轟焦凍の双子の妹には秘密がある   作:AYURA

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あけましておめでとうとうどざいます!

いきなりですが、謝罪させて下さい!

更新が遅れてしまいすみませんでした!!

これからは、出来るだけ更新出来るようにします!

今年も良い一年になります様に!!


第8話 個性把握テストの後

 

 

 

私達は、個性把握テストの全種目を終え、それぞれ更衣室に戻り着替えていた。

 

 

「百ちゃんの個性把握テスト一位なんて凄いね!個性も、あの物を創造するのみててワクワクしちゃった!」

 

「そんな事ないですわ!今回は私の個性と相性が良かっただけで…私ももっと頑張らなければ…

 

それより莉愛さんの個性の方がすごかったですわ!氷の個性なのですか?」

 

「あっそれ!私も聞きたーい!!」

 

百ちゃんと話していると角が生えてあるピンク色の髪の女の子が話しかけてきた。

 

「私も!」と次々に声をかけられる。

そちらを振り向けばそこには1Aの女子達がいた。

 

きょろきょろとあたりを見回し、その視線が自分に向いているのを確認するため「私…?」と自分を指させば

「他にいないよ~!」と笑われた。

 

「さっきのテスト凄かったね!

私、芦戸三奈!!個性は酸だよ〜」

 

「ほんとほんと、ウチは耳郎響香。個性は見たとおりイヤホンジャック。」

 

「空飛んだり、めちゃ速かったりね!無限出したり!私は葉隠透!!見ての通り透明人間です!」

 

「ケロ、蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで。個性はカエルよ。私思ってることは何でも言っちゃうんだけど、

 

ツンツン頭の爆豪ちゃんとは、どうゆう関係なのかしら?とっても気になるわ!」

 

「私は麗お茶子!個性はゼログラビティ!個性もだけど、うちも爆豪君との関係めっちゃ気になる!」

 

 

一気に話しかけられ思わず後ろに背を少し逸らした。

 

1Aの女子は流石ヒーロー科の女子だけあってみんなパワフルだ。

 

 

「皆さん!そんなに一斉に話しては莉愛さんがお困りになりますわ!」

 

「大丈夫だよ百ちゃん。私の個性は氷結だよ!それに私全然友達とかいなかったから、みんなとお話してみたかったんだ〜話しかけてくれて嬉しい!」

 

 

と言いながら、ぱあっと笑顔を浮かべれば何故か「ん"ん"っ!!」と言いながら女子は自分の胸元を握りしめている

 

なぜ………??

 

 

そうしているうちに教室に着いた。

 

「莉愛」

 

 

声がする方を向くと、焦にぃがカバンを持ってたっていた。

 

「帰るぞ」

 

「うん」と答えようとすると、さらにその奥から彼に向かってドスの効いた声がかけられた。

 

「おいてめぇ、莉愛は俺と帰んだわ。どっか行けや半分野郎」

 

眉間にたっぷりとシワを集め轟を睨みつける

 

相変わらず言葉遣いは荒く、表情はビィランのようだが話しかけられた当の本人はそんなことよりも莉愛が爆豪と一緒に帰るという部分にピクリと反応した。

 

辺りに不穏な空気が漂うが、それをぶち壊すかのように話の中心である彼女は「勝己くん!」と彼の名前を呼びいそいそと帰る準備を整えている。

 

それに対して爆豪は得意げに鼻をフッと鳴らし、轟はガンッと固まってしまう。

 

「ごめんね焦にぃ、今日は勝己くんと帰るね!」

 

「……………おう。」

 

しゅんとなりながら轟が返事をすれば彼女はきゅっと轟の手を両手で握り「明日は一緒に帰ろーね!」と言った。

 

 

 

「!…わかった」

 

「チッ……行くぞ莉愛」

 

「はーい、みんなバイバイ!」

 

「おー!」

 

「バイバイ莉愛ちゃん!」

 

「あっ!梅雨ちゃん、お茶子ちゃん、さっきの質問だけど…

 

勝己くんは、私のヒーローだよ!」

 

 

彼女はそう最期に爆弾発言を落とすと、パタパタと爆豪を追いかけて教室を出て行った。

 

パタンっと教室がしまり、だんだん教室の雰囲気が暗くなり寒くなっていく。

 

ピキピキと音がなり、その場に残っている人達が音の発生源を恐る恐る見ると、朝の比ではないほど目をギラギラさせ真っ黒にそまった魔王化した轟焦凍がいた。

 

彼女が出て行った教室は、轟がキレてもれた個性の影響で教室がだんだんと凍ってたのだ。

 

「爆豪だったか…あいつやっぱりす!!!!!!!!!!!!!」

 

 

「(こえーー!!さみーーー!!!)」

 

「(誰かこの状況をどうにかしてくれ!)」

 

「(轟ちゃんには、爆豪ちゃんのことは禁句ね…)」

 

「(梅雨ちゃん冷静すぎるよ!)」

 

「(皆さん!ヒーターを出しましたわ!)」

 

「(ヤオモモナイス!)」

 

そんなカオスの中保険室から戻ってきた緑谷は、こうはいた。

 

「え…何このカオス…」

 

ーーーーーーー

 

爆豪SIDE

 

 

廊下で莉愛を待っていると、教室から出た莉愛は俺をみつけるとパァっと嬉しそうな表情になり走り寄ってきた。

 

その姿を見て、莉愛に初めて会った時のことを思い出していた。

 

あれはいつも通りデクやモブ供と遊んで家に帰ったが、公園に忘れ物をした事を思い出し取りに行った時の事だ。

 

少し暗くなった公園から女の子の泣き声が聞こえた。

 

なんだと?思いながらも泣き声の聞こえる方へ行った。

 

声を押し殺しながら泣いているのは、顔は下を向いていてわからねぇが銀色の髪をした俺と同じくらいの女だった。

 

気になった俺はそいつに声をかけた。

 

『おまえ、こんなところでないてどうしたんだ?』

 

するとその女は俺の方見上げた。整った顔に銀色の髪、すき透る様な緑色の目には涙が浮かんで少しあかくなっていた。俺は柄にもなくそいつに見惚れてしまった。

 

『みんなとちがうの!

 

りあだけ…りあだけなの…

 

もう、きついのも…しんどいのも…なりより…きょぜつされるのはもうイヤだ!』

 

なんでキツイのかもシンドイのかも拒絶されるのかも、皆んなとは誰を指すのかすら分からねえ…けど…

 

『…なんかよくわかんねぇーけど…

 

おれさまがおまえんぜったいまもってやる!

それに、おれさまはなにがあってもおまえをきょぜつしたりしねぇ!』

 

その姿を見て何故だか守りたいと、救いたいと思ってしまった。

 

『ほんとうに?』

 

不安そうにその莉愛という女の子が俺に聞く。だから俺はこう答えた。

 

『ふん!あたりまえだ!なんせ、おれさまはオールマイトみたいなナンバーワンのヒーローになるんだからな!』

 

そうだ!俺はオールマイトをこえてNo.1のヒーローになるんだ!!だから絶対コイツを救ってみせる!

 

『なら、りあは…えっ〜と『かつき、ばくごうかつきだ!』

 

そう名乗るとそいつは、涙を拭き俺を真っ直ぐ見据えてこう言った。

 

『ならりあはかつきくんのとなりにたっていっしょにたたかう!!』

 

その姿見て何故か心臓がバクバクいっているが、俺はそれを隠す様に視線を逸らしながら

 

『けっ!たたかえるのかよ』

 

と聞き

 

『うん、がんばる!!』

 

と言うとそいつは花が咲いたように笑った。

 

返事は答えになっていないが、危なかったら俺が守ればいいととそう思った。

その笑顔に、また心臓がバクバク言い始めた俺は、ポケットにお菓子用のお金があるのを思い出しその女の子にそこで待ってろ!といい近くにある前にババアに連れ回された事がある雑貨屋に走った。

 

雑貨屋に着くと、俺の目と同じ2本セットになってある赤いピンを見つけて速攻で買った後、また全力で公園へ走った。

 

公園で待ってたそいつは、俺を見付けるとパァっと嬉しそうな表情になり走り寄ってきた

 

『おい、やる!』

 

そいつに対し、俺は視線を外らせながらさっき買ったピンを差し出した。

 

『あかいピン…』

 

それしか喋らない莉愛に不満より心配になり莉愛の方を向いた。

 

『んだよ…不満か…よ…』

 

思わず莉愛を見て言葉が止まってしまった。

莉愛は、俺があげたピンを世界で一番大事そうに抱え込んでいたからだ。

 

するとハッとした様に俺に向かってまたぱあっと花が咲いた様に『ありがとう』笑った。

 

その笑顔に見惚れていた俺は『おう』としか返事をすることしか出来なかった。

 

すると突然そいつの体が光り出した。びっくりした俺はそいつに向かって手を伸ばしたが、空を切った。

 

『りあ!!』

 

俺が叫ぶと莉愛はキョロキョロしたあと花が咲いた様に笑い

 

『ありがとう…りあのヒーロー!!』

 

そういうと消えていった。

 

その8年後俺があげたピンを付けて、初めてあった日よりも綺麗になった莉愛に、雄英高校の教室の入り口で抱きつかれる事は、想像もしてなかった。

 

ーー

 

昔の事を思い出していると、ずっと反応を示さず莉愛を見つめていると不思議に思ったのか「勝己君?」と聞いてきた。

 

こいつが何に苦しんでいるのか、まだわからねぇことばかりだ。

 

だけど俺がする事は少し足しとも変わらねぇ!!

 

俺は絶対にこいつを守るし救い出す!

 

ただそれだけだ!

 

半分野郎は気にくわねぇがな!

 

「なんでもねぇ。行くぞ。」

と返し手を繋いて一緒に帰った。

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