先日、8月5日の放送が高校野球開会式で、お休みだった時のネタをマイナーSNSの日記投稿したものです。

 なので、同じ内容です(笑)


 多少…。
 いえ、多く無理矢理な箇所があります。
 何より、文章が本編に全く及んでいないです。
 それでも、よろしければ。


 あっ、後…。

 マスクに[ライダー]と刻まれた時の王者の行動は想像なので、実際と違うかと思います。


 


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仮面ライダービルド 野球

 戦兎の制止を聞かず…

 

『ブリザード・ナックル』

 

を使用し、変身したかずみん!

 

 果たして、その運命はぁぁぁぁぁ!

 

 

 

 一方…。

 

 

一路、パンドラタワーの屋上を目指す戦兎達…

 

 

「確かに、上に向かう階段を登っていははずだ。」

 驚愕する戦兎。

 

「だよな…。」

 万丈も同意する以外の答えは出せなかった。

 

「ここは、パンドラタワーだ。エボルトが何か仕掛けたに違いない! 油断するな。」

 仮面ライダーローグに変身していては、得意のTシャツ芸は使えない幻徳は、マスクの下で悔しがる。

 

「そうだな、ここが何であれ、パンドラタワーの中には違いない。」

 幻徳の言葉に、気を締める戦兎。

 

 

「そんなに、身構えなさんな。」

 背後からかかる声の主は…。

 

「エボルト!」

 振り向いた万丈は声を荒らげる。

 

「これは、どういう事だ…。」

 戦兎も構えは崩していない。

 

「見ての通りさ。」

 両手を肩まで上げ、肩をすくめる。

「殴り合う戦うだけなんて、つまらないだろう。10年もこの星に居たんだ。それらしい戦いを用意しただけさ。」

 

『本気か!?』

 それは、幻徳が取り出したTシャツにプリントされた文字!

 マスクの下の見えるはずの無い、ほくそ笑む顔が見える戦兎。

 

「本気さ。」

 エボルトが幻徳のTシャツ芸に答えた。

「疑ってるのか?」

 

「あたりめえだ!」

 万丈の声は殺気立つ。

 

「仕方ねぇなあ。サービスだぜ。」

 エボルトがまた肩をすくめた。

「ここでの時間はカウントしない。」

 間を置き、

「こいつを約束として置いとくぜ。」

 黒いパンドラパネルを取り出す。

 

「解った…。」

 戦兎も覚悟を決めたようだ。

 

「良いのかよ。戦兎。」

 万丈は疑ったままだ。

 

「俺達が逆らっても、どうにもならないからな…。」

 なだめる戦兎。

 

『俺は、禿同!!!』

 新たなTシャツが取り出された。

 

「何枚、持ってんだよ!」

 ついに、万丈が突っ込む!

 

『ニヤリ』

 仮面ライダーローグの口元が歪む。

 

 目をマスクの上から擦る戦兎!

「目の錯覚か…。」

 

 

「良いだろう、エボルト。この戦い受ける!」

 戦兎の言葉に頷く二人。

 

「解ったぜ、戦兎!」

 了承する万丈。

 

 右手に、

『yes!』

 左手に、

『no!』

と、書かれたTシャツを交互に上げ下げする幻徳。

 

 しばらく続け…、

『yes!』

の方を上げる。

 

「ってもよ。俺達は三人しか居ねえぜ?」

「そうだな、万丈の言う通りだ。」

 二人で、無視した。

 

「それなら、心配するな。俺様に任せとけばな。」

 無視したのは、三人だった。

 

『ガーン!(|| ゜Д゜)』

 ご丁寧に、顔文字入りだった。

 

「それまで、用意してんのかよ!」

 耐えられなくなった万丈。

 

 戦兎も万丈の視線を追い、幻徳を見た。

 

 

 刹那!

 

 離れた意識。

 

 

 エボルトが空間跳躍を使った事に気付かない。

 

「あれ?」

 聞き覚えのある女性の声。

「何処?」

 こちらも聞き覚えのある女性の声だが、先程とは違う人物。

 

「美空!」

 最初の声に反応した戦兎。

 

「紗羽さん!?」

 万丈が反応したのは次の声の主。

 

『どうして、此処に!?』

 幻徳は、Tシャツで反応。

 

「それまで、用意してんのかい!(×四人)」

 皆が突っ込む。

 

「二人確保だ。」

 エボルトが、疑問に答えた。

 

「エボ…。」

 戦兎の問い掛けよりも、早く消えていた。

 

 が、直ぐに現れたエボルト。

 

「よっしゃー! 行くぜ!」

 声には聞き覚えがある。

 だが、見たことが無い姿の仮面ライダー。

 しかし、その姿の特徴はアノ仮面ライダーに酷似していた。

 

「まさか…。」

 戦兎には、心当たりがあるようだ…。

「使ったのか…。」

 

「あん?」

 かけられた声で、状況が変わっていると、ようやく解ったようだ。

「何故、お前…。」

 

 何かに気付き…。

「みーたん!」

 駆け寄る。

 

「その声は…。」

 美空も気付いたようだ。

 

「僕だよ。」

 新しい姿を披露するように回る。

「見てよ。新しい姿を。」

 

「おい! それは使うなって…。」

 後に起きるであろう事を考え、口をつぐむ戦兎。

 

 近付き、小声で、

「どっから、ビルドドライバー持ってきたんだよ!」

 

 答える方も自然と小声になる。

「葛城忍、戦兎のお父さんの使ってた奴だ。」

 

 マスクの下は、当然…、

『しまった!』

と、いう顔。

 

 

「そんだけ、居りゃあなんとかなるだろう。」

 痺れを切らしたエボルト。

 

「その事に付いては、後で話そう!」

 戦兎が、かずみんに念押しした。

「わーてるよ。後でな…。」

 かずみんの意味ありげな言葉は、戦兎にしか解らない。

 

「で、状況だが見て判る様に【野球】で戦う事になった…。」

 戦兎の説明。

 

 そう、戦兔達がパンドラタワーを登りたどり着いたのは[野球のグランド]だった。

 

「えーっ!」

 美空の驚き。

「マジで。」

 紗羽の桃木。

「何じゃそりゃ。」

 かずみんの山椒の木。

 

 だが、直ぐに冷静さを取り戻したい紗羽。流石、難波チルドレンとしての訓練の賜物か。

「でも、人数足りないんじゃあ?」

 

「それは任せろ。」

 戦兎がビルドドライバーのフルボトルを変更。

 

 フォームチェンジ。

 

 そして、

「これなら!」

 引かれる武器のトリガー!

 

「おーっ。(×五人)」

 声が揃った。

 

「人数は十分だ。」

 4コマ忍法刀の【分身の術】が、発動し増えた仮面ライダービルド!

 

 

「当然、そうするよな。」

 エボルトには【分身の術】は折り込み済みだったようだ。

 

「こっちも、人数は揃ったぜ。」

 いつの間にかエボルトの後ろに八人が立っていた。

 

「おい、あれは…。」

 一番に声を上げたのは万丈。

 

「ああ、エボルトが利用してきた人達だ。」

 戦兎も顔ぶれに見覚えがあった。

 

 内海。

 西都首相。

 北都首相。

 難波会長。

 葛城忍。

 三羽烏。

 

 そして…。

 

 石動惣一!

 

「どうやって、その人達を。」

 戦兔の驚きも当然。そして、一人を除き皆が『うんうん』と頷く。

 ただ一人、頷かなかった幻徳は、Tシャツの文字で『うんうん』とやっていた。

 

「細けえなぁ。俺様の細胞から作ったんだよ。」

 本当に面倒くさそうに、

「解ったかい。」

と。

 

 

「さて、そろそろ始めようか。」

 エボルトがコイントス。

 

「任せな!」

 万丈が一歩前に、目線は宙のコインを追う。

「表! いや、裏だ!」

 

 左手の甲でコインをキャッチし、右手で覆い隠すエボルト。

 

「いくぜ…。」

 開かれたエボルトの手のひらの上には、表向きのコイン。

 

「外れだ。」

 愉快そうに、

「じゃ、俺達からの攻撃で。」

 

「わーたよ。」

 ばつの悪そうな万丈。

 

 

「外野とファーストは、俺がやる。」

 戦兎の的確な指示。

「ピッチャーは、運動神経から考えれば、万丈。お前だ。」

「任せときな!」

 大役をもらい逸(はや)る万丈。

 

「キャッチャーは、かずみん頼む。」

「おう。」

 

「ショートは、幻ちゃん。」

『任せろ!』

 やはり、用意されていたTシャツ。

 

「サード。紗羽さん。」

「任せて。」

 

「セカンドは、美空。」

「みーたんに任せてよ。」

 その姿に昇天しかかる、かずみんの心!

 

 

「プレーボール!」

 

 試合開始の宣言は、エボルトがいつの間にか集めた本物の審判員。

 

 

 ピッチャー、仮面ライダークローズ・マグマの第一球!

「いくぜ!」

 

 投げられたボールが、キャッチャーミット目掛け唸りを上げる。

 

 唸りは空気との摩擦音。

 

 摩擦がボールに炎を纏わせる!

 

 

 炎のボール!

 

 構えるバッターボックスの石動惣一。

 

 

「あっ…。」

 誰とはなく漏れた声。ただし、一人を除いては。

「よっしゃー!」

 ガッツポーズの万丈。

「この球なら、打てねえだろう。」

 得意満面。

 

 

 解説しよう。

 

 仮面ライダークローズ・マグマの投げたボールは、炎を纏い燃えた。

 そして、バッターの直前で燃え尽きたのだ。

 

 

 静寂。

 

 

 それを破ったのは…、

「ルール違反! ピッチャー、アウト!」

 前代未聞の判定。

 

 

 そして、全員が…、

 

 コケた。

 

 

 誰も気付いていない…。

 

 その光景を見ていた者の存在を。

 

 その姿に、

『何処かで見た』

と、感じるのは我々がよく見ている者ととの酷似だろう…。

 

 ただし、決定的な違いは顔…。否、マスクの文字!

 [ライダー]の文字がマスクに刻まれている。

 

「こんなところでも、時間の歪みが起きている…。」

 自ら確認を口にした。

「正さねば…。」

 

 

 そして、正された時間は、

 

「変身!」

 仮面ライダーグリス・ブリザード爆誕!

 

 その瞬間から始まる。

 

 

 この事に、気付く者はマスクに[ライダー]と刻まれた、時の王者だけ…。

 

 そう、我々視聴者も気が付かない!

 

 


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