泣いたっていいじゃない、オバロだもの   作:カツアキ

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遅くなりまして申し訳ありません。
暑くてダルくてうなだれてました。
私は工場に勤めてますが最近工場内の気温が40℃を超える日が続いてます。ヤバいです
そして早くもネタギレですね
思いつきで始めるもんじゃないなと思いつつ、
フワッとやっていきたいと思います!!
今後はより更新が遅くなると思いますがお許しください。


異世界転移は計画的に!

ユグドラシルは終わるはずだった。

ここ、ナザリック地下大墳墓アインズウールゴウンもまた然り。

だが、どういう訳か彼らはここにいる。

 

 

「「………………」」

 

 

二人の間に先ほどとは違う気まずさが充満する。

渾身の魔王ロールを決めたはずのモモンガと全力の万歳絶叫をしたグラノーラ。

そして数十秒が経ちモモンガが口を開く

 

 

「うーん、ログアウトしませんね、」

 

 

「そうなんですよねー、あーぁクソッ運営め!仕事しやがれ!!」

 

 

「まぁサーバーダウンが延期になったんでしょうね、ほんの少しの間だけどまだここにいられるんですし、いいんじゃないか?」

 

 

「そう考えるしかありませんね。よっこいしょ。」

 

 

折角サービス終了時間に合わせて行動していたのにこの有り様、最後の最後にケチをつけれた気がしてグラノーラは軽い憤りを覚えるがモモンガの一言でまぁそれもそうか……と納得した。

胡座をかいて玉座の横に座るグラノーラ、翼が邪魔なので人間形態へと戻る。

 

 

「でもどうしますか?今から」

 

 

グラノーラはモモンガにフワッとした質問を投げかける。

 

 

「どうするってねぇ、まぁいつサヨナラかも分からないんでどうしようもないですね。」

 

 

思い出話に華を咲かせても良いが、途中でサーバーダウンなんてされては気分が悪い。

しかし数分が経過してもログアウトされない事に違和感を覚え始める二人、

 

 

「ねぇこれ幾らなんでも遅すぎません?」

 

 

「グラノーラさんもそう思いますか?」

 

 

「もしかしてコレって……ユグドラシル2が始まったって事ですかね?」

 

 

「そうだと嬉しいんですけど。何の連絡もないし、あれ?グラノーラさんちょっともう一回喋ってみて下さい。」

 

 

「ん?どうしたんですか? 」

 

 

「いやグラノーラさん口が動いてますよ?」

 

 

「えっ!?」

 

 

ユグドラシルにおいてプレイヤーの使うキャラクター、アバターに表情はなく全て会話とアイコンで表す仕様となっている。口が動いて言葉を話すのはユグドラシルではあり得ない現象だった。もっとも、この現象がユグドラシル2からなるものか否か確かめるべくモモンガが動く。

 

 

「とにかく、この事態が運営の粋な計らいか、それとも何かしらのバグなのか。確かめてみましょうか、

えーと、GMコールなんて使うのいつぶりだろ。

まぁいいや……」

 

 

【GMコール……システム不良による移動阻害、ログアウト不可に陥ったプレイヤーが運営に助けを乞うことができる救済措置。勿論異形種狩りによる苦情は一切受け付けない。】

 

 

モモンガは数年ぶりにGMコールを使おうとして異変に気付いた。繋がらないのだ、プレイヤーの救済措置であるはずのGMコールが!

 

 

「どうなってるんだ!GMコールが繋がらないなんて!」

 

 

モモンガはGMコールが繋がらない事に混乱するが、何故かすぐに落ち着きを取り戻す。

 

 

「マジですかモモンガさん!?ヤバいですね。どうしよう……」

 

 

 

「いかがなさいましたか?モモンガ様、グラノーラ様。」

 

 

パニクる二人の会話に透き通るような女性の声が

入る。

 

 

「GMコールが繋がらないみたいなんですよ」

 

 

「……えっ?」

 

 

パニクりすぎて普通に会話をしてしまうグラノーラと幾分かの冷静さを取り戻したモモンガとのリアクションに誤差が生じる。

 

 

「申し訳ございません、無知な私は(ジーエムコール)なるものを存じ上げません、もしこの愚かな私に今回の失態を払拭する機会を与えていただけるのであれば、これに勝る喜びはございません。」

 

 

「ぇー」

 

モモンガはこの異常な事態に気付き小さく本当に小さく絞り出すように驚愕の声を漏らし言葉を失う。その際全身が緑色の不思議な光に包まれ精神が何故か安定する。

 

 

「いやそんな畏まる必要はないよ、GMコールなんて滅多に使わないから知らない人も珍しいって事は、、、、ん?、、、、えっ?」

 

 

ようやくグラノーラもこの事態の異常さに気付く。

 

 

NPCであるはずのアルベドがこちらを美しく潤んだ涙目で謝罪とそれを払拭する機会を懇願してきたのだ。

感覚で言うと数年間飾り続けた人形がある日突然喋りだす。そんなトイ・スト◯リー的なチャ⚪キー的な展開が起きたときと同等の衝撃である。

 

 

「ちょちょちょちょ、えっ?ウッソ何で、イヤイヤ待って待って、ア、アルベド……?」

 

 

混乱のあまり言葉を詰まらせるグラノーラ、それを見かねて既にかなり冷静さを取り戻しつつあるモモンガがフォローを入れる

 

 

「あー、ゴホン

アルベド、悪いが私とグラノーラさんは少々疲れているようだ。少しばかり席を外してもらえないか?他の者の達もだ、それぞれの持ち場に戻るといい。そして各々の持ち場にて何か異変が起きていないか調査せよ。そうだな…一時間後に否二時間後に第六階層の円形闘技場に第四、第八階層守護者を除く全ての階層守護者は集合せよ、その時に何か異変が起きていたかを聞こう。

では皆のもの行動を開始せよ!」

 

 

「「「はっ!かしこまりました‼」」」

 

 

モモンガの言葉に全ての階層守護者並びにその配下達は同時に声を上げ、行動を開始する。

最後にアルベドが深々と頭を下げ玉座の間を後にする。

 

 

守護者達が退出して10秒ほどが経ったが、尚、玉座の間には人影があった。セバス率いるプレアデスである

 

 

「うーん、セバスよ悪いが一度外に出てナザリックの周囲を一キロ程でかまわないから調査してきてくれ。

もし知的生命体がいたならなるべく戦闘は避け友好的に接するよう心がけナザリックまで連れてこい、そうだな…ソリュシャンとユリを供に連れて行け、調査が終了次第ナザリックへと帰還せよ。二時間後の円形闘技場での場にお前も出席せよ良いな?他の者は持ち場に戻り他の守護者同様に異変がないか調査せよ。

では行動を開始せよ!」

 

 

「はっ!ではこのセバス・チャン並びにプレアデスがユリ・アルファ、ソリュシャン・イプシロン御身のご命令に従い行動を開始します。」

 

 

「では失礼いたします」

 

 

「失礼します」

 

 

セバスの言葉にユリそしてソリュシャンが続けて了解の意を示し退出する。

残りのプレアデス達も一言失礼いたしますと言い優雅に退出する。

 

 

全NPCが退出し二人っきりになった所で二人はその場に座り込む、モモンガは玉座にだらしなく全身を預けるように、グラノーラは普通に脚を伸ばして後ろ手をつき天を仰ぐように座る。

 

 

「あー、びっくりしましたね。でも凄いですねモモンガさん、本当に魔王みたいでしたよ。名前に難ありですけど、さすがギルマス。僕なんて混乱しすぎてがっつりフリーズしましたし、

っていうかモモンガさん対応早すぎないですか?皆にテキパキ指示出してましたけど。そもそも何でNPC達が動いてるんですか?言葉まで喋ってましたし」

 

 

「まぁ昔みんなでふざけてた時にやってた魔王ロールの賜物とでもいいましょうかね?あと、情報収集は基本ですしNPC達が私達の指示を理解し尚且つそれを実行するかも見ておく必要があったんですよ。正直賭けでしたけどね。でも上手くいったようで安心しましたよ。襲い掛かられたらどうしようかと思いましたよ。

NPC達が何故ああなったのかは分かりません。見たところ玉座の間にいた彼らの忠誠心は今のところ本物のようです、あの忠誠心が一時的なものか恒久的なものかは今分からないので注意が必要ですね」

 

 

自分が混乱している間に冷静に周囲観察していたモモンガにグラノーラは改めてギルマスさすが!と心の中にて叫ぶ。

 

 

「でも後二時間弱で守護者達からの報告を聞くんですよね?モモンガさんは良いとして俺はどうなんでしょう?モモンガさんみたいに魔王ロールした方がいいんですかね?」

 

 

「一応何かしらのロールプレイをなさってくれた方がこちらとしても魔王ロールがやり易いんですけどね。まぁ無理なさらないで下さい。」

 

 

「うーん、じゃあロールプレイねぇ…どんなだろ?」

 

 

「グラノーラさんは堕天使ですからね、何かこうだらっとした方がいいんじゃないですか?リラックスした感じというか」

 

 

フワッとしたアドバイスに困惑しつつも堕天使っぽい感じのロールプレイを目指した結果、お気楽セクハラ野郎に収まった。練習をするのも面倒だと早速見事な堕落っぷりを披露するグラノーラにモモンガは謎の頼もしさを感じる。モモンガはあることを失念していた。彼が、グラノーラがペロロンチーノと同等のエロリストであるということを!そんな彼がお気楽セクハラ野郎を目指せば最早それはロールプレイの域を超え本質の領域に到達する。

 

 

「後一時間ですか…結構長いですね」

 

 

「そうですね…!ん?セバスか、…あぁ……

なんだと?!」

 

 

「どうしました?モモンガさん」

 

 

「今セバスから【伝言】がありまして、どうやらナザリックの周囲が毒の沼地からただの草原になっていたようです。」

 

 

「……何が起きてるんだよ…」

 

 

セバスからの【伝言】によって伝えられた情報は二人に大きな衝撃を与えた。

 

 

「・・・よし、ご苦労セバス。お前達はナザリックに帰還し外の様子を報告せよ。後一時間後に第六階層の円形闘技場だ。」

 

 

セバスは【伝言】越しに了解の意を伝え【伝言】が切れる。

 

 

場所は変わりナザリック地下大墳墓地表部にて【伝言】にて報告を終えたセバス、ユリ、ソリュシャンの三人は主の命に従うべく帰還を開始する。

 

 

「では、戻りましょうか、ユリ、ソリュシャン。

行きましょう。」

 

 

「かしこまりましたセバス様、それでモモンガ様は何と?」

 

 

ユリは頭を下げて了解の意を示し、ソリュシャンは了解の言葉の後に主の反応を伺う。主の声を命令をセバス一人だけで独占するのはよろしくないとか考えてはいない。多分

 

 

「少々驚かれていたように思えますが恐らく私の気のせいでしょう。それより一刻も早く戻って至高の御方々にお仕えせねば!」

 

 

セバスの一言を皮切りに三人はなるべく早くそして優雅にナザリックへと帰還を開始する。

 

 

そして場所は玉座の間から円卓の間へと移動した支配者達に。

二人はそれぞれの役を決めてから今後のナザリックの方針を決める。

ここはユグドラシルかそれとも別の何かなのかをハッキリさせるために。

 

 

「やっぱりシステムのバグや新しいユグドラシルって訳じゃ無さそうですね、どう考えてもおかしい所が多すぎる。大体俺の口が動いてることも、そして頬っぺた叩くと痛いのも、若干の食欲を感じるのもどう考えてもゲームの領域を超えてる。」

 

 

「グラノーラさんもそう思いますか?

実は私もさっき守護者達の前で取り乱した時に急に精神が強制的に沈静化されるのを感じました。食欲は全く湧きません。骨の体だからでしょうか?」

 

 

「それじゃあ、今分かっているのはここはユグドラシル2ではない何かであるって事だけですね。

他に何か気付いた事はありませんか?モモンガさん」

 

 

「いやこれといって特にありませんね。

それと今後の方針はやっぱりしばらくは情報収集に従事した方が良さそうですね、ここが何であるのか何処なのか、知りたい事は山ほどありますし」

 

 

 

「そうですよね。はぁー後30分かぁ、

緊張してきた……あっそうだ!気晴らしにちょっと早めに行って自分たちがユグドラシルプレイヤーとしての力を十全に使えるかチェックしません?スキルとか魔法とか!」

 

 

「おっ!いいですね。行きましょう行きましょう‼」

 

 

グラノーラの能力チェックという名の気晴らしにモモンガは賛同し残り30分しかないからとイソイソと第六階層へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




まぁこんな感じになってしまった訳ですが。
展開がものすごく単調な気がして仕方ないですね
批判が怖くて朝も起きる気になれません。
それから夏バテ防止って意味あるんでしょうか?
色々やってみたけど、何か今一効果が感じられない。元気ハツラツにならないんですよね。
歳かな?まだ23なんですけど、もう23と言うべきなんでしょうか?
そして23の癖にこの語彙力のなさ!
何かいい夏バテ防止があれば教えてください。
それではまた次回、なる早で頑張ります!
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