妖怪のヒーローアカデミア   作:座右の銘は天衣無縫

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亀更新ってなんだっけ


自由がウリなのにまず最初に教師の自由を押し付けられた件について

第一種目 50m走

 

50m走においてスピード形の『個性』持ちが求められるのは単純な速さではなく、瞬発力と加速力である。

 

即ちどれだけ足のバネがあるかどうかが求められる。

走るのなら、の話であるが。

 

最初の射命丸のパフォーマンスのように空を飛ぶのならその限りでは無い。

空を飛べる『個性』ならどのように飛ぶのが最も加速力を得られるのかを知っているかどうかによる。

 

この種目において一位は射命丸。

記録はパフォーマンス時のを塗り替え1秒18。

 

 

 

第二種目 握力

 

半分、異形型の射命丸の記録は82kgw

一位には遠く及ばないが、上位には食い込んでいる。

 

 

 

第三種目 立ち幅跳び

 

そもそも飛べる射命丸にとってはどこまでも跳べるので記録は∞

無論、一位である。

 

 

 

第四種目 反復横跳び

 

普通に受けて92回。

やはり普通に身体能力が高い。

 

 

 

第五種目 ソフトボール投げ

 

一回目はボールの周りにだけ強い追い風を吹かせ続けて1729.6m

二回目はボールを投げた後に竜巻を発生させ、ボールが竜巻から出ないようにして竜巻を動かした。

結果敷地内から出そうになり、そこで中断。

結果、二度目の∞

 

 

 

第六種目 持久走

 

スタートと同時に飛び出し、三十秒足らずでゴール。

無論、息など切れていない。

持久走とは何だったのか。

 

 

 

第七種目 長座体前屈

 

同クラスのお嬢様口調の女子、八百万が棒で押しているのを見て風で押してみた。

結果∞

 

 

 

第八(最終)種目 上体起こし

 

これは普通にやって52回

やっぱり身体能(以下略)

 

 

 

 

 

個性把握テストが終了し、結果が発表される時、ソフトボール投げ以外ではこれといった成績を残せていない緑谷が最下位なのは誰がどう見ても明らかだった。

 

本人もその事が分かっているのか表情が暗い。

 

「んじゃ、パパッと結果発表。 トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。 口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括表示する。 ちなみに除籍はウソな。 君らの最大限を引き出す、合理的虚偽。」

 

相澤はハッと鼻で笑いながら結果を手元の機器から表示する。 その言葉に生徒達が『はァーーーー!!?』と叫ぶ。

特に最下位の緑谷は画風がオールマイトとは違う方向に崩壊している。

 

「あんなのウソに決まっているじゃない。 ちょっと考えればわかりますわ。」

 

それに対して二位の八百万を筆頭に、考える余裕のあった上位陣のほとんどが「まあ、そうだろうな。」という表情だ。

 

「そうゆうことだ。 これで終わり。 教室にカリキュラムなどの書類あるから目ぇ通しとけ。」

 

 

総合

 

一位 射命丸 文

二位 八百万 百

三位 轟 焦凍

   ・

   ・

   ・

   ・

   ・

   ・

   ・

二十位 緑谷 出久

 

 

 

 

 

「凄いね、射命丸さん! ∞3つ出してトップって!」

 

と言うのはソフトボール投げで射命丸と同じく∞を叩き出した、麗日。

 

「いやいや、ただこういうので有利になれる『個性』だったってだけですよ! 実際の戦闘になったら相性とかもありますし。」

 

とは言うものの、たとえ相性が悪くても一切負ける気のしない射命丸。

 

「そういえば、文の個性って何なの? 異形型かと思えば風を操ってるぽいし。」

 

そう聞いてきたのは耳郎 響香。

 

「私の『個性』ですか? 『鴉天狗』です。 強個性ではあるんですが、弱点がありまして、鯖と泳げないんですよ。」

 

その事に一瞬「は?」となる女子達。

 

「鯖と泳げない事って、どゆこと?」

 

と質問してくるのは異形型個性の芦戸 三奈。

 

「そのまんまですよ。 鯖は皮膚につけば火傷したみたいに爛れますし、食べようものなら吐きます。 …………血を。」

 

「「「「「血を!?」」」」」

 

「その後に弱体化です。 泳げないのもそのまんまです。 足の届かない所で水に浸かろうものなら、そのまま沈んで行きます。 こればかりは練習しても全然治らなくて。」

 

夏の思い出? 山で蚊に刺されまくったことくらいですね、HAHAHA。 と落ち込みながら語る射命丸。

 

「まあ、ぶっちゃけ私、天狗だから海より山の方が好きなんですが!」

 

と明るく言うも、さっきまで滅茶苦茶落ち込んでいた様子を見ていた女子達からは強がりにしか見えず、「そっか、大変だったんだね」的な目で肩をポンポンと叩かれた。

 

「あや!? 山が好きなのは本当ですよ!?」

 

説得力がない。

 

 

 

 

これにて雄英高校ヒーロー科一年A組の初日は終了した。

 

 

 

 

 

そして二日目。

この日から普通に授業が開始され、午前中は必修科目、午後にヒーロー科特有のヒーロー学がある。

 

プロヒーロー、プレゼントマイクの意外と普通な英語の授業で、時々来る唐突なコールに対して射命丸だけがレスポンスを返すという事もあったが、授業は恙無く進み、昼食を食堂で食べ終えた生徒達はヒーロー学の授業を今か今かと待ちわびていた。

 

 

「わーたーしーがー!! 普通にドアから来た!!」

 

そう言いながら教室のドアから入ってきたのはナンバーワンヒーロー、オールマイト。

誰もが知り、憧れる存在の登場に教室は沸いた。

 

「さァて、早速だが今日はコレ!」

 

ババン、と効果音の付きそうな感じで出されたのは『BATTLE』と書かれたプレート。

 

「戦闘訓練! そして、それに伴って……こちら! 入学前に送ってもらった『個性届け』と『要望』に沿ってあつらえた……戦闘服(コスチューム)!!」

 

オールマイトが手元のリモコンを操作すると壁から戦闘服(コスチューム)が入ったロッカーが迫り出してきた。

 

「着替えたら、順次グラウンドβに集合だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子更衣室で着替えていると、話は自然と各々のコスチュームの話になっていった。

 

「お茶子のコスチュームもアレだけど、八百万のそれ、エロくね!? 大丈夫なのソレ!?」

 

芦戸が他の生徒のコスチュームについて話し始めた。

 

「ええ、要望通り。 いえ、寧ろ露出が減ってるくらいですわね。」

 

「えぇ? それで? 文のコスチュームは、The天狗って感じだね! 似合ってるよ!」

 

射命丸のコスチュームは天狗が着ているイメージのある山伏風のコスチュームである。

腰に模擬刀を挿し、手には受験で使っていた葉団扇を持っている。

 

因みに服のポケットの中には対衝撃性の高いカメラとビデオカメラ、手帳、ペンが入っている。

 

服が分からない人は『香霖堂天狗装束』で検索。

 

その衣装を似合ってると言いながらサムズアップする芦戸。

それに対して同じくサムズアップで返す射命丸。

 

「武器はその刀だけなの?」

 

「いえいえ、実はこの団扇、鉄扇でして。 これも扱えますよ。」

 

透明な個性の女子、葉隠 透からの質問に対し答える。

 

「天狗の隠れ蓑って事で光学迷彩のポンチョも頼んだんですけど、流石に一度に頼みすぎたのか、そっちは遅れてるんですよね。」

 

「そっか! 光学迷彩の服なら、私も裸になる必要無かった!」

 

個性を十分に活かすため、手袋と靴以外は素っ裸の葉隠がその考えは無かったと言う。

 

「…………」

 

そんな女子達を見て、自分の胸に両手を当てて俯く耳郎。

 

何も言うまい。




因みにあややの胸はD~Eくらいかなぁと。

ところでコスチュームが何時もの服だと思った人、挙手。
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