Fate/Ultimate Fleet 運命の舵輪は廻る 作:大極光
まだ原作開始ではありません、ご容赦下さい…
新たに参戦する兵器の元ネタ
ダンボール戦機
数年後…
冬木市 穂群原学園小等部4年1組
本当にキング・クリムゾン多用で申し訳ない、あいにく原作開始までは多分この感じだ。
申し遅れたね、レーベレヒト・フォン・アインツベルンだ。
小学四年生になったよ、つまりイリヤが1年生だね。
年が上がったおかげで出来ることが増えたよ。
少佐『もう何もつっこみませんからね…』
マックス『飽きられるぞそのうち』
大丈夫、もう飽きられてるから。
少佐『いや大問題じゃ無いですか』
こまけぇこたぁ良いんだよ。
それよりさ、この前本棚の未来兵器の棚漁ってたらこんなやつ見つけたんだよ。
マックス『? えーとこれは… ビット? 』
マックス『脳波コントロールの浮遊砲台みたいですね、レーザーはもちろん剣になったり、複数個で防壁を作ったり出来る万能兵器ですね』
ああ、これをちょいと改良してさ。
レーザー発射機構などは普通に作ってさ、浮遊とコントロールを魔術側に任せたら火力も確保出来なくない?
少佐『どうなのでしょう、確かに火力を上げるには画期的な手法だとは思いますが…』
マックス『いや、良いアイデアだと思うぜ。
浮遊とコントロールのみならそこまで魔力は消費しない、今の同志の魔力量なら自然回復の範囲内だ。
発射側のエネルギーさえ持つのなら、半永久的に撃つことが可能だ』
その辺は心配ない、空いたスペースに機関としてエターナルサイクラーをうめこむから。
少佐『いざとなればその機関を自爆させることも可能… なかなか恐ろしい代物になりましたね』
でしょう?
じゃあ放課後に例の場所行くぞ。
少佐『了解です』
マックス『俺ら山さ行ぐだ』
良し、放課後が楽しみだ!
先生「はい、じゃあこの問題を… レーベ君、解いてくれるかな? 」
レーベ「分かりました」
先に授業を乗り切らなきゃだが…
放課後…
山 不法投棄現場
イリヤと途中で分かれて僕は少佐達と山に来ていた。
それで部品を漁ってたらふと思った。
ここ何年かでここも大分片付いてきたな、と。
少佐『大佐殿が色々持って帰りますからね。
まあそれでも捨てに来る量の方が多くて無くなりそうにもありませんが…』
結構結構、部品が増えるのは良いことだ。
最近の物はほんの些細なものでもなかなか良い部品が取れるからな。
さて、こんな物か。
少佐『流石に本体に使える様なアルミニウム板はありませんか…』
それは良いよ、この装備じゃ持って帰れないしね。
それにまだこの前切り出したジュラルミン板があったはずだし、何個か有望な板は一応雨に濡れないようにしてきたから大丈夫だよ。
じゃあ帰るか、もう持てないし。
マックス『ランドセルがパンパンだぜぇ…』
少佐『分かりました』
というわけで僕は山を降りた。
その帰り道
少佐『? 大佐殿、あの方イリヤスフィール嬢ではありませんか? 』
え? あ、本当だ。
お使いでも頼まれたのかな?
マックス『みたいだな、そこそこ重そうだな』
だね、持ってあげなきゃ(使命感)
レーベ「おーい、イリヤ〜」
イリヤ「あ、お兄ちゃん、またいつもの山? 」
少佐『読まれてますね』
まあ、これだけ頻繁に行っていればね。
レーベ「そうだよ、そっちはお使いか何か? 」
イリヤ「うん、セラに頼まれちゃって」
レーベ「ふぅん、それ持つよ? 」
流石に小一にはきつそうだからね。
イリヤ「え? 良いの? 」
レーベ「もちろん」
兄に遠慮してどうするのさ。
マックス『お、そうだな』
イリヤ「じゃあお願い」
任された。
というわけでイリヤと一緒に帰るよ。
マックス『羨ましい…』
少佐『あなたまだ妬んでいるのですか…』
数分後…
帰り道 交差点
家の近くの交差点、信号などない小さなものだった。
その交差点で事件は起きた。
イリヤ「お兄ちゃん、はやくはやく〜」
相変わらず速いな…
少佐『感心してる場合ですか? いくら交通量が少ないとはいえ、危ない気がするのですが…』
だね。
マックス『早く止めよu… ッ! 同志!』
なっ!?
イリヤが交差点を渡ろうとした時、運悪く曲がって来た車があった。
僕はそれを見たと認識した時には既に走り出していた。
多分反射のようなものだろう。
だが僕は運動が得意なわけでは無い、ランドセルと持っていた買い物袋を切り離しても小四の足ではたかが知れてる、間に合うはずもなく…
レーベ「イリヤァァァ!」
叫ぶしかできかった。
だがそれで状況が変わるほど現実は優しくなく、ついにあと数秒でイリヤが車にひかれるなんて考えると思わず目をつぶってしまった。
その時…
レーベ「なっ!? ここは…」
再び目を開けると僕は全ての始まりの場所、いつも少佐やマックスとバカやってる空間に立っていた。。
だがそこに少佐はおらず…
???「ふふ、ようやく会えたね。 パパ」
銀髪の少女が佇んでいた。
レーベ「はい? パパ? 僕に娘はいませんよ? それより少佐は何処です? 僕は一刻も早く戻らなくては」
そうしないとイリヤが…
???「今は外の時間とここは遮断されてるから心配ご無用よ。
それで戻って何するの? パパが戻っても妹ちゃんがぺしゃんこにされる結末は変わらないわ」
レーベ「や、やって見なきゃわからないじゃないか!」
まだ数%の可能性くらい…
???「ううん、やらなくても分かるわ。 賢いパパなら分かるんじゃない? 絶対間に合わないって」
うるさいうるさいうるさい!
レーベ「そんなこと言われずとも分かっているよ! だが分かっているのと認めるのは違う!」
???「ね? 分かってるけど認めたく無いんでしょ? だったら手に入れてから戻るべきじゃない? そのどうしようもない結末を変える力を、ね」
何だよそれ…
レーベ「そんなものがあるのか? 」
???「もちろん、パパもよく知っているものだと思うわ。
使い方は自然に分かるようになると思うから」
そう言って近づいてきた。
え!? ちょっ、何する気!?
???「しっかり受け取ってね」
チュッ
はい!? ほっぺたキス!? わけがわからないよ!?
???「受け渡し完了、じゃあ頑張ってね。
応援してるわ、パパ」
そう言って僕の目を静かに閉じる。
再び目を開けると空間に入る前の光景が飛び込んできたが、さっきと何かが変わっていた。
少佐『大佐殿!? 今までどちらに!? 』
少佐、まあ見ててくれ。
しかし本当に使い方が分かるな…
まあいい、ありがたく使わせてもらおう。
レーベ「
次の瞬間、僕が地面を蹴ると走るというより飛び出すと言った方が近い動きになった。
少佐曰く、それはまさに暴風そのものだったらしい。
僕はそのスピードで車に轢かれる前にイリヤを包み込むように抱きかかえて道路の反対側にたどり着いた。
最短ルートで滑るように走ったため、ブロック塀に背中をぶつけたがなんてことは無い。
イリヤが無事ならそれで良い。
少佐『大佐殿! ご無事ですか!? 』
僕はあと、まずイリヤ。
少佐『わ、分かりました。
えーとですね… イリヤスフィール嬢には特に傷はありません、ナイスガードです、大佐殿』
コロンビア。
少佐『大佐殿もふざけられるようでしたら問題なさそうですね』
最近少佐が冷たい…
数分後…
同地点
あの後、車の運転手の人と軽く話をし、僕が心配ないと言うと頷いて去っていった。
イリヤ「お…兄…ちゃん…? 」
レーベ「? どうしたの? 」
少佐、やっぱりどこか怪我してたんじゃ…
少佐『いえ、私の調べは完璧なはずですよ』
だよね。
イリヤ「ごめんなさい… 私がもっと注意していれば…」
ああ、何だそんな事か。
レーベ「あまり気に病ま無いようにね、次気をつけていれば良いんだよ」
そう言いつつ、いつぞや母さんにやって貰った様に抱きしめ&なでなででイリヤを落ち着かせる。
イリヤ「でも私のせいでお兄ちゃんが…」
心配してくれるとは… やっぱり大天使。
レーベ「イリヤは優しいね。
心配ご無用だよ、ほらちゃんと動けるし。
でも心配してくれてありがとう、さてじゃあ帰ろうか、立てる? 」
イリヤ「うん、……あれ? 」
レーベ「? どうしたの? 」
少佐ァ! やっぱり怪我してるじゃん!
少佐『そんな馬鹿な!? 』
イリヤ「足がすくんじゃって、立てない…」
何だそっちか、ごめん少佐。
少佐『お気になさらず』
レーベ「じゃあおぶってあげるよ、ほら掴まって」
イリヤ「うん」
イリヤが掴まったのを確認するとゆっくり立ち上がる。
うん、背中が若干痛いがまあ大丈夫か。
ちなみにランドセルは前に持ってきて、買い物袋は左手で下げてる。
割と重武装だな。
少佐『フルアーマー大佐殿ですね』
違いない。
そういやマックス生きてる?
さっきから黙りこくってるけど。
マックス『え? ああ、ちゃんとここにいるぜ』
なら良いんだ。
さて帰りますかね
マックス『(あの力は魔術の類ではない… 一体なんなんだ…?) 』
マックス「そういやとっさによくイリヤを怪我させずに回避したな、さすが同志」
レーベ「まあね。 ほらよく言うじゃん? 《背に妹はかえられぬ》って、あれ言わない? 」
マックス「いや、よく言うぜ? だよな作者? 」
大極光「そうだよ(便乗)」
少佐「……(思考放棄)」
ビットはダンボール戦機Warsのディ・エゼルディのビットが1番近いと思います。
涙目イリヤちゃんも可愛いです!
誤字や脱字、アドバイス、質問、おかしな表現などがありましたら教えてください、お待ちしております。