ルイズと無重力巫女さん   作:1-UP-code

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第七話

 「ヴァリエール家やトリステインの貴族様ってのはどうしてこう見栄を張るのかしらねぇ~?」

 「あ、アアンタたちとは違ってこちらには貴族として、てのプププププライドドドドがあ、あるのよ!!」

 安易な挑発に乗りまくってどもりまくっているルイズに対しキュルケは顔に微笑を浮かべながら挑発している。

 置いてけぼりにされたタバサは活字に目を通しながらもちらちらとその光景を眺めていた。

 詳しいことは知らないが代々ツェルプストー家とヴァリエール家は犬猿の仲らしい。

 お互い戦争の時には殺し殺され、ヴァリエール家はツェルプストー家に愛人を寝取られまくったりと、色々と凄まじい。

 ふとタバサは肩を振るわせ顔を真っ赤にして怒鳴っているルイズを見て、彼女が召喚した変わった服を着た少女の事を思い出した。

 あの時自分はキュルケと一緒にギーシュとの決闘を見に行ったが序盤から度肝を抜かされた。

 使い魔召喚の儀式で見た針投げと、先住魔法と思われる空中浮遊。

 

 そして一瞬でギーシュの背後に移動した正体不明の魔法、それに青銅のゴーレムを一撃で粉砕した謎の紙。

 どういう仕組みか少し分からないが彼女はあの少女が持っている力をもっと知りたくなってきた。

 そんなことを考えつつもタバサは活字から隣にいる紅白の少女へと視線を変えた。

 ―――隣には誰もいなかった、見えるのは棚にたくさん詰められた分厚い辞典だけ。

 「?」

 何処に行ったのかと思い、顔を動かすといつの間にかあの少女は書店の出入り口へと足を運んでいた。

 ふと視線を動かすと表通りで一人の貴族―確かモット伯とかいう名前だったはず―が給士の手を掴んでいるのが見えた。

 

 

 

 「いい加減見栄張るのはどうかと思うわよ~?」

 「アンタなんかに張ってないわよ!!」

 一方ルイズとキュルケの二人の口げんかはそろそろキュルケの勝利で終わりそうであった。

 ルイズは大声で叫んでいるため、息切れしそうなのだが…それにもかかわらず更に声を上げて叫んでいる。

 店の者達が止めればいいのだがここを経営しているのは全て平民であるため。下手に声を掛けられないでいた。

 「だいたいアンタたちゲルマニアの貴族は不躾なのよ!聞けば金さえ出せば平民でも貴族になれるらしいわね!!なんて非道い国!」

 「毎年伝統やしきたりに拘りすぎてどんどん国力を減らしてる国が言える言葉?」

 「うっ!!そ…それは。」

 弱いところを突いたと思っていたら逆に突かれてしまい一瞬怯んだルイズだが再び口を開いた。

 

 

 「と、トリステインの貴族達はアンタたちとは違って皆上品よ!!それだけは他の国に負けはしないわ!」

 「じゃあ表で痴漢行為を働いている貴族は何処の国から来たのかしらね?」

 そう言ってキュルケが外の方を指さし見てみると王宮勅使であるジュール・ド・モット伯爵が真っ昼間から女性の手を無理矢理掴んでいる光景があった。

 一瞬ルイズは目を見開き口をポカンと開けていた。キュルケはそれを見てクスクスと笑うと追い打ちを掛けかの如くこう言った。

 「あれじゃあ貴族の数が減るのは当たり前ねぇ。上品の『じょ』の字も無いわ。」

 次の瞬間ルイズは荒ぶる獅子の如く猛ダッシュで入り口へと向かい突っ立っていた霊夢を突き飛ばし外へと出た。

 キュルケと事がよくわからないタバサは口をポカンと開けただただ見つめていた。

 

 「ルイズっ…!全くあの子…。」

 さっきまでルイズをおちょくっていたキュルケが苦笑混じりにそう言い、床に倒れている霊夢に目を向けた。

 「突き飛ばされたそこの紅白ちゃんは…大丈夫?」

 「だから紅白紅白言うなって…あいてて。」

 霊夢はズキズキと痛む頭を抱えてゆっくり立ち上がった。

 突き飛ばされた霊夢はそのまま後頭部を本棚で強く打ってしまっていた。

 

 

 

 「何かあった?」

 事を理解していないタバサが少し目を丸くしてキュルケに話しかけた。

 「あぁ…いやね?あの子をおちょくってたら外から声が聞こえて見たらトリステインの貴族さんが痴漢紛いの行為をしてるのを見て…。」

 「それで止めに行ったって訳?イテテ…。」

 霊夢は後頭部を手でさすりながらも外の方へと目をやった。

 

 

 その頃、数時間ほど前にルイズが入った杖専門の店から出てきた男が騒ぎに気が付いていた。

 「何かあったのか……?」

 男は被っていた羽帽子を上にずらし音のする方へ目を向けた。

 そこでは数人の人だかりが出来ており、新たに二、三人来るとほかの数人が追い出されるように去ってゆく。

 それだけならただ一瞥するだけに終わり他の所へ行くつもりだったが人だかりの真ん中に貴族と話し合っている少女の姿が見えた。

 その少女は綺麗な桃色のブランドヘアーで、まだまだ小さい身長。

 それは親同士が決めた婚約者であり。小さな小さな彼の恋人であった。

 「あれは…ルイズ、ルイズなのか?」

 彼はそう呟くと少女の元へと歩を進めた。

 

 

 

 

 「あ~らら、何か大変なことになってるわね?」

 「なにがあ~らら、よ。」

 とりあえず外へ出たキュルケ、タバサ。それに霊夢は随分と面倒なことになってきたと思っていた。

 あの後猛ダッシュでモット伯の所へ接近したルイズがモット伯の手を掴み。素早く給士を自分の後ろへ下がらせた。

 突如出現した貴族の子供に怒ったモット伯は今にもルイズに掴みかからん勢いだったがルイズも負けじとモット伯を睨む。

 どうやら彼は相手があのヴァリエール家の三女だと知らないらしい。知っていたらこの様な事は恐らくはしないだろう。

 「あなたの御主人様が大変な事してるわよ。止めに行かなくて良いの。」

 「なんか目がすごいギラついてるんだけど…?」

 行ってこいといわんばかりな風に言うキュルケはいかにも面白いものが見れるという目で霊夢を見ていた。

 

 

 3人は離れた位置からただただその光景を眺めていた。

 ふとその時、一人の男が人混みの中から現れ、ルイズ達の方へと向かっていく。

 「ん、誰かしらアレ?」

 霊夢は足を止め、その男を見て首を傾げる。

 そのとき横からタバサが丁寧にも説明してくれた。

 「恐らく、王宮の魔法衛士隊の一つ、グリフォン隊。」

 

 「あれ、あんたも外に出てきたの?影が薄いからわからなかったわ。」

 「………酷い。」

 タバサのその言葉に霊夢は気まずそうな顔をして頭をかいた。

 先ほど打った後頭部を掻いたため、再び頭を押さえることになったが…。

 「すまない、モット伯とお見受けしたが。」

 「あ……貴様、衛士隊の者か?」

 ピンク髪の少女もといルイズと睨み合っていたモット伯は最中突如声を掛けてきた男に視線を向ける。

 羽帽子を深く被っていて顔がよく分からないが付けているマントでその者が魔法衛士隊とわかった。

 「左様。私は魔法衛士隊の内一つ、グリフォン隊の隊長です。」

 男は帽子を取るとその場でモット伯に頭を下げた。

 顔から見て年齢は20代後半といったところで。もう少し若ければ「美男子」と呼ばれるほどである。

 ルイズはその顔に見覚えがあり思わずその男の名前を言ってしまった。

 

 

 

 「し、子爵!ワルド子爵ですか!?」

 

 

 

 ワルドという名前にモット伯は驚いた。

 「なに!あの「閃光」の!?」

 最近モット伯は「閃光」の二つ名を持つ魔法衛士隊隊長が活躍しているという話を聞いていた。

 その仕事ぶりは熱心で、常に自身の魔法もしっかりと磨いているらしい。

 「いかにも。」

 そう言ってワルド子爵は笑顔でそう言った。

 モット伯は数歩後退すると服装を正し、口を開いた。

 「して、そのワルド子爵が何用でここに?」

 最近街では悪徳役人、徴税官がいるらしいのでそれを取り調べるため街のあちこちに調査員や衛士隊が送られている。

 モット伯自身はそのような事はしない。するといえば街での美少女さがしなものだ。

 しかし万一と言うこともある、モット伯は冷静に対処することにした。

 「いやなに、今日は非番でして。それを機に少し調子が悪かった杖の修繕をして帰るところでしたのだが…。」

 ワルドはそう言い後ろにいるルイズへと視線を移した。

 

 

 

 「何分そこにいるヴァリエール家の三女とあなた様が喧嘩をしていたので…。止めようとついつい。」

 「ヴァ…!?ヴァリエール家の三女…まさか!」

 モット伯は先ほどまで睨み合っていた少女があの名家の三女だと信じられない顔つきでルイズの方を見て、すぐに なるほど… と呟いた。

 「…目元はあの「烈風カリン」にそっくりだ。」

 「でしょ?だから今正に起ころうとしていた荒事を止めに来たのです。」

 そう言ってワルド子爵はモット伯の傍によるとポンポンと肩を叩き、あることをモット伯の耳に直接吹き込んだ。

 「それにミス・ヴァリエールはあのアンリエッタ王女と幼少の頃遊び相手として付き合っていて、私とは親同士が決めた婚約者

 もしここで厄介事を起こしてしまい彼女が怪我をしてしまったら王女様に何を言われるかわかりませんよ。まぁそれ以前にこの私が許しはしませんが。」

 ボソボソ声だったので周りには聞こえていないが遠目から見たらモット伯は体を小刻みに震わせていた。

 「もしあなたがここで下がってくれるなら今回のことは目をつむっておきましょう。」

 「あ…ああ。」

 モット伯はコクリ、と頷くと後ろで待っていたお供の傭兵達を連れ急いで町の中へと消えていった。

 そのあとルイズは大きくため息を吐くとそのままペタンと地面にだらしなく座った。

 「やぁ、久しぶりだね。大丈夫だったかい?」

 ワルドは凛とした声で地面に座ったルイズに手を差し出すとルイズはワルドの手を取り再び立ち上がった。

 「あ…?えぇ、子爵様も…」

 その時ルイズの後ろから出遅れてしまったキュルケ、タバサ、霊夢の3人がやってきた。

 「あら?いい男じゃない。」

 「全く…。」

 「………。」

 ワルドはやってきた3人の内、特に変わった服装をした霊夢を見て、興味深そうに言った。

 

 

 

 「ほぉ、後ろの3人は君の友達かい?」

 「いえ、友達とかそういうのでは…というかレイムは私が召喚の儀式で呼んだというか…呼んでしまった…とか。」

 ルイズはワルドの顔を見てしどろもどろに言った。

 ワルドはそんなルイズに軽く微笑むと霊夢の方に顔を向けて話しかけた。

 「と、いうことは君は彼女の使い魔かな?」

 ワルドの発した「使い魔」という言葉に霊夢はムッとしながらも返事をした。

 

 「失礼ね、私は使い魔なんかじゃないわよ。」

 

 霊夢は鋭い睨みでワルドを見つめてそう言った。

 ワルドはそれに両手を前に出し苦笑いしながら答えた。

 「あ…気を悪くしたなら、謝るよ。ということは、君はルイズの友人?」

 「友人でもないわ。」

 いっそう強まる霊夢の睨みにワルドはただただ苦笑いするしかなかった。

 

 

 

 

 その夜―――

 トリステイン魔法学院のとある一角――

 

 

 

 そこはとある塔の頂上にあり、ドアを開ければ目の前には大きな門がそびえ立っている。

 その門の前にフードを被った一人の女性がいた。懐から杖を取り出し短い詠唱の後、門の鍵を閉めている錠前目掛けて杖を振る。

 杖から出た緑色の霧はしかし、あっさりと拡散してしまい。『解錠』の呪文を無効化してしまった。

 女性は小さく舌打ちすると腹いせに門を一蹴りしてやろうと思ったが先ほど入ってきた出入り口から人の声が聞こえてくることに気が付き、慌てて柱の影に隠れる。

 「ここが宝物庫か…赴任してから初めて見るな。」

 「ま、ここの警備は退屈だからいつもよりかは昼寝できると思うぜ。」

 その言葉遣いからして学院の警備をしている衛士達であろう。着込んでいる鎧のギシギシとした音も聞こえる。

 「そういえばこの前コルベールっていう教師がここについて詳しく教えてくれたんだよ。」

 「なになに?」

 「『この門は多数のスクウェアメイジ達があらゆる呪文に対抗するために設計したのだ。』って言ってたんだよ。」

 「へぇー…それじゃあ俺たち平民どころか並大抵のメイジでも開けれそうにないな。」

 そこまで聞き、女は忍び足でここから出ようとしたが次に出た言葉で思わず足を止めた。

 「でもその代わり塔の外壁は滅茶苦茶でかいゴーレムが物理攻撃をくわえれば簡単に壊れるらしいぜ?」

 

 

 

 その言葉を聞き、女はフッと小さく鼻で笑い、静かにその場を去った。

 

 

 

 翌日…

 ルイズと朝食を食べ終えた後、霊夢は厨房の方へと足を向けた。

 霊夢が足を止め、目の前にある大きな建物を見上げていると中へ入る前にこちらに気づいた一人のシェフが霊夢に近づいてきた。

 「お、誰かと思えばレイムじゃねえか。どうしたんだ?」

 彼の名前はマルトー、この厨房を取り仕切る料理長である。

 

 

 

 何故マルトーが霊夢のことを知っているかといえば…それはギーシュとの決闘から翌日の夜である。

 夕食を食べ終えた後、今更ながら風呂に入っていないことに気づいた霊夢はルイズに風呂がないかと聞いてみた。

 どうやら貴族専用と平民専用の風呂が二つあるらしくそれを聞いた霊夢はとりあえず貴族専用の風呂に足を運んだ。

 そこは水面に色とりどりの花が浮いており、空間を香水の匂いで満たしていた。どうやら香水風呂だったらしい。

 こんな風呂に入りたくない霊夢は諦め平民専用の風呂にも寄ってみたがそこも駄目であった。

 霊夢にとってそれは『サウナ風呂』であり、まともなお風呂がないことに霊夢は思わず舌打ちをし辺りを見回した。

 ふと一人のコックが大きな建物の入り口の横に大人三人くらいが入れそうな大鍋を置いているところを見た。

 そして近くに置かれている大量の赤レンガ。ふと霊夢の頭にある考えが浮かぶ。

 

 

 

 『お風呂が無ければ自分で作ればいいのだ。』

 

 

 

 すぐさま行動に移すべく霊夢は早歩きで建物の入り口で休憩している男の近くに寄った。

 「ねぇねぇちょっと。」

 「ん?おめぇは昨日魔法を使ってた…貴族様が何のようですかい?」

 男は明らかに嫌な目と言い方で霊夢に言った。

 マルトーは貴族が大嫌いな平民であり、理由は魔法を使えると言うだけでいばり、食事を提供しているのにお礼の一つもしないからそりゃ嫌いになる。

 どうやらこの男、貴族嫌いの平民らしい。霊夢は察知し、ため息を吐くと口を開いた。

 「失礼ね。私は貴族とかそういうのじゃないわよ、それに貴族も平民も同じじゃないの?」

 「ほぉ、何処が違うんだい?」

 その後数分くらい話しが続き「魔法さえ使わなければ同じ人間。要は公平に見ればいいだけのことよ。」という言葉で終了した。

 男は最初こそは嫌な目で見ていたが段々と目の色が変わっていき、話が終わった後は笑顔で霊夢の背中を軽く叩いた。

 「公平に見ろ、か………貴族様々の世間にまだそんな考え方をする奴がいたとはな。気に入った、お前さん名前は?」

 「博麗霊夢。霊夢って呼び捨てにしても構わないわ。」

 「レイムか…変わってるが悪い名前じゃねぇ。俺はマルトーだ。」

 そういってお互い握手した後霊夢はマルトーに事の用件を話した。

 「成る程、まともな風呂がないからこの大鍋とレンガを使って自作するのか…お前一人で運べるか?」

 マルトーがペチペチと大鍋を叩きながらそう言い、今日と昨日の疲れがまだ少し残っていた霊夢は思わず首を横に振った。

 それを見たマルトーが「なら運ぶのを手伝ってやるよ。なに、仕事ならもう終わったしな。」と言い鍋を人が余り来ない草むらへと運んでくれた。

 次に霊夢は持ってきた大量の赤レンガを暖炉のように積み重ね、その上に鍋を置いた。

 

 

 

 「で、後は鍋の底に木の板を敷いて…中に水を入れて暖炉に薪をくべたら…あとは燃やすだけ。」

 それを見ていたマルトーは思わず手を叩き、満面の笑みで霊夢の側に寄った。

 「おめーさん結構風呂が好きなのか?こんな面倒くさいこと、魔法使う連中はやりそうにねぇぜ。」

 その後霊夢はマルトーにお礼を言った後、服を脱いで風呂に入ろうかと思ったがマルトーが「一杯飲んでいかないか?」という誘いで風呂にはいるのは明日にすることにした。

 

 

 

 そして再び今の時間に戻る…

 

 

 

 「ほぉー…ティーセットを一つ貸して貰いたいと。」

 「昨日町でルイズにお茶を買って貰ったから飲んでみようと思って。」

 「そんな事ならおやすい御用さ。ちと待ってろ。」

 そう言うとマルトーは厨房の奥へと消えていった。

 数分入り口で立ち往生しているとマルトーが一人で戻ってきた。そしてその後に黒い髪と黒目の給士がティーセットを持ってついてきた。

 「あれ!あなたはあの時ミス・ヴァリエールの後ろにいた…。」

 「ん、シエスタ。レイムと昨日何処かで会ったのか?」

 「この子町で何処かの変態貴族に手を無理矢理掴まれていたところを見かけてね…まぁ助けたのは別の奴だったけど。」

 「あの時は本当に助かりました。なんとお礼を言えばよいか…。」

 「いやぁ~私が助けた訳じゃないからそんなお礼されても…。するならあの羽帽子を被ってた男の方に…」

 

 

 

 

 そんなとき、何処からか物凄い爆発音が聞こえてきた。

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