Fate/Zero Over   作:形右

9 / 35
 第八話。
 最初に知ろうが手を取り合おうとした協力者、それは――?


第八話 ~出会う二人、誰かのために戦うということ~

 ある男の願い

 

 

 

 

 

 

 ――――蠢く。

 

 暗い、とても暗い蔵の中で、蟲が蠢く……。

 其処にはただ絶望のみがあり、其処にはただ壊れかけの少女がいた。

 

 ――なんで、こんなことになった?

 

 そう問いかける。

 誰にでもなく、目の前の地獄の不条理さに。

 誰が悪いのか?

 何がいけないのか?

 こんなことが許されて良いのか?

 そんなことがあってもいいのか?

 問いかける。

 幾度となく、問う。

 けれど其処に答えはなく……また、返ってくる道理もない。

 何故か? その答えこそ単純である。

 この地獄を造った人間、その誰もが目の前の光景を正しいと思っているからだ。

 誰も、これを疑わない。

 誰も、これに容赦を加えない。

 そう、正しいこと――あるべき姿(カタチ)と思っているのだから。

 これこそが『魔術師』として正しさであると、その在り方を誇っているからだ。

 

 

 

 ――――巫山戯るな。

 

 

 

 自分の娘を地獄に突き墜とし、預かった子供を弄び道具として育てるだと? そんなことが、あってたまるか。

 まして、それを誇るなどということがあって良いはずがない。

 居てはならない、そんな考えをする者が。

 在って良いはずがない、そんなことをする鬼畜が。

 犬畜生にも劣る、そんな屑が――居て良いわけがないのだから。

 しかし、誰も救わない。

 奴等のような者どもには、これが正しく、また干渉をするべき事ではないと見える。

 腐りきったその眼で、腐りきった世界を見る。

 笑えない皮肉だ。『魔術師』という濁り切った価値観が、幼い命を(けが)していく。

 そんな在り方が、腐った者同士素晴らしく見えるなど……誇るなど、在って良い筈がない。

 笑えない冗談だ。

 裁かれて然るべき邪悪だ。

 こんな世界にそんな奴らがのうのうとのさばっているのが、耐えられない。

 あぁ、全く……正義なんてない。ヒーローなんていない。

 何て、酷い話なんだ。

 幼い少女の壊れかけの心を見て、そう思った。

 そして、少女の受けた苦痛の一端が、己の所為であることも理解した。

 

 ――『魔術師』とは、一子相伝が基本。

 

 故に、この家で元々資質を残していた己の代わりでもあるのだ。この少女は。

 勿論、資質に関して言えば天と地だ。

 悔しいが、少女の父親はその点においても自身を軽々凌駕している。まして、母親は自身の愛した人――諦めきれなかった人だ。

 優れてこそあれ、劣るなどということはない。

 なのに、汚された。

 自分の生まれたこの家に。この家に座する妖怪に。『魔術師』という存在に――この子は汚されたのだ。

 なのに、このまま指をくわえているのか?

 あり得ない。

 誰も救わないのなら、自分が救う。

 劣った身でも、至らぬ力でも、霞のような命でも。

 救えるのなら、なんだってやってやる。

 あの子の笑顔を、取り戻すために……そのために、この戦いは足を踏み入れたのだから。

 ――あの子の味方がいないなら、その味方に俺がなる。

 それだけの願いなら、きっと叶えられる。だから、祈っていてくれるだけで良い。

 子供を守るのは、大人の役目なんだから。

 そして、彼女を傷つけるモノを全部無くしたら――きっと其処には、優しい世界が広がってる。

 

 ――――待っててくれ、桜ちゃん。

 そして、待ってろよ……時臣……ッ! あの子を悲しませるお前らは、絶対に許さない。

 俺が、必ず……お前の間違いを思い知らせてやる!!

 

 

 

 闇に沈む蔵の中で、間桐雁夜はそう決意したのだった。

 

 

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 目が覚めた。

 ここ最近の目覚めは酷いものばかりだったから、なんの痛みもない目覚めというのは、なんだか新鮮に感じた。

 当たり前の筈のことを、まるで今生まれたばかりの雛の様に感じていると、今自分のいる場所に見覚えのないことに気づく。

「ここは……?」

 思わず声を漏らした。

 すると、返事はすぐに帰ってきた。

「あ、起きましたか」

 意外なことに、その声の主は、子供だった。年齢は、丁度自分の義理の姪と同じか一つ上程度。

「……っ」

 失礼だとは思ったが、少し声を詰まらせずにはいられなかった。

 子供という存在が、どうしようもなく心に痛い。今もなお、あの暗い妖怪屋敷に閉じ込められている、小さな女の子の影が、どうしても頭をよぎる。

 しかし、このままただ黙っているわけにもいかない。

 助けて貰ったらしいことは分かった以上、お礼は言わなくてはならないだろう。

 詰まった声をどうにか戻して、再びその子を見て、お礼を述べる。

「ありがとう。どうやら、助けて貰ったみたいで……」

「いえ、それは大したことじゃないですから。それより、大丈夫ですか?」

 心配そうな目で見てくる。

 無理もない。確かにこの身体は他人に見せられるようなものじゃない。度重なる魔術の鍛錬を重ね、ボロボロになったこの身体は。

 むしろこの子の前で死んで、トラウマを残さなかっただけでも儲けものだ。

「あぁ……これは平気なんだ。ゴメンね、びっくりしただろ? おじさん、少し病気しててね……感染すと悪いから、もう行くね。本当に、助けてくれてありがとう」

 無難な言葉を並べ、この場を立ち去ろうとした。

 経緯はともかく、今は『聖杯戦争』の真っ只中だ。こんな子供を巻き込むわけにはいかない。

 魔術とは、秘匿すべきもの。

 落伍者のなどと言われても、その程度のことは分かっている。それに、自分の家の魔術を知っている身としては、こんなモノを他の誰かに見せるということ自体が悪だ。

 誰かを貪り食う様な、悪魔の造った……この魔術は。

 だが、

「待ってください」

 その子は俺を引き止めた。

 別に、其処まで何かをした訳でもないこんな男を引き留めるというのも変な話だが、この子が優しいからなのだろうとそう当たりをつける。

「どうしたのかな?」

 なるべく柔らかく言葉を返そうとしたが、潰れかけの喉は掠れた声を生む。

 でも、その子はそれについて気にした様子はなく、言葉を続けた。

「少しだけ……信じられないかと思いますが、俺の話を聞いてくれませんか?」

「話っていうと……?」

 何だろうか。まさか治療費の請求という訳でもあるまい。

 そんな的外れなことを考えていると、その子の口から、酷く衝撃的な言葉が出た。

「……桜の、『間桐桜』のことを……お話ししたくて」

「な――」

 サクラ、さくら――桜? 何故、この子が桜ちゃんのことを知っている!? 驚愕のまま、ポカンと口を開けた様は、こんな身体でなくてもさぞ間抜けに映っただろう。

 だが、その子は決してふざけるなどということはなく、酷く真っ直ぐな目でこちらを見ていた。その目が、何だか眩しくて……でも、その眩さから、目を逸らせなかった。

 そこにはまるで、無くしてしまった何かがある様な気がして――

「信じられないことだとは思います。でも、これだけは言っておかないといけないと思って。

 だから、言います。俺一人で足掻くだけでは足りないから、力を貸してください」

 訳がわからない。

 急展開を繰り返しすぎて、脳がシェイクされた様になり、視界が虚ろになって行きそうだった。

 それでも踏みとどまれるのは、ひとえに――彼の口にした『間桐桜』という言葉に対する引っかかりからだ。

 目の前の幼い少年は、いったい……何を知っている?

 その疑問は、すぐに晴れた。

 彼は、驚愕を隠せずにいる自分に対して、こういったのだ。

「俺は、この『戦争』のことを知ってる。でも、それは〝ここ〟でのものじゃなくて、ここより先の――〝第五次聖杯戦争〟を、俺は知ってる。

 信じられないのは当然だけど、でも……本当なんだ。俺は、この戦いがここで終わらないことを知ってる。それに、桜や遠坂……凛やセイバーが、苦しんでしまうことも」

 そう、つまり彼は――

「俺は、未来の記憶を持っている。この世界と同一かどうかはわからないけど、それでもかなり近い記憶を。俺は、一度英霊になって『座』に登録されてた。だけど、いつの間にかこの時代の『俺』の中にいた……。

 なぜこうなったのかはわからない。でも、こうしてここにいるなら、俺は――目の前で苦しんでいるみんなを見殺しになんて、できない。だから、お願いします。どうか……俺の言葉を信じてもらえませんか?」

「――――」

 信じられそうな話ではなかった。そもそもの時点で、どうしてこの子供が桜の名前を知っているのかという点からして怪しい。

 敵の罠だと言われた方が、まだ納得できるほどに。そうだ、こんなことを言われても、はいそうですかと納得する方が、きっとそれを否定するよりも難しい。

 にわかには、信じがたい。

「……聖杯戦争を知っている、のか? 本当に」

「……嫌という程……」

 苦々しげな顔は、とても演技だとは思えない。

 が、魔術師同士の戦いは、いつでも騙し合いの化かし合い。簡単に(はらわた)を晒すようなマネはしないだろう。

「その上で、敵でないと――そういうのか?」

「俺は、この戦いの誰の敵でもない。ただ、ここに――俺の大切な人たちが、苦しみ、目指したはずの道を誤りそうになっているから……俺は、それを助けたいんだ」

 どうしても、と強い意志を込めた瞳でそう言った。

 魔術師としての道を一度は捨てた身としては、この言葉が真摯であるように聞こえる。

 だが、往々にして、『魔術師』なんて輩は大抵碌なものじゃない。

「……お前が、俺たちの敵でないという確固たる証拠はない。だから、信用はできない。助けてくれたらしいことには感謝してる。たとえそれが作戦であってもだ」

 でも、だからこそ――

「お前が、本当に敵でないとわからない限り――俺は、桜ちゃんを救うための障害になるモノは全て叩き潰す……っ!!」

 ――容赦は、できない。

 だって、『あの子』は今なお苦しんでいるのだから。ここで自分が倒れたら、きっと完全に壊れてしまう。

 いつの日か、もしも都合のいい現実が、夢のように優しさを彼女の元に運んでも、それだけではきっと救われない。それを、最後まで救えるような彼女だけの味方が現れるまで、ここで倒れることを受け入れるわけにはいかないんだから。

「出てこい、バーサーカー」

 黒騎士を伴って、目の前の子供を見定める。

 

 

 

 ***

 

 

 

「――出てこい、バーサーカー」

 

 交渉は、一時決裂。

 当然といえば当然だが、遠坂凛のような魔術師たちとばかり会っていたため、あまりこうしたギスギスした『魔術師』としての価値観を知らずに魔術の世界に入り込んだ彼には、甘いままでいられる道があった。

 いくつもの汚いモノを見ても、それでもなお――汚されない輝きが、確か側にあったから。

 だからこそ、ここで諦めはしない。

 何時だって、諦めることはしない。

 衛宮士郎は、諦めは決してしない。

 それが、あるところまで至ってなお、目指し続けている『正義の味方』の姿であるから――。

「g……a」

 現出した黒騎士。

 不気味に光る赤い眼に、鬼気迫る状況だということを嫌という程に思い知らされる。

 だが、こんなところで――

「――それでも、俺は」

「……a……?」

「俺は、正義の味方に……誰かを救える人間になるって、決めたんだ!」

 強い意志が、空の体の鉄を打つ。

 脈動する血潮に、伽藍堂になった体の奥底から湧き上がる、剣の鼓動が重なり合う。

 ここで生み出すは、裏切りの短剣。

 されどそれは、狂気さえ拭い去る解放の剣。

 かの〝裏切りの魔女〟の怒りと、愛情を張り合わせたような、愛憎の呪剣。

 

 その名は――『破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)』。

 

 相手が襲いかかる前に、生み出した短剣を持ち懐へ飛び込む。本来ならば、この騎士がこんな拙ない行為を許すはずはなかった。

 しかし、昨夜のライダー――征服王イスカンダルの一撃を浴びて、まだ回復しきれなていない上に、マスターからの魔力供給分は雀の涙ほど。

 加えて、短剣に刺された程度で崩れる身体ではないという、僅な驕り。

 それが重なり合い、決定的な隙となった。

 黒い狂気を突き破る短剣の刃。

 剥ぎ取られていく狂気の霧に、黒騎士が呻き声をあげる。

 それに伴い、サーヴァントの不測の事態から起こるフィードバックがマスターである間桐雁夜の身体を蝕んだ。

 元より、無理を重ねて来た身体は、ない混ぜにされたその中身を更に混濁させながら捻れ狂う。植えつけられた生家の魔術――『マキリ』の一端にして象徴である、蟲。

 『刻印蟲』と呼ばれる異形の魔物が、暴れ出した。

 サーヴァントに自身を守らせようとしたまでは良い。しかし、雁夜のサーヴァントであるバーサーカーが動くより先に、士郎の生み出した短剣がバーサーカーを突き刺さり、貫いたのだ。

 刹那の出来事に、雁夜もバーサーカーも対処しきれなかった。

 手に剣など持っていなかったにも関わらず、いきなり突き刺されたことや、奪い取る隙間もなかったため、バーサーカーは昨夜のダメージを引きずったまま、士郎の一撃を良しとしてしまった。

 そして、それは――。

「gaaaa…………ァァァああああああっっっ!!!???」

 

 ――一人の騎士の、目覚めを告げるものでもあった。

 

「…………なぜ……何故? 私は……狂気に堕ちることすら許されないと、そういうのか……? 私はただ……王の手で――」

 虚ろな瞳で、哀しみに暮れた声を漏らす、一人の騎士。

 紫に見える黒髪は、きっちりと揃えられているでもないが、緩くウェーブを描くそれは、彼という美丈夫によく合っていた。

 が、彼が項垂れたままなので、垂れ下がっているその様は、まるで泥に濡れた罪人のようだ。

 そしてそれは、決して間違いと会うわけでもなかった。

 

 彼の名は、『ランスロット』。

 

 かのアーサー王に仕えた騎士の一人にして、裏切り者の代名詞とも呼ばれる存在である。

 嘗て彼は〝湖の騎士〟と呼ばれた忠義の騎士であったが、アーサー王の妃であるギネヴィア王妃に心奪われ、想いを捨てきれず不義を働いてしまう。

 だが、彼をアーサー王は決して一方的に断罪をしなかった。

 寧ろ、王は――己の秘密である性別のこともあり、寧ろ二人を想いを捨てさせるよりも、許す様な形で終わらせてしまった。

 仮に、それが裁きであったとしても、ランスロットは裁かれたとは感じない。

 許されたことが余計に、心の枷を強くする。日に日に、苦しみが残る。

 望んでいたのは、ただ、裁かれること。

 不義を働いてしまっても、それでもその忠節を捨てられなかった、この世の誰よりも敬愛する王に、その手で――

「――裁かれたかった……だけで、あったのに……」

 だからこそ、狂気に身を落とす化け物になりたかった。

 王が、ただ悪として自分を切り捨ててくれる様にと、そう願ったからこそ。

 けれど、その願いもここで潰えた……。

 こうなっては、王に剣を向けることなど出来はしない。その上、守るべきマスターさえ、守りきれず相手の先行を許して――

「――しまった……マスターッ!」

 自分が今まで何を呆けていたのかを自覚し、マスターを守らねばならないという本来の目的を思い出した。

 胸を貫いた短剣は既になく、一体何が起こっているのか理解できなかったが、それでも動けるのならマスターである雁夜を守らなくてはならない。

 ランスロットは、直ぐさま自身の後ろにいるはずのマスターの方を振り返る。

 だが、そこに見えたのは全く予想だにしなかった光景だった。

「――――」

 先程自分に一撃を食らわせた琥珀色の瞳をした少年・士郎が、雁夜の身体に手を置き、先程の短剣を雁夜の身体の至る所へ突き立てては離し、また突き立てるということをしていた。

「な……ッ」

 本来ならば、残忍極まりないとも言えそうな行為であるが、ランスロットの驚いたのはそこではない。

 そう、そんな行為ならば、戦場で見慣れている。

 彼の驚いたのは、それほど突き刺されているにも関わらず……雁夜が、〝傷を負っていない〟という点だ。

 突き刺されてはいるのに、雁夜は無傷。

 勿論、先程ランスロットの暴れた分で体内の刻印蟲が刺激されたことによるダメージはあったが、刺されたことによるダメージは無いのだ。

 何がどうなっている? と、ランスロットが思ったのも無理はない。一見して、士郎のしていることは怪訝なものであるだろう。

 当然だ。側から見ただけでは、解らないのも仕方がない。

 ただ、一つ付け加えるのならば――士郎は、決して雁夜を痛めつけ、傷つけるためだけにこんなことをしているのではない、ということだけだ。

 その認識と共に、そもそも、雁夜をここへ連れてきたのは他ならぬ士郎だったということを、ランスロットは思い出した。

 その間にも、士郎による処置は続いていた。

 ふぅ……っ、と、緊張した吐息とともに士郎は短剣を消失させる。

(刻印蟲は潰した……後は、その分弱った身体機能の回復。

 ――想像(イメージ)しろ。……創造(イメージ)しろ! あの、途方も無い程遠い、最果ての理想郷を!)

 士郎の内にあった、あの『鞘』を。

 どうしようもなく美しい聖剣を内包していた、失われた鞘を。

 ここに、生み出せ――――!!

 

「――――投影(トレース)開始(オン)

 

 魔力が、奔る。

「ぐ……」

 昨夜から無茶を重ねたのは、士郎とて同じ。その上、『破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)』まで投影している。

 これ以上、無茶が成り立つとは思えない。正直なところはそれだ。しかし、ここで諦めるわけにはいかないのだということは、とっくに決めていることだ。

 故に、止まらない。

 止めることは、しない。

 身体に刻まれた、この鞘を生み出す(引き出す)までは――決して、止めることは、しない!

 ――今尚色濃く残る、常勝の王たる少女との繋がりをここに。

 身体中の回路(みち)を走り抜けた魔力(おもい)は、導かれ、そこに編まれた。

「……あれは……何故……っ!?」

 かの騎士は呆然となり、呟いた。その、鞘の名を。

 

「――――全て遠き理想郷(アヴァロン)……ッ」

 

 生み出された鞘は、踏みつけられてきた道化者を癒していく。

 救いを与えるという理想を基にして走った、ブリキの人形の思いに、その鞘は応えた。

 願われ、求められ、今ここに――一つの形となって繋がった。

 

 

 

 物語(うんめい)は、まだ始まったばかりだ……。

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。