その名もウルトラポケモンヴィレッジ!
せんせいのつめ持ってたのにはたきおとされてもーた
結局泣き疲れて寝て起きてとりあえず心の整理をつけた。
悲しいけどこの子達の分まで生きるんだ。そう決めた。
出来ればお墓を作ってあげたいなと思う。
違うことに目を向けれるようになるとお腹ぎ減っていたことに気がついた。
『フェロロゥフェロゥフェロロゥ』
「ありがとう。」
フェローチェが籠にきのみを入れて持ってきてくれた。
「あの、この子達のお墓を作ってあげたいの。」
『フェロロゥ』
「ちょっ!?」
いきなりお姫様抱っこされる。モクローとマクノシタを抱えたまま。
そのまま扉のほうに行き蹴りで開けるフェローチェ。
バァン!
外には家と同じような黒い建材でできた家やビル。家の陰からこちらを見るウルトラビーストたちを無視して移動するフェローチェ。
建物の少ないほうに着くと降ろされた。石やコンクリと大きめの塊鉄骨の短めのものが縦にたくさん立てられたところで墓標のように見えた。
「ここに埋めるの…?」
『フェロロゥ』
首を振りながら否定された。え?でもここお墓だよね?
私の困惑をよそに振り返って腰に手を当ててにらみつけるように声を上げる。
『フェロロゥ!フェロゥ!フェロロゥ!』
『アググア!アグアグァ!』
思わずフェローチェの後ろに隠れる。見えたポケモンはフェローチェより少し大きい黒い大きな口を開けたアクジキングだった。
フェローチェは少し怒ってる口調でアクジキングは言い訳してる父親みたいな感じ。
フェローチェとアクジキングが言い争ってる?と黄色いウツロイドを抱えたふつうのウツロイドがこっちに来た。
フェローチェが見ててというように私を前に少し押して肩に手を置く。
ウツロイドがアクジキングの前に来ると黄色いウツロイドをアクジキングの口の中に置いた。さようならともまたねともとれるような手をゆっくり振るウツロイド。アクジキングは口を閉じ、数秒後に開けるともう色違いのウツロイドはいなくなった。
アクジキングは近くの建物を壊し、これが墓標の代わりとでもいうように地面に突き立てた。
『フェロロゥ』
「うん」
なんだかフェローチェが弔いの方法を教えてくれたって思った。モクローとマクノシタを抱え直してアクジキングの前に歩く。私でも入れやすいように低めにしてくれた。
「またね。モクロー、マクノシタ。また一緒に旅・・・しようね!」
アクジキングが口を閉じるまで手を振り続ける。悲しいけどきっといつか会えるんだって思えた。
そして新しく立った2つの墓標に手を振りながらフェローチェに連れられて休んでいた家に戻った。
一応サンムーンから妄想してたんですがウルトラスペースにポケモンの村的なのないかなって
以下設定
ウルトラ+英語で場所の名前だったのでそれに習ってウルトラポケモンヴィレッジ
はぐれ個体や群れから追い出された奴らがウルトラメガロポリスのかがやきさまによって破壊され、打ち捨てられた街に集まった設定
アクジキングは言うなれば墓であり墓守。絶対に暴かれることのない墓。