~魔法少女リリカルなのはReflection if story~   作:形右

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 止んだ嵐は再び吹き荒れる。

 より激しく、
 より鮮烈に。
 抱く想いや決意と共に、更なる痛みを伴って――――


第十章 邂逅、そして決戦の再開

 再開 ――海上の楽園での決戦――

 

 

 

 アミタの聴取が終わりかけた時、

「アミタさん、もう一つお願いがあるんですけど――」

 と、ユーノがその先を口にしようとした、ちょうどその瞬間。

 

 ――――唐突に、街が震えた。

 

 何か大きな力が解き放たれた反動のように、余波として起こったのであろう魔力の流れが彼らの元へと届いて来たのだ。

「今のは……まさか」

 気の所為などと思うべくもない。

 間違いなく、キリエたちが何らかの動きを見せた兆候そのもの。疑う余地など、どこにもない。

 ただ、この場にいないアミタには此方の様子は伝わっていないらしく、此方の様子を図りかねている。

『あの、どうされたんですか?』

 と、そう訊ねてきたアミタに、ユーノとフェイトは手短に説明をする。

「……すみません、アミタさん。どうやら、相手側が動き出したみたいです」

『!』

 目を見開いたアミタに、フェイトは申し訳なく思いつつも今後の動きについて述べる。

「わたしたちも、今すぐに出なくてはならなくなりました。――なので、聴取はここで終了となります。アミタさんは、引き続き治療の続きと、装備の点検を待ってから、今の現場主任のお兄ちゃ……クロノ支局長からの指示を仰いでください」

『そんな……!』

 姉としての焦りを覗かせるアミタ。これ以上妹が周りに迷惑をかけないようにしなければという責任と、『フォーミュラ』が『魔法』に対して強力であるが故に、これ以上の犠牲を増やしたくないという想いがひしひしと伝わってくる。

 確かに、現状ではアミタが相手方に対抗し得る唯一の戦力であることは間違いない。

 だが、アミタは至近距離からの被弾を受け治療中だ。病み上がりの、それも一般人をおいそれと出撃させるわけには行かない。加えて、彼女もやむない事情があるとは言え、無許可の次元渡航を行ったという事実がある。

 管理局としては、そうした事情から彼女を簡単に出撃させる事は出来ないのである。

「ごめんなさい……でも、必ずキリエさんは止めてみせます。ですから、アミタさんはもう少しだけ待っていてください」

『……っ』

 フェイトの言葉に、アミタは唇を噛む。

 彼女は決して愚かではない。だが、どうしても飲み込めない思いもあるのだろう。だからこそ、そんな悔しさを噛み締めて耐えている。

 また、同じようにフェイトもアミタの様子に苦しそうな顔をしており、組織の中に所属する身であることを呪っているようだ。しかし、何時までもそうしてはいられない。

 相手に生半可な『魔法』が通じない以上、フェイトのような高いランクを保有する魔導師は現場に必須である。

 逆にユーノは、現状では闇雲に現場に出ることを求められるタイプの魔導師ではない。むしろ、彼に求められるのは支援(バックス)補助(サポート)――。その真髄は、如何にして仲間たちが戦い易い状況を作り出すか。それこそが、彼の〝戦い〟の鍵である。

 故に、此処は彼女を先行させるべきだと判断できる。

「フェイト。僕が転送するから、君は先行して、シグナムさんたちと合流してあげて」

 彼がそういうであろうことは、フェイトも判ってはいた。

「……うん、判った。でも、ユーノは?」

 が、それでもやはり気にかかる部分はあった。

 一緒に出ないということは、何かしらの考えがあるのだろうということが解らなかったわけではない。しかし、彼も一緒に行ってくれたほうが心強いのも確かなのだ。

 僅かに覗いた不安を見て取ったユーノは穏やかにこう応える。

「僕も直ぐに出るよ。だけど、僕よりも先にフェイトが行った方が現場も助かる。あくまでも僕は支援役……戦いが本職って訳じゃないから」

 直接的な戦力でない以上、自分の身の丈に合ったやり方を取る。

 まるで、そう告げるかのような口ぶりに、フェイトは憤慨をしたようにこう言った。

「そんなことない! ユーノだって――ッ」

 すると、それを受けてユーノは「ありがとう」と言うと、転送魔法を起動させながら、フェイトに自身の決意を告げる。

「分かってる。僕も、僕の精一杯をする。だからフェイトも、フェイトの精一杯をして。僕じゃ出来ないことだって、君なら出来る」

 穏やかに優しく、託された思いを胸に。必ず、みんなを支えるという決意を。

「でももし、フェイトにできないことがあるなら――きっとその道を示せるように僕も君を助けるから」

 彼の言葉を受け、フェイトも漸く心が納得したようである。

 しっかりと頷くと、ユーノの転送魔法に乗ってシグナムたちの居る座標へと跳んだ。

 そんな二人のやり取りを静に見守っていたアミタは、ぽつりとこう呟く。

「ユーノさんはやっぱり見た目通り、とても優しいんですね」

 けれど、アミタに貰った言葉にユーノは少し困ったような笑みを浮かべる。

「そうだったら良いんですけど、これはあまりそうとも言えませんよ。友達を戦いの場所に送り出すだけなんて、優しさじゃないと思いますから」

 確かに、傷つくかも知れない場所に親しい誰かを送り出すと言う行為だけを見れば、優しさと呼ぶにはほど遠い。

 大切だからこそ守りたいというのに、傷つく場所に送り出すなんて本末転倒も良いところだ。

 何より――守れないのも、止められないのも、酷く心苦しいものである。

「……そうかも、しれません……」

 アミタも、今のユーノの気持ちに近いものは判る。

 そして、彼にそんな思いを抱かせている原因が、己の失態にあるのだとすれば、尚のこと己の不甲斐なさを痛感してしまう。どうして、あの時――自分は(キリエ)を止められなかったのだろうか、と。

 後悔から来る痛みに苛まれ、アミタは画面越しのユーノに気づかれない程度に、膝辺りに掛かる布団を握る。

 そうしたアミタの心情を察したのか、はたまた自身の決意故か。

 真偽の程は定かではないが、ユーノは。

「……ただ、戦いを否定するっていうのも、また少し違うと思うんです」

「――――え?」

 彼はアミタにこう語る。

「〝魔法〟に限った話じゃないんですが……大きな力は、何時の時代であっても多かれ少なかれ、争いを生んでしまうんです。僕らの世界である〝ミッドチルダ〟や、ミッドの祖の一つである〝ベルカ〟も、魔法によって何度も戦いがありました。

 ミッドでは新暦になってから質量兵器の使用を禁じていますが、魔法技術が発達しているからと言うのもありますけど、主な理由は戦いでの被害が大きいというのと、誰にでも使えるからと言うのが大きい理由になってます」

 ――子供でも、ボタン一つで世界を滅ぼせる。

 質量兵器は自分の外付けである以上、才能の有無など関係ない。故に、自分の力を用いて、比較的クリーン且つ安全性を確保しやすい〝魔法〟が本格的に台頭を始めたと言われている。

 もちろん、『魔法』にだってそう言った側面はある。

 例えば、次元航行船などはその良い例だろう。魔法技術による武器が搭載されているとは言っても、実質的には魔導師でなくても乗り込める大型の戦艦だ。嘗て『闇の書』の〝闇〟を葬った『アルカンシェル』も魔導砲ではあるが、少なくとも魔導師が個人で行使する魔法とはまったく異なるプロセスで動いている。

 結局、規制を掛けたとはいえども、規律を統治する側にはそれだけの力を保有している必要があるという事実の表れだと言ってもいい。また、同時に昨今では魔法の使用を抑圧させるAMF(アンチマギリングフィールド)が問題となっており、魔導師たちが実体をもった武器を使用する場合も増えてきた。

 だが、いくら魔法との併用とは言え、人を傷付ける可能性が上がることに変わりはない。

 仲間内でも、特にフェイトなどは、そうした風潮をあまり好ましく思っていないという話をユーノも聞いている。しかし、だからといってフェイトがそうした代物全てを忌避しているということもない。

 当然である。何故ならフェイトは、そういったものを止める側であり、関連する争いは実際に起きてしまっているのだから。実際に講じる手段がどうであろうと、知っておかなくてはならないことは幾らでもあるのだ。

 つまり、どれだけ人の持つ『力』が異なろうとも、いずれ其処には戦いが生まれてしまう事実は変えられない。

 向き合わなくてはならない時もある。

 立ち向かわなくてはならない時もある。

 故に、戦いそのものを否定するのは違う。

 同時に守るだけというのも、また少し違うのだ。

 今の世界にある『力』に近い場所にいる以上、必ず避けて通れない決断の時は来るのだから。

「戦いは避けられないこともあって、ぶつかってみないと解らないこともあります。だから、僕は戦いそのものを否定はしません。でも、平和が一番良いとも思っています。誰かが傷つくのも、命を落とすのも、決して良いことではありませんから」

「……そう、ですね……」

「ですから僕は、みんなが後悔しないように支えることに決めました。進む方向に迷ってしまわないように、頑なになりすぎて誰かを傷付けたり、自分を傷付けたりすることがないように……」

 守るだけでなく、導ける人間になりたい。

 ユーノがいま抱いているのは、そういった想いである。……そしてそれは、アミタがキリエに向けてあげられなかったもの。

 守った気でいて、向き合うことが出来なかった。だから、アミタは取り零した――それが酷く、悔しい。

 が、それでもまだ、チャンスは残されている。

 少なくとも、ゼロではない。何より今、ユーノはこの事態を止めるために、彼女の助力を欲している。

「そのために、アミタさんにお聞きしたいことと、お願いしたいことがあります」

「お願い、ですか……?」

「はい。ただ、現場に出向かなければ行けないので手短に、可能か不可能かをお聞きしたいんです。――〝魔法〟が〝フォーミュラ〟に対抗できる可能性があるのかどうか、そしてその為に取り得る手段が存在するかどうかを」

「……」

 そういうことだったのか、と。

 アミタは漸く、ユーノが何を知りたがっていたのかを理解した。

 彼も必死なのだろう。そしてまた、頑固だ。

 何となく、キリエに似てなくもない。……もしかすると、彼とフェイトを選んだ理由の何処かに、妹と似ていたからというものもあったのかもしれない。

 そうしてふと浮かんだ思考を一旦脇に置いて、アミタはこう言った。

「判りました。今はお急ぎのようですし、わたしの知識の範囲でお教えできる範囲を、全てお答えいたします」

「ありがとうございます!」

 自分で出向くことの出来ない不甲斐なさを嘆くより、いまは自分が出来ることを。

 それに、フェイトとも約束していた。

 これからは、共に事件の解決に当たると。なら、アミタがすべきことはこれだ。

 意を決したアミタはユーノの頼みを聞き入れた。

 そうして、ユーノはアミタに自身の疑問、仮説を全て訊ねたのち、フェイトを追うように現場へと向かうことに。

 通信が切れて暫くの間は、アミタは先ほどのユーノから受けた質問を思い返して溜息を吐く。

 正直な印象を言えば、驚きと呆れが半々と言ったところだった。よくもまあ、この短い間で得た情報をあそこまで整理出来るものである。

 自分もそれなりに出来は良い方だと思っていたが、ユーノのそれは何というか、ただの秀才とも違う印象を受けた。

 情報の整理と分析については天才的だと思ったが、アレは単に解き明かすのではなく、どちらかといえば探し当てる芸術だと思えた。アミタは何となく、先の見えない知恵の迷宮にでもいたかのようなイメージを浮かべた。

 しかし、そんな呆れはそこで留まらず――話の終わった直後、病室を訪ねてきた少女と、少女に連れられてきた赤い宝石に似たような事を頼まれ、ますます呆然となってしまった。……そして、彼女がその後、元を辿れば二人が最初の師弟関係だったことを知り、随分と似た者同士だったのだな、と余計に呆れたのは余談である。

 

 

 

 *** 雷光襲来 ――三大機動外殻・青の海塵――

 

 

 

 ユーノがアミタとの話を終え出撃したのと同刻――。

 クロノ率いる東京支局の武装局員たちもまた、キリエたちを追って出撃していた。

 東京支局の捉えた限りでは、どうやらキリエと思わしき反応が《オールストン・シー》へと向かっていることを確認出来たらしい。

 兄からの通信を受け取ったフェイトは、部下たちを引き連れたシグナムとの合流を急ぎ、《オールストン・シー》へと向かっていたのだが――。

「結局、バルディッシュは間に合わなかったか」

 海上を高速で飛行しながら、フェイトと合流したシグナムは、彼女の手にある試作機・ハルバードを眺め見ながらそう口にする。ただでさえ『魔法』と相性が悪い相手だというのに、本来の愛機(デバイス)ではない得物で戦うフェイトを案じているようだ。

 だが、フェイトもそれは十分に理解しているようで、

「調整が難しいみたいで……。でも大丈夫。この子とで、何とかします!」

 と応え、油断はしないと言外に告げる。

「そうか。ならば良いのだが――」

 彼女の返答にシグナムは納得したように頷いたが、厳しい戦いになるだろう事は否めない。

 先の高速上での決戦とは違い、シグナムは彼女本来のデバイスである『レヴァンティン』を手にしてはいるが、それでも善戦できるかどうかの保障は持てない。無論、〝騎士〟としての矜持に掛けて無様は晒さないと決めているが、それでも未だに戦闘への見通しは不明瞭極まりなかった。

 そうして、シグナム班が《オールストン・シー》の海側エリア上空に差し掛かった、その時――支局のオペレーターたちからの通信が入った。

 

 

 

『シグナム班! 上空に注意してください、巨大な質量を伴った物体が飛来しています!』

 

 

 

 その警告を受け、シグナムを始めとした隊の局員たちは一旦飛行を止め、自身らの頭上へと目を向ける。

 すると、其処には――

 

「隕石……っ!?」

 

 武装隊の誰か一人がそう叫んだ通り、彼らの頭上からは、青白い光を放つ隕石が飛来していた。

 しかし、アレはどう見ても自然による代物ではない。

 そもそも見かけからして、岩と言うよりは、どちらかというと鉄の塊だ。

 つまりアレはタイミングの悪い宇宙(そら)からの落とし物というわけでもなく、人為的なもの――だとすれば、アレは相手側からの洗礼と言ったところだろうか。

『このままだと、エリアBに落下します。至急対処を!』

 が、今は理由を考えている暇はない。

 どんな代物であるかは知らないが、ともかくアレは撃ち落とすべきものである。

「了解した。私が止める――!」

 支局からの警告を受けるやシグナムは飛び出し、隕石と遊園地の間の軌道に割り込んだ。そして、レヴァンティンを『ボーゲンフォルム』に変え、構える。

 四散した場合の罠も考え、一撃で内部に至るまで吹き飛ばす為に、最大の威力まで魔力を注ぎ込んで撃ち抜くまで――!

 

「――翔けよ、隼!」

 《Sturm Falken!》

 

 カートリッジを二発ロードしたレヴァンティンの詠唱音声(こえ)が響くと共に、シグナムが番えた魔力の矢に炎が纏った。

 そうして射放(うちはな)たれたその一撃は、シグナムの持つ唯一にして最大の直射型射撃魔法――『シュツルムファルケン』である。

 レヴァンティンの第三形態である弓より放たれるこの攻撃は、魔力で精製された矢を撃つもので、高い貫通・破壊能力を備えている。また、同時に直撃時に集積された魔力が爆発を引き起こすため、攻撃した対象を同時に粉砕することも可能だ。

 故に、内部まで粉々に吹き飛ばせたはずだったのだが――。

「――――」

 崩れ堕ちていく隕石の残骸を見ながら、シグナムは隕石とファルケンの激突により発生した噴煙の向こうを、静かにじっと見据えていた。

「期待していたわけではないが……やはり、そう易々とは行かないな」

 彼女の呟きと共に、煙の向こうから声が聞こえてくる。

 未だ姿の見えぬ襲撃者は、煙の向こうから何処か幼く聞こえるトーンと口調でこう言い放つ。

「なんだよもぉ~……せっかく運んできた鉄ダンゴを壊すとかさぁー。何者だ、名を名乗れ!」

 名乗れ、と言うなら先に名乗るのが礼儀というものだが――どうやら、そういった類の通じるタイプではなさそうだ。また、騎士であるシグナムにとって、名乗れと言われて引き下がる道理はない。

「……時空管理局・本局魔導師、シグナムだ。大規模危険行為の現行犯で、お前を逮捕する」

 が、シグナムの声に対する返答はない。

 時空管理局と言う言葉も、逮捕すると言う宣言も、向こうにとっては何の意味も成さない事柄らしい。

 そこで一先ず、煙の向こうの相手の情報を聞き出そうとして、フェイトがこう訊ねる。

「あなたの氏名と出身世界は?」

 フェイトの問いかけに対し、〝名〟というキーワードに反応したのか、相手は楽しそうに答え始めた。

 煙を振り払うように手に持った棘をもった戦斧を回しながら、芝居がかった語りで名乗りを上げる。

 ――すると、そこには。

 

「どこから来たとか、ボクだってぇ~知らん! 誰が呼んだか知らないが、ボクの名は〝レヴィ〟!

 ――――〝雷光のレヴィ〟とは、ボクのことさ!!」

 

「「「――――!?」」」

 

 見えた姿に、シグナムたちは驚愕した。

 蒼い雷を伴いながら、煙を振り払って姿を表した幼い少女。

 その少女は、長く毛先だけが黒くなった青い髪をリボンでツインテールに結っており、真珠色のようなツリ目は楽しそうに光を放っていて、纏っている防護服は高速機動型。おまけに手にしている武器は刃の部分に棘を持つ戦斧。

 ――そう。その少女は、色彩だけを違えたフェイトと瓜二つの、〝同じ姿〟をしていたのである。

 だが、シグナムたちの驚愕などお構いなしに、レヴィと名乗った少女は語りを進めて行く。

「そして、ボクがわざわざ運んできた、ボクの(しもべ)!」

 紫電が舞い踊り、曇天を裂き海を割る。

 海が渦を巻き、巻き起こった二つの渦が合わさり、大きな水飛沫が弾け散る。

 そうして、現れたのは巨大な影。

 胴体を中心にして、長い腕と足を備えた機械兵。

 全身に砲射口まで備えたそれは、これまで確認されていた『機動外殻』と同一のもの。――しかし同時に、これまでとは明らかに一線を画すものであった。

「機動外殻――〝海塵のトゥルケーゼ〟!!」

 レヴィの発した宣言の通り、確かに海より(いで)し怪物であった。

 埒外の機動外殻の登場に気圧された面々を見ながら、にやっとした笑みで、レヴィはフェイトたちを見下ろしていた。

 本当に、この戦いを単なる遊びと捉えていると言った様子で――――

 

 

 

「――――さあ、遊んであげるよぉ~?」

 

 

 

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