各国は長距離弾道ミサイルを漸減的に規制し始めた。先進諸国は軍事力を増強し始めた。後進国の紛争は激化した。人々は治安の悪化に伴い長距離移動を自粛した。
世界はある種の、混乱した新時代を迎えようとしていた。

彼女達は未だ世界を知らない。
世界もまた、彼女達を知らない。
新しい世界の歪みは1人の天才によって、今ゆっくりと明らかにされようとしていた。

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(TSしぶりん転生の続きが書け)ないです。
IS主要人物の初期改変要素は以下の通り。
これらがダメそうならページを戻って下さい
織斑 千冬:本作では主人公。両親共に存在。物理性能が一流のスポーツ選手程度まで弱体化。
篠ノ之 束:工学とプログラミングのみの天才。物理性能も弱体化し、ひ弱な学者程度。他人への関心の薄さは原作よりマシ程度だが、ひ弱な分他人への対応はまともになった。
織斑 一夏:主人公降板。(クレジット3番目…う、頭が。)只の爽やかイケメン剣道ショタと化した。
篠ノ之 箒:暴力性が激減。只の黒髪ポニテ剣道幼馴染と化した。(未だ巨乳ではない。)
IS:未だ登場しない。篠ノ之 束以外にも作れるようになる。男女問わず動かせる。人格とか無い。ダウングレード版としてノーマルAC(相当)が登場する。


第1話

「千冬ちゃん、実は折り入って頼みがあるんだ。」

そう手を合わせて頭を下げるのは、篠ノ之柳音師範の娘さんで…篠ノ之束とか言ったか。とても頭が良くて、ロボットか何かを作っていると云う話しだ。

ー正直に言って苦手な人種である。そして馴れ馴れしい。

しかし篠ノ之神社、というより併設された篠ノ之道場には世話になっている身である。

ー私の様な、正直に言えば剣術しか取り柄の無い女に、何の頼みがあるのかと思うが、何か力仕事でもあるのだろう。

中学校生活を掛けたJr.インハイが、3位入賞に終わって色々と燃え尽き掛けていた事もあり、私は渋々ながら了承した。

 

彼女に案内されたのは神社の裏手、御神体である山の麓に掛けて建てられた、大き目の納屋と言うか倉庫の様な建物だった。

ーやはり何某かの力仕事だろう。

と当たりを付けていると、彼女は驚くほど複雑で多重の鍵を手際良く解除していく。

ー何か文化財の類でもあるのかも知れない。

古い神社であるからそう言う事もあるだろう。私が柄にも無くワクワクしていると、彼女が振り返って言うには。

「この中で見た物は絶対に、ぜぇったいに外で話しちゃダメだからね。」

ー何か郷土史を揺るがす様な歴史史料でも有るのだろうか。

子供っぽく念を押してくるので、急かす意味も込めて頷く。

彼女は丁度全ての鍵を解除し終わったらしく、顔を真っ赤にして力みながら門扉を引いているが、殆ど動いていない。。私は力仕事担当として彼女の代わりに門扉を引き開けてやった。

 

薄闇の中、最初に鼻をついたのは油の匂いだった。慣れているのだろう、束が手探りで明かりをつけると、表れたのは横倒しなので分かりづらいが2〜3m程の人型の機械だった。

「私は単にパワードスーツって呼んでる。」

ボソボソと聞き取りづらいそれはこのヒトガタの説明であるようだった。

「元々は大気圏外活動用の動力付き宇宙服を作ろうとしてたんだけど気密も動力もサイズも重さも問題が出てあと製造機材とノウハウも材料もないから…」

そこまで一息で言い切ってから、さらに早口で聞き取り難く、何事か話し続けた。

 

取り敢えず、分かった事だけまとめると、

1、このヒトガタは所謂パワードスーツ*(以下PS)である。

2、開発にあたって、テストパイロットをして欲しい。

3、これの特許料?か何かで本命の宇宙用PSを作りたい。

という事らしい。

 

丁度、私は筋肉が付きにくい体質だったらしく、剣術にも底が見え始めていた事もある。ただ何よりも。

ーテストパイロット、実にカッコイイ響きだ。

私はPSが売れたら、バイト代を出させる約束だけして、気軽にこの仕事を引き受けた。

 

だがこの時、世界は既に変わり始めていたのだ




後、これ以外に
両儀織の方が生き残って、黒糖にだらだら思いを寄せている。野獣と化した白純先輩が黒糖に襲い掛かる。黒糖を華麗に助け出した織、黒糖の原作台詞でメス堕ちって話と
ターニャちゃんが AC4の世界に転生して「どおして、こんな事にぃ。」と「おのれ存在Xぅー。」を繰り返しながらドイツ国軍最期のレジスタンスとして、パックスエコノミカそのものと戦い続ける話
を思いついたけどTSしぶりん転生の続きが思いつかない。


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