仏のイチャイチャ作品集   作:仏のマスター

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 この話は元のにもアップしていた話しなので、読まれた方はスルーされて、次の話しからどうぞ★

【追記】
 現状では元のは削除されてます。


楯無エンドアフター ~蒼龍~

~蒼龍~

 

※時系列としては、楯無エンドの海人が臨海学校から帰ってきた辺りになります。

 

 

 

「おかえり! 海人君」

 

「ただいま戻りました――あれ? 楯無さんだけですか?」

 

 銀の福音との一戦が終わり、一度病院での精密検査の後、IS学園に帰ってきた。

 

「虚ちゃんは確認事項が在ったらしく、職員室に行ってるわ。本音ちゃんはてっきり海人君と一緒に来るものと思っていたのだけど……」

 

「あれ?――あっ! 本音はクラスの子と何か遊びに行く話ししていましたね」

 

「そう。じゃあ、本音ちゃんは今日は来そうにないわね」

 

「……すみません……ウチの駄妹が……」

 

「別に良いわよ。さて、海人君。コーヒー入れてもらえるかしら? 勿論、海人君の分もね」

 

「え? 俺来たばかりですけど?」

 

「良いから! ちょっと、聞きたい事もあったのよね」

 

「分かりました」

 

 楯無さんと自分の分のコーヒーを用意し、応接用のソファーに座る。砂糖とミルクを入れた楯無さんがコーヒーを一口飲んだ後に話し出す。

 

「精密検査の結果は異常無かったのかしら?」

 

「はい。『目立った傷は無く、至って健康体だ』とお医者さんは言ってましたね」

 

「ん~~」

 

「楯無さん?」

 

 疑問顔で楯無さんの方を見ると。

 

「そう! そこなのよ! どうして海人君は、ほぼ無傷で現れたのか!?」

 

「あぁ~なるほどですね~」

 

 楯無の疑問に納得顔の海人と、未だ疑問符を頭に浮かべる楯無。

 

「それはですね……こいつが俺を助けてくれたんです」

 

「蒼龍?」

 

 そういって蒼龍の待機状態のブレスレットを楯無に見せる。

 

「あの時、蒼華を全てボムビットとして使い切り、流星刃と無龍だけになった俺は、銀の福音の攻撃に耐えきれず撃墜され、このまま死ぬのかなって思いました。」

 

『だけどそこで、私がセカンド・シフトをして、ギリギリだったけど海人ちゃんを助けたんだよね。あなたは私が死なせない……私があなたを守ってみせるって』

 

「――だったね。今こうしていられるのも蒼龍のおかげだよ」

 

「…………海人君? 誰と喋ってるの?」

 

 蒼龍の待機状態のブレスレットを撫でながら会話する海人を、おかしなものを見るような顔で見る楯無。

 するとブレスレットが輝きだし――ほんの一瞬の大きな輝きととともにそこに現れたのは……

 

「…………」

 

「……蒼龍?」

 

 カチャリ

 

「ただい――『海人ちゃん、大正解! あなたの蒼龍お姉ちゃんよ!』」

 

 沈黙する楯無をよそに、蒼龍は海人をギュッと抱きしめ頭を撫で始める。

 

『あぁ~やっと……やっとこの時が!! 海人ちゃんをこうして抱きしめる日をお姉ちゃんがどれだけ待ち望んだことか……!!』

 

「「…………」」

 

「――ちょ! 蒼龍!? ちょっと待っ――わぷっ」

 

 蒼龍(擬人化)に正面から抱きしめられ、身動きがとれない海人。

 さて、みなさんは気づかれてますよね? この生徒会室に新たに一人増えている事実に……

 

「海人?」

 

「そ、その声は虚姉さん!?」

 

『あら、虚ちゃんだわ』

 

「……虚ちゃん!! 大変なのよ! アレがソレで、コレが……」

 

「はいはい。楯無様は一旦落ち着いて下さい」

 

 楯無をたしなめ、虚は蒼龍へと向かい合う。

 

「一応、お聞きしますが、あなたは誰ですか?」

 

「海人ちゃんの専用機の、蒼龍お姉ちゃんです!!」

 

「ピクッ……ISが擬人化した……って事で良いんでしょうか?」

 

 ウンウンと首を縦に振る蒼龍に……

 

「そうですか。ですが、海人にあまりベタベタするのは止めてもらえますか?」

 

「そうだ! そうだ!」と後ろから楯無がエールを送る。

 

「それと、海人の姉は私だけですからぁ!!!!」

 

 生徒会室内に響く大声で虚が吠える。

 それを聞いた蒼龍は一瞬キョトンとした顔で虚を見つめた後――『あはははは!』と笑い出し、海人を離して今度は虚へと歩み寄る。

 

「な、何ですか!! わた――わぷっ!?」

 

「ふふふ、心配しなくても海人ちゃんを取ったりはしないから安心してね……いや~海人ちゃんは本当に、みんなに愛されてるね! だからこそ、私もあなたのことが大好きになったんだよ!」

 

 笑顔でそう言った蒼龍は再び輝きだし、海人の腕へ――ISの待機状態へと戻っていった。

 

「元に戻ったの?」

 

「そうみたい」

 

「って、ISが擬人化とか聞いた事無いわよ!! しかもあんなきれいなお姉さんになるとか……」

 

 蒼龍という新しい女性の登場に、驚きと困惑を覚える楯無に……

 

「その……俺はもう楯無さんのものだから……他の誰かになびく気も無いから!!」「……海人くん!!」

 

「ゴホンゴホン……」

『一応、私もいるからね?』

 

「「あっ……」」

 

「イチャイチャするなとは言いませんが、時と場所を考えて下さいね? その前に、今日の分の仕事をさっさと終わらせてしまいますよ!!」

 

「……だね」

 

 

「う~終わりが見えないわよ~――そうだ! 蒼龍お姉様手伝って!」

 

『シーン』

 

「反応なし」

 

「そんなぁ~」

 

「他人頼りにしないで、自分でちゃんとやりなさーい!!」

 

『…………(うふふ、みんな頑張ってね!)』

 




~魂の叫び~



本音「おにいちゃんの妹はわたしだけなんだよぉ~!!!!」

虚「海人の姉は私だけですからぁ!!!!」

 
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