名取さなっていうバーチャルユーチューバーの絵をTwitterでよく見るなって思って暇な時に動画見たら可愛いし話は面白いしすこすこ勢になってしまったので書きました。雑魚とか馬鹿とか言ってるのを励みにゲームの周回を頑張ってます(?)あんまり長くないし普通の恋愛ssになってるけど楽しんで読んでもらえれば幸いです。
「バーチャルユーチューバーのAIが発売されて現実世界でも会えるようになる時代ねぇ...」
バーチャルユーチューバーが流行って少し経ったあと、とある企業がバーチャルユーチューバーの性格を読み込ませたAIを現実世界に3Dモデルとして呼び出せるようにしたところ空前の大ヒット。価格はちょっとした家が買える値段。なのでなかなか一般人だと手は出せなかったのだが、ユーチューバーなどが買って動画を作ったところ再生回数が伸びに伸びてユーチューバー中で買う人が増え企業の方はボロ儲けしただとか。
「せんせえ?どうしたの?ぼーっとして」
(...まぁそんなのを俺が買ってるのもおかしな話なんだけどな)
そう俺の隣で名取さなが俺のことを見上げていた。上目遣いがとても可愛い。っとそうじゃなくて。
「ん、何でもない何でもない」
会社とバイトを掛け持ちしつつ極端な節約生活をすることで俺は念願の名取さなAIを買うことが出来た。
「ふーん、それよりせーんせえぇ。暇ならゲームしよゲーム、名取この前負けたあと練習してこのゲームつよつよのつよになったから負けないかんね!」
「名取はゲーム雑魚だからなぁ...練習したところで強くなるのかどうか」
「なっ、何おぉ!失礼な!つよつよになりすぎてさいつよと化した名取を見せてやる!」
「お、名取さいつよになれるのか?胸は最弱もいい所なのに?」
「はいはい、はーいはいはいさっさとやるよせんせえ」
「ごめんごめん」
コントローラーを手に取りつつ選択画面に移る。やるのはよくある格闘ゲームだ。ちなみに名取は3Dプロジェクターなのでコントローラーは持てないが直接PCに繋ぐことで操作出来るとかなんとか。
「ほら早くやるよっ。名取の...アレだ、あれ。そうあれを...せんせえのあれにあれしてぼこにしちゃる」
「急に言葉の力やばくなったな...お手柔らかにね」
互いのキャラを操作しつつちょっとした会話(という名の煽りあい)をするのが俺達の日課だった。
まぁこの家に置いてある対戦ゲームはぼっちで悲しく高難易度CPUとやっていたものが大半なのでちょっと毛が生えたくらいの実力の名取には負けようがなかった。
「ちょっとこの名取様が必殺技打とうとしてるのに何すんのさせんせえ!」
「誰が好き好んで戦場で突っ立ってるかってのw」
それでも名取とこうして毎日馬鹿みたいに煽りあいながらやってるのは互いにこの時間が楽しいからかもしれない。
「ほれほれ俺はまだHP半分残ってるけど名取はあと少しだぞ」
「まぁ、でも?ここから名取は必殺技決めちゃって勝つんで?見てろよ見てろよ〜」
「だから見てるだけな訳が」
突然耳にヘッドホンを付けられた。ちなみにだがこの3Dモデルを出してるのは下にあるルンバみたいなやつ。これで実際に歩いてるように表現したりこうして色々出したりするので万能だったりする。
「なんだ?不協和音でも聞かせて集中力を切らそうって寸法か?そんなことされたってイキリバイクに最大限に強化された俺の集中力は」「ふーっ」「!?」
今ヘッドホンから生暖かい風が!?なにこれ!?
「名取何もしてないよ?ただ呼吸してただけだよ?」
「何もしてないわけが...あっ」
思い出した。この内蔵ヘッドホンには色々な性能があってそれのひとつに息を吹きかけられる男の子が嬉しい性能があったはず。
「『思い...出した!』?せんせえ」
「間を開けるな。せっこいぞ、名取。こんな純情な青年の心を弄ぶなんて」
「せんせえが未だに雑魚過ぎて彼女いない歴=年齢なのがダメなんじゃないの?w名取は何も知らないよw」
「るっさいわ!とにかくこのヘッド」「ふぅー」「ふぁん!?」
ダメだ、コントローラー持ってるからヘッドホンはうまく外せないし名取は容赦なく攻撃してくるしヘッドホンからの息は上手いこと人間の息っぽく作られていて凄くやばい。ガードも切れそうだしそろそろ諦めて秒で決着を付けようか考えていたその時だった。
「せんせえ、名取の声聞こえてますか?今名取はせんせえの耳に直接話しかけています」
「こいつ...!耳に直接...!?」
脳内じゃないのはさておき。何を言われても気にしない。大丈夫、煽りなら言われ慣れてる。落ち着け落ち着け。
「せんせえ。よーく聞いてくださいね」
「...?」
「いっつも名取とこうして馬鹿みたいに遊んでくれてる...せんせえのことが名取は大好きだぞ...///」
(...ずるいだろそれぇぇぇぇえええ!!!)
耳元で囁かれるだけ(ヘッドホンのバイノーラル音声)でもやばいのに『すこ』とか使わずにガチ告白っぽい感じで言うのほんとやべーわ。思わず顔を両手で覆っちゃったもん。
「WINNER!1P!」
「...あっ」
そりゃ両手を顔で覆って悶えてたら自然とゲームなんか見えてないわけで。コントローラーもとっくに手放してるわけで。
「せんせえの負け〜。せんせえざぁこ〜w」
「んなっ!だってあんなん!あれは流石にズルすぎだろ!」
「名取は何もしてないよ?PCの方がバグったなら知らないけどねwそれにあれじゃない?せんせえが恋愛雑魚すぎるのがいけないんじゃない?」
「じょっ、冗談でも告白なんかしちゃいけません!」
「耳まで真っ赤にしちゃって、可愛い♡」
名取がそのままpcに戻り充電モードに入ろうとする。
「あっ、勝ち逃げだなこらっ」
「逃げてないですぅ。充電必要なんですぅ」
「ほんとに充電モード入っちゃったし...はぁ...」
なんにせよ意識しないようにしないとまたからかわれそうだ。意識しない意識しない...(耳に息吹きかけられたの気持ちよかったな...)...暫くはダメそうだな...。
切り替える為に動画でも見ようとPCを立ち上げる。
(あれ?なんかPC熱い?電源入れっぱだったし夏だからか?...とりあえずファン回しとけば大丈夫だろ)
俺はその後動画を見漁りつつ顔の火照りを抑えるのだった。
(例え冗談でも好きじゃない人に告白なんて出来るわけないじゃん、告白って気合い入れてやるもんなんだよせんせえ...まぁ、いいけど。そんなんだからせんせえは恋愛雑魚なんだよなぁ...ばーか)
「せんせえ!おはようございナース!」
「おっ、おう!なすなす!」
声が一瞬裏返ってしまった。というのも...昨夜から寝ても覚めても名取のことばかり考えてしまっているのだ。可愛かったなぁとか耳に吹きかけられた息やばかったなぁとか気がつけば名取のことで頭いっぱいだった。
「ん?考え事?せんせえ大丈夫?おっぱい揉む?」
「え?揉むも何も無いじゃん」
「...ちっ...はーーーー...せ・ん・せ・え?」
「ごめんなさい本音が出ました」
「あ?」
「何でもないです」
いけないいけない考え事してたからキレられる1歩手前のことまで言ってた。気をつけよう。
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気をつけた結果、名取とあんまり喋らない感じになってしまった。やっぱり名取と喋るとどうしても動悸が早くなって身体が熱くなってしまうのだ。
「せんせえ?せんせえ...せんせえ!」
「ごっ、ごめんごめん。どうした名取?」
「名取、せんせえに何かしちゃったかな...?」
「へっ?いやいや何もしてないよ?」
「だってせんせえ名取のこと避けてるし...もしかして迷惑だったかなって...」
「なわけ!だからそれはその...名取のことが好きで好きでしょうがなくて!顔すらまともに見れなくなるくらい好きで!」
「いいよせんせえ、最終的にまた暇になったら開いてくれれば。それじゃあ...
...?せんせえ今なんて...?」
(あっ...ああああああああああああああぁぁぁ)
勢いだけでとんでもない事言っちゃった!やってしまった!うわっめっちゃ恥ずかしい!
「ははっ...せんせえ冗談上手いなぁ?ウケるわw」
これはもう覚悟を決めるしかない。1度言ってしまったんだからもう何回言っても変わらないだろう。そんなことより名取に今の告白を無かったことにされる方が嫌だ。ここを逃したら二度とチャンスは来ないかもしれないんだから。
「冗談なわけあるか。言ってたじゃん名取。告白は本気でするもんだって」
「あっ...っ...///でもせんせえ恋愛したこと無いんだから一時の気の迷いの可能性だって」
「無いよ、だって今だって心臓爆発しそうだし」
「でも...そのっ...あの...うぅぅ...///」
「名取付き合ってくれるか?」
「ヤだ...」
「えっこの流れで」「『さな』って呼んでくれないとヤだ」
「...んんっ
さな、俺の彼女になってください」
「...しょっ、しょうがねぇーなぁー!恋愛を少しも知らないせんせえのために名取がいっちょ一肌脱いでやりますか!」
「良かったぁ...ほんとに断られてPCにとじこもられたらどうしようかと」
「そんなわけで名取は充電するからお疲れナース! 」
「切り替えはっや!おーい名取ー?ほんとに戻っちゃったし」
仕方ないので明日の仕事の準備でもしようかとpcを開こうとすると、またPCがめちゃめちゃ熱くなってた。そういえばAIは充電の時はPCの中に居るとか...なるほど、今昨日と今日なんでこんなにPCが熱かったのか分かった。名取自身が言ってたじゃないか『告白は本気で』って。
同時にちょっと楽しそうなことを思いついた。pcに通話用のイヤホンを差し込む。そして
「さな...大好きだから。AIがどうこうとか世間の目がどうこうとか気にしないからな。誰がなんと言おうと俺はさなのこと大好きだぞ」
(...っっっっ!〜〜〜〜〜///)
しばらくするとPCがオーバーヒート手前まで熱くなった。伝わったようで何より。俺はそのまま彼女の熱を楽しみつつ明日の仕事の準備を始めた。
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「おはようございナース... あれ寝坊助せんせえ?」
眠い...まだ瞼を開けるのも億劫だ。もう少しだけ...
「起きないと...また悪戯しちゃうぞぉ...?」
んんん?耳に何か...
「ふーっ」
「うわっ!?」
びっくりした、いきなり耳がぞわってした。思わず耳に手を掛けたら硬い感触で全てを察する。
「はー...さな。朝からびっくりするだろ止めてくれよ...w」
「せんせえ、おはようございナース!」
「ん、おはよ」
「せんせえが起きないのが悪いんだよ?」
「ん、起こしてくれてありがとな」
とりあえず着替えて朝ごはんをささっと食べて玄関まで行く、今日はさなが起こしてくれたから余裕で間に合いそうだ。
「おしごとがんばってねせんせえ♡」
「おうありがとなめっちゃ元気でたわ」
あっ、せっかくだし言っておくか。
「さなっ!大好きだぞ!...///
行ってきます!」
勢いが無いと面と向かっては言い難い。ここは言い逃げして今日も1日頑張ろう。
「恋愛雑魚のせんせえのくせして頑張っちゃってさ///無理してるくせに。でもまぁ、その無理が嬉しいんだけど」
「せんせえ、名取もせんせえのこと大好きだぞ...///」
〜Fin~
という訳でいかがだったでしょうか#ヌォンss #恋愛要素多め。タイトルは今回テーマ無しで書いてるので適当な感じになっちゃってごめんなさい((
まずなんで名取さなでssを書こうと思ったかというのは前書きにも少し書きましたがすこすこ勢になってしまったからです。可愛いぞ名取!自分もすこって言ってるのにすこって返されるとぽんこつになるあたりとか凄く可愛いぞ!貧乳気にしてるところも好きたぞ!
と、まぁバーチャルユーチューバーのssなんて初挑戦なのですが如何せん絵心も田所も無いのでヌォンタートは出来ないけどssなら書けるので書いた次第です。完成度の低いssかもしれないけど楽しんで読んでもらえたら幸いの限りです。
次に本編についてですが、設定は良いところを突けたかなって思ってます。おっさんガチ恋でもなく、せんせえの1人がバーチャルサナトリウムの名取と恋愛って訳でもなくて皆平等にってね。(この名取特有の『てな』『てね』がすこ、名取さなすこった後からめっちゃ俺も使っちゃってる)
ぶっちゃけ俺は名取はおっさんでも普通に女性でも何でもいいんですよ、てかバーチャルユーチューバー全員そう!アニメのキャラで嫁とか結婚したいとかあるけど全員が声優も結婚したいか好きかって言われたら違うでしょう!?ざーさんとは結婚したいけどそれは置いといて。
まあ要するに何が言いたいかというと俺は名取さなってキャラが好きだから中がどうこうとか気にならないし顔だそうかだすまいが気にならないよね。ってことが言いたかった。これ本人が見たら絶対突っ込まれるところや名取さなは17才です(迫真)って
恋愛ssなのは許してね、ギャグは多分かけない。うん。書いたことないけど多分無理。
そしてそして、こんな可愛い名取さなを皆見ような?見てすこすこ勢になろうな!?名取のことすこすこしような???
という訳でそろそろあとがきもいつも通り長文になってきたところで終わらせたいと思います!いつも通り感想等々お待ちしております。よろしくお願いします何でもしますから(何でもとは言ってない)
こんな駄文をここまで読んでくれてありがとうございました。名取のチャンネル登録はYouTubeで名取さなで検索だ!それではまた次のssでお会いしましょう(次回の書くのを言わないでおいて逃げるスタイル、アズレン待ってた人もし居たらすまん)
(*´∇`)ノ ではでは~
お疲れさなー!!!