まだ、ブラッドスタークもナイトローグも正体が解る前だったんだと、読み返した時に解りました。
思い付いたままをネタにして、書き出したものなので…、やっぱ酷い内容です(笑)
後…、
駅伝に給水所は無いだろう?
は後で思いましたので…
自分で突っ込んでおきました(笑)
仮面ライダービルドの登場人物を思い出しながら、読んでいただけると、より楽しめるかと思います。
部屋に置かれた何かの機械から発する光で、暗がりに浮かび上がる二人。
「なあ、ナイトローグさんよ。」
「あん。」
答える方は、訝(いぶか)しげだ。
「まあ、そう構えなさんな。ちょっと面白い事を思い付いただよ。」
「ほう、内容如何(ないよういかん)では聞いてやらんこともないが…。」
「そんじゃ、聞いてくれ…。」
話始めるブラッドスターク。
数日後、地下のビルド秘密基地。
そこでの出来事である。
「みんなのアイドル〜♫ みーたんだよ〜♫」
美空がネットアイドルの活動で情報を集める。
一つの情報に目が止まる美空。
「ねえねえ。スマッシュの情報じゃ無いんだけど…。」
「何だよ、スマッシュじゃないんなら放っときゃいいんじゃねえか?」
万丈が言い放つ。
「ほら、直接スマッシュじゃなくても、ファウスト絡みかもしれないだろ。」
窘(たしな)めるのは戦兔。
「悪かったよ…。で、何だ?」
諭(さと)され、自らの行いを改める万丈はバツが悪そう。
そんな万丈の事を気に止める風もなく、
「う~んとね。」
読み、要約、
「今度ね、伝統的な駅伝が開催されるんだよね。その準備しているところに政府の兵士が警備している車が出入りしているんだって。」
「政府の連中が?」
万丈は驚き聞き返した。
「みたい。」
再度、読み返した美空。
「ほら、これ。」
パソコンの画面に映されていたのはスマホで撮影した写真。
顔を近付け食い入るように観察を始める戦兔。
「何か、運び込んでいる?」
何かに気が付いたようだ。
「美空、代わってくれ。」
立ち上がり、椅子を戦兔へ明け渡した美空。
戦兔は直ぐにパソコンを操作し、気が付いた部分をアップにした。
「本当だ。こいつら何か企んでやがるな。」
覗き込み見つめ、万丈も判ったようだ。
「だな、ファウスト関係なら見逃せない。と、言ったものの駅伝大会じゃなあ…。」
戦兔は、考えるが作戦が思い付かないといったところ。
「そんな時はぁ〜♫ 任せないさい!」
いつの間にか、三人の背後に立っていた石動惣一。
「いつの間に!」
皆でハモった。
「関係者に知り合いがいるから何とかしてやるよ。」
「流石、店長だ。」
万丈が持ち上げたのか、本当に思ったのか。万丈なら後者だろう。
当日。
「これ何だよ!」
万丈が怒りを顕(あらわ)にする。
「何で、ランナーなんだよ!」
怒りは治まらないが、しっかりと他の参加者と同じ服装だった。
「まあ、頑張って注意を引いてくれ。裏を探ってみる。」
戦兔が肩を軽く叩いた。
「しょうがねえなあ。」
ウォームアップを念入にはじめた万丈、
『やる気満々じゃないか』
戦兔は思う。
スタート!
伝統の駅伝が開始された。
「早い! 区間記録が出るか?」
アナウンサーの興奮は、沿道を埋める観客にも伝播(でんぱ)する。
さらに、万丈の走りに実況が熱を帯びる。
「こ、これは…。」
戦兔が手にしていたのは、補給処で出されるはずの水が入ったペットボトル。
キャップを外し、持って来た試薬を浸す。
結果を見るまえに、
「こんなところに、ネズミがいるなぁ。」
不意に声がかかり驚き振り向いた戦兔。
そこには、
「お前は、スターク!」
両手を上げ、戯けながら、
「よう。鼻が利くじゃないか、計画に気が付くとはな。」
手にした試薬の反応は【有】、ペットボトルの水は只の水ではない証拠。
「『ネビュラ・ガス』を水に溶かしてどうする気だ!」
戦兔が詰め寄る。
「どうする気も何も、飲んで頂くのさ。」
さらに戯(おど)けた。
「そんな事はさせない!」
取り出したビルドドライバーを腰に装着。
両手に一つずつ持ったフルボトル。
キャップを捻り振る。
シャカシャカ〜♫
『ラビット』
シャカシャカ〜♫
『タンク』
ドライバーに差込、次はハンドルを握る。
グリグリグリグリ〜
「変身!」
「邪魔しやがって。」
そして!
仮面ライダービルドとブラッドスタークの戦いの火蓋は切られた。
一方。
「奴め、自ら囮を買って出るとは…。どう言う、風の吹き回しだ。」
当然のように疑うナイトローグ。
「まあ良い…。この実験が成功すれば、新たなスマッシュ作りがスピードアップする。」
独り言を言い終えた。
そして、ペットボトルの入ったダンボール箱を移送している兵士達へ向かい。
「グズグズするな。」
激を飛ばす。
そして、駅伝の裏で繰り広げられる、壮絶な戦い!
だが、それを見た者は居ない…。
そう!
仮面ライダーは、影から人々の平和を守っているのだから!