仏のイチャイチャ作品集   作:仏のマスター

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 お待たせしました!

 ここからが最新話になります!! 楽しんで頂けたら嬉しいです☆


千冬エンドアフター ~初夜?~

~千冬編~

 

※時系列としては千冬エンド&真耶エンド後の海人が高校三年卒業前の話しになります。

 

 

 

「千冬先輩!? さすがに今日は飲み過ぎですって!」

 

「……今日くらい良いじゃないかぁ!! やっと……やっとだ! 私がこの日をどれだけ待っていたと思う!?――ヒック――真耶は良いよな~さっさと龍也殿と愛をはぐくんで、結婚もして……」

 

「そ、それは~私と龍也の相性が良すぎて……もうお互いがいないと――やだ! 私ったら…………」

 

 酔っ払った千冬を介抱しながらも、体をクネクネとくねらせ、妄想世界へと旅立つ真耶……その左手には小さなダイヤがちりばめられた綺麗な指輪が輝いている。

 

「――はっ!?――で、でも千冬先輩だって、昨日海人君にプロポーズされたんですよね!?」

 

「…………フフフ」

 

 ニヤニヤと普段ならありえない表情で、焼酎を一気にあおる千冬。愚痴をこぼしながらも、笑顔で楽しそうにしている。

 

「私も、とうとう結婚か……そして海人……と…………」

 

「千冬先輩? ちょっと、この時季にテーブルに突っ伏して寝てたら風邪引きますよ! せめてベッドまで行ってからに~~!!」

 

 慌てて真耶が千冬を起こそうとするも、完全に幸せそうな顔でダウンした千冬はうんともすんともせず……眠りこけてしまった。

 

「うぅ~どうしましょう? 私の力では先輩をベッドまで運べませんし……(ズルズル引きずって……いや、後が恐ろしくて、そんな事出来ませ~~ん!!)」

 

 真耶がどうしようかと途方に暮れていると――急に千冬の携帯の着信が鳴りだし、(悪いと思いながらも)真耶が誰からかと確認すると海人からであった。

 渡りに船と、真耶は通話をONにし、話し出す。

 

「あっ、海人君? 真耶です」

 

「――真耶義姉さん? 千冬さんはどうしたんですか?」

 

「酔いつぶれて、机に突っ伏してる」

 

「…………あらあら」

 

「それで~申し訳ないんだけど……千冬先輩をベッドに運びたいので、今から寮長室に来て、助けてくれないかな~~」

 

「ははは……分かりました。今から行きますね」

 

 愛する者の現状に苦笑いしながらも、真耶からのヘルプに応えるべく、寮長室へと向かう海人であった。

 

 

 

 扉をノックして寮長室へと入る。

 

「あっ――海人君。わざわざごめんね!」

 

「いえ、こちらこそ。千冬さんがご迷惑をお掛けして……」

 

「ふふふ……大丈夫~片づけは終わってるから、後はよろしくね!」

 

「分かりました! お休みなさい」

 

「お休みな――あっ! いくら恋人同士だからって、イタズラしちゃ駄目です――『しませんから!!』――よろしい! では、お休みなさい」

 

 真耶義姉さんを見送った後、千冬さんを抱きかかえてベッドへと運ぶ……いつも生徒たちの前に立ち、教鞭を振るう姿とは違い……静かな寝息をたてながら眠る愛しき人は、かわいく見えてしまうな~~

 

 千冬さんをベッドに寝かせ、部屋を後にしようとすると、服の裾を掴まれている事に気づく。

 

「んっ……海人の匂いがする」

 

「すみません。起こしてしまいましたか?」

 

「…………」

 

 寝ぼけ顔の千冬さんに、じっと見つめられる。裾を離してもらおうと手を伸ばしたところで――ガッと手首を掴まれ、ベッドの中へと引きずり込まれる――「うわわっ」……抵抗虚しく引きずり込まれた俺は、頭を千冬さんにギュッと抱き締められ……最早、逃亡不可…………

 

「んっ、海人――抱き枕だぁ~~」

 

「――ちょっ!? 酒臭っ! 千冬さん! さすがにこれはマズいですって!!」

 

「ん~~最っこ……う…………」

 

「えっ? 千冬さん! 起きて! とりあえず解放してぇぇぇぇぇ~~!!!!」

 

「…………」

 

 ヤバい……ヤバいよ! こんなとこ誰かに――真耶義姉さんなんかに見つかりでもしたら――数時間はお説教コース間違いなしだよ!!

 

 

 その後、必死に抵抗はしたものの……千冬さんの魔の手から逃れる事は出来なかった……ていうか、なに? この生殺し状態…………

 結局、自然と意識が飛ぶまでの数時間……お酒と千冬さんの甘い香りが入り混じった匂いと、千冬さんの柔らかな体の感触に悩まされながらモンモンとし続けたのだった。

 

 

 

 朝、目覚める……今日はなんだかすごく良い夢を見れた気がする……それに何故か、すぐ近くから海人の匂いもして最高の目覚め――ん? なんだ、この胸にあたる感触は――ハッ!?!? 何故海人が私のベッドの中にいるのだろう…………

 まさか夜ば――はっ!! と気づいた私は直ぐに自分の姿を確認する。下着に、はだけたカッターシャツ姿……まさか私は海人と熱い一夜を!? と一瞬思ってしまったが、特に倦怠感は無く――と、とにかく!! 誰かに見つかる前に、海人を部屋に返さないと…………

 

「千冬先輩! 朝の職員会議が始まりますよ! 早く起きて下さい!!」

 

 トントントンっと扉が叩かれ、遅刻を心配した真耶が私を起こしに来た……マズい……非常にマズい…………

 

 その後、真耶に全てバレた私と海人は、並んで正座をさせられ、数時間説教をされたのだった。

 

「聞いてますか!? 二人とも!!!!」

 

「「はい!!!!」」

 

 結婚して……真耶は強くなった…………

 




 更新速度はホント、思い立ったら! というやつです★

【真剣で布仏家長男に恋しなさい!】の方は、現状、エンドが一人しかいないので、しばらくは【布仏家長男のIS物語】の方のヒロインたちになると思います!!
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