Fate/Zero Over   作:形右

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 とりあえず先に謝っていおくと、キャスター陣営との戦いがおざなりになってしまったのは正直すまんかった。
 だって集まった陣営を顧みると、勝負どころか善戦する未来すら見えなかったんだもん!(ここまで書いといて逆ギレ)


第二十七話 ~狂信者は去り、彼らは巡り合う己が道の先へ~

 剥奪された意味を弔う者

 

 

 

 冬木市の地下を這う水路の奥に、二人の芸術家を自称する男たちの隠れ家(アトリエ)が存在している。

 彼らの目指すもの――その根底には美への探求という側面が挙げられるだろう。

 しかし、片方は尊ぶものを取り戻そうとかつて信奉したモノを貶めるために行う外法を芸術と称し……また、その片割れは人間の命が消える様に美しさを感じ、どれだけその『死』に迫れるかを信条としている。

 その中身に、どれだけ信念が宿っているのか。

 問うたのであれば、想像するのもおぞましいほどに、彼らはその信念に溢れているのだと答えるだろう。

 自分たちを倫理の外であると知りつつも、知識や感動を得ようと、その真に迫り続けるだけ。それが彼らにとって成すべきことであると共に、その世界の全てであるから。

 

 それを、是とするか否か。

 

 否定は意味がない。彼らにとって、否定は当たり前であり、自分たちの行いが凡百の知りうるのでないことだと信じているのだから。

 言うなれば、それは独善的な正義を語る思想に近い。

 独善であろうが何であろうが、ソレを志とするとき、抱くものが決して過ちのみでないとすれば、其処に微かな理が宿ってしまう。

 己の快楽となる蜜と、他者に施す満足は似たもの。

 しかし、だ。

 それが正しいのだとしても、認められない戦いの時は確かに存在する。同時に、侵された命が消えるたび、其処には無念が宿る。

 確かに此処に〝壊されたモノ〟はない。彼らにとって、芸術であろうこれらは破壊による産物ではなく、己が矜持を賭けた創作品である。だからこそ、此処には壊されたモノは何もない。

 だが、失われたモノがないわけではない。

 ここで失われたのは意味。否定され、境界を外され、ヒトだった形骸さえも奪われて――剥奪され、削り捨てられた、決して果たされなかったヒトの心。それが、ここにはあった。

 で、あるが故に。

 此処の主たちは、否定されることを知っている。ならば、自分たちが奪い続けた果てに、積もったツケの重みを知らずにいられないノは自明の理。

 いずれ、知ることとなるだろう。

 そう遠くない時間によって、自分たちの信念が人々と相容れないことを、否定される事によって。

 

 

 

 

 

 ――程なくして、其処は暴き出された。

 

 まるで、そこは地獄。

 悍ましさを煮詰めた果て、業の(すべ)を重ねた山。

 ……であるからこそ愛しむモノでもあろうが、しかし今はコレを愉しむに足るだけの場でも無い。

 故に、この迷い子たちを導こう。

 

 弄ばれた魂には休息を、

 開かれた肉には埋葬を、

 そして砕かれた尊厳には、同じだけの祈りでもって応えよう。

 

 ――――そうして、この日。

 冬木の地下に佇む〝芸術〟とやらは、一人の神父の手によって消えることとなった。

 

 

 

 *** 邂逅までの路

 

 

 

 唐突だが、魔術師にとって最も身近な属性は〝火〟である。

 五つある属性の内でも、人間にとって一番な神秘に成りやすいものとしてこれが挙げられることが多い。

 が、敵を探る上で最も簡単に形跡を探るに長けるものは〝水〟だとされる。

 そうされる理由は、これが〝高所から低所へ注ぐ〟という原則に則り、上であった『魔術の痕跡』を残して、下へそれを運んでくるからである。

 故に、通常の魔術師であるのならば、必ず秘匿する上で水の中に残滓を残すことはあり得ない。まして水の流れが判りやすい土地、もしくは流れる河川が街の全体に張り巡っている様な場所であるのならば尚更に。

 馬鹿正直に自分の居場所を去らすような真似などするはずもない。……ないのだが、どうやらそんな大馬鹿者がいたらしい。

 それも、命を賭した戦いである『聖杯戦争』の真っ只中においても、だ。

 

「…………」

 

 目の前にある冗談のように露骨な反応を見て、ウェイバー・ベルベットは眉根を寄せる。

 キャスターを討伐すれば監視役から追加令呪がもらえるという触れ込みを聞き、早速とばかりに他を出し抜かんと決意を固めた彼は、己のサーヴァントであるイスカンダルに何カ所かの水を集めさせた。暴れ馬のようなサーヴァントを縛れる令呪はウェイバーにとって、喉から手が出るほどに欲しいところだ。何せイスカンダルは霊体化することを拒んで、挙げ句の果てに潜伏しているマッケンジー夫妻の前にさえも姿をさらしてしまうほどだ。

 これ以上好き勝手はさせていられない。日に日に募るストレスを胃に受けつつ、目の前にある希望へ邁進するウェイバー。……だったのだが、用いた手段は非常に簡易的なもので、痕跡を少し見つけられれば程度の感覚で試したに過ぎない。

 だと言うのに、結果はどうか。

 秘匿する気など無いキャスターの痕跡はあっさりと、わざとらしいほどに露骨に見つかった。

 罠かとも思ったが、あからさまな垂れ流しにそれはないと判断できる。どうみても、自分たちの欲求に忠実なまま隙かってしているのだろう。そもそも、それくらいでなければ〝討伐願い〟など出るはずもないが。

 ――おかしい。こんなのが、『聖杯戦争』なのか。

 魔術師にとっての戦いとは知恵比べ。自身らの術を賭して全力で挑むものなのだと考えていたウェイバーにとって、こんな簡易的なやり方で居場所を明かしても何の感動も得られない。

 だが、いつも自分を小馬鹿にしているイスカンダルはここぞとばかりに関心を示す。

 欲しいときに得られない関心が、こんなことで得られるというのは面白くない。というより、寧ろ自分の至らなさを知らされているかのような気さえして、惨めささえも感じられる。

 そんなわけで沈み気味のウェイバーだったが、イスカンダルの方は彼の所業に感心し攻め気に逸っている。その上、こんなことまで言い出した。

 

「よぉし。居所さえ掴めればこっちのもんだ。なぁ坊主、さっそく殴り込むとするか?」

「待てこら。敵はキャスターだっての。いきなり攻め込む奴がいるかよ」

 

 全く以て頭が痛い。

 工房を構える魔術師の――それもサーヴァントの工房にいきなり攻め込むなんて、まず発想自体がどうかしてる。

 やる気に逸っているのは良いとしても、それなりの準備をしてから行かなくては追い返される可能性もあるだろうに。

 だというのに、何故かイスカンダルはやたらと攻め気で、うきうきしているかのようにさえ見える。

 戦いが好きなのか、それとも敵地を攻め込むというのが征服王の血に来るのか。いずれにせよ、イスカンダルはこれまでに無いほどにウェイバーを急かす。

「あのな、戦において陣というものは刻一刻と位置を変えていくもんだ。位置を掴んだ敵は速やかに叩かねば、取り逃がした後で後悔でも遅いのだぞ」

 にやつきながら、キュプリオトの剣いつの間にか実体化させて肩に担ぐイスカンダル。

 確かに言っていることは正しいが、ライダーのクラスである彼がキャスターをせめるリスクは少なからずある。三大騎士の、とりわけセイバーあたりの対魔力スキル持ちならともかく、イスカンダルはそれほど高い対魔力は持っていない。判定にすれば、およそDランク。その他にも、ことさらに魔術に強い伝承なども無いというのに、一体何がここまで彼を逸らせるのか。

「……オマエ、何でまた今日はそんなにやる気なんだ?」

 不思議さが先行して、ウェイバーは彼に何故そこまでやる気なのかを、そう訊ねてみる。

 すると、こともなげにこんなことを言って寄こした。

「当然よ。我がマスターがようやっと功績らしい成果を見せたのだ。ならば余もまた敵の首級を持ち帰って報いるのが、サーヴァントとしての心意気というものだ」

「…………」

 普段小馬鹿にしてばかりのくせに、こうして気まぐれに褒めてくるというのはいかがなものか。

 しかし、こうしたまっすぐは評価というのは、ウェイバーはあまり受けたことがないため――特に、時計塔での先生はあのケイネスである――なんとなくこそばゆくなって、ウェイバーはどう返答するべきなのか迷い、言葉を返せない。

 その沈黙を肯定と取ったのか、イスカンダルはウェイバーの細い肩を勢いよくどやしつけ、豪快に笑いながら何度か頷く。その表情は実に愉快そうである。

「そう初っ端から諦めてかかるでない。とりあえずブチ当たるだけ当たってみようではないか。案外何とかなるもんかもしれんぞ?」

「……」

 もしかすると、この暴走英霊は生前さえこうだったのか。仮にそうだとするのなら、ウェイバーは、こんな調子で東の果てまで引っ張り回された古の兵たちに同情を禁じ得ない。

 ただ、一つその思考に問題があるとするならば――

 今まさに振り回されようとしているのが、自分自身なのだということくらいである。

 

 結果だけ言うと、何とかなった。

 当たりをつけた下水の先を覗くと、確かに魔術の痕跡がある。

 それを聞くや、取り敢えず中へ行こうと急かすイスカンダルに押されて、いつもの様に『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』に放り込まれたウェイバーは爆走する牛舎に乗せられ狭いトンネルを行くことになった。

 

 

 

 ――そうして向かった先で二人は、あり得ないものを見る。

 

 

 

 *** 狂気(ユメ)の終わりを齎す者たちの祈り

 

 

 

 ――時は僅かに遡り、御伽の森に建つ城へ戻る。

 

 そこでは幾人もの魔術師と英霊たちがこれからの方針を語らい、そして、今後目指すべき目的を確認しているところだった。

 幸いにして既に一同の目的は、とある性悪ステッキにより(強制的に)揃えられている。

 ならば後はなすべきことを、順序を追って為すだけのことである。

 少なくともこの城に集まっている陣営には、これまた性悪ステッキによって『聖杯』に対する警告が成されているため、愚行に走る馬鹿もいない。生きているマスターならば当然、従えられている英雄たちに問ってもそれは同じだ。

 そもそも各々の目的からして、

『故国の救済』

『主への忠義』

『人格の統一』

『財宝の収集』

『贖罪の戦い』

 と、いずれも穢れた杯では叶うべくもないモノばかり。寧ろ、よしんば叶ったとしても、呪いの煮詰まった地獄の釜を開けるより容易い手段がある。

 一つ気がかりなのは蒐集家である英雄王その人であるが――生憎と、今瀬ではマスターの娘に手綱を。そしてその弟子(お気に入り)には胃袋をとっくに掴まれているため問題はない。

 故に、問題があるとすれば話し合いの通じそうにない輩への対処のみである。

 まず第一の目標は、この街での殺戮を繰り返しているキャスターとそのマスター。

 幸いというか、先日ルビーに記憶をインストールされる前の凛がマスターの方を撃退したため、今は好き勝手に動けないのは確認済みだ。昨日今日の話であるため、礼装を破戒された彼らは、そう気軽に動けるという訳でもないだろう。

 真名ももう割れているため、魔術師としてはそこまで恐れる必要はない。

 単純にキャスター、つまりは『ジル・ド・レェ』の恐ろしさはひとえに、彼の持つあの魔書にある。

螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)』――

 かつての盟友の物である魔導書を使うことによって、ジル・ド・レェは魔力の供給源と海魔の召喚を両立している。

 軍師としての才覚を魔を使役することで振るうのは、はっきり言って脅威である。

 が、今ここに揃った面子に敵うほどの強者かと言えそうでもない。

 

 数を相手にするのであれば、士郎とギルガメッシュの餌食に。

 それらを束ね、より強大な『魔』とするのであればアルトリアの聖剣が薙ぎ払おう。

 まず魔書を発動する以前に、『魔術』を扱う時点でディルムッドの槍の恰好の獲物である。

 仮にそれらを克服するだけの技量があるのだとしても、最強を謳われる『円卓』の最たるランスロットには技量では及ばない。

 

 いずれにせよ、ここには悉く弱点を突くだけの面子がそろっているのだ。

 ならば、後はもう責めるのみ。場所は、『百貌のハサン』による諜報ですでに場所が割れている。

 街の中心を流れる河川があるというのに、馬鹿正直のそこへ術式の残滓を垂れ流して秘匿も何もあったものではないキャスター陣営の居場所を突き止めるのはそう難しいことではない。仮に隠れていたのだとしても、諜報に置いて基本キャスターはアサシンには敵わないのである。

 遅かれ早かれ、場所は割れていた。

 そして、今回は早い方だったのである。

 そうであるならば、後は――――ただ、攻め込むのみ。

 

 場所は冬木の河川中腹より、少し上流にある下水管の奥。

 ――そこには間違いなく、キャスター・ジル・ド・レェの工房がある。

 

 

 

「じゃあ、早速行きましょ。

 ここまで掻き乱してくれたんだもの。せめてお礼くらいはしてあげないとね」

「――そうですね姉さん。好き勝手してる殺人鬼さんたちには、ちゃーんとお仕置きをしてあげないといけませんよね」

「ええ、頼りにしてるわよ?」

「はい、任せてください!」

 

 ……ついに集結してしまった二人の悪魔の笑い声に、城の中にいた面々は――あの言峰やギルガメッシュですら思わず――身震してしまう。

 こうして戦いは、遂に詰め路を進み始めた。

 

 

 

 ――――そして、時間は戻り現在。

 

 下水道を遡った空間、その貯水槽に置いて。

 ライダー陣営は、既にキャスター陣営を討伐し終わった面々との邂逅を果たした。

 

 

 

 

 

 

 *** 舞台は城へ、巡り合う覇道と理想

 

 

 

「な――――!?」

 そこは、既に決した後であった。

 余り喜ばしくはないが、それでもせっかく見つけた手がかりである。その上報酬も掛かっているのだとすれば、多少なり身も入るというものだ。

 だがしかし、そこに在ったのは決した戦いの後始末。

 あちこちに転がっている、意味を剥奪された骸を偲ぶ者たちと、それを噛みつかんばかりに嘆いている一人の狂人の姿。

 此処における戦いは既に決していた。

 キャスターの、敗北によって――――

 

 

 

「ォ、――――ァァァああああああアアアァァァ!!!???」

 

 聖杯戦争をかき乱した、悪魔の断末魔が響き渡る。

 伸ばされた影に沈んでいく様は、さながら血の沼に沈む亡者の如く。

「ごちそうさまです――ふふっ」

 幼子とは思えないほど妖艶に笑う少女の影に、悪魔は成す術もなく蹂躙されていった。

 その惨劇を見て、敬愛する師を奪われた殺人鬼は――――

「ひ、ひでぇ……、あんまりだ……!

 アンタら何なんだ! 旦那をリンチにした挙句、俺たちが丹精込めて作った芸術(アート)を……! これがっ、これが人間のすることかよおおおおおおぉぉッ!!」

「ああ、無論そうだとも」

 にべもなく返された言葉に、思わず雨生龍之介は呆然と叫びをやめる。

 言葉を返した神父は、生粋の狂人に対しこう語る。

 まるであやす様に、愉しむように。言葉を紡ぎ、狂人を屈服させるのではなく、ただ事実を諭すだけのように。

「君は〝死〟についての探求を求めている様だが、それにも様々な価値観が存在する。君たちにとっての芸術を理解することの出来ない人間が大多数を占める世界では、さぞ生きにくいことだろうとは思う。

 だが、人は等しく〝死〟を尊ぶものなのだ。それが君たちの様な剥奪か、凡百の追悼かはさておいて――。

 そしてまた、見たところ君の言う芸術とは己が業を体現する道でもある。故に、同じく業を果たすべく動く人間がいるのだとすれば、それは必然ぶつかり合う。

 つまりだ。今回のそれは、君たちの敗北であったということだけだ。

 少なくとも、私は君らを糾弾はすまいよ。なにせ、私もまた破綻者である。――しかし、どうにもここにはそれ以上に破綻した者がいてな。

 そうそう。そこの子供、聞けば君がおり逃した獲物だった子供だそうだな。

 皮肉なものだ。君たちは、始まりの選択を誤った。なにせ、そこにいたのは度し難い程の理想を追い求めるモノ。

 ――――『正義の味方』、というやつだったのだからな」

 そうして紡がれた最後の言葉と共に、二人の芸術家の作品だった命は灰燼となる。

 意味を剥奪されたアートは、ここで以て意味を取り戻す。悼む者を、弄ばれるだけの材料でなくたったがゆえに。無念をすべて果たすことはできない。

 だが、それでも歩みを進めることは出来よう。

 願われた思いと共に、天へと誘われた魂の(さま)に―――殺人鬼は、己とは相容れない別の形を見た気がした。

 

 

 

「……いったい、これは……どういう」

 余りにも急いた展開に、一部始終を見ていたウェイバーは呆然と呟いた。

 それを受けて、傍らに立つイスカンダルは真剣な眼差しで周囲を観察し言う。

「どうしたもこうしたもあるまい。詰まる所、我らは少しばかり遅かったということであろうよ。

 キャスターを討ち果たしたのは連中で、倒された側が胸糞悪い狂人であったと、そういうことなんだろうさ」

 ただ、と。

 少しだけ語尾を濁し、

「向こうも、我らがここへ来ることは予想外の様であるがな」

 そういうと、イスカンダルは豪胆に構え向こうの出方を待つ。

 戦うというならば望むところ。語らい、場を移すのだというのなら請け負うと。無言で自身の意思を呈しつつ、傍らのマスターに被害は及ばないように気を配る。

 ある意味、そんな姿勢は向こうにとっては新鮮であったであろう。

 改善されたとはいえ、生憎とここまでフレンドリーな陣営はなかったのからこそ、最初からあんな信頼関係を結べているのは目新しく思える。

 と、それはともかくとして。

 少なくとも、すぐに事を構える意思がないのは双方同じ。

 故に、まずは互いに場の整理をしなくてはならないと判断した。

 

「――場所を変えましょう」

 

 その一言を皮切りに、場所を移すことになった一同。

 龍之介を投獄する手続きをするべく、席を外した綺礼は彼の父の居る教会へ向かっていった。曲がりなりにも魔術師の血筋を継ぐ者である以上、そうやすやすと警察に引き渡すわけにはいかないとのことである。

 そうして彼を除いた面々は一旦、自身らの陣営の全員を集め、アインツベルンの城へ集う。

 

 夜の闇を抜けて、彼らが集うは御伽の森。

 再び場を城へと移し、この戦争(たたかい)の行く末を決める、最期の選択の時が始まる。

 

 

 


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