IS EVOL A KAMEN RIDER? 無限の成層圏のウロボロス SI-N 作:サルミアッキ
一夏「うへえ――――うん?つーかよ、よくよく考えたらモンド・グロッソとかドイツ軍での教鞭時代から逆算したらさ……千冬姉ってIS学園教師歴が長いって訳じゃ、ないんだよな?」
千冬「そうだが、それが…?」
一夏「なんか知らんけど、ベテラン教員ってイメージなのはどうしてだ?」
千冬「…ふむ?誰がそんなことを?」
惣万「(なんかメタ発言してる……)間違ってたらスマンが、確か2016年に第一回、2019年に第二回モンド・グロッソがあって、恐らく2020年のドイツ軍教員時代で、……あれ?教員免許とかって…」
千冬「……大人の事情に深入りすると馬に蹴られるぞ。そもそもIS学園は治外法権だから、うん…」
一夏side
二時間目が終わった後、俺は予習復習に当てていた…従弟の方?何故か憎々し気に俺の方を睨んでくるんだけど…。箒と話したのが悪かったのか?だとしたら何で?
「にしても喉乾いたな。箒、俺自販機で何か買ってくるけど……何が良い?」
「変身一発」
「分かった……(すげぇの飲んでんな……)」
因みに変身一発とは「飲んだら頭が灰(ハイ)になる!」とか言うキャッチコピーのスマブレ社のエナジードリンクだ。鴻上食品の「終末缶」とユグドラシルコープの「ユグドラ汁」と並んで“三大何でこんなのが売れるんだ飲料”と呼ばれている。
「えーっと、自販機は……――――あ、あったあった。……んぁ?」
「ううーん……。すみません、誰かぁ……手、貸していただけませんかぁ~!ほんの少しで良いんですぅ!」
……目に入ってきたのは誰かの臀部だった……。
「……いや、何してるんだこの人」
「あっ、すみません!後ろにいる方!ちょっとだけ自販機持ち上げてくれませんでしょうか?もう少しで手が届くので!」
形の良いヒップを振りながら俺に言ってくる女生徒。
「ま、まぁ良いけど……、フッ…!」
「あっ、ありがとうございますわ!……やった!取れましたわ!」
そう言って自慢げに手に持ったものを掲げる仮称:尻女。
「……いや待て、ソレ日本円じゃねーぞ?それ入れても買えねーから」
「?……!あぁ本当ですわ!」
目の前の金髪は目に見えて落ち込む……しょうがねぇな。
「オラ、何が良いんだ?えーっと、箒がコレで……俺がAroma Ozoneのミネラルウォーターっと……オタクは?」
「え……?宜しいのですか?」
「ん、別に。たいした出費じゃねぇし」
ありがとうございますわ!と言いながらカフェ・マル・ダムール印のストレートティーを頼む金髪。そして頭を下げながらスキップ交じりに廊下を去って行った。……アレ?今の奴……、資料に乗ってたイギリスの代表候補生じゃなかったか?……いや、まさか。確か貴族出身とかってプロフィールにあったし……人違い、だよな……?
それは兎も角思ったこと。ココの
衝撃的な出会いだったが、驚いている暇はない。時間は止まることなく流れていく。あぁもう、全ッ然頭働かねぇ。一応大体は分かってるんだけどさ、なじみがない言葉で説明されてもわっかんねぇよ。もうちょっとこう、感覚的に言ってくんねぇかな!昔っから箒の説明は分かりやすかったんだが……。
「あぁ、そう言えば……再来週に行われるクラス対抗戦の代表者を選出しろと言われていたな。……よし、今決めるか」
「千冬姉……すっげー無計画な話の切り出し方だな……」
若干教師として活動で来てんのが不思議に思えてきた……でも女子の反応だとこう言うのがイイってヤツ多いんだよな。……大丈夫かこの学校。
「何だ、文句を言うな。反論は認めん。それと織斑先生だ」
「軍隊かよ……」
駄目だこの学校、早く何とかしないと……。
「さて、クラス代表者とはそのままの意味で……まあ、戦うクラス長だ。一度決まると一年間変更はない。では自薦他薦は問わない。誰かいないか?」
説明が雑い!確か対抗戦とかで代表になるほかに生徒会とか委員会に顔を出す奴だろ?ま、俺にゃ関係が……。
「ハイ!織斑一夏君を推薦します!」
「……んぁ?」
「わっちも」
「わ、私も……」
「ではわたくしも」
お、俺!?……ちくしょう俺目立つの苦手なんだが……あとなんか変なのいたな……。
「あ、それじゃ私は節無君を!」
「あ、私も」
「ワテクシも!」
節無もかよ……つーかさっきからちょくちょく変な一人称聞こえてくんだけど?
「……よし、それではこの二人だな」
うぇ、マジかよ……。候補として決まっちゃったわけ?節無の方は……――――、ッ。何だ、今すっげぇ気味悪い目してたんだが。気のせい、か……?
「……ではクラス代表は男子二人での試合結果によって決定する。……ところでオルコット」
オルコット……?ってやっぱりあの時の庶民系お嬢様って……。
「……?ハイ、何でしょうか」
例の尻突き出してた金髪お嬢は、キョトンと小首をかしげ言う。
「……何故専用機持ち、それも入試で主席合格であるにも関わらず自薦も何もしなかった?」
その時、教室が一瞬でどよめく。それでも金髪はどこ吹く風の様にうっすらと笑みを浮かべ次の様に述べやがった。
「力とは示すものではありません……誰かを守る為のものです。わたくしは手を伸ばす時を、誤りたくはないのです……」
……俺には、その笑みがどうにも寂し気に見えた。
「……それに、折角希少な男性IS操縦者がいるのです、負担になるやもしれませんが経験を積ませ、男性操縦者の名を広げるという点でも一興でしょう」
うん、前言撤回!やっぱ面白がってねぇかお前!?
一夏……お前なんちゅうモン飲んでんだ……(チフユゥ!ニゲルォ!)
因みにこの世界のセシリアは髪がクロワッサンみたいになっていません。ちょっとのウェーブがかかっただけの地毛です。制服もフリルが無く、代わりに首にストールを巻いております。Oーバーラップ文庫版?
※2020/12/09
一部修正
今後の進め方の優先事項
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瞬瞬必生(本編のみを突っ走れ)
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夏未完(消え失せた夏休み編の復旧)
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ちょいちょい見にくい部分を修正と推敲
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全部