~魔法少女リリカルなのはReflection if story~   作:形右

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来訪する少女たちとの再会

 来訪、流星飛来

 

 

 

 ───あの夜を越え、あの星を離れてから数ヶ月。

 『エルトリア』に帰還した少女たちは、元の日常に帰り、また新しい日常に融け込みながら時を過ごしていた。これは、そんな日常へ帰った少女たちが、遥かな星に残した友の元へ訪れた際のお話。

 天から注ぐ流星の様に、四人の少女が地球へと降り立とうとして―――

 

「「「う、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ───ッッッ‼⁉⁇」」」

 

 ───否、それはまさしく流星そのものだった。

 

 ズドムッ! と、派手な音と共に降り注いだ流星が地に穴を空け、その中から四人の少女たちが姿を現した。

「ぁぅぅ……びっくりしたぁ~」

「やはり、エルトリア式の転移術式は少々制御が甘い……。今後も術式と転移軌道の制御について調整を進めなければなりませんね」

「ぬぐぅ……まぁ、ともかく着きはした。あとは、」

「はい。ハヤテたちが管理局に連れて行ってくれるそうですから……」

 そういって、ユーリが周囲を見渡すと、歩み寄って来る影が一つ。落っこちて来たクレーターの淵から顔を覗かせ、朗らかな声が聞こえて来た。

「お久しぶりやねぇ~。けどみんな、付いて早々大丈夫?」

「あぁ、問題ない。見かけは派手だが、ケガをするほどではないからな……」

 覗き込んできた影の主。ちょうど、ディアーチェと同じ顔立ちをした茶髪の少女、八神はやてにそう答えると、

「そっか。なら良いんやけど―――じゃあ改めて王様、それからみんなも、お久しぶりや」

 はやてはそういって、はるばるエルトリアより来訪した四人を朗らかに出迎えた。

「お久しぶりですハヤテ」

「うん、ユーリも久しぶりやね~。レヴィとシュテルも、元気やった?」

「おかげさまで。送って頂いた資料などのおかげで、すっかり基体も元通りになりました」

「おっきくなったよ~」

「そぉかぁ~、良かったなぁレヴィ(なでなで)」

 そうしてすっかり恒例になりつつあるレヴィへのなでなでを終え、はやては早速外で結界を張っているユーノに呼びかける。今回、ユーリたちの来訪に際して秘匿の関係上結界を張る必要があったので、地球に馴染みのある結界魔導師のユーノが駆り出された。

 因みに、何故帰還の際と同じように地球とエルトリアなのかというと、管理局の本局は次元の海にあり座標が一定ではない。その為、局員や民間協力の提携を持っていない人間には座標を報告出来ないのである。とりわけユーリたちは保釈されたものの、まだ監査期間中なので座標が渡せなかったのだ。

 この辺りは奇襲の防衛策としてはある程度効果を発揮するが、こうした来訪の際には少々厄介になってしまう。が、そこは仕方ないと割り切って一同は地球を訪れた、というわけだ。

 やがて、五人の元へ戻って来たユーノと合流し、はやてとユーノの転送魔法で、一同は本局へと向かって行くのだった。

 

 

 

 ***

 

 

 

 やがて本局へと着いた一同であったが、面会までは少し時間があった。せっかくなのでお茶会でも、とはやてが誘ってティーブレイクへ移行する。

 しかし、

「なのはちゃんたちは後から合流やから、ちょっとタイミング悪かったかもしれへんなぁ……」

 はやては、今この場にいない二人を思い浮かべ、こう呟いた。

 そう、本当ならなのはやフェイトも一緒が良かったのだが、生憎と二人はそれぞれ用事で面会後に合流することになっている。

 ……だが、こうした事態も少なからず予想出来てはいた。

 そもそもこれは、イリスの裁判に際しての面会だ。クロノやフェイトといった執務官勢が補助してくれているとはいえ、三人やユーリの証言が無くては成立しえない部分がある。その照らし合わせに、この場が設けられたというわけだ。なおこの辺りは、二年前にフェイトの裁判に参加していたユーノと立場が若干被っており、彼がここに参加した主な理由でもある。

 が、今はその辺りは一旦置いておこう。

「―――まぁ、その辺ともかく。みんなの方は、最近はどない?」

 はやてがそういって口火を切ると、傍らに座っていたシュテルが口元に運んでいたカップを受け皿(ソーサー)に戻し、応える。

「そうですね……。いつもの近況連絡(メール)に書いた以上に変わったことはあまり。ですが、本当に星の再生は穏やかに、確実に進んでおります。母上様も父上様も、ユーリの治療でだいぶお加減も良くなられましたので、今後はもっと進んでいくと思いますよ」

「うむ。シュテルの言う通り、母上殿も父上殿も、すっかり元気になられたからな。アミタやキリエも嬉しそうであった」

「そうかぁ、それはなによりやね~」

 朗らかにはやてが頷いて、ユーリが相槌を打つように頷き続けたのだが、

「本当に、皆さんのおかげでエルトリアは今、とっても良い方向に進んでいます。だからその、あとは―――」

 途中まで言い掛けて、止める。

 口にしようとしたものは、きちんと再会できるまでは、言葉にするのは早い様な気がしたから。そんな彼女の気持ちを察したのか、他の面々も口を紡ぐ。ただ、浮かべた表情に悲壮感(かなしさ)微塵(カケラ)もない。

「大丈夫。まだ少しだけ間はあるけど、もうすぐだから」

 優し気な励ましは、どちらの意味だったのか。元の形に戻るまでの事か、或いは今し方迫る再会なのか、それは判らない。

 けれど、

「……はいっ!」

 ユーリはユーノの言葉に、はっきりと笑みで応えた。

 

 やがてまた、穏やかな静寂(トキ)が流れだす。

 長い長い乖離から見れば酷く些細な空白であったが、それでもこの時を待ちわびた心は、とても嬉しさに満たされていた。

 

 ───そうして四人はユーノとはやてに案内されて、イリスの待つ面会室へと足を運んだ。

 

 

 

 ***

 

 

 

 清潔な、けれと簡素な部屋の中で、静かに流れていく時を今時珍しいアナログの秒針が刻んでいく。その音を聞きながら、少女は一人、目を閉じて来訪者を待っていた。

「―――――」

 目を閉じて、待つ。

 特にすることが無いというのもそうだが、改めて会えるというこの事実に、彼女は僅かながら戸惑いを抱いていた。

 あの時、自分は確かに()()()()、これからまた同じように()()()()()()()()()()

 胸に抱くこの気持ちの意味は、よく分からない。しかし時が過ぎるたびに、確実に近づいている実感はあった。となれば、あとはこれ以上考えても何も浮かびはしないだろう。

 会って何を話すかも分からない。けれど、無駄な時間ではない。

 ならば―――楽しむくらいの心構えでいる方が良いのだろうな、と、イリスは小さく微笑んで瞼を開ける。

 すると、それに合わせるようにして、部屋の扉が開いた。

 

「入るぞ」

 

 いの一番に聞こえてきたのは、尊大な声。その響きには、どこか懐かしさを感じる。だからだろうか、ちょっとだけイジワルしたくなったのは。

「良いけど、確認しないのはちょっとばっかり乱暴じゃない? 相変わらず淑やかさに欠けるわね、ディアーチェ」

「……ふん。貴様こそ、あまり変わってはおらぬ様だな。まぁ、沈んでおるよりはましだとは思うが」

「「…………」」

 言葉と言葉。交わし合うそれらは、どことなく剣呑さを孕んでいるように聞こえなくもないが―――

「「―――ふ」」

 漏れ出す笑い声に、剣呑さは杞憂であったと判る。どちらかというならば、これは確認作業のようなもの。

「ゴメン、ちょっとイジワルだったかしら」

 崩れた雰囲気になだれ込む様にイリスがそう訊くと、ディアーチェやシュテルは「かまわない」という様にして首を横に振り、言葉を続けていく。

「かまわぬ。むしろ、貴様は昔からそうであったからな」

「確かに、そうですね。イリスはユーリに比べると、わたしたちを叱ることが多かったです」

「言われてみればそうかも。ボク王様によくされてたけど、イリスにもこう、首のとこ掴まれて『めっ』ってされてた」

「レヴィは昔からヤンチャやったんやなぁ~」

「あはは……。みんなまだ、遊びたい盛りだったので少しは」

 そういってフォローを入れながら、ユーリが苦笑して部屋に入って来る。それに、イリスは意外そうに呆けた顔をした。

「あれ……? ユーリも、良いの?」

 戸惑いの元はそこだ。事件当時、〝ウィルスコード〟の懸念から面会許可が下りなかっただけに、ユーリの登場はイリスにとって少々意外であった。

 そんな彼女の疑問を察して、ユーリが事のあらましを説明してくれた。

「はい。ユーノが同伴してくれることになったので、面会をさせて頂けることになったんですよ~」

「まぁ、本当は水入らずにさせてあげたかったんだけど……流石にそれを全部叶えるまでは、もう少し時間を置くようにって判断されちゃったので。今回は、僕とはやても同伴させてもらいます」

 二人の話を聞いて、イリスも納得した様だ。

「そっか……そう、なのね」

「ええ、ですが話し相手は多い方が楽しいですよ。先ほどのお茶会の続きをしながら、いっぱいお話をしましょう、イリス」

「…………うん。ありがと、ユーリ」

 返答までの間が長かったのは、別段不満があるからではない。ただ、ほんの少しだけこの場に来ていなかった姉妹の事が引っ掛かっていた。

 また直接言葉を交わせる時間は、まだ遠い。

 四人が来たことで、前に進み出しはするだろうが、それでも遠いことには変わりない。だから、もし交わせるなら話したかったのは事実である。尤も、直ぐに会えたからいいものであるというわけでもないのだが。

 それに今は、

「えー、ユーリだけぇ~?」

 目の前の子猫たちを相手にするだけでも、だいぶ大変そうだ。そんなことを考えながら、イリスは言葉尻を捕まえて来たレヴィに「忘れてるわけじゃないから安心しなさい」と返し、此方へ来るようにして手招くと、レヴィはそれを受けて、どこか衝動的にトテトテ歩み寄って来た。その姿に、改めて懐かしさを感じながら、イリスは他の皆にも席に着くように促した。

 そうして、漸く久方ぶりの再会の幕が開くこととなった。

 

 

 

 *** 子猫の話をしよう ~The_memory_of_the_cat.~

 

 

 

「そんでね~」

「これ、少し落ち着かんかレヴィ」

「えー、だぁってぇ~」

 時間を惜しむような声を上げるレヴィに、イリスは苦笑交じりに笑みを浮かべる。

「随分、頑張ってるのね」

 安堵の息を吐くイリスに、ユーリも「はい」と頷いて続ける。

「本当にみんな頑張っていますよ~。レヴィはこの前〝死蝕地域〟の遺跡まで出かけて、そこで残されていた資源とか水脈の後とかを見つけて来てくれましたし……。シュテルがそこから魔法による浄水の術式を組んだり、ディアーチェとエレノアが生態系を戻すためのアプローチを考案したりも」

 両手を握って顔の近くまで持ってきて、一生懸命に説明していくユーリの仕草が、どこかあの頃を彷彿させる。変わらないその仕草に、イリスは段々と心を落ち着かせてきた。

 自然と話は弾み、段々とみんなの間にあった形式的な堅さも解れていった。

 イリスもいっそう話に乗り出して、アミタやキリエについて元気なのかと訊いたり、姉妹が今も元気に―――というか元気すぎるほどに張り切っていることに苦笑したりしながら、更に話が進んでいく。

 やがて話が先ほどユーリのいったレヴィの小さな冒険譚に移行すると、意外なことに見守る立ち位置だったはやてとユーノが食いついて来た。

 はやてとユーノは古の品々に興味があるようで、レヴィの話に食いついてエルトリアの遺跡に行ってみたいと口にしている。すると、今度はシュテルの方がそこに食いついて、熱の籠り始めたところをディアーチェが宥め、ユーリが相槌を打つ様にして引き継ぎ話を治める。 

 今度は若干自分が離れた位置に来ると、イリスはなんとなく可笑しくなった。小さく噴き出す様に笑うイリスに、レヴィが不思議そうに首を傾げて訊ねると、イリスはこう返した。

「ううん、大したことじゃないわ。……ただ、そうね。

 あの生意気だった子猫(アンタたち)が、わたしたちの故郷を救うために頑張ってるんだなぁーって思うと、なんか不思議な気持ちになったのかしら」

「む……。生意気だったとは、言ってくれるな」

「あら、違った?」

 悪戯っぽくディアーチェに笑いかけると、ユーリも困ったような表情をする。かつての事を知らないユーノとはやては、彼女らの様子が気になって当時のことを訊く。

「そういえば……さっきも似たようなこと言うとったけど、そんなに王様たちってヤンチャやったん?」

「おい小鴉、余計な詮索を―――」

 すると、

「ヤンチャ……?」

「い、イリス……さん?」

 場の空気が、また若干固まる。ただし、今度の凍結(カタマリ)はむしろ、暴発の前兆の如く収縮だったように、その場の一同には感じられた。

 唯一、何か分かっているらしいユーリだけが慌てた様にキョロキョロとイリスと三人に視線を飛ばしている。

 そうして遂に、イリスの中にあった鬱憤が一気に噴き出した。

 

「―――アレはヤンチャなんて生易しいモノじゃないわよッ!」

 

「「「っ~~~ッッッ‼⁉⁇」」」

 

 耳を走り抜けるイリスの心からの叫びに、思わず一同は戦いた。しかし、そんな皆の様子に構わずイリスは三匹に嘗てなめさせられた辛酸を思い返す様にして捲し立て始める。

「目を離すといっつも悪戯して、そんで遊んだら疲れて寝ちゃうし……しかも何か可愛いから寝てると叱れないしぃ……ッ‼

 優しく言うとまたアタシの部屋でッ! ―――うがああああぁぁぁ~~‼」

 途中、結局可愛かっただけなのでは? と思ったが、イリスの叫びはそこで収まらない。

 長い間放置されていた記憶が昨日のことの様に蘇って来たのか、イリスは三人の仕出かした悪行(イタズラ)の数々を挙げていく。

「特にレヴィは酷かったわ……。いっつも暴れてばっかで、おまけに疲れるとさっさと寝ちゃうし! なのに悪びれもせずに甘えてきちゃうから突き放せないしぃ―――!」

「だぁってぇ~、楽しかったんだもん」

「楽しいでお気に入りのアクセ壊されてたこっちの身にもなりなさいっての! 大体アンタはいっつもこうして叱られるとユーリの後ろに隠れてばっかりでもぉー!」

「……およ、いつの間に」

 ちょうど本能的にユーリの後ろに隠れているレヴィを見て、はやてとユーノは「ああ、なるほど」と思わず納得してしまった。

「確かに、レヴィは何時も元気でしたから、おとなしくさせようとすると大体誰かの腕の中か、ディアーチェに咥えられていることが多かった気がします」

「うむ。言われてみると、こやつの事を咥えて運ぶことは多かったな」

「でも、ボクあれ結構好きだったよ~。こう、首のあたりをがぶっと咥えられてブラブラーって」

「はぁ……しかし、これからのことを考えると、レヴィも少しは淑やかさを学ぶ機会を設けるべきなのかもしれぬな」

「何言ってんのよディアーチェ、アンタも大概だったでしょうが!」

「むっ、我も何かしたのだったか……?」

「何かした、じゃないわよ! アンタいっつもあたしの机の上に登ってマグカップ落とすか落とさないか絶妙なとこで駆け引きさせて、最後いっつも落としちゃったじゃないのよぉ‼」

 思わぬ飛び火に「……うぬぅ」と詰まったディアーチェは、ぼそぼそとバツが悪そうに頬を染めて「あ、アレはああいう遊びなのかと思ってだなぁ……」なんてモゴモゴ言い訳じみた呟きを漏らす。

「まあ、確かにお二人は結構積極的でしたからね。(ディアーチェ)も、イリスの猫じゃらし操作(テク)にはとても熱を上げられておられましたし……」

「い、今それをいうかシュテル……ッ」

「? いえ、わたしも結構好きでしたから……なんとなく懐かしくなりまして」

 サラッと過去のことを暴露されて恥ずかしくなったものの、ディアーチェはこれ以上は藪蛇だと口をつぐまざるを得ない。……というか、事件解決直後にユーリと再会した時も救出の際に行ったことが気恥ずかしくて一歩引いていたディアーチェが、此処で二の句を告げられるわけもないのだが。

 しかし、この流れはイリス的には不満だったようで、

「っていうかシュテル。自分はいたずらっ子じゃありませんよって感じだケド、アンタだっていっつもあたしのお腹とか胸の上とかに乗っかて来てたじゃない」

 悪猫の三匹目に矛先を向けるが、生憎とシュテルはその辺りは自然な本能くらいの認識だったらしく「あぁ……そういえば」と、少々気の抜けた返しをした。

「言われてみれば、確かにわたしはイリスの上に乗るのが好きでした。レヴィの様にユーリの腕に抱かれるのも好きでしたが、誰かに寄り添って眠ったりするのも好きでしたから。

 イリスの胸の上は寝やすくて、とても居心地が良かったのを覚えています」

「…………」

 こう素直に、しかもちょっと懐かしげな感じに言われると悪い気はしない。

 だが、

「この前『無限書庫』で師匠の膝の上に乗ったときもそうでしたが、そういった行動は、とても安心できる場所だと思えたからこそなのかもしれません」

「……………………」

 結びが、男の子の膝の上との比較で〆られると、どことなく不満が残る気がしないでもない。とりわけ、イリスは()()()()()なわけであって、いくら当時まだ未発達だったとしてもこれは少々面白くない気はした。―――が、シュテルには悪意もないので、蒸し返すのは気が引ける。

 結局イリスは、ため息を一つつくと「……もう良いわ」といって、弛緩したようにソファにまた沈む。それを見て、ユーリは心底ほっとしたように安堵する。案外、熱を帯びた心を冷やすのは、平静な好意なのかもしれない。……まぁ、全部が全部冷めたというわけでもないので、

「……ふんっ。エルトリアに帰ったら、昔の分も含めでたーっぷり教育してやるんだから」

 ───なんて、ちょっとだけ負け惜しみの様な、ニヤッとした笑みと共に悪戯っぽく告げておくのは忘れなかったが。

 しかし、それは悪いものではなかったのだろう。何故なら、言い放ったイリスの顔にはもう残された堅さは無く、改めてこれから先、残り続ける『柵』や『悔恨』といったものに向き合うだけの意思が覗けた。

 これなら、安心して彼女を待つことが出来る。帰って来るイリスを、これから先もあの星で―――

 

 また少しだけ離れていた時の溝はこうして埋まり、後にはただ穏やかな時間だけが流れていく。

 そして、束の間の邂逅(さいかい)は終わりを告げて―――幕引きを迎えた舞台(ものがたり)は次へと移り、次の少女へと照明を当てて行く。

 

 その夢に刻まれた、ある祝福への再会へ―――

 

 

 




 はい、やっとこさ番外編に入れました駄作者でございます。
 マジで遅くなってすみません……。自分でもここまでかかるとは正直訛り過ぎてる感はありますので、今後は気を付けて行きます。しかし、最近シリアスめなものばっかり書いてた所為か、ギャグ調というかコメディな感じの文を長く書く技術が今一つになってる感がりますので、その辺りをこれからは強化したいです……!

 と、いつまでも反省していても筆は進まないので、此処からは今回の話と今後のことについて述べて行こうと思います。

 今回の内容は、前半では映画の幕間部分、後半ではWMの#1と#4を扱った話になっております。
 まず前半ですが、上方がアミタのスマホの写真しかなかったので、かなり短い仕上がりになってしまった感があります。本当はヴィータがのろうさをレヴィに貸すとことかも書きたかったんですが、ディアーチェが八神家から家族の形を学ぶというか感じるのをメインにしたかったのでこうしてみました。ちょっと不完全燃焼です……。

 そして、イリスの元を訪れるマテ娘たちと続くわけなんですが、此方はWM4の話をユーノくんの介入で少し変えて、ユーリもイリスと会えるような形にしてみました。また、そこからユーノくんとはやてちゃんにも三人の猫時代の話を聞いてもらうような運びにしたかったので(笑)
 ここでのコンセプトは、とりあえずイリスが抱いていた罪悪感の残滓を吹っ切れさせるような感じですかね。WMの方でも結構弄られ役に回っていたイリスでしたが、曽於流れを引いて今回も過去の三人からの悪戯をより強化して怒ってもらう事に。
 にしても、ディアーチェも意外と悪戯っ子だったらしく、イリスのカップ(と本人)で遊んでたことが露見した際は意外だと思った反面、劇場で可愛かったなぁと思ってたのを覚えてます。
 シュテルは悪戯こそ控えめだったようですが、イリスの胸やお腹をふみふみして遊んでたとかなんとか。……これがネタになってイリスさんのペタン娘な弄りが加速していたような印象でした(笑)
 まあ、そういった部分を含めでちょっとお姉さんぶってというか、素で躾というかオシオキな感じで話進めたかったのはイリスに対する自分のイメージと、個人的な趣味です。いやだってイリス様と言ったらそりゃあSっ気だと思うのですよ(ヲイ

 と言った感じで進めた今回の話でしたが、いかがだったでしょうか。
 ちょっと冠を忘れている成りに頑張ってみましたが、こうしたほうがより良いと言ったご意見などがありましたらお気軽にお寄せいただければと思います。まぁといいつつも、次回はWM5の内容なので、また若干シリアスに戻ってしまいますが……。

 なお、続編についても少しずつ構想が固まって来たのですが、大まかな概要を告知してから始めるかどうか迷っております。
 以前から言っていたとおり、正直皆様のご意見をいただいたりしながら作っていきたいなと思いますので、出してからの方がいいのかなと思う部分もあります。なので、今回のアンケートではそこについてお聞きしたいと思います。

 《Ref IF/Det IFに関するアンケート その二》は此方より
 https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=203992&uid=140738

 そうした部分も含めで、ちょっとぐだぐだ気味ですが……今後もお読みいただければ幸いでございます。今後もよろしくお願い致します^^
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