轟焦凍の双子の妹には秘密がある   作:AYURA

3 / 11
一番下にイラストあります!


第2話 雄英高校入試試験! ♪

ピピピピ……ピピピピ……ピピッ

 

 

カチッ

 

 

 

『…んっ~あさ?』

 

バッ‼

 

『今日は、雄英高校の入試だ!もう、焦にぃは推薦で合格してるから、頑張らないと!!

 

 

 

って…その前に朝ごはん作らなきゃ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

~リビング~

 

 

 

トントントントン

 

 

『あれ?焦にぃ…?』

 

 

リビングに行ったら、焦にぃが朝ごはんを作ってくれていた。

 

 

「んっ?莉愛か…おはよ」

 

 

『んっ、おはよう。朝ごはん作ってくれたの?』

 

 

 

「あぁ。莉愛は雄英の入試だろ?いつも、作ってくれてるからな…今日くらいは、俺が作るよ。」

 

 

 

そうなのだ。お母さんが入院してから初めのうちは私とお姉ちゃんとお手伝いさんと作っていたが、私が、中学生になってから私が作ることが多くなったのだ。

 

 

『ありがとう!

 

 

そっかー、焦にぃはもう合格してるもんね!

私も頑張って合格しなきゃ!』

 

 

「お前なら、心配せずとも受かるよ。」

 

 

焦にぃにそう言いながら頭を撫でなれ、頬が赤くなるのを感じた。

 

 

『んっ頑張る!もうご飯食べ終わったから、もう行くね!焦にぃ朝ごはん美味しかったよ~!

 

いってきまーす!』

 

と、バタバタしながらリビングを出た。

 

 

 

「クスッ…相変わらず可愛いやつだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな私達の後ろ姿を見ている影があり、「頑張れよ…」と言っていたのを私達は、知らなかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

私は今、プレゼントマイクによる入試試験の説明をうけていた。

 

 

 

 

《今日は俺のライヴにようこそー!エディバディセイイ!!!!!》

 

 

 

誰もプレゼントマイクの掛け声に答えなかったが、気にしないのかそのまま試験の説明が始まった。

 

 

説明をまとめると、実技試験の内容は模擬市街地で10分間3種のそれぞれP数が違う、仮想敵を行動不能にしてPを稼ぐというもの。簡単で分かりやすくて助かった。

 

 

各自動きやすい格好に着替え、振り分けられた演習場に向かう。

 

 

 

 

 

《はい、スターーート!》

 

 

 

 

 

『よっと!』

 

まず、三角柱の氷を10個作り、その一つに横乗りした。ここまでで、1秒! そして、飛ぶ!

 

 

 

今の私の状態じゃ、個性の偽装とかにほとんど力をつかっていて4分の1のぐらいの力しか出せないけど、こんな弱いロボットを倒すだけだったらこれで充分!

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼントマイクさんの声が響き渡る。

 

 

 

 

《どうしたぁ!?実践じゃカウントなんざねぇんだよ!!》

 

 

 

 

 

 

その言葉に他の受験生が一気に走り始める。

こんな人数だ、仮想敵も無限に出てくるわけじゃないだろうし、これは先に見つけたもの勝ちっ!

飛びながら50メートルぐらい離れたところで後ろを走っている受験生を見る。

 

 

 

 

 

 

 

『よし』

 

これだけ差が付いたら大丈夫かな?

 

 

 

「アイツ早ぇ!?」

 

 

 

 

 

 

 

遅れてスタートした受験生たちは50メートルは離れて飛んでいる私をみて驚いた様子だ。

 

 

 

 

 

当たりを見まわし、仮想敵を見つけ次第私は三角柱の氷の結晶で仮想敵に貫通させ、どんどん壊していく。

 

 

この方法でポイントを稼ぎつつ途中動けない子や危ない状況の人に近づいて助けたりした。

 

 

『シュート!』

 

よし!今ので50ポイント!

 

この調子で残りも頑張らないと!

 

 

 

 

 

 

そう思っている時だった…

 

 

 

 

《ガシャーン!!!!》

 

 

 

 

と大きい音と共に私が立っている所が陰ったのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

振りむけばそこにいたのは、プレゼントマイクさんが実技試験の説明で言っていた0ポイントのお邪魔虫ギミックだっだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「逃げろー!」」」」

 

「あんなの無理だ!」

 

「どうやって倒せって言うんだよ!」

 

「ふざけんじゃねー!」

 

 

 

 

 

 

他の受験生が叫びながら必死に逃げている中、私はどうやって倒すか考えていた。

 

 

見たところ、瓦礫に埋まって動けない人や腰が抜けて立てない人、逃げ遅れている人が何名かいた。

 

 

となると、大きな氷で貫くのはギミックが倒れたら逃げ遅れている人達に被害が出るから無理だ。

 

 

 

 

 

「おい!おい!お前大丈夫か?」

 

 

考えている途中で肩を揺らす黒い髪で目の所に傷が有る1人の男子がいた。

 

 

『?…私?』

 

 

?「お前しかいないだろ!てか、お前早よ逃げろ!危ないだろ!」

 

 

 

あの程度のギミックなら逃げる必要なんてないけど…それに、逃げ遅れた人達を助けないと危ないし…

 

 

『あなたはどうするの?』

 

 

「? 決まってるだろ!逃げ遅れている人を助ける!」

 

 

危ないと言う癖に、自分は助けに行くと言う男子がなんだか可笑しくて見えて笑ってしまった。

 

 

『あはは!あなた面白いね。同じ考えの人がいるとは思ってなくて笑っちゃった!あなた個性は?』

 

 

目の前の男子は、不思議そうな顔をして答えた。

 

 

「硬化だけど…それがどうしたんだ?」

 

 

『じゃあ、私がギミックを凍らせて動きを止めるから、その間に救助お願い出来る?』

 

 

目の前の男子は、私の言葉を聞いたあと少し

ポカーンとしニッと笑いこう言った。

 

 

「おう、任せとけ!」

 

 

『じゃあ、行こう!』

 

 

「おう!」

 

 

私達は、顔を見合わせ、私はギミック全体が見渡せる建物の上まで飛んで行き、目に傷がある男子は救助に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『よっと、到着!ここならいいかな?』

 

私は周りを見渡してから、目を閉じ一度深呼吸した。

 

『フー…対象はお邪魔虫なギミック、逃げ遅れた人達を巻き込まないように要注意しないとねっ!

 

 

いくよ!デュランダル!!!!

 

 

 

 

 

 

《 仄白き雪の王

 

銀の翼以て

 

眼下の大地を白銀に染めよ

 

来よ 氷結の息吹

 

ーアーテム・デス・アイセスー!!》』

 

 

 

 

 

 

 

 

そう唱えた瞬間、私の周りに4つの小さな立方体が浮かび、そこから白い光が放たれた瞬間、私の目の前には白銀の世界が広がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。