ある日のカズマとめぐみんのデートを描いた作者の完全趣味の文章。
疲れた時に読むとニヤニヤすると思われるので注意!

以上あらすじではないあらすじでした。

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注意!
・大量のカズめぐ成分
・ゼル帝&ちょむすけ>>>>>>>駄女神
・拙い文章&適当設定(&ネタバレ?)
それでもいいという"めぐ民"はどうぞ!!



この素晴らしい夏に祝福を!

この素晴らしい夏に祝福を!

 

 

 

 

 

 

「エクスプロージョン!!」

 

めぐみんの叫びと共に湖に火柱が降る。

 

直後、爆裂の轟音とそれによって

巻き上げられた水が雨のように降り注ぎ、

幻想的な7色の光を放つなか

地面に伏した少女は楽しげに俺に問いかけてきた。

 

「カズマカズマ!

今日の爆裂は何点でしたか!?」

 

俺はグッと親指を立てると

 

「98点だ!ナイス爆裂!!」

 

いつものように楽し気に採点してやる。

 

「ありがとうございます❗

ありがとうございます❗

もっともーーっと精進します❗」

 

ものすごくお礼を言っているめぐみんを

抱き抱え、木陰に運んでやると、

 

「カズマさん!カズマさん!

この水面に浮いてる魚、

今日の昼ご飯と夜ご飯にしましょう!」

 

「カズマ!ロブスターの子供だ!

今晩はロブスター料理だ!!」

 

水着を着たアクアとダクネスが

大騒ぎしている。

 

「あの…カズマ!

今は水着を持っていないので

泳げません…

ですからその…。」

 

柄にもなくもじもじしながらそんな事を

言うめぐみん。

 

「ああ、またみんなで来ようぜ。

何て言ったって夏は長いからな!」

 

そういった俺にめぐみんは

 

「"皆"…じゃなくて"二人"で行きませんか?」

 

顔を赤くしながらも

今度ははっきりとそう言った。

 

 

 

 

「ほらカズマ!何してるんですか?

ぼーっとしてると……」

 

めぐみんはそういいながら水をかけてきた

 

この前のめぐみんのお願い通り、

俺達は湖に遊びに来ていた。

 

もちろんアクアもダクネスもいない。

 

 

2人っきりだ。

 

 

「な…!この野郎!」

 

俺も負けじと水をかけ返す。

 

二人っきりでこんなことをしている俺達は

端から見れば恋人同士?

 

そんな事を考えていると……

 

「うわぁ!!」

 

俺はめぐみんに盛大に水をかけられた。

 

「ふふふ…カズマは隙が多いですね!」

 

「やりやがったなロリっ子!!」

 

俺は得意気なめぐみんに水をかけ返した。

 

 

 

 

 

 

「む…!ただのサンドイッチと言えど、

やはりカズマが作ると違いますね…!」

 

ひとしきり遊んだ俺達は昼ご飯として

サンドイッチを食べていた。

 

「そうだろう!何て言ったって

このカズマさんが作ったのだからな!」

 

俺は得意気に胸を張る。

 

「えぇ。悔しいですが私の

子ロブスター料理より上ですね…!」

 

「ザリガニと比べるな!」

 

俺達はそんな事を言い合いながら

サンドイッチを食べる。

 

 

 

 

「今日はありがとうございました。」

 

サンドイッチを少し食べためぐみんは

口元を拭いながら突然そう言った。

 

「どうしたんだよ?

柄にもないことを言って?」

 

「が、柄にもないとはなんですか!?

私だってお礼を言うことぐらい

あるんですよ!」

 

 

めぐみんは少し恥ずかしそうに

しながらも続けた。

 

「それに、私はカズマに

本当に感謝していますよ?

こんな私をパーティーに

入れてくれたこと

 

いつも迷惑ばかりかける私達を

助けてくれること

 

今日みたいなこんな私のわがままを

聞いてくれること

 

いつもありがとうございます!」

 

俺は急にそんな事を言うめぐみんに

内心すごくドキドキしながら

なるべく平静を装って返す。

 

「なんだそんな事か。

"お前達"はこれからも

面倒見てやるから安心しろよ!」

 

それを聞くとめぐみんは少し悲しそうに

俯いてしまった。

 

……え?俺は何かしてしまったのか!?

 

俺がオロオロしていると

 

「"お前達"ですか…

やっぱりカズマは優しいですね…。」

 

めぐみんが残念そうに呟く。

 

「ばーか!それは仲間としてだ!

お前と俺は『仲間以上恋人未満』の

関係だろ?なら今後その……

ちゃんと支え合っていかないと

いけなくなったりとか……あぁぁ!!」

 

恥ずかしくなった俺は

 

「お前は"とくべつ"なの!!」

 

はっきりと言ってやった。

 

めぐみんは恥ずかしそうに目を背けて

 

「私にとってもカズマは"とくべつ"

ですよ…

だって、私の好きな人ですから!」

 

そう言った。

 

え?なにこのいい雰囲気?

 

めぐみんはゆっくり顔を近づけて来る。

 

 

お父さん、お母さん。僕は1歩大人に

近づきます!

 

 

『あぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

そんな甘酸っぱい空気を突き破る

聞きなれた声が響いた。

 

俺とめぐみんは声のした方を見る。

 

そこには予想通りと言うかなんと言うか、

青い髪の自称女神とダクネスが

あわあわしながら立っている。

 

「めぐみん!私のことをさんざん

"エロネス"などと言いながら……」

 

「知らせなきゃ知らせなきゃ!

ギルドの皆に…それからウィズに

ゆんゆんに…それからそれから…」

 

とにかく騒ぐ2人に

 

「お前等ふっざけんなよ!!!!

今日という今日は許さねぇぞ!!

この駄女神と変態貴族令嬢が!!!!

 

めぐみん!アイツ等を捕まえるぞ!!

そして絶対に泣かせる!!!!」

 

 

俺は一瞬でアクアに飛び付くとそのまま抑えこみさらにダクネスに「バインド」を

くらわしてやる。

 

「ごめんなさいカズマ様!!!!

やめて……やめてください!!」

 

泣きながら謝るアクア。

 

「あ…あ…!!こんな青空の下

縛りプレイというのも悪くない…!」

 

なぜか興奮しているダクネス。

 

 

そんな事を言っている俺達を見ながら

めぐみんが楽しげに呟いた。

 

「私はこうやって皆と騒いでいる

あなたも好きなんです!

だから…もう少しだけ今のままで

いてください… "私の好きな人"!」

 

そして残りのサンドイッチを

幸せそうに頬張った。




どーも!みゃーーと申します!
この小説は海の日にpixivに投稿したあまり関係のない湖の話でした!
pixivの方もよろしくお願いします!
https://www.pixiv.net/member.php?id=32603144


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