魔剣の名前と能力、あとちょっとした解説みたいなものを乗っけてます。
青文字から魔剣の説明とかに飛べるようになってます
そういった都合上ネタバレ祭りです
最終追加日 2022/05/28
魔剣一覧(級別、登場順簡易版)
【Ⅰ型魔剣】
Ⅰ型魔剣:スラッシャー
〃 :ピアッシャー
〃 :クラッシャー
〃 :ディフェンダー
【Ⅱ型魔剣】
《人間界型》
Ⅱ型魔剣:ハボクック
〃 :ナイチンゲール
《獣人界型》
Ⅱ型魔剣:ドヴラクル
〃 :ホタルマル
〃 :ユメウツツ
〃 :チョーク
〃 :コドク
〃 :レッドキャップ
〃 :ルンペルシュテルツヒェン
〃 :マンチニール
〃 :ペルケレ
《魔界型》
Ⅱ型魔剣:ニードヘッグ
〃 :イグアス(破損)
〃 :ニードヘッグ・R
〃 :アヴァロン
〃 :オネイロイ
〃 :アムネシア
〃 :ユビキタス
〃 :アトラク・ナチャ
〃 :メメントモリ
《その他(不明)》
〃 :ホルス(破損)
〃 :オオテング(破損)
〃 :リベルタス(破損)
〃 :マクスウェル(破損)
【試作型魔剣&同格魔剣】
《獣人界》
地獄剣 タルタロス(損壊)
栄光剣 マルミアドワーズ(喪失)
神知剣 プロメテウス(喪失)
《魔界》
絶焦剣 ムスペルヘイム(喪失)
絶凍剣 ニヴルヘイム(喪失)
滅亡剣 ラグナロク(損壊)
《人間界》
転神剣 トクサノカムダカラ(喪失)
開闢剣 タカマガハラ(喪失)
不死剣 ヨモツへグイ(喪失)
武王剣 スサノヲ(喪失)
《その他》
無限炉心 ジークフリート(破損)
万物快癒 パナケイア(破損)
【聖剣】
【基礎詠唱】
『刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
『
ランク付け E〜A、A+、A++、EX
基準値……魔剣の基準となる出力。高いほど単純に強力
限界値……魔力を取り込み、魔剣の能力を引き出した状態の出力。高ければ高いほど全ての性能を遺憾無く発揮できるが、反動ありきの能力の場合反動も強化されるため能力によっては諸刃となる。
照準……能力をどれだけ集中させられるかを示す値。この数値が低ければ脆く現実への干渉力は弱く、高ければ強靭で干渉力は高くなる。
範囲……能力をどれだけの範囲に作用させられるかを示す値。この数値が高ければ高いほど広範囲に効果を及ぼすことができ、低ければ狭くなる。
操作……能力をどれだけ自在に操作できるかを示す値。高ければ自在に応用などができるが、低ければ単純な力しか使うことができない。
維持……能力をどれだけ発動させていられるかを示す値。高いほど長時間、短いほど短時間の発動となる。基本的にⅠ型は設定のままであり、Ⅱ型・試作型は発動時間が無限である為、反動がどの程度かを示す値へ変わる。数値が高いほど少なく、低いほど大きく。
強度……能力がどれだけの強度を持ってるかを示す値。能力の干渉時、この数値が低ければ不安定になり暴発の可能性が高まるが、高ければ安定し能力を発動し続けられる。
【名称区分】
Ⅰ型 → Ⅰ型魔剣 : ○○
Ⅱ型 → Ⅱ型魔剣 : ○○
試作型 → 漢字四文字+銘
【本数】
Ⅰ型 → 30,000振り作られた
Ⅱ型 → 1,500振り作られた
試作型 → 各国に5振り作られた
《Ⅰ型魔剣 : スラッシャー》
なんの変哲も無いような、鈍い鋼の色を持つ大剣。刀身が細めと太めの2種類が存在している。見た目の割に軽く、けれど空間の圧縮により強度と斬れ味は十分以上に保障された量産型魔剣。
【能力】
基準値 : D 限界値 : C
照準 : A 範囲 : D 操作 : D
維持 : E 強度 : C
【詠唱】
『刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
『
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇50%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・時間限定自己強化100%
・時間限定性能上昇100%
・遠距離範囲攻撃《光刃》発動可能
その能力は一時的な、武器としての性能強化と使用者の強化。負荷を軽減するために1000秒と言う時間制限があるが、通常駆動分を加算して担い手の能力を3倍に、悪魔に対する殺傷力を12倍に、担い手次第の射程を持つ剣に沿って発生する光の刃を射出する。
全てを薙ぎ払えるようにとの願いは、確かに格上をも殺し得る収束され力と、兵器特有の安定性を持っている。だが、あくまで量産品であることさ忘れるなかれ。
《Ⅰ型魔剣 : ピアッシャー》
なんの変哲も無いような、鈍い鋼の色を持つ大槍。馬上槍型と長槍型が存在している。見た目の割に軽く、けれど空間の圧縮により強度と刺突力は十分以上に保証された量産型魔剣
【能力】
基準値 : D 限界値 : C
照準 : D 範囲 : A 操作 : D
維持 : E 強度 : C
【詠唱】
『刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
『
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇50%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・時間限定自己強化100%
・時間限定性能上昇100%
・遠距離範囲攻撃《光突》発動可能
スラッシャーと同様。ただし発射するものは光の槍。槍に沿ってではなく、自身の周囲に光の槍そのものを発生させ投射する。
全て貫けるようにとの願いは、街1つ程度なら覆う攻撃範囲として現れた。だがその分操作は難しく、力の収束も甘い点がある。雑魚を相手に戦うのであれば何処までも頼もしいが、量産型の限界は確実にあると知れ。
《Ⅰ型魔剣 : クラッシャー》
なんの変哲も無いような、鈍い鋼の色を持つ大槌。マイナーチェンジ版として大斧も存在している。重いが見た目よりは軽く、空間の圧縮により強度は十分以上に確保された試作型魔剣。
【能力】
基準値 : D 限界値 : C
照準 : A 範囲 : D 操作 : E
維持 : E 強度 : A
【詠唱】
『刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
『
①通常駆動
・自身のステータス上昇50%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・時間限定自己強化100%
・時間限定性能上昇100%
・近距離破壊攻撃《重撃》発動可能
スラッシャーと同様。ただ他2つよりも能力は単調かつ不便な、衝撃の拡大というもの。与えた衝撃を10倍に拡大する。
全てを撃ち砕けるようにという願いは、一撃で城門程度なら突き崩す力となった。ただその代償にそれ以外は不得手であり、何より接近という最難関を超える必要が生まれた。ただ三振りのⅠ型の中で、メイジ級にも手が届くのはクラッシャーのみである。
《Ⅱ型魔剣 : ドヴラクル》
黄金色の刃を持つ魔剣。形状はバスタードソード状である為、一撃の破壊力は高い。柄尻と刃の根元に赤く透き通った宝石が埋め込まれ、刃には血を流す為の精緻な紋様が刻み込まれている。
所持者 : リュート・カンザキ
【能力】
基準値 : A 限界値 : A+
照準 : A 範囲 : B 操作 : C
維持 : A+ 強度 : A
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
敗北と共に、我は縛鎖に繋がれた
行き着く先は、傀儡王
平穏齎す支配であれば、心を無にし受け入れよう
されど我が子を奪うのならば
刮目せよ、我は悪魔と成り果てる
百を超え、千を超え、万を超える串刺しで、
大地を、空を、真紅の闇に染め上げん
ワラキアの夜、魔笛の響きを今ここに
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇100%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
自身の領土と設定した範囲内で
・敵の強制弱体化
・弱体化分の自身の強化
その能力は己の領地内における、敵の能力半減と半減した能力を吸収することによる自己強化。素晴らしい能力限界と反動の少なさをさることながら、十分な能力の射程範囲、高水準な安定性と干渉力も持つ傑作の1つである。
吸血鬼と蔑まれようと領地を守った伝説の王の如く。自らの領地である限り無敵に等しいこの力は、それだけに攻めに適さない。ただこの魔剣があったことで、首都は今なおかつての姿を保っている。
《Ⅱ型魔剣 : ホタルマル》
薄緑の光を纏う刃を持つ魔剣。形状は日本刀状である為、扱いは難しいが殺傷能力は非常に高い。翡翠色の鍔を持つ以外これと言った特徴はない。
所持者 : レーナ・カンザキ
【能力】
基準値 : B 限界値 : A
照準 : A 範囲 : A+ 操作 : A
維持 : B 強度 : C
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
傷付き、刃毀れ、奪われて
荒んだ悲しき人の子よ
そのキズ、私が癒しましょう
蛍が集いし燐光で
全ては淡き、夢の
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇80%
・生物特効120%
・悪魔特効500%
②限界駆動
自身から半径1Km内に薄緑の燐光を振りまく。その範囲内で、
・傷、病、呪いなどを時間経過で癒す
・光に触れた悪魔から生命力を奪取する
・付けた傷を過回復させる
その能力は癒しを齎す燐光を振りまくこと。素晴らしい効果範囲、高水準な能力限界、干渉力、操作性を誇る。ただその分、十全に効果を発揮するには負荷安定な部分もあり、能力解除時の反動もバカにできない。
最低限の自衛の力はあるが、あくまで魔剣の本質は癒し、誰かを守りたいという願い。故にきっと、この魔剣を振るえる者にとって“自衛”以上の力にはならないだろう。
《占錬回帰 カドケウス》
二体の蛇が絡み合うような意匠と広げた翼の意匠が目立つ試作型魔剣。形状は長杖型で、単体での殺傷能力は低い。その代わりに、使用者の強化と特殊能力に重きがおかれている。正確には試作型魔剣の試作型のようなもので、詠唱が存在しない
所有者 : ティア・クラフト
【能力】
基準値 : A 限界値 : EX
照準 : EX 範囲 : B 操作 : A
維持 : A+ 強度 : A++
【詠唱】
ー詠唱なしー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・魔法強化300%
・悪魔特効800%
②限界駆動
限定的な時間の逆流と、それによる死者の蘇生。及びその際における、時間限定(30分)の蘇生者強化。
殺傷用の力として、相手のいつか死ぬという未来を持ち出し即死させる。この力は負荷が極めて高く、おいそれと使うことはできない
壊れた、試作機の魔剣。その能力は使者蘇生及び強化、そして即死能力。極限まで高まった能力限界と干渉力、限界まで研ぎ澄まされた安定性と、高水準な操作性を誇る。射程範囲も十分で、極めて優良な試作機であった。或いは、自身の精神を過去へ飛ばすことも可能な程には。
ただその代償として、この魔剣は使うだけで使用者の命を削る。命の次は力を削る。Ⅱ型と違い無限起動も搭載されておらず、24時間程度しか一度の起動時間は確保されていない。
それでも守りたいものの為に、担い手は過去へ飛ぶだろう。
《全剣統治 エターナル》
40cm程の
最大の特徴として、他の魔剣を回収して収納することが可能。また、収納した魔剣の力の一部を使うことができる。
所持者 : アヤメ・キリノ
【能力】
基準値 : B 限界値 : A+
照準 : A 範囲 : D 操作 : C
維持 : A+ 強度 : A+
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
運命の車輪は回転した
2つの円環に導かれ、最終走者は何を見る?
移らい、戸惑い、揺らめいて
断崖を越えて飛翔しろ
己が信ずる光を掲げ
無明の闇を切り拓け
見果てぬ未来に吼えるのだ
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇150%
・生物特効120%
・悪魔特効600%
②限界駆動
・収納している魔剣の能力を一部解放
その能力は限界駆動の複数同時解放。素晴らしい能力限界、能力の安定性、反動の少なさを誇り、干渉力も高水準を保っている。並以下の能力範囲と操作性だが、その本質はあくまで他の魔剣と組み合わせることで生まれる。
魔剣としての能力としての全てを捧げた本質は鞘。力を振るうばかりの
《Ⅱ型魔剣 : ユメウツツ》
淡く透き通った、薄い刀身が虹色に揺らめく魔剣。形状は片刃の短剣状であるが、殺傷能力は極めて低い。刃の根元には一対の蝶に似た羽の飾りがあり、そこから舞う魔力の光は非常に神秘的なものとなっている。
所持者 : アマル
【能力】
基準値 : E 限界値 : C〜A+
照準 : C 範囲 : C〜A+ 操作 : E
維持 : A 強度 : E
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
彼岸と此岸、狭間で迷いし旅人よ
夢幻の住人が、汝の手を引き迎えよう
ここで汝が視るものは、全て現世に持ち出されん
予言をもたらし、汝の生は祝福される
されど私欲で振るうのならば
致命の破滅を齎そう
それこそが夢通路の代償なり
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇75%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・所持者の見たい夢を現実化する
・所持期間が長ければ長いほど、夢が実現する範囲は大きくなる
その能力は所有時間経過による権限拡大と、それを前提とした夢の現実化。能力の限界と範囲は並のレベルから、所有時間によって街1つを覆ってなお余りある程にまで拡大する。反動も十分少ないが、干渉力は並であり、能力の安定性と操作性は最低レベルである。
加えて夢を見る必要があるという性質上、戦闘に向いた力でありながら戦闘に向いていないという矛盾を起こしている。もし戦場で力を解放しようものなら、白昼夢のような地獄が延々と続き正気をいつか喪うだろう。ああ、致命的な失敗作だった。
《Ⅱ型魔剣 : チョーク》
刃は無く、短い持ち手から長短2つの金属棒が伸びる魔剣。一方の先には鋭い金属の針が装着されており、もう一方の先には魔力で凝固した白い針が斜めに装着されている。
所持者 : クハク・ノクカーバン
【能力】
基準値 : B 限界値 : A+
照準 : A 範囲 : B 操作 : E
維持 : A+ 強度 : C
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
海洋の底、深き大地で身を潜め
記憶と共に眠りにつきし精霊よ
汝の力、今一度我等に恵み給え
命に溶け込み、神火に焼かれ、劔に宿りし無垢なる力
非情なる現世を塗り替えて、我等を楽土に導き給え
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇100%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・金属の針で本体・影を突き刺した相手の動きを、針が抜けるまでの間縫い止める。抵抗力が弱い場合、窒息の可能性も増加する
・白の針で書いた言葉と名の持つ意味に力を与える
その能力は概念の書き加えと、対象を構成する概念の停止。能力限界と反動の少なさが抜きん出ており、高水準な能力強度と、十分な効果範囲も持つ。ただ能力の複雑さから安定性は並であり、特殊な能力に特化してる為、武器としての形や操作性は劣悪である。
ただ最後期の魔剣だけあって、能力は極めて強力であると言わざるを得ない。あと1つ何かの要素が足りていれば、最後の試作型として完成していた程に。世界を書き換える力は、『世界』に届くことはなかった。
《Ⅱ型魔剣 : コドク》
ドス黒く濁った色の鋸と鉈が混ざったような形状をしている魔剣。持ち手は蛇が幾重にも巻きついた様な形状で、刀身も幾百もの蟲を押し固めた様な模様が浮かんでいる。
所持者 : ???→アヤメ・キリノ
【能力】
基準値 : D 限界値 : A+
照準 : A+ 範囲 : D 操作 : C
維持 : A 強度 : A+
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
毒蛇に蠱虫、百種の贄は囚われた
互いを喰らい、心を殺し、己が名も、己が記憶も、やがては失われるであろう
全てを果たし、行き着く先は大邪法
毒壺の中には己1つ、死骸の頂きで孤独に嗤う
さあ、この身を使うが良い
極大の呪いをくれてやる
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇100%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・自身が味方と認識している者が多いほど、又は死ねば死ぬほど、相手を殺せば殺すほど、通常駆動の能力を強化する
・斬りつけた相手を、コドク以外では解除できない呪いに犯す。その効果は未知数だが、やがて死に至る。死ぬまでの時間は相手に依存する。
自身を呪いに犯した場合、魔剣の能力が切れるまで自身を超強化する。しかし能力の解除と同時に気絶し、3日は目覚めることはない。
その能力は徹底的な自己強化と致死呪の発生。能力限界と干渉力、安定性がずば抜けており、反動も基本的には少なく優秀。並以下の範囲は己1人のみが効果範囲の為、並の操作性は単純すぎる能力のため不要という特化の仕方ゆえに完成されている。
ただその完成度は、本来は蟲や小動物で行う禁呪を人間に適応させているが為のもの。死を前提として存在しているこの魔剣は、あってはならない歪みそのものである。
《Ⅱ型魔剣 : レッドキャップ》
赤い、血に濡れたように赤いリボルバーと狼の頭部が象られた黒い自動拳銃で一対となっているⅡ型魔剣。赤いリボルバーには鎖型の紋様が刻まれており、双方弾は使用者の魔力を消費して自動生成される。
所持者 : クリム・ティーク
【能力】
基準値 : A 限界値 : A+
照準 : A 範囲 : D 操作 : A+
維持 : A 強度 : C
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
紅頭巾のお姫様、彼女は今や腹の中
飢えた餓狼に飲み込まれ
かつての美貌は溶け落ちた
ああ汚らしい穢らわしい
だから全てを壊しましょう
腹を引き裂き生まれ出て
鮮血の頭巾を被りましょう?
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇90%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
《自動拳銃側の効果》
・銃弾を相手の死角に転移させることができる
・致命傷を負った場合、Aglを一定値永続的に減少させる代わりに再生する
《リボルバー側の効果》
・放った弾丸に魔力が続く限り必中の概念を付与する
・相手に防がれない限り、必ず銃弾は弱点を射抜く
黒い自動拳銃の能力は、銃弾の死角転移と制限付きの不死身。赤いリボルバーの能力は、弾丸の致命傷への必中。能力限界と操作性が抜群で、干渉力と反動の少なさも優秀。ただその分射程は通常の拳銃程度でしかなく、擬似的な能力の2種同時発動であるため安定性も高いとは言えない。
銃という形状をとったことによる破壊力の低下により、魔剣でありながら大型を相手にするには、あまり適しているとは言えない弱点を持つ。その代わりに、銃弾が効果を発揮する相手には凄まじい虐殺性を誇る。担い手が獣に堕ちないことを祈る。
《Ⅱ型魔剣 : ルンペルシュテルツヒェン》
黒塗りの小さな片刃の短剣。鍔に小さな赤い宝石が埋め込まれている。ただそれだけしか特徴という特徴がなく、能力発動時も宝石が光るだけの変化しかない。
所持者 : 名もなき記者
【能力】
基準値 : E 限界値 : E(A++)
照準 : E(A++) 範囲 : E(A) 操作 : E(A++)
維持 : E(B) 強度 : E(A++)
※但し、限定的に能力が変動する
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
1つの言の葉が世界を騙す
弄した虚言は、藁を黄金の宝に変えた
清算すべき代償は踏み倒し
我が求むは栄光1つ
我が名を知らぬならば頭を垂れよ
然らずんば断頭台の刃が落ちるだろう
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇80%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
相手に魔剣としての咒を告げられない限り、1の結果を100に書き換えることができる。相手に咒を当てられた場合、限界駆動は強制停止し能力値は最低ランクに低下する。
その能力は拡大に限定した現実改変。名前に込められた神秘性が暴かれない限り、全ての能力が異常なまでに優秀な魔剣として君臨する。
制限をつけることで能力を何処まで強化できるかという実験機の側面を持つ。事実試作型にも並び得る力を、名前という制限をつければ優秀な魔剣としての力を込みでも込められた。実質的に人に対して使えないのはきっとそのせい。それでもきっと、誰かの役に立つことを信じてる。
《Ⅱ型魔剣 : ホルス》
元の形状は不明。現在の形は、何者かの錬金術によって紫の虹彩を持つ眼となっている。
限界駆動時は燃え上がる緋炎が発生し、自身を起点として上空に大規模な魔法陣が出現する。
所持者 : アイン・ナーハフート
【能力】
基準値 : E 限界値 : C
照準 : B 範囲 : A 操作 : A
維持 : E 強度 : D
【詠唱】
ー廃棄されているー
【効果】
①通常駆動
・生体機能代替 : 右眼
・僅かな本体性能強化
②限界駆動
・太陽が出ている間、指定した範囲内の全てを看破し補足することが出来る。また、その情報を接触したモノに共有できる
その能力は日中限定での視覚強化と、接触した対象への情報共有。範囲と操作性は高水準に纏まっており干渉力も十分。ただその分反動は大きく、複雑さ故に安定性にも不安が残る。
生体の代替となっているため、全体的に1段階能力が低下している。それでも複雑な人体の機構を再現できる魔剣を優秀と讃えるべきか、力を使えば不調が生まれる欠陥を貶すべきか。
《Ⅱ型魔剣 : オオテング 》
元の形状は不明。現在の形は、何者かの錬金術によって左脚の骨となっている。
現在駆動時は風が巻き起こるため、ズボンの裾が膨れ上がる様に見える。
所持者 : アイン・ナーハフート
【能力】
基準値 : E 限界値 : B
照準 : B 範囲 : A 操作 : B
維持 : E 強度 : C
【詠唱】
ー廃棄されているー
【効果】
①通常駆動
・生体機能代替 : 左脚
・僅かな本体性能強化
②限界駆動
・知覚範囲内に任意で念力を作用させることが出来る。
その能力は念動力。街1つ程度の効果範囲を除けば、それなりに優秀という言葉が似合う。派手さはなく安定しているが、反動は大きく決め手にも欠けている。
生体の代替となっているため、全体的に1段階能力が低下している。それでも複雑な人体の機構を再現できる魔剣を優秀と讃えるべきか、力を使えば不調が生まれる欠陥を貶すべきか。
《Ⅱ型魔剣 : リベルタス》
元の形状は不明。現在の形は、何者かの錬金術によって右腕の骨となっている。
限界駆動時も特に変化はない
【能力】
基準値 : B 限界値 : A+
照準 : A+ 範囲 : D 操作 : D
維持 : C 強度 : A+
【詠唱】
ー詠唱は破棄されているー
【効果】
①通常駆動
・機能代替 : 右腕
・本体性能上昇
②限界駆動
・自由を妨げる要因を対象から一時的に切り離す
その能力は一時的な可能性の剪定。能力限界と干渉力、安定性以外を犠牲にしている。並の反動、自身ともう一人程度の効果範囲、並以下の操作性であっても、運命を切り開く力はきっと可能性に満ちている。
生体の代替となっているため、一部の能力が1段階低下している。それでも複雑な人体の機構を再現できる魔剣を優秀と讃えるべきか、力を使えば不調が生まれる欠陥を貶すべきか。
《無限炉心 ジークフリート》
元の形状は不明。現在の形は、何者かの錬金術によって心臓となっている。
所持者 : アイン・ナーハフート
【能力】
基準値 : B 限界値 : A++
照準 : A 範囲 : E 操作 : D
維持 : A++ 強度 : B
【詠唱】
ー詠唱は廃棄されているー
【効果】
①通常駆動
・生体機能代替 : 心臓
・本体性能強化
②限界駆動
・自身の四肢及び正面からの危険全てを、魔力へ変換し無効化することが出来る。また、効果発動中魔力を過剰に発生させる
その能力は限定的な無敵と、無限の魔力生成。能力限界と反動の少なさが抜きん出ており、安定性と干渉力も十分。他2つの能力は不要と切り捨てられた。
生体の代替となっているため、全体的に一段階能力が低下している。それでも複雑な人体の機構を再現できる魔剣を優秀と讃えるべきか、力を使えば不調が生まれる欠陥を貶すべきか。
《万物快癒 パナケイア》
元の形状から液体だったと推測。現在の形は、アインの全身を流れる血液の代替。
所持者 : アイン・ナーハフート
【能力】
基準値 : D 限界値 : B
照準 : D 範囲 : D 操作 : C
維持 : A++ 強度 : A+
【詠唱】
ー詠唱は破棄されているー
【効果】
①通常駆動
・生体機能代替 : 血液
②限界駆動
・液体に触れた生命体を、瞬間的に完全回復させる
その能力は瞬間再生。反動の少なさと安定性にのみ特化した性質は、多くの人間を救っていた。担い手の血縁が消え去った後、癒しの奇跡はたった1人を活かすために。
生体の代替となっているため、全体的に1段階能力が低下している。それでも複雑な人体の機構を再現できる魔剣を優秀と讃えるべきか、力を使えば不調が生まれる欠陥を貶すべきか。
《Ⅰ型魔剣 : ディフェンダー》
なんの変哲も無いような、鈍い鋼の色を持つ大盾。別の世界において使用されていた、スクトゥムという盾の形を参考に形成されている。圧縮合金製で重く、その分Ⅱ型の攻撃であろうと数回は凌ぐ防御性能を誇る。
現在では製作可能な人物がアヤのみの為、量産性は極めて低い。
【能力】
基準値 : D 限界値 : C
照準 : C 範囲 : C 操作 : E
維持 : B 強度 : A
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇50%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・時間限定自己強化100%
・時間限定性能上昇100%
・複合範囲防御結界《光陣》発動可能
その能力は一時的な、武器としての性能強化と使用者の強化。負荷を軽減するために1000秒と言う時間制限があるが、通常駆動分を加算して担い手の能力を3倍に、悪魔に対する防御力を12倍に、物理魔法呪い全てを防ぐ結界を発生させる。
力を捻じ曲げて得た全てを守り抜けるようにとの願いは、安定性と発動時間を除いて実現しなかった。ただそれでも、切なる祈りは守りの力として結実する。それがきっと、己が傷つきたくないが為のものであっても。
《Ⅱ型魔剣 : マンチニール》
紫の禍々しい線が走る、木製の槍型魔剣。槍の穂先の根元部分に存在する、1つの三日月型の刃が特徴。魔剣自体の強度は木製であるが極めて高く、同じⅡ型と打ち合っても刃毀れしないほど。
また地面に刺しておくことで、この魔剣の損傷は自動的に再生する。
所有者 : リヨン (被験体 : M164番)
【能力】
基準値 : C 限界値 : A
照準 : C 範囲 : A 操作 : B
維持 : B 強度 : A+
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
極美を映す魔法の鏡、それは無垢なる乙女に光を当てた
嫉妬に狂いし醜き王妃を、7の小人が迎え撃つ
腰紐、毒櫛、毒林檎、小人の護りを貫いて、乙女の命は無残に散った
ガラスの棺で眠りし乙女は、来たりし王子がその目を醒ます 三度洛陽を迎えても、我が身が滅びることはなし
さあ、報復の焔を受けるが良い
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇90%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・任意に対象を選べる毒を、自由に発生させることができる。
・自身が大地と接している場合、自在に植物を発生・操作することができる
・限界駆動発動時から、受けた痛みの量だけ力を蓄積する。蓄積した力は任意のタイミングで解放できるが、容量を超えると自壊する
その能力は植物の生成/操作と、ダメージのカウンター。能力の安定性が1つ頭抜きん出ており、次点で能力限界と範囲が優秀。操作性と反動の少なさも悪くはなく、並程度には他社に干渉することもできる。総じて優秀、言い換えれば器用貧乏で平凡な能力を持つ。
汎用性への特化と本体の再生という点においての実験機という側面を持つ。その結果生まれた力は、奥の手であるカウンターを除けばただの魔法と何ら変わりない力となってしまった。失敗作だったとは言い切れないが、それでもどこか足りないものになってしまった。
《Ⅱ型魔剣 : ペルケレ》
黒地に金色の装飾が施された、軽機関銃型のⅡ型魔剣。銃剣付き。特筆すべき点は本体にはない。能力にリソースを割かれ、本体の性能は低めとなっている。
所有者 : バルト(被験体B8610)
【能力】
基準値 : D 限界値 : C
照準 : B 範囲 : B 操作 : D
維持 : D 強度 : A+
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
我が栄光は地に失墜し、我が名誉は闇へと消え、かつての信仰さえも罵倒と化した されど我が心に翳りなし
猛き雷帝、戦の籠手、無双の力帯をこの身に纏い、神威の槌を携えて、穢れを禊ぎにいざ行かん
さあ、霹靂に散るがいい
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇75%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・指定した物体を雷速にまで加速する
その能力は単純な超加速。決して暴発しないよう安定性に特化しており、干渉力と範囲は十分であるが故、他者へ付与して調子を崩壊させることも不可能ではない。代わりに操作性は悪く反動も大きいが、習熟次第で大いに化けるだろう。
効率性に特化した異世界の現代兵器と、単純な能力の組み合わせという点においての実験機という側面を持つ。ベースが魔法の存在しない物体だった為全体的な能力が低めという点を除けば、極めて有用な情報を齎してくれた。
《Ⅱ型魔剣 : ハボクック》
空色のグリーヴ型の魔剣……ではなく体内に埋め込まれた、切り出した氷のような八面体型の魔剣。
生体融合型魔剣の特徴として、常時通常駆動にあり、限界駆動の能力も一部解放されてしまっている。装着者の負担も周囲への影響も鑑みることなく。
長年同質の氷の魔力を浴び続け、本人の手によって改造された結果全能力が1段階上昇したが、その代償に詠唱が追加されている。
所持者 ボレアス・セプテントリオ
【能力】
基準値 : C 限界値 : A++
照準 : B 範囲 : A+ 操作 : A
維持 : C 強度 : A
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
夢想に描いた無双の
来たりし天下の太平に、我らの生きる場所はなし
烙印と十字架を背負わされ、闇の彼方へ放逐された
ああ許せぬ、無実の子等に罪を担わせるクズ共め
ああ許せぬ、子を殺しのうのうといきるクズ共め
故にこそ、我らは戦乱の御旗を掲げよう
駆動を始める融合炉、自壊し轟く産声が、氷山空母を目覚めさせる
いざ起動せよ超兵器、偽りの平和を焼き尽くし、腐敗した
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇120%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・人型知的生命体を除く、自身の認識している範囲内の分子運動を瞬時に減退、停止せることが出来る
・認識した魔法を凍結・停止させることが出来る
・凍結させた物体を自在に飛行させることができる
その能力は分子運動の停止と飛行能力。改造によって得た能力限界の優秀さと、街1つ程度を塗り潰す効果範囲、操作性と安定性も優秀であり、干渉力も十分に高い。唯一の難点は反動の高さだが、それも担い手次第で無視出来るレベルに収まっている。
生体融合型という末期型魔剣の優秀さは、常時暴走と常に体を蝕む痛みいう点を引き換えに得た諸刃の刃である。ペルケレを踏み台にして得た機械との融合をさらに人とも掛け合わせて、結果生まれたのが生体融合型という欠陥作品である。どうして、ここまでしても手が届かない。
《絶滅剣 ティタノマキア》
刃渡り2mを超える両刃の大剣型の魔剣。金色の刃と、使用中に青白く染まって行く中央部で構成されている。十字架のような鍔と柄、無骨なボルトで留められた柄尻が特徴。
所持者 : アヒム・ロイス・ケラウノス
【能力】
基準値 : A 限界値 : EX
照準 : EX 範囲 : D 操作 : E
維持 : A+ 強度 : A++
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
王権の簒奪と共に、終滅の戦が幕開けた
終わりなき闘争の円環が、無限に広がる悲劇の焔が、世界を軋ませ崩壊させる
されど戦の終局に、勝利の予言は成就した
百手と単眼の巨人は解き放たれ、力と神器は我が手の内に
隠れ身の兜を、支配の三叉槍を、絶滅の雷霆を見るが良い
大地を、
剣の誓いを今ここに
遍く全てを討ち滅ぼして、災禍渦巻く世界を斬滅し、命安らぐ楽土を創生せん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・致命的な毒性を持つ青白い燐光を纏う
②限界駆動
・半径10km以内の悪魔を弱体化
・使用者の意思がある限り、無限に核分裂反応を刀身内部で発生/それによるエネルギーを蓄積し続ける
・エネルギーを完全制御し、指方向性を持って解放する
その能力は試作型共通の悪魔の弱体化。及び、核分裂とエネルギーの蓄積。能力限界は何処までも突き抜けられるように、干渉力による収束で毒性は自分以外に漏れぬように、安定性を高めて暴発事故が発生しないように、操作性と範囲は度外視し、反動を一身に受けることでようやく起動する。
意志力で何処までも進めるように、まだだと立ち上がれるように、そんな英雄が振るうべきと定めて作られた炉心そのもの。ただ、担い手は
《剣琴憤嘆 エターナルツヴァイ》
40cm程の
右の刃は焔のような赤に、左の刃は水底のような青に、装飾として2本の金線と1本のミスリル色の線が斜めに入っている。
長時間使い続けると、《悲嘆》と《憤怒》に精神を汚染される。
【能力】
基準値 : B 限界値 : A+(EX)
照準 : A 範囲 : C 操作 : C
維持 : B 強度 : EX
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が絶望──希望の
運命の輪は輪転する
切なる願いを積み重ね、築き上げた祈りの塔は、神威の雷霆に砕かれた
嘆きの唄よ総てを呪え、相互理解の道はない
赫怒の炎よ天を穿て、復讐の剣は解き放たれた
移らず、惑わず、揺らめかず
終末へ向けて飛翔しろ
未来の零落を吼えるのだ
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇666%
・生物特効666%
・悪魔特効900%
②限界駆動
・収納している魔剣の能力を解放
《右刃》
・起動中、常時魔剣の出力と使用者の能力が上昇し続ける。但しリミッターは存在せず、使えば使うほど反動は増大する
《左刃》
・刃が斬り裂いたモノを全て死滅させ銀の灰に変える。また残存物質である銀灰には強烈な毒素が残る
その能力と本質は、エターナルの時点から何も変わらない。ただ魔剣の刀身は、担い手を滅ぼしかねない呪いを一身に受けて汚染された。右の刃には振るえば全てを薙ぎ払う、憤怒からなる無双の怪力を。左の刃には振るえば全てを死滅させる、悲嘆と虚飾からなる否定の呪いを。
当然の代償として、この魔剣は使うだけで使用者の命を喰らう。源が尽きるまで何処までも。Ⅱ型と違い無限起動も搭載されておらず、万全の状態で3時間程度しか一度の起動時間は確保されていない。
《Ⅱ型魔剣 : ニードヘッグ 》
鱗を無数に固めたような刃紋の浮かぶ刀型の魔剣。かつては龍の魔物であった機体が出現、登乗する。魔剣機体の特徴として、使用者の脳と直結して動作する。
機体の大きさは凡そ30m程。飛行性能が高く、本来の主武装は高温のブレスと毒牙。そこに魔剣の能力で己だけの蘇生に近い高速再生が可能になった為、かつては主に兵站の輸送に使われていた。
所有者 : 故人
【能力】
基準値 : A 限界値 : A+
照準 : B 範囲 : C 操作 : B
維持 : A 強度 : A
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
我は魔なる血を継ぎし者、再生と竜の一族也
我らが遠き同輩に願い奉る どうか我らと共に歩み給え
汝、怒りに燃えて蹲る者!
汝、死に行く者達を運ぶ翼!
我が祈りに、従うならば答えよ
汝の名は、ニードヘッグ !
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇110%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・自身の領域を侵食展開することで、内部の使用者以外の生命体からエネルギーを徴収する
・領域外部から加えられるエネルギーを、一定の値まで吸収する
・領域内部においてのみ、エネルギーを消費し自身の傷を超高速で再生する
その能力は、パーソナルスペースの展開と自己再生。加えて龍としての能力を加算したもの。能力限界と反動の少なさ、能力の安定性が優秀。干渉力と操作性も十分あり、龍の巨体を基準にした範囲は並の魔剣を大きく上回る。
魔界式の人魔一体型の魔剣として最初期に造られた1つ。そのため、実戦での活躍よりは実験機としてデータ取りの側面が大きな機体だった。人と魔の融合は、新たな着眼点としては優秀だった。
《Ⅱ型魔剣 : イグアス》
5連装リボルバー拳銃型の魔剣。かつては蟋蟀の魔物であった機体が出現、登乗する。魔剣機体の特徴として、使用者の脳と直結して動作する。
機体の大きさは凡そ2m程。隠密性能が非常に高く、本来の主武装は音波による行動阻害と牙。そこに狙撃用の長大な砲を2本、背負うようにして装備している。
魔剣の能力で振動/水分操作が加わった為、隠密/狙撃性能が格段に上昇している。戦時中は主に、狙撃・潜入などに使われた。
所有者 : 故人
【能力】
基準値 : D 限界値 : C
照準 : A++ 範囲 : C 操作 : B
維持 : B 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
我は魔なる血を継ぎし者、水と恐怖の一族也
我らが遠き同輩に願い奉る どうか我らと共に歩み給え
汝、大いなる水の息吹!
汝、悪魔が哭き叫ぶ喉笛!
我が祈りに、従うならば答えよ
汝の名は、イグアス!
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇70%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・振動を自在に増幅/減衰させる
・能力干渉範囲内に存在する水分を操作する
その能力は振動操作と水分操作。十分な安定性と低半動、操作性の中からずば抜けた干渉力で相手を破砕する。能力限界と範囲はあまり広くないが、蟲系の魔物を基準とした感知能力で補っている。
役割が定まり始めた、戦争中期に造られた魔剣。龍という最強種とは違って、殺しの技に特化した蟲との融合を図った魔剣。最初期生産型が一定以上の戦果を挙げた為、これ以降蟲型との融合魔剣が増加傾向になった。
《Ⅱ型魔剣 : ニードヘッグ・
かつては龍の魔物であった死した機体を、再び操作するための魔剣。鱗を無数に固めた様な刃紋が浮かぶ刀身は半ばから折れ、その戦闘能力は大幅に弱体化している。
使用者の脳と直結し操作する機能、限界駆動時に刀身が消え同化する機能は消滅した。
機体の大きさは凡そ30m程。飛行性能が高く、本来の主武装は高温のブレスと毒牙。そこに魔剣の能力で極めて高度な領域操作能力を獲得している。だが機体に意思が宿ることは二度と無い。
所有者 : 故人→リィン
【能力】
基準値 : E 限界値 : A+
照準 : E 範囲 : A 操作 : E
維持 : A 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
余は魔なる真を継ぎし者、浄化と竜の一族也
余と近しき同輩に願い奉る どうか今一度共に歩み給え
汝、怒りに燃えて蹲る者!
汝、死に行く者達を運ぶ翼!
我が祈りに、従うならば答えよ
汝の名は、ニードヘッグ !
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇50%
・生物特効50%
・悪魔特効100%
②限界駆動
【納刀時】
・自身の領域を侵食展開することで、内部の使用者以外の生命体からエネルギーを徴収する
・領域外部から加えられるエネルギーを、一定の値まで吸収する
・領域内部においてのみ、エネルギーを消費し自身の傷を超高速で再生する
【抜刀時】
・自身の領域を侵食展開することで、内部の一定以上の力を持つ生命体からエネルギーを徴収する
・領域外部から加えられるエネルギーを、限界を超えて吸収する
・エネルギーを消費し、領域内部を超高速で再生する
暴走して崩壊したニードヘッグを打ち直した結果、若干の変質を生みつつも新生した。その能力も本質も、元来のニードヘッグと大きく変わることはない。ただし、その能力は大幅に弱体化してしまった。
《躯永剣脚 アイリス》
アヤメの義足。数多の打ち捨てられた魔剣の残骸を、アヤメ自身の骨・血・髪、リィンの血・鱗・髪などで打ち直して作られた。
その後、アヤメが自身の命を込めたことで、この世界において初のイオリ・キリノの手が一切入っていない、新たな魔剣として完成した。
この義足は、今生では得ることが叶わない儚い希望を込めたものである。しかしそれでも、自分の夢の形を、自分が存在した証を、確かに刻むための剣である。だがその刻む形は、未だ定まっていない。
所有者 : アヤメ・キリノ
【能力】
基準値 : E 限界値 : EX
照準 : ? 範囲 : ? 操作 : ?
維持 : ? 強度 : ?
【詠唱】
ー詠唱なしー
【効果】
①通常駆動
・生体機能代替 : 両脚
・五感形成(弱)
・温度調節
・空を踏む
②限界駆動
・無垢なる力は
・夢見るままに
・振るわれる時を待ちいたり
今はまだ能力は不明。命を吸い、力を暴発させるだけの義足でしかない。
《Ⅱ型魔剣 : アヴァロン》
金色のコンパクトミラー型の魔剣。チェーンで腕のリストバンド或いは腰のベルトに接続して保持、使用する。
所有者 : リィン
【能力】
基準値 : C 限界値 : A+
照準 : D 範囲 : A+ 操作 : A+
維持 : C 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
千変万化、世界模様は煌めき揺らぐ
未来の希望へ手を伸ばしても、人の身に未来は掴めない
過去の失意へ想いを馳せても、人の身は過去に戻れない
だからこそ、艱難辛苦渦巻く
切り替わる硝子の華のように、脆く儚い希望をおくれ
未だ贖罪成らぬ不浄の身なれど、一筋の希望を見たいのだ
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇65%
・生物特効130%
・悪魔特効550%
②限界駆動
・特定範囲内の世界の運行をシミュレートすることで、未来を極めて正確に予知する
・受けた攻撃をシミュレート範囲内へ万華鏡のように分割することで、威力を限りなくゼロに減衰する空間を形成する
・受けた攻撃をシミュレート範囲内へ万華鏡のように集束することで、威力を限りなく収束させる空間を形成する
その能力は可能性の追求。能力限界と範囲、操作性が抜抜群であり、十分な安定性も持つため、ほぼ自在に可能性を“視る”ことが出来る。低い干渉力と大きな反動から、あくまで視るだけであり、未来を変えることは自分が行動を起こす、或いは誰かが行動を起こす以外で起こり得ない。
可能性の分散と収束による攻防一体の盾としても運用できるが、本来の用途はあくまで未来予知である。その為、この魔剣に適合する者の未来を変える力になってくれるだろう。
《Ⅱ型魔剣 : オネイロイ》
直刃で両刃の刃を持ち、開いたU字の鍔と柄から伸びる長い飾り紐が特徴の魔剣。中華風の形状で、鍔には不可思議な紋様が刻み込まれ、中心には深紫に透き通った結晶が埋め込まれている。
起動して出現する機体は4足の獣。魔剣機体の特徴として使用者の脳と直結して動作するが、例外として剣は消えず担い手も同化しない。その為、主に獣に騎乗して戦うことになる。
所有者 : フォーアフート・アインス
【能力】
基準値 : B 限界値 : A
照準 : C 範囲 : A+ 操作 : D
維持 : A+ 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
神託と休養を司り、陽日の終わりに住まう者よ
象牙の門より現れ出でて、我らを泡沫に誘い給へ
夜と眠りと死を纏い、深山幽谷より顕よ
我らは
故にこそ、卑しき戦から逃げ出して、恋に狂える恒久へ
もう何もかもから、遠く遠くへ逃げ出したいから
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇65%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・自身を中心に直径50kmの空間を、現実と区別することの出来ない夢へと落とす
・特定の相手にだけ幻覚を見せることができる
その能力は強制昏倒と幻覚作用。街1つを覆って余りある効果範囲と、低反動性。高い能力限界を持ち、安定性も十分に確保されている。ただ干渉力の低さから効かない相手には効かない羽目になり、操作性の低さからほぼ誰彼構わず能力に巻き込むことになる。
まだ人魔一体化の技術が不安定な、最初期に作られた一振り。その能力から、兄弟剣であるアムネシアで敵陣中央に輸送し効果、能力解放という手順で運用されていた。
《Ⅱ型魔剣 : アムネシア》
Ⅱ型魔剣オネイロイの兄弟剣。結晶の色は黄緑。起動するとかつては蜻蛉の魔物であった機体が出現する。魔剣機体の特徴として使用者の脳と直結して動作する。
機体の大きさは凡そ10m程。極めて優秀な飛行性能を持つ。本来の主武装は羽撃きによる音波と牙のみ。そこを魔剣の能力で無制限に跳ね上げた出力により、桁外れに強化して運用する。かつては強襲用の機体として使われた。
所有者 : ズーへ・アインス
【能力】
基準値 : C 限界値 : E〜A++
照準 : C 範囲 : E 操作 : C
維持 : D 強度 : A
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
悠久の常春は失われた
夢の世界への逃避は許されず、生きられぬ現を彷徨うばかり
耐えられない、壊れてしまう、
この身を苛む苦痛の元ごと、遠い果てまで消し去って
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇65%〜300%
・生物特効120%〜250%
・悪魔特効600%
②限界駆動
・担い手の記憶を焼却することで、記憶のある限りどこまでも出力を上昇させる
・手にした誰にでも能力が解放できる
その能力は記憶を代価にした徹底的な自己強化と、誰にでも扱える容易性。能力の安定性を除いて軒並みの能力が低レベルだが、正当な代価を支払えば能力は限界を超えて動作する。
最初期に制作された、魔界型の魔剣の一振り。誰でも使えるようにしたのは、逃げ出すための最終手段として。ただ最後まで、この魔剣が力なき者の逃走に使われることはなかった。
《真魔剣 ディーアボロス》
最初に作られた3振りの試作型魔剣の1つ。魔界を治める者に献上された力。
細く僅かに反った長く赤い刃を持つ刀型の魔剣。限界駆動時、反りがある側に黒い魔力で編まれた魔族の翼を象った形が展開される。
ただし、効果範囲内に魔族が1人でもいると使用者が認識していない限り、限界駆動は発動出来ない。
所有者 : リィン・M・D・ラーグルフリョゥトルムリン
【能力】
基準値 : A 限界値 : EX
照準 : A 範囲 : B 操作 : B
維持 : A 強度 : EX
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
かつての世には啀み合い、憎み合い、滅ぼしあった3種族
そのうち1つ、魔を司る種の王として宣言する
3種族全ての勇儀が結ばれることは未だ無くとも、いつかの世界、いつかの未来に手を取り合わん
剣の誓いを今ここに
総ての呪いを背負いし果てに、例え己の命が尽きようと、
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・魔剣を中心に直径100m圏内の《メイジ級》悪魔までの侵入禁止
・魔族の死者の魂は、全てここに帰る
②限界駆動
・侵入禁止の解除
・魔剣を中心に直径5km圏内の悪魔から戦闘能力をレベル1相当になるまで剥奪
・剥奪した能力を焼却してエネルギーへ転換する
・魔界に所属している人型範疇生物に接続、エネルギーを限界駆動中に限りほぼ無限に供給する
・余剰エネルギーを消費して、自身の強化倍率を際限なく上昇させる
・全ての秘呪を代償なしで使用可能
その能力は通常駆動の時点では、一定範囲に悪魔の侵入を禁止する結界を生成する事と、全ての秘呪の使用可能化。限界駆動時は結界こそ解除されるが、それ以上の範囲内の悪魔から能力を剥奪。剥奪した力をエネルギーへ変換し、自身を際限なく強化しつつ、効果範囲内の己が臣民に供給することで全体としての継戦能力も跳ね上げる。
全体的に優秀な能力値であり、若干劣る範囲と操作性も出力を上昇させる都合上ある程度無視できる。元より突出している能力限界は何処までも力を高める可能性を持ち、安定性は効果範囲内の反動を軽減するほど。
輪廻の停止したこの世界に於いて、死した者が行く先は無し。ただ徒らに彷徨うだけ。そんな
《絶焦剣ムスペルヘイム》
刃渡り2mを超える両刃の大剣型の魔剣。1mの柄の先には杖と同様の役割を果たすため、真紅の宝玉が埋め込まれている。漆黒に染まった刀身には9つの鎖が鞘代わりに絡みつき、詠唱の進行によって解除される。
所有者 : ドラッヘ・イグニスタ・ムスペルヘイム
→ナーハフート・アインス
→ゼーアフート/ズーへ・アインス
→アヤメ・キリノ
【能力】
基準値 : A 限界値 : A++
照準 : A 範囲 : EX 操作 : D
維持 : E 強度 : EX
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
ここに今、全ての解錠を願い奉る
我に炎を振るう資格は有らず、有るは炎に成る意思のみ
破滅の枝、勝利の剣、災禍の炎、何でも構わぬ焼き尽くせ
猛れ、猛れ、猛れ炎よ、世界全てを焼き尽くすまで
星も、空も、太陽も、月も、宇宙の果てまで、遍く全てを撃ち落とせ
剣の誓いを今ここに
我が身すらも薪木と焚べて、一切合切を灰燼に帰し、楽土へ至る道を創生せん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・鎖の自在延長/操作能力
②限界駆動
・半径10km以内の悪魔を弱体化
・使用者の意思がある限り、無限に指定した物体の温度を上昇させる
・埒外法則の権限による温度の上限突破
その能力は試作型共通の悪魔の弱体化。及び、分子運動加速能力。能力限界に上限こそ決まっているが、どこまでも広げられる可能性のある範囲と安定性。高水準な照準能力による安定した干渉力を誇る。操作性が低く能力操作はおぼつかず、その常軌を逸した温度は担い手すらも焼き焦がす。
全てを滅ぼせるように、そんな狂気の信念によって鍛えられた、担い手を薪として燃え盛る破滅の火焔。当然、担い手は時限式に成らざるを得ず、しかしそれでも誰もがその威力に魅入られた。
《絶凍剣ニヴルヘイム》
刃渡り2mを超える両刃の大剣型の魔剣。1mの柄の先には刀身を雁字搦めに拘束する、3種の鎖が起点として繋がれている。純白に染まった刀身は、ただそこに有るだけで気温を低下させる程の極低温を放っている。
所有者 : メディウム・レクイエスタ・ニヴルヘイム
→ナーハフート・アインス
→ゼーアフート/ズーへ・アインス
→アヤメ・キリノ
【能力】
基準値 : C 限界値 : A
照準 : A 範囲 : EX 操作 : C
維持 : EX 強度 : D
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
神々の計略により、我が身は縛鎖に繋がれた
満ち足りぬ、満ち足りぬ、満ち足りぬ、腕1つ程度でどうして腹が膨れようか
牙が疼く、鎖が軋む、突き立てられた剣が疼く、嗚呼どう喰らってくれようか
終末の角笛が吹き鳴らされし時が、汝らが終焉の時である
巨人の血に満ちた空虚な裂け目より現れ出て、天まで我が喰ろうてくれる
例え死出の道だと知ろうとも、止まることはないと知れ
剣の誓いを今ここに
世界が滅びるその日まで、一切合切の偽金を喰らい、楽土へ至る道を創生せん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇400%
・生物特効250%
・悪魔特効760%
・鎖の自在延長/操作能力
②限界駆動
・半径10km以内の悪魔を弱体化
・使用者の意思がある限り、無限に指定した物体の温度を低下させる
・埒外法則の権限による温度の下限突破
その能力は試作型共通の悪魔の弱体化。及び、分子運動停止能力。能力限界の上限こそ優秀程度に収まっているが、どこまでも広げられる可能性のある範囲と、極めて低く稼働時間も長い維持性。優秀な照準能力による安定した干渉力を誇る。ただ操作性は低く、能力は最低限の安定性しか持っていない。
全てを滅ぼせるように、そんな狂気の信念によって鍛えられた、担い手を鎖に繋ぐ破滅の氷狼。当然、担い手は時限式に成らざるを得ず、しかしそれでも誰もがその威力に魅入られた。
《Ⅱ型魔剣 : マクスウェル》
無数の歯車が重なり合い、幾重にもパイプが重なり蒸気を吹き上げ纏う二十面体型の魔剣。
生体融合型魔剣の特徴として、常時通常駆動にあり、限界駆動の能力も一部解放されてしまっている。装着者の負担も周囲への影響も鑑みることなく。
魔力汚染は発生しなかったが、限界を超える酷使によってリミッターを超え崩壊した。
所有者 : ナーハフート・アインス
【能力】
基準値 : C 限界値 : A+
照準 : A+ 範囲 : B 操作 : D
維持 : C 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
理想に輝く無限の力、
だが、まだだ。人の夢は終わらない 来たりし天下の太平にこそ、我らの生きる道はあり
諦観の棄却こそ、遥かなる道へ我らを導く
不死に不老に富に力、際限のない欲望が、今こそ悪魔を新生させる
いざ起動せよ無限炉心、人の夢を実現し、停滞した
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇85%
・生物特効110%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・自身の周囲に存在するエネルギーベクトルの完全制御
その能力は、限定的なベクトル操作能力。法則とでも言うべきものに干渉する為の優秀な能力限界と、結果的に上昇した現実への干渉能力。範囲と安定性も十分確保されているが、あくまで単一能力のため操作性は低く、反動も大きい。
戦争末期に作られ、人造人間が使用することを前提とされた整体融合型の魔剣。常時使用者の脳に負担をかけ続けることを引き換えに、視認している物のベクトルを書き換えることができる力を得た。理想に手が届く、手掛かりをやっと見つけた
《Ⅱ型魔剣 : ユビキタス》
かつての魔王国の国旗が印された旗竿、戦旗型の魔剣。多くの者が仰ぎ見た国の名残であるそれは、今もなお健在である。その先端には、鋭く尖った飾りがあり槍として振るうことができる。
限界駆動後、かつては蟻の魔物であった機体が出現、搭乗する。魔剣機体の特徴として、使用者の脳と直結して動作する。
機体の大きさは女王である本体は15m程。分体は10cm〜10mとなる。基本色は黒であり、巨大な顎と圧倒的なパワーによる基礎能力、解毒が困難を極める毒を持つ剣に似た針を腹部に持つ。世界に残る魔界型魔剣の中でも、ハイエンドに分類される強力な魔剣。
ただし現在は、担い手は狂いつつも正気の内にある、暴走魔剣である。
所有者 : アナリューゼ・アインス(本名 : アカネ・ブラウ・スカイフォレスト)
【能力】
基準値 : D 限界値 : B
照準 : A 範囲 : A++ 操作 : A++
維持 : D 強度 : C
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
死の淵を流離う儀式は幕開けた 命と力を天秤に、十重に二十重に毒を呑む
全てを咬み潰す剛顎を、腐り堕とす毒棘を、何にも劣らぬ健脚を 全てを得るため、全ての害を受け入れよう
誰1人として忘れはしない、痛みも無念もその覚悟も、全てを背負って私は進む
故にこそ、恐れることなどありはしない
魔の御印が輝く下に、我らの敗北はあり得ない
いざ行かん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇65%
・生物特効150%
・悪魔特効500%
・分身体の生成
②限界駆動
・指定した対象と自分自身、或いは他者の五感を共有させる
・他者の痛覚の代替
・
その能力は、生命体との感覚共有能力。魔剣にしては殺傷能力が一切ない極めて珍しい力である。
機体スペックの高さで戦うため、能力自体の限界値は低め。ただその性質上効果範囲と安定性は抜群であり、応用性も高い。干渉力も十分にあり、唯一反動が最悪なことを除けば全体的に優秀といえる。
戦争の中期に制作された、魔界型魔剣として演算性能の極致にある魔剣。複製した自己を無数に同期させることで、尋常ならざる超々々々々多重演算すら可能とする。その速度は、文明世界で言う量子コンピュータに近い。
戦闘には一切寄与しない筈の能力だったが、無数の敵の痛覚を共有させる想定外の使用法と機体性能の暴力により、戦争治癒最前線で多大な戦果を挙げた。しかし悪魔の大規模な侵攻に対して殿として出撃して以降、その姿は目撃されていなかった。
《占錬回帰 カドケウス・真》
浮遊する∞を描くメビウスの輪状の物体と、緩いカーブを描く夢の弦のような1対のパーツからなる試作型魔剣。元となった占錬回帰カドケウス試作型魔剣の試作型のようなもので、詠唱が存在しなかったが、今際の際に奇跡的にアヤメが完成させた。
所有者 : アヤメ・キリノ、及びアイン・ナーハフート
【能力】
基準値 : ? 限界値 : EX
照準 : ? 範囲 : ? 操作 : ?
維持 : ? 強度 : ?
【詠唱】
──
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・魔法強化300%
・悪魔特効800%
②限界駆動
・時間遡行
その能力はたった1つ、2人で1度だけ過去に戻る。それのみである。能力の規模から出力がEXに値すること以外、特に能力値は分からない。しかし確実に試作型魔剣には比類するか、それこそ聖剣に比類するだろう。
この結末をやり直したい。けれど絶対、アインと一緒に。その為に智慧を貸してお義母さん、私にも一緒にいたい人が、守りたい人ができたから。
《護虹剣 ビフレスト》
虹を切り出し固めたような色合いの両刃短剣型の魔剣。現存する魔界の試作型魔剣4振りの内、最も防御能力に長けた魔剣
限界駆動後魔剣本体は消失し、担い手と同化。指定した範囲に虹の円環となって顕現する。限界駆動を解除すると手元へ帰還する。
所有者 : イリス・チュテレール・ビフレスト
【能力】
基準値 : C 限界値 : A++
照準 : A 範囲 : EX 操作 : D
維持 : EX 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
暁の光が番となり、世界に虹の橋が架けられた
界を渡した虹霓は、猛る焔で悪意を阻む
浄化の泉を、運命の女神達を、神法会議を支えし橋は、不可侵不壊と心得よ
いつか訪れる神焉まで、光り輝く煌きは、翳ることなどありはしない しかして虹霓翳るとき、それこそ神焉の始まりなり
3度の厳冬が吹き荒れて、終焉の角笛は吹かれるだろう
剣の誓いを今ここに 苦難に喘ぎし遍く民を守護し、虹霓の輝きにて照らし暖め、楽園への道を創生せん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・虹色に煌めく癒しの光を纏う
②限界駆動
・直径30cm〜50km超の虹の円環を、最大30個まで展開
・虹の円環内部への悪魔の侵入禁止、領域内部での生存を禁止する
・虹の円環内部に存在する人型範疇生物の治癒力を増強
・虹の円環周囲に存在するエネルギーを吸収、無限展開し反動を相殺する
その能力は通常駆動の時点では、生物を癒す虹色の光を放ち、それをある程度操作する能力。限界駆動時は丸虹を広範囲かつ複数展開し、試作型魔剣に共通した悪魔の進入禁止能力の原型である、丸虹内部での生存拒否。通常駆動時の順当強化である、“人”の生命能力の活性化。本来ならば発生する莫大な反動を、虹の周囲からエネルギーを吸収することで相殺するという、3つの効果を発現させる。
魔剣としては珍しく、殺傷能力が極めて低いタイプ。その為か試作型魔剣としては能力の限界が1段階下だが、効果範囲と低反動制に特化させ運用の問題は解決されている。能力の干渉力は高いが、無数の虹を操ることから安定性は低めで、不安定な操作性となってしまっている。
全てを守りたいという始まりの祈りは、人を守護する虹となって結実した。でも、守るだけじゃ何も出来ないと、痛感するのに時間は要らなかった。例えこの手を消えぬ血に染めることになっても、それでも、私は世界を守りたかった。
《Ⅱ型魔剣 : アトラク・ナチャ》
自在に操作できる糸で繋がれている、蜘蛛の牙を加工したスペツナズ・ナイフ型の魔剣。担い手次第では、人の身のままかつて大罪と玄徳が開けた大穴を陣取っていた、化けグモの力を振るうことができるだろう。
魔剣機体の特徴として、使用者の脳と直結して動作する。
機体の大きさは大凡50mほど。基本色は黒であり、巨体に見合わぬ極めて俊敏な運動性能を誇る。意思1つで性質を変えられる毒腺と糸の発生能力を持つ。ただし、無限に繰り返す自己進化によりこの情報は当てにならないだろう。世界に残る魔界型魔剣の中でも、ハイエンドに分類される強力な魔剣。
所有者 : タツミヤ・クリマクス
【能力】
基準値 : B 限界値 : A++
照準 : A 範囲 : E 操作 : C
維持 : A+ 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
億千万もの絆を紡ぎ、驕り赴いた死の波止場 犇めきし悪夢の大群に、我は全てを失った
勇猛果敢な獅子の爪も、雲中白鶴な疾風の翼も、堅牢堅固な霊亀の護りも、全てが卑しく貪り喰われた
誰1人として忘れるものか、全てを己の痛みに変えて、涙を流して立ち上がる
そうだ案ずるな、契約者よ
まだ我がいる、忘れたか かつて汝が打ち倒せし、世界を滅ぼす大蜘蛛を、我が忌み名を忘れたか
例え体が朽ちようと、貴様の命脈尽き果てるまで、我が契約は途切れぬと知れ
今こそ呼ぶがいい、我の名を!
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇110%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
・魔剣の意思発露/機体の出現、搭乗可能
②限界駆動
・自己進化・自己再生・自己分割
その能力は、基本的には自己進化の一点に収斂されている。必要に応じて、これまで積み重ねてきた経験から、己を改造する。その際、自身の一部を切り離すことで、見たこともない異形の兵を産み出すことも出来る。
基本的に己1人、或いは応用して他人の治癒をする程度のため範囲は最低。自己への負荷など顧みない改造のため、反動も最低ラインギリギリのラインとなっている。しかしその分応用は幾らでも可能な拡張性があり、安定性はなぜか抜群、能力の強度も極めて高く仕上がっている。
その正体は、かつて
その後、幾つかの戦場で戦果を上げたが、魔王国の放った魔術式戦略級破壊兵器が発動するまでの時間を稼ぐため殿に。それ以降、姿を確認されることはなかった。
《Ⅱ型魔剣 : メメントモリ》
光を反射しない黒に染まる、2振りの刀型の魔剣。実体を持つ魔剣のように見えるが、その実態は極めて高度な幻術で作られた刃である。故に、魔力というリソースの限り刀身は延長が可能。また、反りの内側にも刃が存在する。
起動して出現するのは、15mほどの蟷螂の機体。装甲色は基本黒だが、その場の環境に応じて自在に変化する。世界に残る魔界型魔剣の中でも、ハイエンドに分類される強力な魔剣。
所有者 : スマイヤー・ラプティス
【能力】
基準値 : A 限界値 : A++
照準 : A++ 範囲 : E 操作 : C
維持 : D 強度 : B
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
死を恐れ、死を拒み、死を遠ざけ、死を求めて、狂い焦がれて幾星霜
死の波止場を流離い続け、生の全てが希薄となった
なればこそ、食べ飲み遊ぶ享楽も、血肉湧き踊る戦いも、等しく全てに価値はなし
灰に変わった惰性の世界に、己を満たす悦は消えた
故にこそ、再び舞い降りた死の波止場、出会った貴様は逃がさない
牙を剥け、武器を構えろ、腰を引かすな立ち向かえ
死線を越え、その手で我らの命を断つがいい
先に逝くぞ好敵手。駆け抜け果てた空虚な道に、我らが墓標を突き立てよう
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇125%
・生物特効150%
・悪魔特効480%
・幻術能力
②限界駆動
・対象を存在する空間ごと切断することで、特別な耐性を持つ相手以外を問答無用で斬り捨てる絶対切断
・自身が開いた次元の裂け目に潜行することで、一時的に世界から消える潜伏・迷彩能力
・自身の位相をズラすことで、こちらが何かする場合、或いは相手に位相を合わせられる場合を除いた絶対防御
その能力は全次元切断能力ただ1つ。試作型に限りなく近い能力の限界と干渉力で、世界を断つことができる。その原理は、現実すら欺く幻術をさらに一点に集中することによって、過負荷で崩壊させることにある。世界をキャンバスに例えるなら、色の塗り重ね過ぎで穴が空いたような状態。
範囲が最低級なのは、あくまで斬撃の軌道をなぞった線の部分にのみ作用しているため。操作性はあくまで単一の能力を使っているだけであることから。維持性は自己認識が曖昧になり壊れるという能力の都合上、低い評価になっている。
戦争の末期に制作された、魔界型魔剣として攻撃性能の極致にある魔剣。あくまで乗り手次第だが、斬撃の軌道上にある世界を割断する為、理論上星すら2つに切断可能。
改修前のⅡ型魔剣カルペ・ディエムの担い手から続投した使い手によって、戦争中にも多大な戦果を挙げた。しかし悪魔の大規模な侵攻に対して殿として出撃して以降、その姿は目撃されていなかった。
《聖剣 : 戴雨神剣アマノムラクモ》
薄く緋色が混じった、無骨な片手半剣。割れ千切れた左肩から伸びる、血涙を流す7本の蛇体とその頭を突き破る刃の計8本の刀身から成る聖剣。
己への果てしなき憤怒と、それでも貫くべき正義は、死した今なお曇ることなく。
所有者 : 墜星・八岐
真名 : アルディート・ガラント
【能力】
基準値 : A+ 限界値 : EX
照準 : EX 範囲 : E 操作 : E
維持 : E 強度 : EX
【詠唱】
刃金を穢せ、我が絶望──無明の
晶樹接続・還元解除
生死の円環は停滞した
世界は止まり、
何たる無様、何たる屈辱、老いさらばえた身体では、
肩を並べる友を残し、連理の枝は手折られた
此くして、剣の星は地に堕ちる
劔の
我が身に宿れよ
遠く果て無き未来を詠う為、三毒越え、八塩折すらも飲み干して、我は御剣と罷り成る
八雲断ち、草木薙げ、万象尽くを斬り捨てよ
天に叢雲被るが如き、閉じた
血潮に染まりしこの身体で、三度戦乱を巻き起こさん
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効500%
・悪魔特効1000%
②天地失墜
・使用者強化(憤怒)
・斬閃拡張(正義)
・魔剣強化
その能力は、単純極まる膂力・耐久力強化と斬撃の拡張、そして本体強度の上昇のみ。基本的にⅠ型魔剣スラッシャーと出力以外何も変わらない。その強化の度合いは、権能解放時点で10倍。そこから加速度的に、耐えられるだけ跳ね上がる。
聖剣特有の何処までも突き抜ける出力と、他者からの干渉否定。ただそれだけの単純な力であるからこそ、弱みも多いがまず負けない。
だがそれは言ってしまえば『折れず、曲がらず、よくしなり、砕けず、鋭く、何処でも斬る事ができる剣』でしかないことも意味している。
磨耗し擦り切れるまで磨いた技量、老いさらばえた身体を動かす力、それだけあれば事足りる。剣の一振りで斯くやあらん、世界も、過去も、未来まで斬滅する。それが英雄、剣の王。アルディート・ガラントと呼ばれた男が夢見た光景だから。
《聖剣 : 比翼転昇アイン》
蛇の様に鎖が巻きつく意匠が施された、リボルビングライフル型の魔剣。装填可能な銃弾は、実際の弾やそこら辺の鉄釘に始まり、当然魔力弾の生成も可能。
ということが表に出ている建前。その本体はストック内部に仕込まれた、炎の様な赤と氷の様な青い無数の歯車が互いに絡み合い、組み合わさり、無数の細い鎖とベルトを回し続けエネルギーを生み出す集合体的構造物である。
3本の魔剣を束ね、1本の魔剣と同調していることによる超出力を制御する為に、体内へと埋め込まれた全身の魔剣と完全に機能を同調、制御させている。
所有者 : アイン・ナーハフート及びアヤメ・キリノ
【能力】
基準値 : A 限界値 : EX
照準 : C 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : E 強度 : D
【詠唱】
神剣模倣・調律開始
己が身すらも薪木と焚べて、一切合切を灰燼に帰し、楽土に導く
世界が滅びるその日まで、一切合切の偽金を喰らい、楽土に導く
人の夢を実現し、停滞した
大いなる冬、終末の滅び踏みを超えて、三位一体となり人の繁栄を呼び起せ
虚無より光は生まれ、光は無限を生み、無限の光は世界を照らす
艱難辛苦を跳ね除けて、文明の火は未来を灯した
大洪水を跳ね除け、神威の雷霆を弾き、神の真理を踏み越え、祈りの塔は
英雄よ恐れるな、汝に罪など有りはしない
嘆かず、惑わず、高らかに
彼方の希望へ手を伸ばせ
輝く未来に祝福を
我が身の縛鎖は破却した、刃金の
剣の誓い、友の思い、我が切望を今ここに
たった一輪、世界に咲いた希望の花よ、どうか共に歩ませて欲しい。貴女が何より大切だから!
是非もなし。遥かなる未来の果てまで、親愛なるあなたへ希望の花束を
禊祓え誓いの聖剣、我らの未来を紡ぐため
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇700%
・生物特効700%
・悪魔特効900%
・軽度の温度操作
・ベクトル制御
・魔剣装填能力
②天地失墜
・
その能力は運動力制御。正負の方向の分子運動の制御能力を持った試作型魔剣2振りと、無限の出力を供給し無類の防御性能を誇る試作型魔剣、運動ベクトルの制御能力を持った魔剣が掛け合わされて生まれた力三位一体の力。結果生み出されているのは、一定の領域内におけるエネルギーの完全制御。それは炎というプラスの運動を停止させ氷というマイナスの運動へ反転も可能なほどになっている。演算能力次第だが、空気抵抗や魔力抵抗を熱量や凍結に、重力を反重力に、衝撃を別のエネルギーへ変換もできる。
2人で1つの能力を制御する都合上、その分制御能力と能力の限界、効果を及ぼすことのできる範囲がズバ抜けている。だが当然長時間の発動は難しく、暴発の可能性は高く、干渉力も人相手に万全に機能するとはいえない程度。
封印を重ね掛けされている平時の最低出力と、あまりにも奇跡的なバランスで成立していることによる不安定さ、それ故の劣悪な操作性を除けば全てが限界点に近い。
己の持ち得る技術の全てを用いて、アヤメがアインの為に作り上げた試作型魔剣。基本的な様式は獣人界型魔剣の技術を、担い手と魔剣を接続する様式は魔界型魔剣の技術を、そしてそれら全てを同調させる為に人間界型魔剣の技術を使用している。
どの魔剣よりも長い詠唱は、己を自覚したアインの覚悟そのものである。
◇(以下ネタバレ)
【能力】
基準値 : A 限界値 : EX
照準 : B 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : D 強度 : C
【詠唱】
神剣模倣・調律開始
灰燼灼界、絶凍氷界、無限炉心
呪滅の終末を踏み超えて、三位一体、光差す道となれ
虚無より光は生まれ、光は無限を生み、無限の光は世界を照らす
艱難辛苦を跳ね除けて、祈りの塔は
果てなき未来に祝福を
我が身の縛鎖は破却した、刃金の
我らが誓いを今ここに
たった一輪、世界に咲いた希望の花よ、どうか共に歩ませて欲しい。貴女が何より大切だから!
是非もなし。遥かなる未来の果てまで、親愛なるあなたへ希望の花束を
禊祓え誓いの聖剣、我らの未来を拓くため
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇700%
・生物特効700%
・悪魔特効900%
・軽度の温度操作
・ベクトル制御
・魔剣装填能力
②天地失墜
・
・呪いと破滅の力
己の本当の望みを受け入れることで、新たな力を獲得した。
エネルギーの完全制御という埒外化学の産物と、概念的な呪いと破滅の力という
2人で1つの聖剣を制御する荒技は精錬され、もはや鑑賞力の不安や暴発の危機などどこにもない。限界なんてないと、思いの翼で飛翔して。三界合一、異界融合、偽から真へと成ったこの剣は、新たな世界の扉を開く鍵とならん。
《聖剣 : 輪廻転生シャラソウジュ》
2つの木が捻れ合わさったような意匠と白い花の意匠が目立つ聖剣。
強欲なまでに未来を求め、叡智を駆使し過去と命を暴食してなお、破滅の未来は覆ることなく。
所有者 : 墜星・泡影
真名 : ティア・クラフト
【能力】
基準値 : A+ 限界値 : EX
照準 : A 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : C 強度 : A+
【詠唱】
刃金を穢せ、我が絶望──無明の
4双8本の沙羅双樹
釈迦の終わりを私は視る
マツヤが始め、クールマが支え、
ヴァラーハが正し、ナラシンハが誅し、
パラシュラーマ、ラーマ、クリシュナと世界は続く
しかしここに、9の化身は終わりを告げた
次なる救世は何時にならん?
やがて来たりし
汚物は悉く破壊され、
これより先は、繁栄の道が続くだろう
我は預言者、傍観者、そして導く先導者
知り得た見果てぬ未来の夢を
終わりの時まで奏でよう
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効500%
・悪魔特効1000%
②天地失墜
・過去改変
・過去再生
その能力は、過去の改変と再生。過去に起きたことであればそれを今起きたものとして再生し、逆に過去に受けた傷はその過去を改変して消失させる。
聖剣特有の何処までも突き抜ける出力で、何処までも力の範囲を伸ばし、複雑怪奇な過去すらも操作する。
自分の性質はあくまで精霊、しかしそれでも私は悪魔で神の分御霊。契約者が望んだ未来を、万、億、劫と繰り返して、書き換えて、何度この身が砕けても成し遂げよう。それが英雄、泡影の星。ティア・クラフトが誓ったことだから。
だからこそ、胸に刺さった棘が一つ。紛れもなく愛して、愛された愛娘の行く末に悲嘆の念が絶えない。だからどうか、我が身に宿った奇跡の残滓よ、どうか手を貸してくれと。願った祈りも、泡影のように。
◇(以下ネタバレ)
貸与者:リィン・M・D・ラーグルフリョゥトリムルン
【能力】
基準値 : C 限界値 : EX
照準 : A++ 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : A 強度 : E
【詠唱】
神剣模倣・同調開始
4双8本の沙羅双樹、9つの世界を巡りて、光の化身は輪廻を見る
来たりしは救世の時、我が身を贄に、いざ眼を覚ませ破壊の化身
撃滅せよ、白馬の巨神。
劔の
総ての呪いを背負いし果てに、見つけた血脈に連なる正負の
我が身は既に邪悪な怪物、元徳大罪併せ呑み、人から外れた異形の力
6と6と6の名の下に、知り得た見果てぬ未来を奏でよう
1振りの刃として、力として、そして大切な者の為、煌めく世界を切り拓かん
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効500%
・悪魔特効1000%
②天地失墜
・過去改変
・過去再生
《リィン使用時》
・ディーアボロスの能力が追加されるが、前者2つについては練度が足りないため極めて集中した後に数秒程度しか操作できない。
聖剣と魔剣、大罪と元徳、光と闇。相反する2つの属性を掛け合わせて生まれた力は、どこまでも強大で、しかしあまりに不安定になっている。
それでも、自分の愛する娘と、気にかける義理の息子と娘のため。眠っていた泡が弾けるように目を覚ます。仕方ないと一言、心の中で溢れた言葉。それをきっかけに、どうせなら扱いやすいようにと大鎌へと姿を変え始めた。生前、本来の主人にはできなかった約束を、今になって果たす為に。
《神境偏在 モチヅキ》
天空に座す月そのものを改造した物が魔剣としての本体。子機として携帯する為に、医療用具の形で作られた物が複数ある。それらを纏めて1つの魔剣である。
慈愛に溢れ、色欲にも正直で、何より優秀だった医者は、絶えなく続く戦争に斃れた。不死を得てもなお止まらぬ戦は、心を壊すに十分だった。
所有者 : 墜星・玉兎
真名 : クラネル・レイカー
【能力】
基準値 : C 限界値 : B
照準 : C 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : EX 強度 : A
【詠唱】
刃金を穢せ、我が絶望──無明の
晶樹接続・還元解除
生死の境は取り払われた、精霊の導き、医の智慧は死に絶えて、月の兎は地に堕ちる
この身を捧げた2つの献身、生と精が描く二重螺旋。無限を目指した命の煌めき、積み上げ下りし夢の
やめてくれやめてくれ、どうして私は間に合わない、潰える命を救えない
預けられた背中は遠く、伸ばした片手が空を切る
此くして、癒の星は地に堕ちる
劔の
契約はここに交わされた、太陽の戦車に乗り、我は再び月へと登る
薔薇の色香に醜く微睡め、汚れた欲を解放しろ、千耳万目の名の下に、慈愛を以て受け入れよう
月は全てを照覧す、全ては幸福な夢の彼方へ。深き眠りの扉を超えて、世界へ広がれ幻夢境
青褪めた死人の獣よ、終わる世界の夢に果てるがいい
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇600%
・生物特効500%
・悪魔特効1000%
②天地失墜
・地表全土を範囲とした、当人にとって理想世界を夢見続ける超広範囲幻術(慈愛)
・世界に術をかけることによる現実改変(色欲)
・月衛星砲からの超高出力エネルギー投射
その能力は、月が見える範囲に限定された超々広域の完全催眠と、禁呪《
聖剣としてはかなり低出力の剣だが、その性質は極悪無比。一度夢に堕ちたが最後、心がそもそも壊れているか、幻が支えきれない現実や、人として外れた異端の宿痾、神の奇跡を持たぬ者は永劫目覚めることはない。
幸せな夢を見続ける永劫の中、身体は勝手に動き出し現実を改変し始める。獣人界での使用ではヒトが黒泥へ変化する事例が見られたが、アレはあの場で目覚めてた全員の諦めと失望が具現化した姿となっている。二度と泥は、人の形へと戻ることはないだろう。
七英雄が命を捨てた決死の最終戦、帰還を顧みない特攻の作戦で、彼女が生き絶えたのは最後から2番目。何もかもが手遅れで、彼女の中で何かが崩壊した。最後に自らを生贄に捧げた████の最後を見届け、彼女は長い生を終えた。誰かを救うということは誰かを救わないということ、そんな現実よりも月の兎は遍く衆生を救える夢が欲しかった。それがクラネル・レイカーと呼ばれた女が、末期に夢見た幻想である。
《運命開闢 ロストフェイト》
蒼銀に明滅する文様を備えた三つの円筒が連なる、ランスのような形状をしている試作型魔剣。別の世界における、空想の世界で語られた原初の剣を模して造られた。正確には試作型魔剣の試作型のようなもので、詠唱が存在しない。
所有者 : リュート・カンザキ
【能力】
基準値 : D 限界値 : EX
照準 : EX 範囲 : A++ 操作 : B
維持 : A+ 強度 : A++
【詠唱】
ー詠唱なしー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・魔法強化500%
・悪魔特効1000%
②限界駆動
常軌を逸した高出力により無数の次元断層を生み出し、時空間ごとその場にあるものを崩壊させ死滅させる力場を投射する。
占錬回帰カドケウスと同時期に作られた、同じく試作機の魔剣。その能力は極端なまでに破壊と死滅に特化したエネルギー力場投射能力。極限まで高められた能力限界と干渉力、限界まで研ぎ澄まされた安定性と、高水準な操作性を誇る。射程範囲も十分広大で、空と地を別ち原初の地獄を生み出す……という、模倣元の剣には及ばずも圧倒的な性能を誇る。
ただその代償として、この魔剣は3度振るえば必ず担い手ごと崩壊する。また、四肢を1つ捥ぎ取られる程度の反動は軽減されておらず、無限起動も搭載されていない。本人の精神力次第では稼働時間を伸ばせるが、かつて振るわれた1度目のようにそこで駆動は終了するたろう。
それでも、掛け替えのない友のために。最期に残った因縁と、信念のために。宝物庫に眠る剣は、最後まで担い手と共にあった。
《獣王剣 ライオンハート》
最初に作られた3振りの試作型魔剣の1つ。獣人界を治める者に献上された力。
ほぼヒトの身長と同程度の巨大なひび割れた刀身と、獅子の鬣のような
限界駆動時には、手元に金色の魔力で編まれた獅子の鬣を象った形が展開される。
【能力】
基準値 : A 限界値 : EX
照準 : A 範囲 : B 操作 : B
維持 : A 強度 : EX
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
かつての世には啀み合い、憎み合い、滅ぼしあった3種族
そのうち1つ、獣を司る種の王として宣言する 3種族全ての勇儀が結ばれることは未だ無くとも、いつかの世界、いつかの未来に手を取り合わん
剣の誓いを今ここに
屍山血河を背負いし果てに、腐りに腐った獣の心、
畜生に染まる血を絞り出し新生させ、煌めく未来を創生せん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・魔剣を中心に直径100m圏内の《メイジ級》悪魔までの侵入禁止
・獣人の死者の魂は、全てここに帰る
②限界駆動
・侵入禁止の解除
・魔剣を中心に直径5km圏内の悪魔から戦闘能力をレベル1相当になるまで剥奪
・剥奪した能力を焼却してエネルギーへ転換する
・魔界に所属している人型範疇生物に接続、エネルギーを限界駆動中に限りほぼ無限に供給する
・余剰エネルギーを消費して、自身の強化倍率を際限なく上昇させる
・全ての精霊から精霊術を借り受ける
その能力は通常駆動の時点では、一定範囲に悪魔の侵入を禁止する結界を生成する事と、全ての秘呪の使用可能化。限界駆動時は結界こそ解除されるが、それ以上の範囲内の悪魔から能力を剥奪。剥奪した力をエネルギーへ変換し、自身を際限なく強化しつつ、効果範囲内の己が臣民に供給することで全体としての継戦能力も跳ね上げる。
能力としては真魔剣、人理剣共に共通であり、司る種族が違う点。借り受ける力が違う点以外の差異は存在しない。
輪廻の停止したこの世界に於いて、死した者が行く先は無し。ただ徒らに彷徨うだけ。そんな運命は、余りに酷い。だからこそ、私が作ろう帰る場所を。ただの一時でも、魂安らぐ安寧の地を。
《有象無双レギオンα》
1m程の長さの、穂先が音叉のように分たれた短槍型の魔剣。眩く光を反射する銀の色は、かつて世界を席巻した機甲兵器群の色。処理する情報量の問題から、実質的に
所有者:冒険者型人造人間Entwick11073
【能力】
基準値:D 限界値:B
照準:B 範囲:EX 操作:C
維持:EX 強度:A
【詠唱】
刃金に満ちよ、我らが祈り──希望の
青に満ちたる恵みの
残りたるは墓場の主。縛鎖を千切り、枷を壊し、狂い泣き叫んだ栄華の墓標
静まり返りし灰墓の世界は、悪なる魔性に凌辱された なればこそ、墜ちよ流星。奈落の底より、我らは厄災の群れと戻ったぞ。
今こそ新たにこの名を示す──我が名はレギオン
剣の誓いを今ここに 戦火に生まれ、残火に育ち、戦奴と刻まれた幾千夜。今ここに越え、我らが命の本懐を果たさん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇70%
・生物特効120%
・悪魔特効500%
・搭乗者を必要とする魔剣機体の複製操作
②限界駆動
・周囲5km圏内の悪魔を弱体化
・複製機の独立遠距離精密操作
・魔剣機体の自己再生
その能力は機甲兵器を、魔剣としての性質を帯びさせて複製すること。最大複製数は300。複製体から複製体をコピーすることもできるが、1次コピーは100%、2次コピーは75%、3次コピーは50%と性能が低下する。4次コピーは不可能。
複製されるのは四脚の多脚戦車。左右に伸びた太い4脚を機動力に、背中に取り付けられた複合砲で砲撃が可能。砲の口径は120mm、再現できた弾種はHEAT弾・APFSDS弾・榴散弾の3種と魔法砲撃のみ。
魔剣としては複合砲が大型のピアッシャーとして光槍での砲撃を、前方に向けて取り付けられたアームにはスラッシャーの光刃を2振り、防御システムとしてディフェンダーの光陣を搭載している。自爆機能は当然のように搭載済み。Ⅰ型魔剣の使用時間制限である1000秒とリキャストタイム1000秒と言う弱点は、単純に2振り当該魔剣を搭載することで解決している。
欠点として、Ⅰ型魔剣としての機能は同時に複数種類発動できないこと。2振り分の同時起動はできないこと。搭乗者が2字複製機までは必須なこと。などか挙げられる。
地球の叡智を魔法でリバースエンジニアリングした機体を複製することに特化した魔剣であり、操作方法は魔界型魔剣をそのまま流用している。また、唯一の機体を召喚する魔界型魔剣における試作型。本来存在しない16番目の試作型魔剣となっている。
初めて打った祈りの形は、
【ー追記ー】
レギオンβの場合、基本的な能力と効果は変わらない。
ただし詠唱の終句が
へと変形し、能力の対象が戦車から戦闘機へと変化する。
複製されるのは半人半機の戦闘機。偏向ノズルのジェット噴射による異常なまでの柔軟性を持ち、魔法式の垂直離着陸が可能となっている。地対空、空対空ミサイルを異次元に格納し、装備なし時と変わらぬ速度を保ちながらフルパッケージの装備を実現している。また、機首と翼に光刃を、ミサイル型に成形し発射する光槍を、機体全体を守る光陣の結界、体当たり時に発揮する衝撃粉砕結界を搭載している。
《神威抜刀フツノミタマ》
一般的な人種族程度の大きさを持つ燃え盛る鳥、かつての時代不死鳥と呼ばれた魔物が核となっている聖剣。現存する本数が片手で数えられる程度の人間界型の魔剣と同種であり、人体と融合して完成する。
始まりの過ちは、結び付いた怠惰との縁を律し節制することで力に変えたこと。
次なる過ちは、全てを忘れることに甘んじて、捧げた忠義に尽くせなかったこと。
故にこそ嫉ましい程に黒き絶望の壁は聳え立ち、高く、遠く、無力に嘆く未来に結末した。
所有者 : 墜星・金烏
真名 : メリッサ・ガラント
/名もなき勇者
【能力】
基準値:B+ 限界値:EX
照準:EX 範囲:A 操作:C
維持:EX 強度:C
【詠唱】
刃金を穢せ、我が絶望──無明の
晶樹接続・還元解除
生死の円環は崩れ落ちた
騎士の誇り、忍びの忠義は打ち捨てられ、
千切られ堕ちた連理の翼、摂理を歪める
許さない、許さない、心に灯った憎悪の炎、この身を
砕け散るは世界の命運、異界が閉ざじた平和の幻想。
勇ある者から命を散らし、無辜の民草が死に絶える、地獄界が広がった
ああ、心優しき幼銀よ、どうか私を呼んで欲しい。我らは既に
此くして獣の星は地に堕ちる
劔の
朝日に飛び立ち世界を巡りて幾星霜、裁きの刻限が訪れた
2羽は砕かれ黄昏に、日と火の底より甦る
残火の鳥よ
黒き血潮に染まりし
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇700%
・生物特効400%
・悪魔特効1500%
②限界駆動
・空間支配による時空間停滞(怠惰)
・異世界転移能力(節制)
・自身の魂を分割することによる分身(嫉妬)
その能力は極めて特殊な、空間と時間に干渉する諸々。時間と空間の一時的な停止に近い減速と、自身の存在を過去から切り取ることで分身を生み出すこと。そして、異世界転生能力。
墜星・金烏の成り立ちが1人の英雄と、縁が近かった1人の勇者を、悪魔を核に再構成した異常な形であるため、剣に込められた想いも極めて煩雑かつ不明瞭。悪魔(
しかし共通する想いとして、拒絶の一念が強く芯として通っていた。その為、剣の能力は守勢に極めて特化している。
最後に残った勇者として、最後まで貴方と戦いたかった。戦争末期、死が溢れた世界で忍の勇者は願い、志半ばで命を終えた。
親しき友を失って、不死の鳥と騎士の長は涙を流す。それでもまだだと命を削るも、【獣】の所業に全ては崩れた。怒りに任せた殺戮の果て、後悔と涙に塗れて彼女は長い命を終えた。
そこに明確な運命も、祈りも、夢もありはしない。そんな、どこまでもありふれた結末は、重ね合って歪な形で滞った。
「今度こそあの時のような失敗をせず、全てを台無しにしない」
騎士団長として討ち死にしたメリッサ・ガラントと、勇者と呼ばれた人間であったスズカ・ヒイラギ。彼女らは神の格に引き上げられただけの、ただの人。誰よりも███の世界に取り込まれた澱みである。
《人理剣 アーメンテース》
最初に作られた3振りの試作型魔剣の1つ。人間界を治める者に献上された力。
片手で扱いやすいサイズの癖がない直剣型のオーソドックスな魔剣。
限界駆動時は刀身部分に、白銀の魔力で編まれた女神の形が展開される。
所有者:アルディート・ガラント→墜星・勇者
【能力】
基準値:A 限界値:EX
照準:A 範囲:B 操作:B
維持:A 強度:EX
【詠唱】
刃金に満ちよ、我が祈り──希望の
かつての世には啀み合い、憎み合い、滅ぼしあった3種族
そのうち1つ、人を司る種の名代として宣言する
3種族全ての勇儀が結ばれることは未だ無くとも、いつかの世界、いつかの未来に手を取り合わん
剣の誓いを今ここに
数多の犠牲を背負いし果てに、悪鬼羅刹と蔑まれようと、屍山血河を踏み越えて、煌めく未来を創生せん
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・魔剣を中心に直径100m圏内の《メイジ級》悪魔までの侵入禁止
・人の死者の魂は、全てここに帰る
②限界駆動
・半径10km以内の悪魔を弱体化
・魔剣を中心に直径100m圏内の悪魔から戦闘能力をレベル1相当になるまで剥奪
・人間界に所属している人型範疇生物に接続、エネルギーを限界駆動中に限りほぼ無限に供給する
・刻まれた全ての武技を扱える
その能力は通常駆動の時点では、一定範囲に悪魔の侵入を禁止する結界を生成する事と、全ての秘呪の使用可能化。限界駆動時は結界こそ解除されるが、それ以上の範囲内の悪魔から能力を剥奪。剥奪した力をエネルギーへ変換し、自身を際限なく強化しつつ、効果範囲内の己が臣民に供給することで全体としての継戦能力も跳ね上げる。
能力としては真魔剣、獣王剣共に共通であり、司る種族が違う点。借り受ける力が違う点以外の差異は存在しない。
その正体は、旧時代において人族の国宝とされていた“聖剣”を打ち直したもの。現代における聖剣とは別の、古き聖剣である。
輪廻の停止したこの世界に於いて、死した者が行く先は無し。そして、死した人族の全てはこの剣に。眠る魂の重さはきっと、握った者にしかわからない。魂の安らぐ安寧の地は、遠く。
《地獄剣 タルタロス》
光を反射しない鎖を持つ大鎌型の魔剣。鈍色の刃と柄頭の鎖分銅が大きな特徴。限界駆動時は、白い骨が足元から湧き出たらしい。
担い手が絶えており、加えて破損もしているため通常駆動以外不可能になっている。
所持者:獣人界
【能力】
基準値:C 限界値:B
照準:A 範囲:A 操作:EX
維持:EX 強度:B
【詠唱】
担い手が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・生命を衰弱させる瘴気を放つ
②限界駆動
・概念的な死を与える
・闇の中から骨の軍勢を召喚する
・闇の底に取り込み幽閉する
《栄光剣 マルミアドワーズ》
刃渡り2mを超える両刃の大剣型の魔剣。銀色の刃と、使用中に黄金に染まって行く中央部で構成されている。十字架のような鍔と柄、無骨なボルトで留められた柄尻が特徴。
絶滅剣ティタノマキアの兄弟剣。既に世界からは喪失している。
所持者:なし
【能力】
基準値:A 限界値:EX
照準:EX 範囲:D 操作:A++
維持:E 強度:A+
【詠唱】
情報が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・致命的な毒性を持つ黄金の燐光を纏う
②限界駆動
・半径10km以内の悪魔を弱体化
・使用者の意思がある限り、無限に核融合反応を刀身内部で発生/それによるエネルギーを蓄積し続ける
・エネルギーを完全制御し、指方向性を持って解放する
《神知剣 プロメテウス》
炎が揺らめくような刀身を持つ長剣型の魔剣。刀身に刻まれた祝詞めいた文字列が特徴。限界駆動時は、陽炎が担い手を包み込んだらしい。
英雄戦争時に世界からは喪失している。
所持者:なし
【能力】
基準値:B 限界値:A
照準:EX 範囲:E 操作:E
維持:EX 強度:A
【詠唱】
情報が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・???(情報喪失)
②限界駆動
・疑似的な神格を担い手与える
・加護を一時的に付与することによる軍勢強化
・???(情報喪失)
《滅亡剣 ラグナロク 》
宝石で彩られた角笛型の魔剣。小さな翼の飾りと持ち手の鎖大きな特徴。限界駆動時は、世界が夕方になったらしい。
担い手が絶えており、加えて破損もしているため通常駆動以外不可能になっている。
所持者:魔界
【能力】
基準値:C 限界値:EX
照準:D 範囲:EX 操作:E
維持:A 強度:A
【詠唱】
担い手が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・生命を狂奔させる雰囲気を生む
②限界駆動
・概念的な滅亡を発生させる
・???(情報喪失)
・???(情報喪失)
《転神剣 トクサノカムダカラ》
複数の飾りがついた首飾り型の部分と、儀礼的な剣からなる魔剣だったらしい。
英雄戦争時に世界からは喪失している。
所持者:なし
【能力】
情報喪失
【詠唱】
担い手が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・???(情報喪失)
②限界駆動
・疑似的な死者蘇生能力
・???(情報喪失)
・???(情報喪失)
《開闢剣 タカマガハラ》
体内に埋め込む形の釘型の魔剣だったらしい。
英雄戦争時に世界からは喪失している。
所持者:なし
【能力】
情報喪失
【詠唱】
情報が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・???(情報喪失)
②限界駆動
・神を担い手が耐えられる限りその身に降ろす
・???(情報喪失)
・???(情報喪失)
《不死剣 ヨモツへグイ》
黒い数珠状の魔剣だったらしい
英雄戦争時に世界からは喪失している。
所持者:なし
【能力】
情報喪失
【詠唱】
情報が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・???(情報喪失)
②限界駆動
・疑似的な不死を担い手に与える
・???(情報喪失)
・???(情報喪失)
《武王剣 スサノヲ》
蛇のように波打った長剣型の魔剣だったらしい。
英雄戦争時に世界からは喪失している。
所持者:なし
【能力】
情報喪失
【詠唱】
情報が絶えている。
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇500%
・生物特効300%
・悪魔特効800%
・???(情報喪失)
②限界駆動
・技術力の限界点を突破する
・???(情報喪失)
・???(情報喪失)
《Ⅱ型魔剣 ナイチンゲール》
白色の糸型の魔剣……ではなく体内に埋め込まれた、ボビンのような円柱体型の魔剣。
生体融合型魔剣の特徴として、常時通常駆動にあり、限界駆動の能力も一部解放されてしまっている。装着者の負担も周囲への影響も鑑みることなく。
所持者:なし
【能力】
不明
【詠唱】
不明
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇150%
・生物特効100%
・悪魔特効500%
②限界駆動
・対象の自己治癒能力の超活性化
・一定領域内の完全殺菌
・概念的な手術室の顕現
《永劫聖衰 ヤマトテンジョウ》
墜星・勇者の肉体そのものが聖剣としての本体。朽ちず、腐らず、願いを叶えるその時まであり続ける為に在る聖剣。
忠実なる神の徒は、かつての
所有者:墜星・勇者
真名:天上院 匠
【能力】
基準値:A 限界値:EX
照準:EX 範囲:E 操作:E
維持:E 強度:EX
【詠唱】
刃金を穢せ、我が絶望──無明の
晶樹接続・還元解除
生も死も既にここにはない
異界を渡り、享受尽くした甘美な平和
だが今一度、この身は貴女の盾となり、禍津を切り裂く刃とならん
いつの日か、光の彼方に消えゆくまで
此くして勇なる星は地に堕ちる
劔の
耐え忍んだ終わりの果てに、傲慢に、されど命に忠実に。回れ廻れよ円卓の星辰、逆巻く刻の内海より未来の王は蘇らん
善悪二元、彼岸此岸、七曜の光よ我に宿り、この手にもたらせ──世界を別つ力を
魔を断つ剣、勇なる心、最後の灯火は我にあり
来たれ、白く輝く勝利の化身。新たな世界を拓くため ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効500%
・悪魔特効1000%
・外敵を阻む嵐の結界の展開
②天地失墜
・無限の出力上昇(傲慢)
・肉体のエネルギー化に伴う擬似精霊化(忍耐)
・祭神再誕へのエネルギー奉納(忠実)
その能力は極めて単純な、無限の出力とそれに由来する諸々と、受け継いだ幻想世界による分断能力。及びそれら全てを起爆剤として、眠り微睡む終神を目覚めさせること。
聖剣としては、八岐の戴雨神剣アマノムラクモの兄弟剣。能力の指向性も同様で、あちらが内に向かう強化なのに対し、こちらは外に放出する開放に特化している。単純であるが故に多い隙は幻想世界による分断もあり、克服されている。
受け継いだ幻想世界の名は『黒白二剣』、物事を二元に別つ地獄の摂理である。この世界の住民が善であり、攻めてきた悪魔こそが悪である。そう定めた祈りの為に、誰にでも受け継ぐことが可能で、誰にも制御できない。クリフォトが崩壊しないように、人間界を死者の国へと変貌させアヤメ達を勇者は待ち続けてた。
勇者には、金烏と対極的に最初から運命しか存在していなかった。異世界召喚されたことも、彼/彼女と親友関係になったことも、そして悪しき神を討ち滅ぼしたことも。故に勇者は、地球へと帰還した後も運命に囚われ続けてた。そこで手にした最愛を、残酷に運命が奪い去る。ああ、ならば今一度。僕は貴女の盾となり剣となろう。私が殺す。私が生かす。遍く全てを救い滅ぼす。されど刃は届かず、獣の前に勇者は斃れた。それが勇者、天上院 匠の背負った運命であった。
《轢新剣 ステイルメイト》
無数の鋼の外殻が組み合わされた、小剣サイズの魔剣。
ミスリル色に輝く結晶が剥き出しになっており、剣にあるまじき生物的な獰猛さを放っている。
所持者:アヤメ・キリノ
【能力】
基準値:A 限界値:EX
照準:EX 範囲:A 操作:F
維持:A 強度:A
【詠唱】
使用禁止
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効800%
・任意の対象に幻想世界の情景を投影する
②限界駆動
・轢新の幻想世界を展開する
・???
・???
悪魔の中でも《ドラコー級》と呼称される個体から、簒奪した幻想世界を魔剣として封印・固定化したもの。限界駆動をすることは恐らく問題ない筈だが、安全性を考えると使用しないことが望ましい。
ただし魔剣としての性能は十分であり、幻想世界の情景投射能力も一般人であればそれだけで十分に発狂し得る。また悪魔に対して使用した場合は、効果時間中の足止め、或いはこちらの世界の一般人同様に発狂効果が認められるだろう。
真を知り、形を識り、理を解すれば、幽霊であろうと枯れ尾花と変わらない。しかし枯れ尾花の幽霊も、伸ばされた手を掴まないとは限らない。
ーネタバレー
【詠唱】
強制起動のみ
効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効800%
・任意の対象に幻想世界の情景を投影する
②限界駆動
・轢新の幻想世界を展開する
・次空間を無視して空間内のものを捕食する
・与えた傷の消失による治癒不能化
《聖剣:原始魔剣エイヴィヒカイト》
機械的な構造を持つ機関銃⇔大鎌への変形機構を持つ兵装、合体により砲撃形態の巨大な槍⇔長剣二振りの双剣へと変形する兵装からなる聖剣。
現在、世界に存在する魔剣/聖剣の始まり。際限なく魂を暴食し、強欲に命を吸い尽くす、原初の魔剣にして聖剣。
所有者:墜神
真名:イオリ・キリノ
ロイド・キリノ
【能力】
基準値 : EX 限界値 : 測定不能
照準 : B 範囲 : EX 操作 : C
維持 : EX 強度 : A++
【詠唱】
刃金
神剣到想・鍛造開始
ああ、忌々しきかな我が運命。我がひと時の幸福さえ、汝は斯様に奪い去るのか
無限に連なる闇の群勢、悪魔の進撃は止まらない
瞳が映す未来の果ては、
我が身を捧げた献身さえも、無限の悪意に届かない
なればこそ、我、幻想と罷り成る
我が身は既に
例えこの身が砕けようと、いつかの未来、光なき戦乱の地平が果てに、平和の灯火を創成せん
是非もなし。
禊ぎ祓え誓いの聖剣、果てなき未来に繋ぐため
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇900%
・[任意の生物]特効0〜900%
・[任意の存在]特効0〜900%
②天地失墜
・捕食による自己の進化(暴食)
・系譜魔剣の完全制御(強欲)
・和平と救翔の幻想
その能力は自己進化と魔剣の掌握。正真正銘の魂を喰らう大鎌/銃を起点に、同格となるほど血を啜っていた双剣と翼を核として生み出された原初の魔剣にして聖剣。
墜星の神という意味と、神に堕ちた二重の意味で墜神。2人で1柱という対神、世界に残った追伸など意味は無数にかかっている。
2人で能力を制御するという困難も、著しく正確な操作が難しい以外の欠点を生まずに高い水準で実現。特筆した異能力はなし。本人達の強化と進歩こそが全てとなっている。
特筆すべきは自由設定が可能な特効能力。記憶を対象に値をマイナスにすれば記憶の復活も、肉体を対象にプラスにすればひたすらに威力が上がる。
夢見た平和の幻想は、残酷な現実に打ち砕かれた。優しかったあの日はもう何処にもない。救いを求めて飛翔した先にも、泡の影のように寄り添った先にも、何処にも。どこにも。
自らの魂を分割し生み出した魔剣のコントロール奪取は、ある意味では彼女が人類を信じきることが出来なかった証拠でもある。正史であれば持ち得ていた本来の家族の絆、変わり果てた自分を認めてくれた暖かさ。それを真っ向から否定されたことで、彼女は手の届く範囲の内側にしか目を向けられない。
ほんの僅か、たった一言。出会い頭の「誰?」が全てを終わらせた。蝶の羽ばたきが彼方で竜巻を呼ぶように、剪定される枝に世界の分岐は進んでしまった。
【神剣】
ただしあくまで、ここに乗るのは基本情報と詠唱のみ。
《終焉剣 : 久遠アヤメ》
アヤメが砕けた聖剣と自身の全て。アイン、リィンすらも巻き込んで展開した亜種勇者召喚術式の果てに生まれた肉体そのものである神剣。
能力の根底に幻想世界こそ存在しているが、その出力は最早比べるまでもない。
【能力】
完成した剣は世界を終わりへ書き換える
【詠唱】
刃金よ示せ、我らが祈り──希望の
神剣創造・焼却開始
(アヤメ)
神楽の時間は過ぎ去って、敢え無く巫女は舞い散った。誰も泣かない世界の夢は、遠く儚い夢幻の彼方へ。
ああ、無敵の英雄よ。どうか願いに応えて欲しい。
(アイン)
是非もなし。この身は全て、貴女と共に。
遥かなる未来の果てまで、
彼方の希望は我が手の内に、届かぬ
(リィン)
無明に閉じた
(アヤメ)
みんなで
(全員)
我らはここに、刃金へ誓う
我が身に流れる法則こそが、掛け替えのない我が世界
久遠の彼方まで斬り裂いて、新たな光に天昇せん
──
ジェネシスドライブ──ビギニング・セフィライレイザー
その能力は単純、既存の法則の否定。
全てを始めるために全てを終焉させる消去者。
残骸物たる銀灰を撒き散らし、全てを書き換える神剣。たった独りの神様を救う為に打った大博打、その果て。それだけの刃である。
《起源剣 : 集い星》
イオリが捧げた聖剣と自身の全て。加えてロイドを巻き込んで展開した、亜種勇者召喚術式の果てに生まれた肉体そのものである神剣。
能力の根底に幻想世界こそ存在しているが、その出力は最早比べるまでもない。
【能力】
完成した剣は世界を始まりへ書き換える
【詠唱】
刃金よ示せ、我らが祈り──無明の
(イオリ)
神剣創造・停滞開始
突き立てられし致命の劔、3
しかしどうした運命よ、その程度で止まると思うたか。我が名は英雄、全てを殺し、勝利を喰らう化物ぞ
(ロイド)
なればこそ羽撃け翼、果てなき蒼穹すら駆け抜けて、剣の風は共に歩もう
死が2人を分かつとも、比翼の契りは終わらない
虹の彼方より我らに集え、墜ちた星の戦友よ!
(両名)
刃金の誓いを、改め祈る!
我が身に流れる法則こそが、掛け替えのない我が世界
全てを喰らい飲み干して、新たな光に天昇せん
──
ジェネシスドライブ──デッドエンド・クリファセイヴァー
その能力は単純、世界法則の自由な改竄。
繰り返しの果て、行き詰まりにたどり着いてしまった救世主。
物理法則、魔法原理、時間の流れまで、世界の全てを担う為の神剣。個人にはあまりに重過ぎる力である。