル)〉を行使する際は全ての『翼』が暗く輝く。
原作でも未登場な魔王達は対応の天使を行使する少女達の回にて登場予定なので名前だけでも先出ししておきます。
〈昏冥殲鬼〉は設定集でチラっと紹介されてたりしますが。
設定集もそろそろ整理しないとですね、色々変わってたりオリジナル設定追加したりしてますし。
〈空隙の檻〉、読み方はくうげきのおり。
〈狂々帝(ルキフグス)〉の能力の一つ。
撃った対象を中心に空間が撓み、隙間を発生させその中へ閉じ込める能力。
本来は脱出不可能な檻。
未登場の能力の説明。
【牡羊の弾】、読み方はタレ。
撃った対象を中心に空間を広げる弾。
空間拡張による距離の延長は、相手の攻撃が当たらないのではなく届かないようにすることが出来る。
一瞬で距離を零にする類の能力とは相性が悪い。
例は【巨蟹の剣】による距離の短縮、【山羊の剣】による瞬間移動など。
【魚の弾】、読み方はドゥギーム。
撃った対象に負荷を加える弾。
まるで水の中にいるかのように動きが鈍くなる。
本来は【二の弾】の時間減速のように動きがスローモーションのようになるため、喰らえば回避不可能と言っていいほど強力。
負荷を無視出来る【牡牛の剣】や時間加速の弾【一の弾】などで相殺可能。