「髪を切る、本を読む。気休めと言われたらそうだけど、気休めのない人生に何の価値があるんだろうね?」

「そんなのいいから早く延滞金払ってくださいよ」

ある日唐突に鈴奈庵の向かいに現れた小さな床屋。
そこで美容師を名乗る胡散臭い外来人『彼』。
そんな彼に振り回される本居小鈴こと『私』。
やって来る客は妖怪、神様、おまけで人間。
妖怪退治に恋のお節介、西に東に遁走しながら、廻る季節は光の如く。

これは本の虫()髪切り虫()の退屈でとぼけた、ちょっぴり切ない日常のお話。
本の虫と退屈な暇潰し
  #0 開店前のお話 ()
  #1 賭けのお話2018年07月14日(土) 13:50()
  #2 ポルターガイストのお話2018年07月19日(木) 08:37()
  #3 祭りのお話2018年07月24日(火) 10:30()
  #4 新聞のお話2018年07月27日(金) 11:50()
  #5 決闘のお話(上)2018年07月30日(月) 07:30()
  #6 決闘のお話(下)2018年08月24日(金) 16:20()
  #7 西瓜割りのお話2018年08月29日(水) 07:01()
髪切り虫と晴れない憂鬱
  #8 柿くへばのお話2018年09月02日(日) 09:45()
  #9 風邪のお話2018年09月07日(金) 07:40()
  #10 新人店員のお話2018年09月12日(水) 07:47()
  #11 生首のお話2018年09月20日(木) 07:42()
  #12 それはパンドラの匣を開く様に2018年10月03日(水) 06:35()
半獣教師と終らぬ問答
  #13 先生、目玉焼きには何をかけますか?()
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