「髪を切る、本を読む。気休めと言われたらそうだけど、気休めのない人生に何の価値があるんだろうね?」
「そんなのいいから早く延滞金払ってくださいよ」
ある日唐突に鈴奈庵の向かいに現れた小さな床屋。
そこで美容師を名乗る胡散臭い外来人『彼』。
そんな彼に振り回される本居小鈴こと『私』。
やって来る客は妖怪、神様、おまけで人間。
妖怪退治に恋のお節介、西に東に遁走しながら、廻る季節は光の如く。
これは本の虫 と髪切り虫 の退屈でとぼけた、ちょっぴり切ない日常のお話。
「そんなのいいから早く延滞金払ってくださいよ」
ある日唐突に鈴奈庵の向かいに現れた小さな床屋。
そこで美容師を名乗る胡散臭い外来人『彼』。
そんな彼に振り回される本居小鈴こと『私』。
やって来る客は妖怪、神様、おまけで人間。
妖怪退治に恋のお節介、西に東に遁走しながら、廻る季節は光の如く。
これは
本の虫と退屈な暇潰し | |
#0 開店前のお話 | |
#1 賭けのお話 | |
#2 ポルターガイストのお話 | |
#3 祭りのお話 | |
#4 新聞のお話 | |
#5 決闘のお話(上) | |
#6 決闘のお話(下) | |
#7 西瓜割りのお話 | |
髪切り虫と晴れない憂鬱 | |
#8 柿くへばのお話 | |
#9 風邪のお話 | |
#10 新人店員のお話 | |
#11 生首のお話 | |
#12 それはパンドラの匣を開く様に | |
半獣教師と終らぬ問答 | |
#13 先生、目玉焼きには何をかけますか? |