なので、同じ内容です(笑)
多少…。
いえ、多く無理矢理な箇所があります。
何より、文章が本編に全く及んでいないです。
それでも、よろしければ。
あっ、後…。
マスクに[ライダー]と刻まれた時の王者の行動は想像なので、実際と違うかと思います。
戦兎の制止を聞かず…
『ブリザード・ナックル』
を使用し、変身したかずみん!
果たして、その運命はぁぁぁぁぁ!
一方…。
一路、パンドラタワーの屋上を目指す戦兎達…
「確かに、上に向かう階段を登っていははずだ。」
驚愕する戦兎。
「だよな…。」
万丈も同意する以外の答えは出せなかった。
「ここは、パンドラタワーだ。エボルトが何か仕掛けたに違いない! 油断するな。」
仮面ライダーローグに変身していては、得意のTシャツ芸は使えない幻徳は、マスクの下で悔しがる。
「そうだな、ここが何であれ、パンドラタワーの中には違いない。」
幻徳の言葉に、気を締める戦兎。
「そんなに、身構えなさんな。」
背後からかかる声の主は…。
「エボルト!」
振り向いた万丈は声を荒らげる。
「これは、どういう事だ…。」
戦兎も構えは崩していない。
「見ての通りさ。」
両手を肩まで上げ、肩をすくめる。
「殴り合う戦うだけなんて、つまらないだろう。10年もこの星に居たんだ。それらしい戦いを用意しただけさ。」
『本気か!?』
それは、幻徳が取り出したTシャツにプリントされた文字!
マスクの下の見えるはずの無い、ほくそ笑む顔が見える戦兎。
「本気さ。」
エボルトが幻徳のTシャツ芸に答えた。
「疑ってるのか?」
「あたりめえだ!」
万丈の声は殺気立つ。
「仕方ねぇなあ。サービスだぜ。」
エボルトがまた肩をすくめた。
「ここでの時間はカウントしない。」
間を置き、
「こいつを約束として置いとくぜ。」
黒いパンドラパネルを取り出す。
「解った…。」
戦兎も覚悟を決めたようだ。
「良いのかよ。戦兎。」
万丈は疑ったままだ。
「俺達が逆らっても、どうにもならないからな…。」
なだめる戦兎。
『俺は、禿同!!!』
新たなTシャツが取り出された。
「何枚、持ってんだよ!」
ついに、万丈が突っ込む!
『ニヤリ』
仮面ライダーローグの口元が歪む。
目をマスクの上から擦る戦兎!
「目の錯覚か…。」
「良いだろう、エボルト。この戦い受ける!」
戦兎の言葉に頷く二人。
「解ったぜ、戦兎!」
了承する万丈。
右手に、
『yes!』
左手に、
『no!』
と、書かれたTシャツを交互に上げ下げする幻徳。
しばらく続け…、
『yes!』
の方を上げる。
「ってもよ。俺達は三人しか居ねえぜ?」
「そうだな、万丈の言う通りだ。」
二人で、無視した。
「それなら、心配するな。俺様に任せとけばな。」
無視したのは、三人だった。
『ガーン!(|| ゜Д゜)』
ご丁寧に、顔文字入りだった。
「それまで、用意してんのかよ!」
耐えられなくなった万丈。
戦兎も万丈の視線を追い、幻徳を見た。
刹那!
離れた意識。
エボルトが空間跳躍を使った事に気付かない。
「あれ?」
聞き覚えのある女性の声。
「何処?」
こちらも聞き覚えのある女性の声だが、先程とは違う人物。
「美空!」
最初の声に反応した戦兎。
「紗羽さん!?」
万丈が反応したのは次の声の主。
『どうして、此処に!?』
幻徳は、Tシャツで反応。
「それまで、用意してんのかい!(×四人)」
皆が突っ込む。
「二人確保だ。」
エボルトが、疑問に答えた。
「エボ…。」
戦兎の問い掛けよりも、早く消えていた。
が、直ぐに現れたエボルト。
「よっしゃー! 行くぜ!」
声には聞き覚えがある。
だが、見たことが無い姿の仮面ライダー。
しかし、その姿の特徴はアノ仮面ライダーに酷似していた。
「まさか…。」
戦兎には、心当たりがあるようだ…。
「使ったのか…。」
「あん?」
かけられた声で、状況が変わっていると、ようやく解ったようだ。
「何故、お前…。」
何かに気付き…。
「みーたん!」
駆け寄る。
「その声は…。」
美空も気付いたようだ。
「僕だよ。」
新しい姿を披露するように回る。
「見てよ。新しい姿を。」
「おい! それは使うなって…。」
後に起きるであろう事を考え、口をつぐむ戦兎。
近付き、小声で、
「どっから、ビルドドライバー持ってきたんだよ!」
答える方も自然と小声になる。
「葛城忍、戦兎のお父さんの使ってた奴だ。」
マスクの下は、当然…、
『しまった!』
と、いう顔。
「そんだけ、居りゃあなんとかなるだろう。」
痺れを切らしたエボルト。
「その事に付いては、後で話そう!」
戦兎が、かずみんに念押しした。
「わーてるよ。後でな…。」
かずみんの意味ありげな言葉は、戦兎にしか解らない。
「で、状況だが見て判る様に【野球】で戦う事になった…。」
戦兎の説明。
そう、戦兔達がパンドラタワーを登りたどり着いたのは[野球のグランド]だった。
「えーっ!」
美空の驚き。
「マジで。」
紗羽の桃木。
「何じゃそりゃ。」
かずみんの山椒の木。
だが、直ぐに冷静さを取り戻したい紗羽。流石、難波チルドレンとしての訓練の賜物か。
「でも、人数足りないんじゃあ?」
「それは任せろ。」
戦兎がビルドドライバーのフルボトルを変更。
フォームチェンジ。
そして、
「これなら!」
引かれる武器のトリガー!
「おーっ。(×五人)」
声が揃った。
「人数は十分だ。」
4コマ忍法刀の【分身の術】が、発動し増えた仮面ライダービルド!
「当然、そうするよな。」
エボルトには【分身の術】は折り込み済みだったようだ。
「こっちも、人数は揃ったぜ。」
いつの間にかエボルトの後ろに八人が立っていた。
「おい、あれは…。」
一番に声を上げたのは万丈。
「ああ、エボルトが利用してきた人達だ。」
戦兎も顔ぶれに見覚えがあった。
内海。
西都首相。
北都首相。
難波会長。
葛城忍。
三羽烏。
そして…。
石動惣一!
「どうやって、その人達を。」
戦兔の驚きも当然。そして、一人を除き皆が『うんうん』と頷く。
ただ一人、頷かなかった幻徳は、Tシャツの文字で『うんうん』とやっていた。
「細けえなぁ。俺様の細胞から作ったんだよ。」
本当に面倒くさそうに、
「解ったかい。」
と。
「さて、そろそろ始めようか。」
エボルトがコイントス。
「任せな!」
万丈が一歩前に、目線は宙のコインを追う。
「表! いや、裏だ!」
左手の甲でコインをキャッチし、右手で覆い隠すエボルト。
「いくぜ…。」
開かれたエボルトの手のひらの上には、表向きのコイン。
「外れだ。」
愉快そうに、
「じゃ、俺達からの攻撃で。」
「わーたよ。」
ばつの悪そうな万丈。
「外野とファーストは、俺がやる。」
戦兎の的確な指示。
「ピッチャーは、運動神経から考えれば、万丈。お前だ。」
「任せときな!」
大役をもらい逸(はや)る万丈。
「キャッチャーは、かずみん頼む。」
「おう。」
「ショートは、幻ちゃん。」
『任せろ!』
やはり、用意されていたTシャツ。
「サード。紗羽さん。」
「任せて。」
「セカンドは、美空。」
「みーたんに任せてよ。」
その姿に昇天しかかる、かずみんの心!
「プレーボール!」
試合開始の宣言は、エボルトがいつの間にか集めた本物の審判員。
ピッチャー、仮面ライダークローズ・マグマの第一球!
「いくぜ!」
投げられたボールが、キャッチャーミット目掛け唸りを上げる。
唸りは空気との摩擦音。
摩擦がボールに炎を纏わせる!
炎のボール!
構えるバッターボックスの石動惣一。
「あっ…。」
誰とはなく漏れた声。ただし、一人を除いては。
「よっしゃー!」
ガッツポーズの万丈。
「この球なら、打てねえだろう。」
得意満面。
解説しよう。
仮面ライダークローズ・マグマの投げたボールは、炎を纏い燃えた。
そして、バッターの直前で燃え尽きたのだ。
静寂。
それを破ったのは…、
「ルール違反! ピッチャー、アウト!」
前代未聞の判定。
そして、全員が…、
コケた。
誰も気付いていない…。
その光景を見ていた者の存在を。
その姿に、
『何処かで見た』
と、感じるのは我々がよく見ている者ととの酷似だろう…。
ただし、決定的な違いは顔…。否、マスクの文字!
[ライダー]の文字がマスクに刻まれている。
「こんなところでも、時間の歪みが起きている…。」
自ら確認を口にした。
「正さねば…。」
そして、正された時間は、
「変身!」
仮面ライダーグリス・ブリザード爆誕!
その瞬間から始まる。
この事に、気付く者はマスクに[ライダー]と刻まれた、時の王者だけ…。
そう、我々視聴者も気が付かない!