IS EVOL A KAMEN RIDER? 無限の成層圏のウロボロス SI-N   作:サルミアッキ

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惣万「さぁ、前回のお話は?」
一夏「どーもはじめましてー。で、ちふゆねえこれなにー?」
千冬「これはな、本文とは関係ないあらすじだ。小話とか最近の出来事とか色々言って良い所なんだぞー?」
惣万「と言う訳で本編一夏が初登場でした。このころから料理好きの兆しが見えてるってすげぇな……某運命のエロゲ主人公といい、ラノベ界隈で料理男子は基本なのかね」
千冬「……(『一夏の前で情緒教育に相応しくない言葉は使わないでくれるか?』という目)」
惣万「おっと、ゴメン。でも慣れさせておいた方が良いと思う……(原作一夏を見ながら)」
一夏「あ、さいきんあったことといえばねー、ちふゆねえとそうまにいのかいだしふうけいみてたしょうてんがいのにーちゃんが、おしどりふうふみたいだねぇっていってたー!」
千冬・惣万「「ふぁっ!?」」


第三話 『力のボーダーライン』

「そうだ、惣万。前、道場に弁当を届けてくれたことがあっただろう」

「んぁ、あったなぁ。それがどうした?」

 

 只今俺達は中学校にて学生の本分の勉学にハゲンデイル(棒読み)……。いや、正直に言おう。二回目の中学校生活だから滅茶苦茶ダルい。まぁ成績は前世でも優秀の部類に入っていたから、教科書一回見れば大体分かるようになっていた。ディケ〇ドかよ……、門矢さんには負けるけどさ。隣の席の千冬はいつも睡眠不足か何かでうつらうつらしてるけど学年上位三名に入る実力の持ち主だからお目こぼしされているし、教室のド真ん前で設計図やらをコチャコチャ書いている天災ウサ耳女もいるからこの教室真面目に授業を受けるには向いてないな……。あ、先生涙目……。

 

「その時師匠がお前のことを見てな……なんでも“放つ雰囲気が只者ではない”と言っていた。それで興味を覚えたらしく、機会があったら道場に来て欲しい、と……」

「……それは手合わせ、と言うモノか?」

「……恐らく。しかしそうだな……。惣万が入門してくれるなら、面白くなりそうだ、とは私も思うぞ」

 

 ……え……。誰コレ。視線を逸らせつつ頬を桃色に染める美少女。……誰コレェ!?二次創作でアンチ対象になりやすいチッピーは一体何処に行ったのか(某仮面ドライバー予告感)!いつ俺がフラグ建てた!?えーっと……『中学以前から交流がある』『親公認の仲で飯奢ってやっている』『ハウスキーパー&保父さんモドキでちょくちょく家にお邪魔して部屋の掃除と飯作る』……結構あったな!?……でも色気もクソもねーなコレ。餌付けしてるだけじゃね……?

 

「あー、わーった。分かったよ。いつ行けばいい?何なら今日行ってもいいぞ」

「……そうか。なら学校が終わったら迎えに行く。そうしたら一緒に来てくれ」

 

 ぱぁッ、と華やぐ笑顔を浮かべて俺を見てくる千冬。……うん、笑顔浮かべてればもっと印象が良くなるのにな……」

「っ!?」

 

 何を驚いてるんだか?それにしてもオイ、黒板前の兎、そんな殺気立つんじゃねえよ。こっち見んな、目が怖いぞ。

 

 

 

 キングクリムゾン!夕方です。家に迎えに来た千冬と、何故か一夏まで一緒に篠ノ之神社に向かっていた。

 

「さて、毎回思うが篠ノ之神社って階段長いよな。バテない?」

「何だ、このくらいで音を上げるのか。意外に体力ないんだな?」

「へっ、悪かったなぁ。鉄パイプより重いもの持ったこと無いもんで」

「…。何で鉄パイプ?」

「ん?暴漢対策。ほらぁ、俺こんなナリしてるじゃない?俺を女と勘違いしたヤンキーとかホモォ、な趣味のオジサンとかが夜襲い掛かって来ることが多々あってな。夜外出する時にカラカラ引き摺って持ち歩いてんの。ココかァ、祭りの場所はァ……とか言いながらな」

 

 あぁ、説明してなかったけど、俺の外見は所謂男の娘ってやつなんだよなぁ……。え、何?予想出来てた?まぁそうか、第一話であんな事ありゃ……。

 

「あ、あぁ……?そうか……そうなの、か?」

 

 千冬は困惑気味だな……。コブラのミラーライダーの真似だよ。ま、何故かこの世界、石ノ森作品が無いからネタ通じないのが痛いんだよね。つかコレはホントに痛すぎる。生前の俺の楽しみ、仮面ライダーを見ること位だったんだぜ?日本に来てニチアサつけた時は泣きそうだった。

 

「この時間ならば先生は道場にいるはずだ。ホラ行くぞ」

「はーい……」

 

 

 

 

 

 

 はぁ、目の前には現時点での人類最強候補が一人、篠ノ之柳韻が立っていた。はぁあ……ヤダヤダ。

 

「フム、君が石動惣万か……」

「はい、初めまして。こちらは全く剣の道のケの字も知らない人間ですが……何故私が千冬の剣の師匠に呼ばれたのですか?」

「……何。君の太刀筋を見てみたくなっただけ、と言ったらどうかな?」

「はぁ……」

「あぁ、これは剣道の試合ではないのでな。好きな戦い方でかかってきたまえ」

「成程……。では防具は結構です」

「な!?」

「ほう……」

 

 千冬が素っ頓狂な声を上げたのが聞こえた。どうせつけたって俺の格闘スタイルには合わないからな。そして幼少期の様に竹刀を逆手に持つ。身体はだらり、と自然体に力を抜く。パッと見て不真面目さより不気味さを放つ、そんな構えをとった。そしてひと呼吸おいてから、篠ノ之柳韻と向かい合った。

 

「では……はじめ!」

 

 

 その言葉と共に、篠ノ之柳韻が剣気を纏って一撃を加えてきた……。

 

 

 あぁ……、拙い。また、あの場所を思い出す。硝煙と悲鳴が漂うアノ場所が……。

 そこで俺の意識は暗転した……。

 

 

千冬side

 

 私は今、目の前で起きていることが信じられない……。今の今まで惣万のことは家庭的で優しい男だと思っていた。だから一夏も連れてきて私が振るう剣の道がどういうモノかを見てもらいらかった。だが、何だこれは……?

 

「……」

「っ……くっ!……惣万君……。君は……一体……?」

 

 惣万が振るう剣はどう考えても自分を高め、己に克つ様なモノじゃない。いや、寧ろ自分をどんなことをしても守り、外敵を殺す力……と言った方が正しく見えてしまう。何より今までの朗らかな印象の顔が死人のように青白い。

 

「……」

「……っ!?」

 

 目が合った。声をかけようとした。だが私の喉から声が出る事はなかった。隣で一夏がひッ、と息をのむのが聞こえる。仕方がないと思う……彼の目は今何も映ってないと思えるほど気味悪く濁っていたのだから。

 

 

 突然、惣万が動いた。身を低くして先生に突っ込んでゆく。だが惣万、それでは悪手だ。

 

「ッ……面ンンンッ‼」

 

 あぁ、決まったと思い私は安心した……安心してしまった。

惣万のあんな……見たくない姿を晒すのがコレで終わる……。そんな自分本位の考えで惣万の一面を否定してしまったと気付き、罪悪感に苛まれたのはすぐだった。思わず胸が痛くなり、目線を逸らしてしまう……。まだ試合が終わっていないというのに。

 

「な……?」

「え……」

 

 すぐだった。目線の先にいた一夏がポカンと口を開け、私の耳に驚きの言葉が飛び込んで来たのは。そして私は目線を戻すと……。

 

 

 スライディングしながら先生の足を強打しようとする惣万が見えた。しかし先生も素早くすり足で避ける……だが、間髪いれずに蛇の様に地を這い、何度も何度も執拗に竹刀を振るう。たまらず一歩後ろに下がる先生と、試合を始めた時、立っていた場所に戻る惣万。

 

(これで決めるのか……だが、惣万……。お前、一体……?)

 

 そう私が思った瞬間、惣万は信じられない行動に出る…………竹刀を先生に……。

 

「投げた……!?」

「む!?」

 

 思わず先生は竹刀を弾き飛ばす、が……。

 

「え!?」

 

 思わず声を上げる一夏。先生が弾いた彼の竹刀は、狙いすましたかのように回り込んでいた惣万の手の中に納まっていた。

 

「くっ……!」

「……」

 

 懐に入り込んだ惣万と上段に竹刀を振りかぶった先生が視線を交わし……そして……。

 

―ドンッ!―

 

「ッしまった!」

 

 二人の竹刀が交差する一瞬、先生の一撃が先に惣万の胴に綺麗に入り、惣万は道場の外まで一直線に吹き飛ばされたのだった……。




 戦闘描写ムズイ!?皆さんよく書けるな!?私この低クオリティで一時間くらいかかったんだけど!?

※2020/12/05
 一部修正

今後の進め方の優先事項

  • 瞬瞬必生(本編のみを突っ走れ)
  • 夏未完(消え失せた夏休み編の復旧)
  • ちょいちょい見にくい部分を修正と推敲
  • 全部
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