次元ごと斬り裂く斬撃の
「リィン!」
「すまぬ、復帰まで時間をかけた」
煌めく虹を身に纏うリィンさんの姿は、最後に見たときそのままにボロボロだ。片方の角は斬り落とされたままで、魔力で編まれた翼は既に消滅。吹き飛ばされた時の負傷なのだろう、尾も半ばから断ち切られている。
「よもや戻ってくるとはな、神の現し身。だが今の貴様には、所詮何も出来まい」
「いいや、余は
血に染まったリィンさんが、ボロボロの身体でまだ魔剣を八岐に突きつける。そう考えると、随分とアインやリィンさんを取り巻く関係は複雑に思えてきた。本人がどう思っているかも含めて。
なんて、リィンさんが時間を稼いでくれたおかげで準備は整った。私は再度拳を握りしめ、アインはリロードを完了する。当然支援範囲にはリィンさんも含め、能力自体の計算もやり直した。今度こそ、何をされても対応する。
「アインの支援と援護、アヤメの守りと妨害、最後に欠けた攻撃を余が担当すれば良い。……だが、確かに余はこの場において力不足なのであろうな。幾ら聖剣の補助を受け、秘呪を以って底上げを図り、龍の血が通う身体があれど、届かないことは理解しておる」
警戒を強める私たちの前で、如何してか沈黙する八岐に対し、何故か魔剣を下ろしながらリィンさんは言う。そしてボロボロの姿のまま、堂々とした態度で告げた。
「故に余も、同じ
言った瞬間、リィンさんから解放される莫大な魔力。それが形を取ってアインに殺到し、ある1つの術式として結実する。私がよく使う精霊の技術である『魔法のハッキング』とよく似た、人族の使う『スキルのハッキング』という絶技として。
結果、アインのアイテムボックスから引きずり出されるお義母さんの聖剣。アインが対抗手段を知らない以上どうしようもなく、リィンさんの手に聖剣が収まった。
「娘、か……」
そこで、沈黙を貫いていた八岐が口を開いた。その双眸には先程までの苛烈なまでの感情はなく、どこか遠い何かを見つめる郷愁と、私たち3人だけを視界に収める後悔のような色が満ちていた。
「もしあの時俺たちが、
そんな独白が八岐の口から溢れる。
「俺とメリッサの子供、獣王のガキに、お前達のような次世代を担う連中が遊び回れるような。人間界も、魔界も、獣人界も、こんな荒廃してねぇ幸せな世界。今になっても、あの時聖剣があればとは思わずにはいられねぇ」
その言葉には、私の知る人族の人間。墜星・八岐ではないアルディート・ガラントその人の気配が満ちていた。
「だが、それらもう無限の彼方に消えた。あり得ない可能性の話でしかない。故にこそ誰かが、新たな世界を拓かねばならないのだ!」
けれどその気配は瞬く間に霧散し、八岐のそれに切り替わる。尽きぬ赫怒と何かの正義感に従った、墜星としての役割を果たそうとする姿に。
「うむ、そうか。ならば余も背負おう。アヤメとアインは余の初めての友であり、臣下であり、姉であり兄である。お主の言う資格も満たしておるようだし、構わぬであろう?」
「当然です。でも、聖剣は後で返して下さいね?」
「肯定する。歯痒いが、当方達のみでは戦力不足が否めない」
炎熱を纏った両腕と、凍気を纏った両脚の調子を確認しつつ、リィンさんの隣に並び立つ。背後ではアインが聖剣を構え、いつでも射撃ができる体制をとった。
カチリ、と歯車が完全に噛み合ったような感覚。ああきっと、私たち3人でなら何でもできる。そんな根拠のない全能感まで湧き上がってくる始末。けれど何故か、不思議と間違っている気はしなかった。
「ああ、貴様は条件を満たしている。故に──」
「うむ、ならば良い。余個人的にも、貴様には八つ当たりをしたかったのだ。忘れたとは言わせぬぞ。余の夢を、理想を、希望を描いた花畑を不粋な斬撃で切り刻んだことを」
笑顔で告げたリィンさんから、極めて清らかな魔力と邪悪な気配の魔力が同時に湧き上がる。そして発せられる苛烈なまでの殺気。それを受け、墜星が動きを起こ──せない。それどころか、私たちを含めた世界の全てが静止している。
「忠実、節制、勇気、叡智、正義、忍耐、暴食、強欲、全元徳及び大罪スキル残影を起動。
墜星のようにクリフォト結晶が共鳴したのではなく、単純な次元魔法の極点を超えただけの魔法として時間が静止している。そんな中あろうことか、右手に魔剣、左手に聖剣を抜き放ち、リィンさんは起動のための
「神剣模倣・同調開始
4双8本の沙羅双樹、9つの世界を巡りて、光の化身は輪廻を見る」
禁忌とされる二重駆動。それもお義母さんが最後に見せたのと同じ、聖剣と魔剣によるもの。それだけであの日の記憶が脳内に蘇るが……それだけじゃない。元徳と大罪スキル、こちらも同時使用は死あるのみと言われる組み合わせで、スキルを限界まで励起している。
「来たりしは救世の時、我が身を贄に、いざ眼を覚ませ破壊の化身
撃滅せよ、白馬の巨神。
停止した時間の中、悠々と詠唱されるのはたった一度だけ聞いた覚えのある、けれど全く別の詠唱。自分の中に流れる血を使い、自分を担い手だと聖剣に認識させることで、無理矢理に聖剣を起動させていた。
同時に真魔剣ディーアボロスも、当然のように起動する。魔王が持つ為に作られた剣は、担い手の意思を反映して
「劔の
その果てに。聖剣シャラソウジュと、真魔剣ディーアボロスが、リィンさんの手の内で合体した。
2つの木が捻れ合わさったような意匠と白い花の意匠が目立つ聖剣の先端に、細く僅かに反った長く赤い刃の刀が接続される。本来展開される黒い魔力で編まれた魔族の翼の代わりに、魔剣全体を覆っていく。
「総ての呪いを背負いし果てに、見つけた血脈に連なる正負の
我が身は既に邪悪な怪物、元徳大罪併せ呑み、人から外れた異形の力
6と6と6の名の下に、知り得た見果てぬ未来を奏でよう」
物質化した白黒の魔力によって、組み上げられていく形は大鎌。ヒビ割れから怪しい紅光を瞬かせる刀身に、変形を前提としたシステマチックや造形。否応なく、リィンさんに重なる姿が2つ。
「1振りの刃として、力として、そして大切な者の為、煌めく世界を切り拓かん ー
初めて会った時のようにママの姿と、記憶に焼きつくお義母さんの最後の姿が、まるで別人であるというのにその背に重なった。
「
第3の聖剣、爆誕。
相反する力だけで作り出された力の結晶が、荒削りな完成度をそのままに解放された。仮にも技術者としては許せないけれど、今回に限っては私とアインも同じことをしているから何も言えない。
「魔型聖鎌……いや、単純に聖魔剣で良いか」
焼け付くような戦場の空気が満ちる。張り詰めた空気感は、間違えようもない一触即発のそれ。高まって行く緊張の中、轟く撃音。魔剣の能力で八岐の背後から撃ち込まれた弾丸が、第4ラウンドの火蓋を切って落とした。
「魔の王の名の下に、集えよ魂。数多の呪い!
秘呪解放──
先陣を切ったのはリィンさん。八岐の名の通り、8つの刃を持った八岐へと恐らく突貫した。恐らくとしか言いようがないのは、私では姿すら視認も探知も出来なかったから。自前の聖剣が持つ加護と、私たちの聖剣による強化援護。その2つが重なって、リィンさんの動きは聖剣解放直後の八岐と同等にまで跳ね上がっていた。
それでも予測できたのは、まるで銀河の輝きのように煌めく無数の秘呪があったから。八岐に向けて殺到する何時かの誰かが紡いだ必殺の技、それら全てが共存しながら弾幕として展開され、その中を一筋の銀色が駆け抜ける。
「共に戦うと言ってそれか? であれば、失望以下だぞ神の現し身」
だが、当然この挟撃は回避された。轟く2つの衝撃音と、鋼の砕ける嫌な音。剣頭大蛇2体がかりで銃弾を砕けながらも止め、リィンさんの大鎌は聖剣で難なく受け止められていた。
八岐の誇る魔力量はかなり減ったというのにこの始末。左腕一本でリィンさん全霊の一撃を受け止め、鍔迫り合いながら大鎌を断ち切り始めている。けれど、
「否、余単騎で貴様をどうこうできるなど思ってはおらぬ」
「私とアインだって、やられっぱなしじゃないんですよ!」
リィンさんを狙って放たれる4頭の剣頭大蛇、その全てを弾き切る。同時に、アインの援護射撃が到達する。銃弾を死角に転移させるという魔剣レッドキャップの能力を悪用した、たった1人で行われる必中の
「斬閃拡張、次元断・十重奏」
だがそれにも八岐は対応してきた。最後に残った1頭の大蛇が放った次元を断つ斬撃。それがどんな理屈か、10の光の刃となって乱舞した。斬り刻まれる世界と弾丸、そして私達。後衛に陣取っている筈のアインすら斬り裂かれるのを見て、凡そ聖剣アマノムラクモの正体を分析し終える。
「リィン、私が合わせます。好きにやってください! 八岐の聖剣は、本質的にはⅠ型のスラッシャーと変わりません!」
「ッ、聖剣の能力である方が良かったのだがな!」
立ち位置を入れ替えつつ、大振りの隙を埋めながらリィンさんの邪魔にならないよう立ち回る。私自身大鎌使い、それもこんな奇特な武器で英雄と呼ばれたママの一番弟子だ。動きが記憶のママと類似している以上、大鎌との連携なら十二分にできる。
「気付かれたか。そうだ、この聖剣はその程度の能力でしかない。折れず、曲がらず、よくしなり、砕けず、鋭く、何処でも斬る事ができる剣。少しばかり斬撃は飛ばせるが、スラッシャーと変わらん」
感心するように、わざわざ八岐が性能を明かしてくれた。納得はいかないがありがたい、対策の建てようがないことを除けばだが。こうして3人で攻めても一切剣筋がブレないどころか、時間を経ることに太刀筋が鋭くなっている以上どう対策しろというのか。
「だが振るう者の腕には、何があろうと何処までも応えてくれる。腕っ節だけで勝負できる……男にとってこれ以上素晴らしいことはない。最高の剣だろう?」
「そうですね、使い手の期待に何処までも応えられる剣……鍛冶師の端くれとして、紛れもなく最高だと言えましょう!」
リィンさんへの斬撃へ割り込み弾きながら、楽しそうに語る八岐に肯定を返す。ママは最終的に担い手と共に成長する武器を選んだらしいけど、私としてはそんな物は邪道もいいところだ。だが、
「今です、2人とも!」
極高温と極低温、2種類を高速で入れ替えることでの構造破壊。それにより、再度剣頭大蛇を全て砕き切る。聖剣本体らしきバスタードソードは砕けずとも、手数が大きく減ったその刹那、殺到するのは18の弾丸と1つの流星。
「──まだだ。まだ、終わらん」
不死が機能していない以上、どれか1つでも受け損ねれば致命傷となる私をも巻き込む一撃。それを前にして、急速に減退する八岐の魔力量。感じる圧は最初の1割を切り、しかし大蛇が4匹再生する。
「天・地・空、次元断混成接続。星天十字斬・改!」
「そのような大技、使わせないと否定する!」
アインによって最大級の妨害はされるも、展開される斬撃の
「くぅッ!」
「ぐッ!」
当然、斬撃の圏内にいた私たちも例外ではない。吹き荒れる風に混じる雨を全て防げる者がいないように、全身をなますに斬り刻まれる。そんな戦いに、誰よりも何よりも早く限界を迎えたのは──私達が戦うこの場自体。中央1番艦アルフレイムそのものだった。
《WARNING! WARNING!》
《船体損壊率70%超過》
《仮想海航行術式の継続展開不能》
《光学迷彩術式の継続展開不能》
《重力制御術式の継続展開不能》
《全艦の運航連結が崩壊、操舵不能です》
《これよりユ=グ=エッダ中央1番艦アルフレイムは墜落します》
《繰り返します。中央1番艦アルフレイムは墜落します》
《緊急術式展開、墜落シークエンス開始》
《搭乗員は速やかに退避して下さい》
遠くから響く重低音と共に、体に纏わり付く嫌な浮遊感。即座に聖剣の能力で修正するけれど、時間制限が生まれてしまった。
「だったら!」
自分の能力を総動員して魔法陣を形成、ここまでの戦闘で散々ばら撒いた私の生き血と髪の毛を触媒に、錬金術師としての奥義にして禁忌をここに開帳する。アインとリィンにアイコンタクト、取り敢えず意思は伝わってくれた。ならばもう躊躇うことはなし。
「天地を揺らし、神をも喰らえ《
自らの肉体か魂を糧に次元を穿孔し、そこから間欠泉のように噴き出るエネルギーを指向性を持たせて投射する技術。聖剣の加護がない私含め、未熟者が使えば即死の技。文字通り、神を殺した実績もある技であるというのに──
「この技は……そうか。あの頃のアイツをもう越えたか」
八岐を貫かんと無数に屹立する光の柱は、数百に重なった斬撃に相殺された。
だが、私たちの一撃は今度こそ届いた。リィンさんの大鎌が根本から大蛇を断ち切る。アインの銃弾が八岐に無数の風穴を開ける。先程剣頭大蛇の再生が不完全だったことからして、これ以上の再生は無いはずだ。
「合格……で良いか。俺1人の犠牲で、英雄級にまで引き上げられたのなら……ああ、そうだな。悪くない」
そんな私の予測を裏付けるように、八岐の身体は再生を始めない。寧ろピキリピキリとガラスが割れるような異音を響かせながら、四肢の末端から青色の結晶へと変わり始めていた。
「だがこの身が砕け切る前に、最後の一撃を持って審判を下す」
言って、墜星が聖剣を構えた。狙っているのは、私たちではなくリィンさん1人。そして同時に思い出す。アルディート・ガラントという人族が、晩年になって生み出した必殺の刃を。
「アヤメ・キリノとアイン・ナーハフートの覚悟は受け取った。2人は信じるに値する。だが神の現し身、リィン・M・D・ラーグルフリョゥトリムルンよ、貴様の覚悟は不十分だ」
「……余に、何が足りないと?」
「未来への意志が、貴様には感じられない。仮にも俺の娘を名乗るというのなら、生きる意思を持て。それが出来なければ、貴様はこの先逃れえぬ死を迎える死出の旅を経験することになる」
八岐の身体が砕ける。足先が、腹部が、背筋が、次々と結晶化し、パラパラと砕け散りながら零れ落ちる。
「義理であろうが娘にそんな地獄を経験させるほど、俺はまだ性格が腐っちゃいねぇ。アイツとは違うんだ。だからせめて、この一刀で俺が冥府へ送ってやる」
「だが、余は……」
「構えろ」
何かを噛み潰すかのように顔を歪めるリィンさんに向け、たった一言
そんな中、ふわりとリィンさんの頬を虹が撫でた。みるみるうちにリィンさんの目に貯まる大粒の涙。その間ほんの数秒、それだけの短い時間ではあったが、きっと私やアインには理解できない何かがあったのだろう。俯いた状態から顔を上げたリィンさんは、どこか晴れやかな顔をしていた。
「……認識、した。父上よ!」
「柄じゃねぇが、悪くもねぇ」
そこはもう、完全に2人の世界だった。私やアインが割り込む隙間などない、親子としての空間。それにしては些か殺伐とし過ぎている気もするが。
「いいか、リィン。その聖剣の真価は、過去に起きた事象の操作だ。先代は未来視と合わせて、現在まで自在に改変していた。それが出来なきゃ、シャラソウジュを扱う資格はねぇ。
故に今から俺は、俺が持てる最高の一撃を持ってお前を殺す。その現実を書き換えて生き返れ」
「ははは! 随分と無茶苦茶を言うではないか父上よ。だが、答えてみせようではないか」
リィンさんが肯定の意を示した刹那、再び蘇る鉄火場の空気。死神の鎌が首に掛けられたかのような気配。そしてこれからアルディートさんが放つ技が何かを知っている身として、アインを肘で小突いた。これは瞬きせずに、最後まで見届けなければいけない。
「距離を斬り、天を斬り、地を斬り、世界を斬った。ならば俺が、最後に斬るものはただ1つ。応えろ聖剣アマノムラクモ、済度の時だ」
そして空気から、音が消えた。
「神威抜刀──クサナギ」
ふわりと、風が頬を撫でた気がした。
そして気がつけば、リィンさんはバラバラに斬り刻まれていた。まるで最初からそうであったかのように。純粋な剣技のみで、現在から過去を斬るという不条理の極み。
そして気がつけば、無傷のリィンさんと満足げな笑みを浮かべるアルディートさんがそこに立っていた。まるで過去が書き換えられかのような違和感。しかしまるで最初からそうであったかのように、双方一歩も動かずに決着が付いていた。
「成したな」
「うむ、成したぞ」
リィンさんの返答に、満足そうにアルディートさんは微笑んだ。そして、急速にその身体の結晶化と崩壊が進んでいく。脚が砕け、穴だらけの胴にヒビが入り、聖剣を握る右腕までもが結晶へ変わる。そんな中、辛うじて動く首を回し私たちを見た。
「今のうちに、貴様らにも伝えておこう。クリフォトが砕けるまでの時間は、俺が脱落することで加速する。全員が世界を守ることを前提とすれば残り時間は8ヶ月程度はあるだろう。
だが実際には、残り3人の墜星の内動くのは1人だけだ。玉兎は動かず弟子に介錯をされ、勇者は人間界から動かず、奔走するのは金烏のみだ。故に保って3ヶ月、その日を最後に世界の滅亡が訪れるだろう」
1つ言葉を紡ぐたびに、結晶化した身体が崩れていく。砕けた結晶が、光の粒子に分解されながら天へと昇っていく。それでも最後まで消えるつもりはないと、ここまでが前提だと、一拍置いて告げた。
「だからこそ、アヤメ・キリノ、そしてアイン・ナーハフート。我が娘と共に人間界を目指せ。そこに、貴様らが受け継ぐべき最後の光が待っている」
結晶化と崩壊が進む中、最後までそう言い切って。墜星・八岐と名乗った英雄アルディート・ガラントは、光の粒となって消えていった。墓標のように突き立った、聖剣一振りだけを残して。
アヤメ 残り98日
アイン 残り98日
《聖剣 : 輪廻転生シャラソウジュ》
2つの木が捻れ合わさったような意匠と白い花の意匠が目立つ聖剣。
強欲なまでに未来を求め、叡智を駆使し過去と命を暴食してなお、破滅の未来は覆ることなく。
リィンに一時的に貸与された時には、真魔剣ディーアボロスど合体することでひび割れた刀身から怪しい光を溢す、大鎌へと変貌している。
所有者 : 墜星・泡影→リィン
真名 : ティア・クラフト
【能力】《ティア・クラフト》
基準値 : A+ 限界値 : EX
照準 : A 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : C 強度 : A+
【能力】《リィン》
基準値 : C 限界値 : EX
照準 : A++ 範囲 : EX 操作 : EX
維持 : A 強度 : E
【詠唱】《ティア・クラフト》
刃金を穢せ、我が絶望──無明の
4双8本の沙羅双樹
釈迦の終わりを私は視る
マツヤが始め、クールマが支え、
ヴァラーハが正し、ナラシンハが誅し、
パラシュラーマ、ラーマ、クリシュナと世界は続く
しかしここに、9の化身は終わりを告げた
次なる救世は何時にならん?
やがて来たりし
汚物は悉く破壊され、
これより先は、繁栄の道が続くだろう
我は預言者、傍観者、そして導く先導者
知り得た見果てぬ未来の夢を
終わりの時まで奏でよう
【詠唱】《リィン・M・D・ラーグルフリョゥトリムルン》
神剣模倣・同調開始
4双8本の沙羅双樹、9つの世界を巡りて、光の化身は輪廻を見る
来たりしは救世の時、我が身を贄に、いざ眼を覚ませ破壊の化身
撃滅せよ、白馬の巨神。
劔の
総ての呪いを背負いし果てに、見つけた血脈に連なる正負の
我が身は既に邪悪な怪物、元徳大罪併せ呑み、人から外れた異形の力
6と6と6の名の下に、知り得た見果てぬ未来を奏でよう
1振りの刃として、力として、そして大切な者の為、煌めく世界を切り拓かん
ー
【効果】
①通常駆動
・自身のステータス上昇800%
・生物特効500%
・悪魔特効1000%
②天地失墜
・過去改変
・過去再生
《リィン使用時》
・ディーアボロスの能力が追加されるが、前者2つについては練度が足りないため極めて集中した後に数秒程度しか操作できない。