魔法科高校の魔宝使い ~the kaleidoscope~   作:無淵玄白

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実を言うと昨日の時点で前半の将輝の戦闘シーンまでは出来ていたのですが、場面転換の頻繁さに、分割して加筆した上での投稿となりました。

ご了承ください。


第82話『九校戦―――進撃のプリンス』

 そんな八高の落ち度に対して見ていた三高のエレガント・ファイブ達は、獲物の『活き』が良くて実に嬉しいのだった。

 

「注目すべきは、むしろ刹那の防衛力というよりも―――」

 

「彼の元まで敵を誘導しただろう吉田幹比古と、先導してディフェンダーを壊乱させた司波達也だね」

 

「上手い事誤魔化せたつもりだろうが、そうは問屋が卸さない」

 

 実際、三高の見立ては完璧に当たっていた。相手陣に向かっていったアタッカー同士。どこかで遭遇戦を行ってもおかしくなかったというのに、八高のアタッカーと一高のアタッカーは会わなかった。

 

 偶然ではない。見事に誘導されていたのだ。

 吉田幹比古の古式魔法。幻術の一つである『木霊迷路』のアレンジで、相手から隠れて更に言えば、遭遇するはずだった八高アタッカーも生体の感覚をずらされて、四人全員が八高陣営に向かった時点で、幹比古の役割は終了だった。

 

 戦力の輸送。隠れて完璧な奇襲を仕掛けられた八高ディフェンダーは寝耳に水。アタッカーにバック(後退)を命じることも封じられて、その間に幹比古の誘導で『万全の陣地』の刹那の元に向かった八高は、終わっていた。

 

「無論、これは他校に見られた以上、次もこう来るとは限らんだろうな」

 

「うん。警戒されることも織り込み済みで見せたんだね」

 

 刹那の千変万化するスタイルに合わせて攻略法を練っても後手後手に回るのみ。ならば――――。

 

「次はウチだぜ。どうするよ大将?」

 

「刹那と司波にも見せつけてやるさ。新生一条将輝の本気度をな―――」

 

 

 三高の制服……その上着、袖を通さないで肩で羽織る『強豪校の部長スタイル』を取る将輝の力強い先導に、モノリスメンバーは続く。

 

 その道中。チアリーダー姿の司波深雪に遠くからポンポンごと手を振られ『がんばってくださいね』などと声を掛けられたことで、喜色満面になって藤宮と中野にツッコまれたとしても、エレガント・ファイブは一条将輝―――ニュー・クリムゾン・プリンスを旗頭にして進むのだった……。

 

 折れそうな旗には見えないが途端に緩む旗に若干の不安を覚えながらも……。まぁとりあえず進むのだった。

 

 

 

 † † † †

 

 

「ったく。こうするってのならば、教えてほしかったぞ」

「けどビックリして……それでも嬉しかったでしょ? モアハッピー♪」

「まぁな。スズ先輩のエキゾチックな魅りょ……いてててて! すみません。最高に『ホット』でチア・フォー・マスターなリーナちゃんに見惚れてました!!」

「イエス。分かればよろしい♪」

 

 耳を抓って自白をさせるリーナの手際。今でこそジャージを羽織ってチアリーダー姿は見えないが、それでもポニーテールが色々と新鮮である。

 引き合いに出された市原鈴音も『やってみた甲斐はありましたね』とか薄く笑う辺り、全員が乗り気だったんだなと気付かされる。

 

「にしても昨日の今日で、全員分のチアリーダー服なんて用意出来ましたよね?」

 

「二人の保護者だかお姉さんだか、シルヴィアさんが、結構な量のチアリーダー服を持って来てくれたのよ。九校戦が世界的にメジャーじゃないのは課題ね」

 

 ハイスクールステューデントによる競技大会。その全国版であるならば、ということでアメフトと同じく『コウシエン』(甲子園)の華としての知っているものを持ってきたらしい。

 

 シルヴィアの気持ちとしてはリーナだけが違うチアリーダー服では『浮いてしまう』のではないかということで、心配して全員分を用意してきた。

 もしも一高でも用意されていたとしても、本場アメリカのチアリーダー服の方がいいだろうという『無駄な自信』から―――そういうことである。

 

 七草会長の言葉で、それらを理解して『ありがとうございます』と素直に感謝しておく。

 

 

「いまの日本はみだりに素肌を晒すことは、あまりドレスコードによくないんだから、本当に感謝しなさいよ?」

 

「けどその割には、夏の水着としてビキニや、女性のファッションにショートパンツとかありますよね?」

 

 クラウドでも下がスコートとは言えミニスカートを履いていた会長に対して素朴な疑問。

 

 そんな風な通俗とも風俗意識とも言えるのに、女性のファッションは21世紀前半と殆ど変わっていないのは何だか言行不一致な気がする。

 まぁ、世間的に悪いと言え、女性のファッションに対する拘りは、人にどうこう言われた所で変えられないものなのだろう。

 

 そんな納得をしていたというのに、会長は――――。

 

 

「仕様よ」

 

「は?」

 

仕様(MONEY)なのよ。刹那君」

 

「あ、はい。分かりました」

 

 

 例え世界的(設定的)に間違っていたとしても、世界の都合(版元の都合)での様々な衣装は用意されているのだ。

 

 つまりは、会長などこの世界の人々は、『“上”のヤツらは裕福な生活を送りながら、くだらない思想をぶつけ合っている。私達は、そのしわ寄せでこんな衣装を……強いられているんだッ!』

 

 まぁ『売れない』と誰も幸せになれないんだから仕方ない。グラゼニならぬ『デンゼニ』である。ナッツのようなことを強いられているんだッ!!

 下らなくも何だかメタな話を終えたのちに選手控室であり、作戦室に用意されていた大モニターに誰もが注目してざわつく様子。

 

「来たか―――」

「今回は画面越しだが、次は直接見に行くぞ」

「ああ」

 

 いつの間にか傍に来ていた達也と同じく立ちながらレモンで補給をしながらも目線は『がっつり』大モニターに向ける。

 

 別に友達というわけでもないしライバルというほど知っているわけではないが、それでも最後に立ち塞がる男はこいつだとして、三高の戦いに眼を注ぐ。

 

 そして新生一条将輝の快進撃が始まる……。

 

 

 † † †

 

 障害物が殆ど無い平原ステージほどではないが、開けている大地……周囲には大小さまざまな岩に乾いた大地。

 

 熱砂の大地を渡り歩いて東方遠征を果たしたアレキサンダー大王の険しき大地に比べれば……なんとも人工的な大地。

 岩場ステージにて、相手である五高と相対した三高―――ディフェンダーもアタッカーも殆ど眼に捉えている状況。

 

 

 開始の合図。ブザーが鳴り響き五人いる選手の内の―――五人が動き、一気に三高モノリスを陥れようとしている。

 

 片や三高で動いたのは―――。一条将輝ひとりのみ。不遜なまでに堂々とした進撃。

 

「フェイクを刻んだとしてもな。あまりにもぎこちないぞ」

 

 向かってきた五高の五人に対して手を向けて『爆裂』の『小型バージョン』―――『炸裂』。

 

 レギュレーション違反ではないものを向けると、『岩土』として砕ける五高選手。

 どうやら岩と土を利用した『分身体』、専門的に言えば『化成体』、『ゴーレム』というべきものだ。

 

 最新式カメラが視覚的に誤魔化されるぐらいには、それなりの偽装も施されていたが、一条将輝の張りつめた五感は偽体を見抜いていた。

 

「どうやら隠れたようだが、意味はない―――燻り出してくれる」

 

 偽体のゴーレムを突っ込ませた間に、五高選手たちは隠れたようだ。だがそれでも構わなかった。一条将輝は息を大きく吸い込み、身体を強張らせて―――フィールド中央で一気に解き放った。

 

「おおおおおおおおお!!!!!」

 

 気合い一声と共に猛烈な―――赤い魔力と物理的な圧力がドーム状に広がっていく。

 巻き上がる嵐と共に吹き荒れる岩と土。人為的なストームが一条将輝を中心に吹き荒れて―――。

 もはやすり鉢状になったフィールドの中心で―――燻りだした相手を見つけて一条は魔法を向ける。

 

「そことそこか」

 

 偏倚解放で撃ちだされた空気圧。爆圧も加わっているものが、五高選手の頭上で炸裂。身体をしこたま撃たれたことで、二人が戦闘不能。

 

 焦ってストームの範囲外に思いっきり飛んだのが仇となった。

 これで残りは三人―――二人よりも速くに退避して魔法式を向けられなかった三人がモノリス前に陣取っていた。

 

 ゴーレムと見分ける必要もないくらいに、人間である。

 

「くそっ! プリンスめ!! こうなれば俺たちの秘策を見せてくれる――――」

「やるんだな劾亜!?」

「ああ、いくぞ! 織手! 眞衆!! ジェットストリームアタック!!!」

 

 何をやるつもりなのか、何が来たとしても打ち崩す。その意味で堂々と待ち受ける将輝の前に―――巨大な巨大な―――巨大な人型が現れた。

 

「ストーンゴーレムか」

 

 凡そ7mの身長に横幅は、三メートルはあるのではないかと思われるものが……突進を仕掛けてきた。しかも三体同時に。

 

 しかし、これで攻撃してはレギュレーション違反ではないのかと言う疑問は氷解する。結局の所、魔法で形成された『人形』は『直接的な物理打撃』の範囲外にある。

 

 魔法で作られたものが武器を持ち、巨腕で攻撃しても問題はないのは、それ自体が魔法の産物だからだ。

 要は巨腕の一撃も足踏みも等しく『遠隔魔法攻撃』に分類されるからだ。唯一の例外は、それを鎧や武器として『身に纏って攻撃』した場合のみ。

 

 そんな巨人たちの攻撃をバカ正直に受ける将輝ではなく、跳躍で飛び立ち一番手前の巨人の頭を踏み台に―――。

 

「は、はやい!! 俺のドゥームを踏み台に!!」

 

(いい攻撃だったが、もう少し歩幅とフォーメーションを変えるべきだったな。)

 

 感想を漏らしながら、二番目の巨人の『核』に魔法を叩き込み元の岩土になる前に、それらを利用。

 振り向きざま。手を向けて一番手前にいた巨人の背面に燃える岩。発火させて炎を纏う焼石ならぬ焼岩を加速系統の魔法で打ち出して、衝撃と若干の熱量で元の岩塊に戻して大地に勢いよく落としていく。

 

 速すぎる攻撃と魔法の投射に切り札たるゴーレムが一体のみになったことで、三人は渾身の魔力を最後の一体に動員して一条に向かわせる。

 例え一条が強いとしても――――実戦経験済みであろうと自分たちと同じ15,6なのだから―――たとえ……。

 

「「「負けるかよぉお!!!」」」

 

「いい気合いだ。その戦う気力を待っていたんだよ!!!」

 

 

 その言葉の後に―――両手を叩いてから片方の腕を肩より後ろに引き、もう片方を前方に突きだす……弓を構えて、弓弦を引き絞るような姿勢。

 

 番えられる炎の矢―――実体がなくとも、手の動きだけでそれを認識させられる一条の動き。

 まるで……遠坂刹那の如き動きだと誰もが思う姿。

 

 彼我の距離20mをあっという間に踏破しようとするゴーレム。まっすぐに向かってくる。向かってこなくとも将輝に出来るのは、これだけだ。

 ならば―――放つのみ。強烈なサイオンが弓と矢を形成して打ちだされる矢は―――『絶対防御不可能にして回避不可能の絶矢』。

 

 灼熱の矢がゴーレムの真芯を貫き、そのままに後方の操縦者に向かう。無論、撃ちだされた魔法―――高速の矢に対して、砕け散り爆発したゴーレムの操作を中断されたことで急いで妨害しようとしたが……。

 

 その時には灼熱の矢は違う『モノ』へと代わり、三人の眼前で炸裂。とんでもない圧が土砂と岩ごと五高の生き残りをモノリスの更に後方にまで吹き飛ばし―――戦闘不能のジャッジが下る。

 

 ここに三高の勝利は決まったのだ。降り注ぐ歓声の中でも将輝は慢心せず残心をして、五高に感謝をするのだった。

 

 ・

 ・

 ・

 

 五人全員を一人で戦闘不能にした一条。会場が歓声で包まれている様子。対称的に沈黙が降り立つ一高陣内。誰もが誰かの言葉を待つ。

 

 誰かは当然、この中でプリンスと撃ちあった男であり、色々とイレギュラーな人間。

 

 はちみつ漬けのレモンを食ってから発する遠坂の第一声は――――。

 

 

「あいつ山籠もりして『ナッパ』になるなんて、退化じゃね?」

 

「せめてファイナルビッグバンぐらいは使ってほしかったな……ってどうしたんですか、みんなずっこけた様子で?」

 

 続く司波達也の言葉に、全員が1970年代風にズコーとずっこけてしまうのだった……。

 

『ずっこけたくもなるわい! なんで出てくる感想がドラゴ〇ボールなんだよ!?』

 

 

 だが、あの強烈なドームは確かにナッパの技に似てはいた。『クンッ』と二本指を上げる動作が欲しかった……そんな馬鹿なことを想いながらも、『これが底ではない』と加えたことで緊張は増す。

 

 新生 一条将輝のデビュー戦は、恐ろしく今までのプリンスらしからぬ剛毅な戦いが見えて、こちらに底を知らせなかった……しかし、絶望するほどのことでもないと気付くものたちもいて、戦うまでに対策出来ればいいのだった……。

 

 

 † † † †

 

 

『いくぞ奏者(アイリ)!! ――― regnum caelorum et gehennam……』

 

「門を開けよ! 独唱の幕を開けよ!! しかして讃えるがよい!! この黄金の女神を!!!」

 

 杖を持ち膨大な魔力を解き放つ一色愛梨の姿。随分と独特なプリズムトランスであると思いつつ、転身が進んでいく。

 

 愛梨の着ていた衣服が光に溶けて違うモノに代わり、今日の午前中に見たミラージ・バットの衣装と同じようなものに変わっていく。

 

 だが、衣服自体が『異世界の防具』とも言えるその姿は、全体的に赤と黄金で構成されておりゴージャスかつエレガントな装いのカレイドライナーであった。

 光による転身が終わると同時に見えたものを前にエクレール・アイリは叫ぶ。

 

 

「転身! 魔法少女プリズマアイリ!! 推参!!!――――決まりましたわ……!」

 

『この前衛芸術にも似たスタイルを持つマスターであるアイリの姿を余が全面的にプロデュース、言うなればいまの余は、『アイマスP』ということだな!!』

 

 上手い事言いやがってと思いつつも、まさしく魔法少女……大師父の杖を用いての転身に他ならなかった。

 

「それで感想はありますかセルナ?」

「うん。実に均整取れたスタイルで、栞に比べれば確かに胸は小さいんだろうが形が良くてウエストとのバラン『スケベっ!!!』ぶげぇ!!!」

「時々ナチュラルにセクハラするよね刹那君って……まぁ緊張をほぐす意味もあるんだろうけど―――」

 

 栞のフォローとも解析とも言えるものの前に、平手を見舞ったアイリとリーナの2人。息合ってんなーと思いながらも話すべきこともある。

 

「それで、なんでお前ここにいるの? 『魔法使いの箱』は封印したまんまだったはずなのに」

『ふふふ。それは魔法使いの誤算だな。我ら(セカンドステージ)の『ペルソナ』は、そも汎人類史における偉業を達成せし存在の転写だぞ。機能に無ければ『付ければ』いいだけだ!!』

 

 勝手に『世界移動』してきた理としてはムリがありすぎるが、そもそもガーネットのペルソナたる『英雄』のスキルぐらいは刹那も知っている。

 

 皇帝特権というもので、己に無いスキルや素養を一時的に己の身に宿すことができるそれは、一種の『投影魔術』だろう。器物であるところを『能力』というあやふやなものにしているが、それでもライネスがイゼルマで、『封印指定』の猛攻を『黄金姫』の再現で食い止めた時のように、人体や容姿の『投影』というのは、無くはない現象である。

 人づてに聞いた話でしかないのだが、そういうことだ。

 

『まぁそれ以外にも、アホなことにこの特級の霊地で第二魔法の真似事を開いた人間がいてな。その『穴』から出てきてマサキリトの魔法で『岩の中』から出ることが出来たのだ』

「完全にセツナのおかげなのね。岩の中に転移したのは災難(カラミティ)だったけど」

 

 まさしくうっかりである。いや、ちゃんと現世に因業を残さないように後始末も着けたはずなのに―――それでも手繰り寄せた『縁』(えん)でどうやら浮上してきたのが、ガーネットということである。

 

『しかし、それでも余は生き残った! 如何に万能の杖と言う身で死ぬ可能性が低かろうと、……痛いのは嫌なのだ。『死ぬ』のは辛いのだ……』

 

 小野先生(一高カウンセラー)みたいなボイスで殊勝に喋られるとこちらとしてもやりにくい。とはいえ小野先生よりは若干、年齢が低めなのでまだいいのだが、変な気分だ。

 公安の潜入だかオペレーターだか、訳の分からない地位の女の顔を思い出して、苦笑しておく。

 

「わかったよ。そこはもうツッコまないでおく。そこからアイリをカレイドの魔法少女にした理由はなんだよ?」

 

『それに関しては、とりあえず回想シーンで教えようではないか! ではSE再生開始!!』

 

 びしぃっ!とでも擬音が着かんばかりに黄金の羽を伸ばすガーネットに立ち直り速いと思いつつ、音声が聞こえる………ホワンホワンホワンネロネロネロネロォオオオオ!!!

 

 ……回想のためのサウンドエフェクトにはあるまじき音に、『お、伯父上―――!! まぜるなキケン!! しかし、ここまで構われると余も照れてしまうぞ!!』などと嬉しそうな様子。

 そんなガーネットの様子に愛梨は疑問があるようだ。

 

「あのセルナ……ガーネットのパーソナルデータって本当に誰なんですか?」

 

「教えられていないの?」

 

「秘密らしいので―――」

 

「いずれ分かるさ。それとパートナーが秘密としているものを、俺が教える訳にもいかないさ」

 

 愛梨の疑問に応えつつも効果音(SE)で察せられないものかと思うが……。

 

 

(歴史にて賛否分かれる『暴君』がまさか『女性』だなんて想像は……)

 

 なかなか出来ないよな。

 歴史が『正しく』記されているものと思いがちな魔法師からすれば、そういう飛躍した想像は中々に出来ない。

 この点に関しては達也も同じであり、古式の幹比古も例外ではない……。

 

 まさか、紀元前には既に『宇宙人』と『ホモサピエンス』の戦いが始まっていたとか、ムリすぎる飛躍なのだろう。

 

 結論付けると同時に暴かれる愛梨とガーネットの出会い……とりあえずそれを―――『七人』が見届けることになるのだった……。

 

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