英雄伝説 花の軌跡   作:阿賀美 アクト

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お待たせしました!本当なら昨日更新する予定だったんですが、北海道を襲った地震の影響で昨日の昼頃まで電気が使えなかったため、更新が遅れました。
まだたまに余震がありますが、とりあえずは大丈夫です!
個人的にメッセージを送っていただいた方については本当にありがとうございました!
みなさんもいつ災害が襲いかかるかわからないので、万が一の備えは十分にしましょうね!自分は今回の地震でそれを大いに学びました。





第31話 貴族とは

 

 6月23日、昼休み。今日は先週行われた中間試験の結果が公開される日だ。点数と順位が公開されている廊下には多くの生徒が集まっており、俺たち《Ⅶ組》も全員が各々の試験の結果を確認していた。

 

「えーっと、俺の名前は……」

 

 今回の試験はトワさんたちに勉強を見てもらったこともあり自分の中でもかなりいい線は行っていると思ってはいる。しかし、いざ点数を確認するとなると剣の立ち会いとも違う言い様のない不安に胸を駆り立てられる。そんな不安を抱えながら恐る恐る自分の名前を探していくと、順位を示す数字が60を超えたところにそれはあった。

 

 

 56 イクス・ライガスト 1-Ⅶ 709pts.

 

 

「よし……!」

 

 自分の名前を見つけた瞬間、俺は小さくガッツポーズをした。入学試験の時よりも確実に順位が上がっているし、点数の方も自分の中の大台である700点を超えているのだ。これはかなりいい結果が取れたと思っていいだろう。

 

 俺が自分の結果に喜んでいると、その俺の喜びは一瞬で終わりを告げた。

 

 

  1 マキアス・レーグニッツ 1-Ⅶ 975pts.

 

  1 エマ・ミルスティン 1-Ⅶ 975pts.

 

  3 ユーシス・アルバレア 1-Ⅶ 952pts.

 

  7 リィン・シュバルツァー 1-Ⅶ 932pts.

 

  8 アリサ・ラインフォルト 1-Ⅶ 924pts.

 

 17 ラウラ・S・アルゼイド 1-Ⅶ 895pts.

 

 20 ガイウス・ウォーゼル 1-Ⅶ 870pts.

 

 36 エリオット・クレイグ 1-Ⅶ 802pts.

 

 68 フィー・クラウゼル 1-Ⅶ 608pts.

 

 

「なん……だと……」

 

 他のⅦ組メンバーの点数を見て俺は言葉を失った。マキアスかエマが一位を取るのは大体予想はついていたが、二人以外の点数も軒並み高い。俺とフィー以外は全員800点を超えているし、クラスの半分は900点以上の点数を取るという驚きの結果だ。

 

 唯一俺よりも点数が低いフィーでさえ600点を超えているし、そもそも彼女の基礎学力からいえばこの点数はⅦ組の中で最も伸び代が大きいのである。みんなの結果を見た俺はなんだか急に自分が不甲斐なく思えてきた。

 

 そして各々が自分の結果に一喜一憂する中、フィーがあることに気づく。

 

「そういえば、そっちにも何か書かれてるけど」

 

「ああっ……!」

 

「ほう、我らⅦ組が首位か」

 

 

 1st 1-Ⅶ 864pts.

 

 2nd 1-Ⅰ 843pts.

 

 3rd 1-Ⅲ 770pts.

 

 4th 1-Ⅱ 735pts.

 

 5th 1-Ⅳ 675pts.

 

 6th 1-Ⅴ 650pts.

 

 

 フィーが見つけたのはクラス平均点の順位表だった。結果は俺たちⅦ組が2位のⅠ組に20点以上の差をつけて首位という結果だ。これを見たⅦ組の面々は嬉しそうに会話する。

 

「ふふっ、1位から3位までいるしちょっと予想はしてたけど」

 

「フン、俺が属するクラスが負けることなどあり得んがな」

 

「だからなんで君はそんなにも偉そうなんだ……」

 

「クスクス……」

 

 いつものやり取りを繰り広げる中、俺は一人複雑な心境だった。

 

「……なんか悪いな。俺ももうちょっと点数取れていれば良かったんだけど」

 

「そんなことないよ、イクス。それにそれを言ったら僕もⅦ組の中じゃ下の方だし」

 

「いや、実際みんな頑張っただろう」

 

「ああ、誇っていいと思う」

 

「V、だね」

 

 まあ確かに、この勝利ムードの中で俺ががっかりしていては水を差すというものだろう。正直、不甲斐ない気持ちは残るものの、ここはクラス全体の勝利を祝うべきだ。

 

 俺はみんなのフォローを受け止めながら、今度の試験はもう少し頑張ろうと心に誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや〜、中間試験、みんな頑張ったじゃないの♪」

 

 昼休みも終わり今日は水曜日ということで、俺たちの午後の授業はサラ教官による武術教練の授業だった。さらに月末も近いということで今日はおそらく《実技テスト》の筈だ。

 

 俺たちの前に立つサラ教官は、Ⅶ組全員の成績が良かったこととクラス平均で1位を取ったことで大変ご満悦の様子だ。目の敵にされているハインリッヒ教頭に一泡吹かせられたようでかなり上機嫌だった。

 

 そして一通りのやり取りが終わった後、今回も同じくサラ教官はあの《戦術殻》を呼び出す。

 

「さてと、それじゃ早速今回の実技テストを始めるとしますか」

 

「……現れたか」

 

「また微妙に形状が変わっているな……」

 

 現れた戦術殻はマキアスの指摘通り先月のものとまた形が変わっている。どうやら更なるパワーアップを遂げたらしい。

 

 そしてサラ教官が最初に戦術殻と戦うメンバーを呼び出そうとした時、その言葉を高慢そうな声が遮った。

 

「――フン……面白そうなことをしてるじゃないか」

 

「あれは……」

 

「Ⅰ組の……」

 

 現れたのはⅠ組のパトリックだった。その傍らには何人かの貴族生徒も控えており、彼らもパトリック同様偉そうな笑みを浮かべながらグラウンドに歩いてくる。

 

「あら、どうしたの君たち?Ⅰ組の武術教練は明日のはずだったけど」

 

「いえ、トマス教官の授業がちょうど自習となりましてね。せっかくだからクラス間の“交流”をしに参上しました。最近、目覚しい活躍をしている《Ⅶ組》の諸君相手にね……!」

 

(ふーん、なるほどね……)

 

 サラ教官に尋ねられたパトリックはきらびやかな装飾が柄に施された細剣を取り出した。彼の言う“交流”というのは自分たちと模擬戦をしろということだ。

 

 パトリックについてそこまで良く知っているわけではないが、彼は絵に描いたような貴族主義を掲げる人物のようであるため、彼とⅠ組の生徒は俺たちⅦ組が中間試験で首位を取ったというのが気に入らないのだろう。

 

 そして前に立つパトリックは俺たちに尚も挑発するような言葉を送る。

 

「僕たち《Ⅰ組》の代表が君たちに教えてあげよう。“真の帝国貴族の気風”がなんたるかをね」

 

「ふむ、真の帝国貴族の気風か」

 

「……言ってくれる」

 

 パトリックの挑発にラウラとユーシスも黙ってはいられないようだ。その様子を見ていたサラ教官はやはりというべきか実技テストの内容を急遽変更する。

 

「フフン、なかなか面白そうじゃない。――実技テストの内容を変更!《Ⅰ組》と《Ⅶ組》の模擬戦とする!」

 

 サラ教官の許可も降りたことで、今回の実技テストは俺たちとⅠ組の模擬戦ということに決定した。試合は4対4の形式で行われることになり、Ⅶ組の代表はリィン、俺、ガイウス、マキアスの4人に決まった。

 

 本来ならラウラやユーシスも参加する予定だったのだが、パトリックが女子とⅠ組に所属するはずだったユーシスは無しということで、この4人に落ち着いたのだ。

 

「それじゃあ、双方とも位置に付いて」

 

 代表が決まり、サラ教官の指示で俺たちは相手に向かい合う。ユーシスの話だとパトリックをはじめとして全員が剣術の英才教育を受けているらしいが、俺たちもこの2ヶ月半で多くの修羅場をくぐり抜けてきた。それを示すためにも彼らに負けるわけにいかない。

 

「では、これよりⅠ組とⅦ組の代表による模擬戦を開始する。双方、構え――」

 

 サラ教官の合図で双方が武器を構え、グラウンドに張り詰めた空気が流れる。互いの初動を探り合おうとする中、サラ教官の声によって戦いの火蓋が切られた。

 

「――始め!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シッ――」

 

 試合開始の合図の瞬間、真っ先に飛び出したのが俺だった。俺たち4人の中で最もスピードに自信のある俺が先制攻撃を仕掛けるというのは、模擬戦の前に俺たちが決めていた作戦だった。

 

「な!?」

 

「くっ、迎え撃て!」

 

 集団戦でいきなり単独で突っ込んできた俺の動きを想定していなかった貴族生徒の一人が焦ってその動きを一瞬止めた。パトリックたちがそのフォローに行こうとするが、もう遅い。

 

「《孤影斬》!」

 

「うわぁっ!?」

 

「ぐうっ……!」

 

 俺の突進で一瞬視線を外したパトリックたちにリィンが死角から攻撃を仕掛ける。気によって高められた斬撃は真っ直ぐ飛んでいき、パトリックたちに防御の姿勢を取らせるのを余儀なくさせた。

 

「あああっ!」

 

「ふっ!!」

 

 その隙にターゲットにしていた一人に近づいていた俺はすかさず下段からの斬り上げを放つ。その貴族生徒もさすがに英才教育を受けていただけはあって俺の斬り上げを打ち返そうと細剣を振り下ろした。

 

 しかし、中途半端な姿勢で振り下ろされた剣は俺の双剣による斬り上げを跳ね返すことは出来ず、握られていた細剣は貴族生徒の後方に飛ばされた。

 

「まず一人、だな」

 

「う、うう……」

 

 武器を失った貴族生徒はその場に倒れるようにへなへなと座り込んだ。相手の戦闘不能を確認した俺は残りの相手の方に振り返る。

 

「おおおお!」

 

「くらえ!」

 

「ぐあっ!?」

 

 リィンはパトリックと斬りむすんでおり、残りの二人はガイウスとマキアスが相手をしていた。今はなんとか耐えているようだがⅠ組側はどちらも押されているため、均衡が崩れるのは時間の問題だ。

 

 だが、そんな時間は必要ない。パトリックはひとまずリィンに任せて俺はマキアスたちの加勢に向かう。

 

「しゃがめ!マキアス!」

 

「え、うおお!?」

 

 ショットガンを撃ちながら攻撃を避けているマキアスにガイウスの攻撃から逃れた一人がマキアスの横から攻撃を仕掛けようとしていたため、俺はその一人を迎撃に入った。

 

 マキアスは突然の指示に驚いていたが、なんとか俺の剣が振り抜かれる前にしゃがむ。攻撃してこようとしていた貴族生徒も味方の後ろから攻撃を仕掛けてくるとは思わず、俺の攻撃を慌ててガードした。

 

「はあっ!」

 

「がっ!?」

 

 マキアスの頭上で放たれた水平斬りはそのまま貴族生徒を吹っ飛ばす。体勢は崩したものの武器は手放していないため追撃に向かおうとするが、その必要はなかった。

 

「せいっ!」

 

「な、うわあっ!?」

 

 その隙を狙っていたガイウスによって貴族生徒に追撃が加えられた。横からの攻撃を完全にガードしきれなかった貴族生徒はそのまま吹っ飛ばされた。そして、ガイウスの後ろには倒れこんでいるもう一人の姿もあった。

 

「《紅葉斬り》!」

 

「ぐうっ……!」

 

 最後の一人であったパトリックもリィンの峰打ちを喰らい、その場に倒れこむ。

 

 

 Ⅰ組との模擬戦は僅か2分で俺たちの勝利という結果になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、やったか」

 

「ああ、僕たちの完全勝利だ」

 

「………(ギリッ)」

 

 模擬戦が終了し、俺たちは勝利の余韻に浸っていた。確かにパトリックたちも腕は良いのだろうが、俺たちの実践経験がそれを大いに上回ったのだ。勝負の結果を見たⅦ組の面々は喜びと当然の結果だという思いを抱く一方、負けたⅠ組の代表たちは信じられないという表情だ。

 

 そして、武器を収めたリィンは互いの健闘を称賛するためにパトリックのもとに歩み寄り手を差し出した。

 

「……いい勝負だった。機会があればまた――」

 

 そう言ってパトリックに手を差し出すと、予想外のことが起きる。

 

「触るな、下郎が!」

 

「え……」

 

 パァンという音とともにリィンが差し伸べていた手が払われた。予想外の展開に驚くリィンを憎々しげに睨みつけながらパトリックは立ち上がる。

 

「いい気になるなよ……リィン・シュバルツァー。ユミルの領主が拾った出自も知れぬ“浮浪児”ごときが!」

 

「……ッ!」

 

「おい……!」

 

「貴方……!」

 

「ひ、酷いよ……!」

 

 パトリックが言い放った言葉にリィンは動きを止める。リィンの出自を貶すような発言にマキアスやアリサなどもパトリックに注意しようとしたが、パトリックは尚も止まらなかった。

 

「ハッ、他の者も同じだ!何が同点首位だ、貴様ら平民ごときがいい気になるんじゃない!ラインフォルト!?所詮は成り上がりの武器商人風情だろうが!おまけに蛮族や猟兵上がりの小娘まで混じっているとは……!」

 

「…………」

 

「否定はしないけど……」

 

「小娘……わたしのこと?」

 

 パトリックはリィンだけでなく、他のⅦ組の者についても貶すような発言を止めなかった。取り巻きの生徒たちはパトリックに止めるように言おうとするが、パトリックに逆らえずに強く注意できない。

 

 それでも止まろうとしないパトリックに俺は我慢の限界だった。

 

「おい……!黙って聞いてりゃさっきから相手を見下すような発言ばかり。勝負した相手を貶すなんて一人の“剣士”としてどうなんだ!……いや、剣士としてだけじゃない!“帝国貴族”としても正しいとは言えないんじゃないのか!!」

 

 怒り混じりに言いながら俺はパトリックに詰め寄る。パトリックは俺の剣幕に一瞬押された表情を見せたが、すぐに俺に言い放った。

 

 

「フン!“没落貴族”の分際で貴族を語るな、イクス・ライガスト!」

 

 

「ッ!」

 

 

 その言葉を聞いた瞬間、俺は自分を抑えきれずに右手を振り上げようとした。パトリックに俺の拳が襲いかかろうとしたその時、何者かが俺の拳を止める。

 

 

「――止めろ、イクス」

 

 

「ガイウス……」

 

 

 俺の腕を握るガイウスの力はとても強かった。間一髪でガイウスに止められた俺はそのまま拳を下ろす。

 

 俺が拳を下ろすとガイウスはいつもよりもどこか険しい表情でパトリックに話しかける。

 

「よくわからないが、貴族というのはそんなに立派なものなのか?」

 

「っ……!?」

 

「ガ、ガイウス……?」

 

 ガイウスの口から出た言葉にパトリックだけでなく俺たちも戸惑う。真剣な表情で話すガイウスはさらにパトリックに問う。

 

「そちらの指摘通り、オレは外から来た“蛮族”だ。故郷に身分は無かったため未だに実感が湧かないんだが……貴族は何をもって立派なのか説明してもらえないだろうか?」

 

 再び問われたパトリックは狼狽えながら答える。

 

「き、決まっているだろう!貴族とは伝統であり家柄だ!平民ごときでは決して真似できない気品と誇り高さに裏打ちされている!それが僕たち貴族の価値だ!」

 

「なるほど……ラウラやユーシスの振る舞いを見れば納得できる答えではある。だが、それでもやはり疑問には答えてもらっていない。伝統と家柄、気品と誇り高さ……それさえあれば、先ほどのような発言も許されるという事なのだろうか?」

 

「ぐ、ぐう……」

 

 反論するガイウスの言葉には静かな怒りが感じられた。ガイウスの指摘に言い返せないパトリックにようやくサラ教官が話しかける。

 

「――ふふっ、なかなか良い問題提起ね。模擬戦は以上、Ⅰ組の協力に感謝するわ。あと、自習中だからといって勝手に教室から出ないように」

 

 サラ教官の注意に今更それを言うのかよとツッコミたくなったが、この空気に水を差すのもよくないのでやめておく。そして、サラ教官は思い出したようにパトリックたちに話しかけた。

 

「あと、明日の武術教練は今日の模擬戦の反省にするわ。どこがマズかったのかみっちり教えてあげるから自分たちなりに考えてきなさい」

 

「…〜〜っ〜〜…!了解した、失礼する」

 

「あ、パトリックさん……!」

 

「待ってください!」

 

 サラ教官の言葉に悔しげな表情を浮かべたパトリックは早々に立ち去っていく。残りの貴族生徒たちもそのあとを慌てて追っていった。

 

「は〜……どうなるかと思ったけど」

 

「まったく、これだから貴族というのは……」

 

「フン、あれと一緒にするな」

 

 Ⅰ組が去っていったことで、エリオットがため息をつく。それをきっかけに他のみんなも肩の力を抜いた。そんな中、リィンと俺はガイウスに礼を言う。

 

「ありがとう、ガイウス。何というか、色々と助かったよ」

 

「俺からも礼を言わせてくれ。あの時は止めてくれてありがとな」

 

「……?イクスはともかく、リィンに礼を言われるほどのことでは無いと思うが。まあ、お前たちの役に立ったのなら何よりだ」

 

 ガイウスは先ほどの怒りが嘘のようにいつもの穏やかな表情に戻っていた。実技テストがひと段落したサラ教官は俺たちに例の事の説明に入る。

 

「さて、今回の実技テストは以上。それじゃ、今回の《実習地》を発表するわ。各自受け取ってちょうだい」

 

 そう言ってサラ教官は俺たちに例のごとく《特別実習》の発表を開始する。配られたプリントに書いてあったのは衝撃的と言うよりはやはりと言った内容だった。

 

 

 

[6月特別実習]

 

 A班:リィン、アリサ、エマ、ユーシス、ガイウス

  (実習地:ノルド高原)

 

 B班:マキアス、エリオット、ラウラ、フィー、イクス

  (実習地:ブリオニア島)

 

 

 

「これって……」

 

「あ、ああ」

 

「…………」

 

「…………」

 

(ま、そうなるよな……)

 

 俺たちB班が行くのはブリオニア島、そしてその班構成は微妙な空気が流れる俺とフィー、そしてラウラが同じ班だった。

 

 

 

 




遅れた分を取り戻すわけではありませんが、調子が良ければ今日の夜にも更新しようと思っているので、そちらの方も良ければお楽しみにしててください。
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