魔法科高校の魔宝使い ~the kaleidoscope~   作:無淵玄白

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やっばいわー。複数アプリの夏イベントで回り切れない。何より―――ロストゼロで水着リーナがさっぱり当たらない(涙)

フレンドのみんなが手にしているのがすごく妬ましい。

そんなこんなで新話お送りします。


第142話『狐が来たりて笛を吹く』

 休日明けの月曜日。

 

 間もなく、横浜論文コンペティションが行われる日に、全ての人間たちが追い込みをかける。まぁこの日にちに至るまでに、八割方を終えていなければマズいのだが……。

 そんなわけで、論文コンペのメンバーの一人は、休日登校の際のことと、その翌日の日曜日に関して、根掘り葉掘り聞いてきやがったわけである。

 

「成る程、つまり浅野先輩の見舞いに行ったらば、そこには渡辺先輩とエリカの兄貴(次男)もいて、さらに言えば一色愛梨の『姉貴』とも出会い―――、不意のサーヴァント・魔術戦闘を行った、と」

 

「華蘭さんとの出会いは予定外で、後半も想定外だったがな」

 

「想定外など想定内の人生(マイライフ)を歩くダーリンで、休まる暇が無いわ」

 

 重箱の絢爛豪華な料理を摘みながら、集まったメンツが話し合うことなど、そんなものである。

 口中の鮮やかさとは、実に真逆の殺伐とした事態に苦笑いを隠せない。

 

「戦闘自体は痛み分けになった上に、フェイカーは今だに現界中だ……」

 

「そこはどうでもいいな。問題はお前が―――『一色の姉貴』を侍らせてリーナとデートしたことだ」

 

「そこを気にするか、達也」

 

「俺が論文コンペであれこれ頭を悩ませながら、九重八雲(ハゲ)の下で修行をやっている中、美少女と美人のお姉さんとデートとか、楽しそうな限りだな」

 

 達也のまるで恋人の浮気を咎めるような口調に、どう言えばいいのやらである。

 要約すれば「料理のケータリングよろ」。2019年頃から流行った「宅配料理サービス」のごとく自分を呼びたかったようだ。

 

 もちろん、サーヴァント戦や魔術戦に関して聞きたいのもあるだろうが、休日二日間は、達也の要請を無視してしまったのだ。

 

「怒るなよ。そのお陰で、この『ウツボのフルコース』が食べられるんだからよ」

 

 その言葉で、達也が重箱を見ると、唐揚げに、煮付けに、蒲焼、しっかり火を通したのだろうタタキまであるのだ。出来れば、刺し身も欲しかったのかもしれない達也の視線を見てから、深雪は疑問を呈する。

 

「にしても、そんなに大漁だったんですか? エリカも家で食べたんでしょ?」

「まぁね。次兄上が、キレイに捌かれたウツボの開きとか色々レシピを持ってきて、料理をしている時にはどうしたのかと思ったわ」

 

 和兄も手伝っていたし。という嘆息気味の言葉で、お前は何もしなかったのか? という疑問が出てきたが、あえて口にしなかった。だれも藪蛇は勘弁なのである。

 

「その原因は、これか……」

 

 そう言って、レオが端末で示してきたのは、男女の集団……魔法科高校の在校生、卒業生的集団と紹介されたが、東京湾にて釣りを楽しんでいる様子に、最終的には釣れすぎた魚を捌いて振る舞う様子が紹介されているのだった。

 

 動画に映る美男美女の集団に知り合いの姿がちらほらあるのは、何とも奇妙な気分になる。渡辺先輩も質問攻めだったんだろうなと思わせるものがあったのである。

 

「端的に言えば、グループデートをしていて映画を見に行ったあとに、修次さんのリクエストを聞いたらば、釣りがしたいって言ったんだよ」

 

「刹那くん、今日はフィッシングで勝負だ! とかそういうこと?」

 

「うん、元ネタ分かりにくいけどありがとよ幹比古……大体は、そんな感じかな」

 

 別に勝負というわけではないが、ゲームセンターに行くには目立ちすぎる面子。更に言えば、そういう気分ではなかったので、適当に堤防から投げ釣りをすることにした。

 

「リーナさんは、それで良かったんですか?」

 

 美月の何気ない質問に、リーナは我が意を得たりと言わんばかりの笑顔を見せる。

 

「モチロンよ。ステイツでは、何度かセツナやユーマって近所のお兄ちゃんとかと(レイク)(オーシャン)にと、大物を釣りに向かったもの。セツナとフィッシングデートも定番のコースよ」

 

 とんだ『ミスター(ミス)釣りどれん』な内情を暴露するリーナだが、どうやら魔術師すぎる自分の生活に『釣り』というものは、似合っていないように思われているらしい。別にいいけど。

 

「いや似合わないってわけじゃないですよ。ただ意外だなーって思ったんですよ。休日は、二人でゆっくり家にいるのが定番だと思っていましたから」

『『それも一つだ』』

 

 とはいえ、基本的にアクティブなリーナを家の中に閉じ込めておくのは無理なので、そうなったわけである。

 

「虫が大の苦手なリーナのイメージじゃないからな」

(インセクト)は無理でも、ワームは大丈夫なのよ。そういう国だし」

 

 食事中に話すことではないが、まぁそういう『食文化』は、合衆国にあったのである。

 

 とはいえ、『ロンドンの霊墓』にて、眼を輝かせる『トレマーズ』相手に悲鳴を上げていた女の言うことではないと思えた。

 

(あんな環形動物門貧毛綱の生物が、魔眼を輝かせるとかアンビリーバブルすぎるわよ!!)

 

『盗掘作業』のことを思い出した刹那に念話での抗議。まぁ分からなくもない。

 

 話を釣りデートに戻すと、まずまずそういった風な休日であると締めくくっておく。

 余談程度ではあるが、一番の大物を釣り上げたフローラさんと、アタった後に横で密着しながら指導していたのは言わなくてもいいだろう。

 

 リーナには冷たい眼で見られたのだから……。

 食いきれない分は、騒ぎを聞きつけた周囲の人々に簡単に調理したり、生で持って行かせたりと、『お裾分け』することにしたのである。

 

「グロテスクな魚とはいえ、捌けば豊潤な旨味溢れる白身だからな。んで―――そんな恨み言言うためだけに、こんな会食になったわけじゃないだろ? 達也」

 

「いや、半分はそのつもりだった」

 

 半分もあるのかよ。というこちらの視線に構わず、達也は話を続ける。続けてきた中で意外な名前が上がったことに少し驚く。

 

「司先輩から電話が?」

「今は賀茂だがな。浅野先輩は彼と付き合っていたそうだ。まぁ本人の申告によれば、半年ほどの付き合いだったそうだが」

 

 意外な事実に少しだけ驚くも、それだけで続きを促す。

 

「別れた女に情を残すタイプには見えなかったけど?」

 

 付き合いが長いわけではないが、あれほどまでに元・会頭とやりあった男だ。肚の座り具合は、並ではあるまい。

 最後には、ここを去ることを決意した―――そういう男なのだから。

 

「未練がましいのは、浅野先輩の方だな。数日前の事を起こす前夜に、こんなことを甲先輩に言ったそうだ」

 

 

 ―――魔法師社会を覆す。アナタをもう一度、魔法師として表舞台に立たせる―――私も―――これに乗るから―――。

 

 洗脳されていたことを考えれば、たどたどしい文言。当然の状態とも言えるが……。次の録音メッセージで血の気が引いた。

 

 ―――神の『権能』。本当の意味での『神代の時代』を再生することで、全ての魔法師は同じスタートラインに―――立つ……。

 

 ぶつ切りの音声のあとには、『真澄!?』と心配そうな声を出す甲先輩の声が聞こえた。そこで音声の再生は終わっていた。

 

 全てを聞いて、まだ完全ではないが、穏やかではない文言が聞こえてきた。

 

 そう―――それは魔術師『遠坂刹那』の意識では、あまりにも『正解』すぎて『くだらない』と感じる。

 だが……魔術師以上に、まだまだ『若芽』の『魔法師社会』では、もしかしたらば、受け入れることがあり得るかもしれない。

 

 スラー襲撃の一連の顛末。エルメロイ先生ことウェイバー教授と、ロード・エルメロイⅢ世ことライネス・エルメロイ・アーチゾルテが語ってくれたこと。

 

 しかし、それを『行う素地』が、ここにあるのだろうか? 

 

「お前は、これを聞いてどう思った?」

 

「下らない話だ。魔法師というのは人理版図に刻まれた『異能力者』だ。それが、今更……『神の権能』(ギフト)に縋ろうだなんて愚かしいよ。

 贄を捧げ、神を敬うことで奇跡を願う心を失ったからこその『現代魔法』だ。

 だが……俺の頭の中に覚えている『ある術式』が『成功』すれば、可能性はある。

 俺の講義、エルメロイ先生の授業以上に―――全てのソーサラス・アデプトを一気に引き上げるさ」

 

 だが、それは現段階では無理な話だ。余程のチートでも行わなければ……夢物語なのだ。

 

「お前は確かに無理だ、夢物語と言うが、一科の浅野さんが『信じてしまう』ようなものなんだ。何か推測はないのか?」

 

 推測―――と達也は言うが、もはや極めて現在は憶測に近いもの。第一、それを『誰』に吹き込まれたかである。

 もしかしたらば、浅野を大亜の工作員にした輩と、そんな夢物語を吹き込んだ人間は違うのかもしれない。

 

「神の御霊……『神霊』をこの世に生み出す……。それが恐らく、夢物語の真髄だ」

 

「神霊……けれど、その刹那―――、そんな巨大なものを現世に降ろすことは、不可能なんじゃないか? 僕自身、『儀式』で竜神を降ろそうとして狂ったわけだし、いくら何でも、全部の魔法師にそれを施術するなんて―――」

 

「いや、違う。無論、魔術世界とて、何かの上位存在の力を借りて術式を発動させることは、当然に認知されている……個人単位での複雑なものというわけじゃない。

 うまい表現かどうかは分からないが、昔ならば『電力不足』。特に、どんな家庭でも不意の停電すらあったWW2後の日本の電力事情が、現在の2095年の発電システムにいきなり変わるみたいなもんだよ」

 

 幹比古の言葉にうまいことを言えない自分がもどかしい刹那ではあるが、それを『理論的』に『現在にある表現』で掻い摘んだ達也が言ってくる。

 

「つまり……全ての遍く魔法師が『使えるシステム』を確立する。地域によっても電力事情が違った、電力不足も多々あり得たその頃に『現在の電力事情』、確かにチートだな。もしや九大竜王の連中とは、その試金石だったのか?」

 

 その言葉に、『ありえる可能性』が刹那の中に出てきた。だが……それをやるのだろうか。

 不安がよぎる。

 

「又聞きだが、ある場所……『巨大な霊地』にて、イスカンダルを『神』に仕立てる儀式を行った人間がいた。かなり詳しいところを省かせてもらうが、イスカンダルという、人類史において影響力がありすぎる英雄を『神』にすることで、広汎な基盤確保を望んだのだろう。それらを用いて全ての魔術師を神代の魔術師に上げる―――そういう術式をな」

 

「それだけでなるものなんですか? それこそ、私みたいな低級の魔法師でも深雪さんやリーナさんクラスに―――」

 

「なれるだろう。確実に―――」

 

 静寂が屋上に訪れる。誰かが唾を飲み込む音がやけに響くが、刹那は話を続ける。

 

「神の権能とは即ち「 」に近いからこその『万能性』。それと『己を繋げる径路(パス)』さえ確立すれば、先程の話と同じく電力不足(ちからたらず)なんてことは無くなる。微に入り細を穿てば、まだまだあるんだが、魔法師の誰もが神代の魔術師―――『魔法使い』と称されるだろう。……これはエリカ、レオに聞いた方が速いな。王貴人との戦いで、お前たちはその一端を見たはずだ」

 

 話しを振られるとは思っていなかったのか、唐揚げを嚥下したレオが口を開く。

 

「ああ……あれが神代の魔術師ならば、そうなんだろうな。フェイカー=王貴人は『瘟』(オーン)という一言、『疾』(シッ)という一言だけで、Aクラスの現代魔法―――それすら軽く超える現象を起こしていた」

 

「なんていうか、あれほど卓越していた深雪やリーナ、刹那くんの『組み立て』が、すごく雑に見えるぐらい、『深いもの』に見えたのよね」

 

 レオに次いで言ったエリカの言葉に、深雪は納得行かない顔をしていたが、リーナは『そりゃそうよね』という呆れ顔である、

 

 神代においては、魔術は万能性の一端であった。多くの自然現象が神霊としての形を失っても、『契約』を結んだ神の権能のカケラは崩れない。

 神秘の強度も階梯も無視、あらゆる魔術が『一小節』(ワンカウント)で済む理不尽。いや、そもそも……正しい意味での魔術・魔法とはそういうものなのだ。

 

 現代においては煩雑な魔術式、魔法式を打ち込むことで、現象を操作する魔術にせよ現代魔法にせよ、限定的に世界を騙しているに過ぎないならば、彼ら、神代の魔術師は当然の権利で『セカイを書き換えている』

 

 彼らはたった一言。神の名、神に由来する一語、それらを呟くだけでセカイをそのまま変えてしまうのだ。

 

 仮に特化型CADなどで照準をつけて『速さ』で優れたとしても、『後出し』でそれらを無効化できる。そういうレベルの話なのだ。

 

「そういった事を成し遂げられるならば、浅野先輩の言うことは不可能じゃあない。むしろ俺だって試せるものならば―――試せば『破門』だ、と言われたぐらいだからな」

 

 ニューエイジの兄弟子、姉弟子。スヴィンやフラットなどの『特筆』たちとは違い、伸びはしたものの羨望の眼差しをせざるを得なかった。

 

 最終的には『血筋』『特別な才能』が抜きん出てこそ、その域に達するならば……けれど、そんなことは、お前の勝手な気遣いだ。なんて不機嫌に言われては何も言えなかった。

 

「と、まぁ……俺の推測以下の憶測を語ったわけだが、現実味はないよ。

 第一、英霊イスカンダルは、ゼウスの御子とも言われているが、ヘラクレスなんかと違ってオリンポスの一柱に数えられているわけじゃない。

 神霊の力を正しく世に顕現させるには、『信仰心』が必要になるわけだが、これこそが2090年代の地球における最大級の問題だ―――よって、この話は終わりだ。

 ウツボのように悪食の限りで動いた所で、訳のわからんことにしかなりようがない」

 

 あれこれ虫食いだらけの理論で多くの人間が不幸になるのは、見ていられない。

 

「と、お前は言葉を濁して、浅野先輩の言葉を盲言としたいようだが、お前のスルドイ推理というのは、嫌なことに『あり得ない』としたことが、『当たってしまう』ことが多いから……注意しておきたいもんだ」

 

 達也のスルドイ推理を聞きながら、自戒はしておく。結局の所、サーヴァント召喚がなった以上、『可能性』はどこにでもあるのだから……。

 

 だから―――。

 

「ああ、美味しい。マスターの作る酒の肴と、ウツボの皮酒に使った銘酒「茨木酒呑」は最高です……」

 

 酒呑みのサーヴァントも低ランクながらも『神性』というスキルが存在している以上、ありえざることではないのだ。

 

 ちなみに言えば、ランサーはちっちゃくなりながら相伴に預かっていた。

 

 霊体化させていてもいいのだが、このサーヴァントは現世の欲を楽しみたいタイプなので、無闇に消していると、不満を貯め込むのである。

 母との共同研究で得られた使い魔の省力化。というより霊体化という行為ですら、契約した魔術師の負担となり得ることに着目して、その際の『待機リソース』の節約ということで、『デフォルメ』されたデザインとして、ランサーは存在しているのだった。

 

 白馬もちっちゃくなって専用の餌箱から飼葉を喰む様子に、少しばかりほっこりする。

 

「カゲトラさんも、神様になれるんですかね?」

酒神(バッカス)との争いにしかなりえないから、勘弁願う」

 

 美月の言葉に苦笑しながら、神君家康公よりも低い可能性だな。そう思い、推測して見るに……。

 

 軍神では信仰心を得られず、神君では神性を得られず―――実に悩ましいことを考えながら、重箱5段は見事に空になるのだった。

 

「刹那、休日は一色の姉貴とデートしたならば」

 

「ワタシもいたわよ」

 

「……両手に花の金龍隊長(?)の如きデートをしたならば、今日の放課後は俺に付き合え」

 

 リーナの抜け目ないツッコミに訂正をする達也は、苦笑しながらそんなことを言う。

 

「デートか?」

 

 そんな達也に戯けるように問いかけると―――。

 

「ああ、今日は俺とデートしろ」

 

 まるでデュエルしろとでも言わんばかりの達也の文言だが、言ってのけた言葉に、深雪は「この世の終わり」を見た預言者の如く、実に美少女にあるまじき表情をするのだった。

 

 †  †  †  †

 

 

 古めかしいが手紙というものはいいものだ。サイバネティクス技術で備えられた義手を動かしながら、囚人の一人は、遠方から届いた義弟……も父母が離婚成立した以上、赤の他人でしかない人間のはずの、自分に届くものに救われていた。

 

 自分は、「ここ」(刑務所)から出ることはないだろう。送る手紙も、どちらかと言えば、構うなという文言にしているにも関わらずこれであるのだ。

 

 だから少しだけ生きておこう。魔法師のテロリストたち、その中でも凶悪な連中の中に放り込まれた司一ではあるが、そのぐらいのことを考えていた。

 

 噂だけならば実しやかに囁かれる四葉の刑場。マンハントの為の『島』に送られることも考えられていた日々……それを忘却した故か―――。

 

 美女の死神が現れるのだった……。

 

「―――ごきげんよう~。夢なきセカイ、現代のカタコンベに囚われし牢人のみなさ―――ん♪ 毎度おなじみ『NFFサービス』の敏腕美人秘書ちゃんが、アナタ方に、黄泉返りのチャンスを与えに来ました。

 地獄の閻魔大王では出せぬ、裁き返し! 松の廊下の一件の評価が後に覆るように……もう一度、地上に出してあげましょう♪」

 

 刑務所には似つかわしくない。更に言えばとんでもない色香を醸す女に、男女問わず夢中で飛びついていてもおかしくない。

 

 だが―――その女から漂う『死臭』。監獄の通路に突如現れた不可解さ。全てが危険を思わせる。

 

 特にここは、魔法関連の重犯罪者がいるエリア―――。人権団体ですら黙らせてしまうように、監視も厳重になるというのに……。

 

 

「では―――始めさせていただきましょう。彼岸殺生石徒花―――急々如律令―――」

 

 気楽な言葉のあとの厳かな言葉……司一の目の前に……地獄が顕現する―――。

 

 


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