ちょこちょこ書いてはいるのですが……新作やこれのR-18版の方の更新だけでしたので^_^;)
こちらではアップできない話もあり、話しが飛び飛びになるのでこっちは完結にして、R-18版の方でアフターは統一する事にしましたm(_ _)m
これは最新はこんな状況ですってのと、続きの誘導もかねてアップしてます。良かったら【仏のイチャエロ作品集】の方へお越しくださいませ☆……あっ18歳未満の方はお許しを(>_<)
ここはとある喫茶店。今日も迷える子羊たちがやって……「んなぁ!?」
突如として激しい音をたてながら飛び込んでくる三つの影……営業妨害ですか? 他にもくつろがれているお客様が居るというのに彼女たちは…………
「黒兎の突撃隊長アイサだよ~~☆」
「みんなのアイドル束さんだよ~~☆」
「「そして我らが……」」
「蒼龍お姉ちゃんだよ~~☆☆」
「「「「…………」」」」
分かりやすく説明しよう。
左手を腰に当て、右手でVの字を作り、ウインクをした目に添えて決めポーズをする蒼龍を、左右に挟んだ束とアイサが腕を上下に伸ばし、片足に重心を乗せて蒼龍の登場を彩る様なポーズで決まっている。
尚、下の沈黙の四人はその前から喫茶店内に居た私とチェルシーさん、ナギさんと大和君(直江でなく有川の方)である。
「なんか似たり寄ったりのキャラが三人揃いましたね」
「私はこの三人が揃うと良い予感がしないのですが……」
「…………」
騒がしいのが三人やってきました……ナギさんその予感には激しく同意です。大和君とか未だ口を開いたまま固まってますし。
三人は私たちの反応が低かったのがつまらなさそうにカウンターの真ん中へと並んで座られました。
因みに現ポジションとしてはカウンター内に私(仏)とチェルシーさん、私から見て左端に大和君、真ん中に三人娘、一席空けて右側にナギさんです。
「とりあえず皆さん何を飲まれますか?」
「「「とりあえず生!」」」
「はい。生三頂きました~~☆」
チェルシーさんまでそんな居酒屋風のノリで……静かな喫茶店が一気に騒がしくなった気がします。
「それで、お三方は今日はなにをしに来たんですか?」
「「「なにをしにって……」」」
三人の顔が私から右側に座るナギさんの方へと向く。
「えっ、私が何か!?」
何故自分が見つめられるのか分からないナギさんが慌てていますが、彼女たちの次の言葉を聞いて私はだいたいの予想がつく事になります。どうやらナギさんの予想が当たってしまった様です。
「『自らの不遇に不満なヒロインをヒロインになれなかった三人で慰めてあげてくれませんか』と作者様が……」
「束さんたちにお願いしてきてね……」
「こうしてアイサたちがきたわけなのだ★」
「はいっ!? どういう事ですか??」
「どういう事もなにも、前話(イチャエロ作品集の六話目)の後書きで……『私と楯無さんは清いままでとか言ってたくせに……』『私は書かれるのかなぁ……』って言ってたから作者様が動いたんだよ」
「「というわけで、一名様ご案なぁ~い☆」」
「マスター、奥の小部屋借りるね~~あ、あと飲み物は部屋までお願いチェルシーさん。分かってるとは思うけど、仏さんに持ってこさせちゃダメだよぉ~~★」
束さんとアイサさんに両腕を抱えられたナギさんが連行されていく。というか蒼龍さん? 部屋に入る前から服を脱がそうとしない! 既にナギさんの顔が真っ赤じゃないですか!!
「えぇ!? ちょっと待――って、キャァァァァア゛」
軍人と人外に挟まれたナギさんは抵抗むなしく部屋へと消えていった。
「……マスター? なにジロジロミテイルノデスカ?」
「ハッ!?」
背後から凍てつく殺気を感じ振り返る。え、笑顔だけど、笑顔じゃない……
「エッチなのはイケないと思います」
「いや、違うんですチェルシーさん。私は……」
「エッチなのはイケないと思います!」
「はい。すみませんでした!」
「よろしい。では私はドリンクを届けて参りますね」
残された男二人……終始沈黙を務めた大和君もやっと再起動を果たした様だ。
「ISの方もかなり濃いキャラたちがいるんですね……あれでヒロインじゃないなんて……皆さんお綺麗なのに」
「確かに各キャラルートで重要な役割を担って頂いてますが、ヒロインではありませんね」
「内二人は、ヒロインにも成れたんじゃないですか? マ・ス・タ・ー??」
空の盆を持ったチェルシーさんが戻ってくる――って、それはまさか!?
「えぇ、そうなんですか!?」
「聞くに二人ともに、とある喫茶店のマスターに告白したらしいのですが振られたらしいですよ。あの二人が仲良くなったキッカケでもあるそうですし……」
大和君がチラリとこちらを見る……
「あはは……あんな美女二人を振るなんて凄い方なんですねその人は」
「えぇ。好きな人がいるからと……あんな美女二人を振ってまで愛される好きな人とは誰の事なんでしょうね~~マ・ス・タ・ー?」
チラリチラリと二人がこちらを見る……チェルシーさん……もう貴女完全に分かった上で言ってますよね?――ってなんですかその期待に満ちた瞳は――ま、まさかこんなタイミングで私に……
「…………ははは……それは……」
「「「ミギャァァァァ!!!!」」」
突如、三人娘の叫び声が喫茶内に響き渡る。それと同時に新たな来客を知らせるベルが入口から鳴り、新たな三人娘が姿を現せる。
混沌はまだ終わらない…………
「へぇ~ここが噂のキッサテンってやつかぁ~~」
「オイラたちの知ってる茶屋とはまた違った感じなんだな」
「サル! イヌ! あまりジロジロと見るでない、サッサと席に座れ……あと大和、何驚いた顔でこっちを見ておる。主も早くこっちに来て、儂等を接待せぬか!」
入口から入って来られたのは尾張組の戦国乙女三人衆……声を張り上げているのがノブ様こと織田ノブナガ様、ノブ様に怒られてシュンとなっているのがサルこと豊臣ヒデヨシちゃん、怒られながらも興味津々なのか視線を左右に振りまくってるのがイヌこと前田トシイエちゃんである。
ノブ様に呼ばれた大和君が、カウンターから移動しようとすると、奥の小部屋から二人の少年少女が出てくる。
「ふぅ……大丈夫、ナギ? 全くあの三人は何してくれてんだよ……」
「うぅ……海人さぁ~ん…………」
先の三人娘に連行されていたナギさんを支えながら、海人君がカウンターの方へやってくる。
先程デカイ気を感じたが今出てきた少年の気のみたいじゃの……ふはは、なかなかに良い闘気を纏っておるではないか……血が騒ぐではないかのぅ!
「おい、そこのお前! 儂と勝負しろ!」
「いきなり勝負しろとか何ですか束さん……てか、もう復活し……ダレ?」
「むっ?『タバネ』とは誰の事じゃ? 儂は第六天魔王織田ノブナガじゃ!」
「ノブナガ……さん? す、すみません! 知り合いと声が似てたので勘違いしました」
「そ~だよカー君……私はこんなエロエロな変な格好してないから!」
「えっ? こっちは束さん――ってもう復活してるし!?」
「エロエロ!? それに『変な格好』とは何じゃ!! お主の南蛮風の姿こそ奇っ怪なものではないか!」
「奇っ怪!? お前こそ何だよ!! それに『南蛮風』って何時の時代の言い方だよ!!」
そっちの少年を相手にするつもりじゃったが……先にこのうるさい女を黙らせる方が先みたいじゃのぅ。
ふはは……対峙して気づいたが、この女もかなりやるみたいじゃのぅ~~ここはなかなかに良い連中が集うみたいじゃ……今後ひいきにしてやってもいいやもしれん。
ノブナガ様……強い相手みると喧嘩ふっかけるのはやめて下さい……そういうのはマジ恋の百代さんだけで十分でございます。そしてやるなら店内ではなく外で……店の修繕費がぁぁぁぁぁ…………!!
大和君、海人君、何故二人とも考える風な姿勢で動かないのですか? 二人を止めて下さい!
私が二人に熱い視線でヘルプを求めていると大和君がふと話し出す。
「あぁ~~そうか! 最新作で変わっていたけど、元々ノブ様の声って束さんの……『ストーーップ!!』……はい?」
「大和君、それ以上は言ってはいけないよ? 分かるよね?」
「あぁ~~はい、すみませんでした」
「普段の声はちょっと違うけど、今みたいに罵り合ってる時は本当に似てるなぁ~~」
海人君、そりゃ似てますよ……だって同じセ――おっと――いけませんいけません……私まで何を言おうと…………
「どうやら一発ぶん殴らないと分かんないみたいだね!」
「ハン! 貴様ごときが儂に一発入れられるとでも?」
「イケー! 親方様!」
「親方様が負けるはずねえ!」
「束ちゃん、若手に舐められちゃダメよ!」
「束さん、脇役魂魅せて下さい!」
こっちではお供による応援合戦が……って蒼龍とアイサさんもいつの間にか復活してるし…………
「「はぁ~~、止めに入るか……んっ?」」
溜め息を吐きながら止めに入ろうとすると、隣にいた大和さん? も同じく止めに入ろうとしていた。
「えっと~~そちらのノブナガさんって方任せても良いですか? 束さんはこちらで抑えるので」
「了解です……お互い苦労しますね……ははは」
大和さんと苦笑いで話し合っていたら、二人が喧嘩を始めてしまっていた。やばい、間に合わない! と思ったところでそれは起きた。
「「ぷはっ!」」
一瞬の静寂の後、そこにいたのは顔を白いクリームまみれにした束さんとノブナガさん……そして両手に新たな白い固まり……生クリームたっぷりのスポンジケーキ? を持ったチェルシーさんだった…………
「喧嘩するなら外でお願いします……あなた方はこの喫茶店を破壊しに来たのですか?」
笑顔ながら凄いプレッシャーを放つチェルシーさんに、束さんとノブナガさんが一歩後ずさる……二人にスポンジケーキを放った動作見えなかったよ? あれ、チェルシーさんって実は強い?
「…………(なんじゃこの女は……強さは感じんが何故か逆らえん威圧感がある…………)」
「…………(こいつって確か……どっかのメイドでマスターの…………)」
「拳をおさめるなら良し……続けると言うならば…………」
そう言ってチェルシーさんは笑顔で再びスポンジケーキを投げる姿勢をつくる。
「……やめじゃやめじゃ……サル! イヌ! 席に着くぞ! 大和、タオルを持って来い!」
「……や~めた★……二人も座ろ~~あっ、カー君、タオル持って来て~~☆」
と、とりあえず解決で良いのだろうか? と首を傾げながらも、隣の大和さんと頷き合いそれぞれタオルを持っていくのだった。
喫茶店内がいつもの雰囲気に戻り、チェルシーさんがカウンターの中に戻……あぁ、掃除道具を持って床に落ちたスポンジケーキを掃除しに行きました。私も慌ててチェルシーさんの手伝いをしに行くと……
「すみません……大事な製作中の商品を台無しにしてしまい…………」
「いえいえ、あれであの場を収めてくれたのならば安いものですよ! それよりも良くあの二人の間に入って行けましたね……しかも的確にあの二人の顔面にケーキをぶつけた技量……実はチェルシーさんって強かったりします?」
「ふふふ……メイドのたしなみですよ、マスター★」
そう言ってウインクしてきた彼女の瞳にに私の心は再び奪われてしまったのだった。
「「マスター! 注文!!」」
「こちらは私が対応しますので、マスターはあちらを」
大和君と海人君の言葉に我に返り、その場をチェルシーさんに任せて、注文確認へと向かった。
…………海人君、ヘルプ宜しく(笑)
こんな感じで入り乱れる喫茶店内はこれからも続きそうです(笑)