IS EVOL A KAMEN RIDER? 無限の成層圏のウロボロス SI-N 作:サルミアッキ
シャルル「ん?今度は俺があらすじ紹介か?つってもなぁ?俺もくーたんの動画見てるので忙しかったしなァ」
ブル「カシラ、それ忙しいって言わない」
シャルル「いやぁ、気が付いたら午前四時を回っててな?ならくーたんのトロ甘な美声を聞いて眠ろうとしたんだがそれがダメだった!耳元でくーたんが囁くようにさえずってくれて心臓がどきどきバクバク、傍に居てくれるような母性溢れる『『『ハイストップ!ストップストォッ~プッ‼』』』んだよお前等、まだ三時間は語れるんだが?」
ブル「勘弁して下さいよ……。ちゃんと宣伝しないと、私たちの出番が減るかも……」
シャルル「別に減っていいぜ?その分くーたんの話を求ム!」
三馬鹿ラス「「「ヤメテ!?さてさてどうなる第四十七話!?」」」
皆様御機嫌よう。セシリア・オルコットでございますわ。只今タッグマッチトーナメントに向けて仮面ライダー部の方々と一緒に自主練習をしているところなのですが……。
「分かりづれーよ横文字使えば頭良いと思ってんだろもっとシンプルに言えよ」
「……むぅ……そうだな、ぎゅわーん・ぎゅいーん・はっなびっがどーん!って感じだ」
「成程、大体分かった」
「なんでですの」
「え?わかるでしょ?」
そうわたくしに言ってくる一夏さん、箒さん、鈴さんのお三方。
「脳筋に、常識言っても、馬鹿を見る……」
わきからは簪さんがわたくしにフォローの言葉を言ってくれました。それがハイク、と言うモノなのでしょうか?
「はぁ、この筋肉お馬鹿様方……――――あら?」
あそこの物陰で、ジト目でこちらを見ていらっしゃる方は……。
「……。ラウラさん?」
―サッ…………|д゚)―
一斉に視線が集まると、ハッとしたように身を近くの柱に隠しました……どことなくハムスターを思わせますわね。
「あっちゃあ…………やっぱし俺の事憎んでるんだろーなー…」
(いえ…………どちらかと言うと……仲直りしたいのに照れくさくて、なかなか切り出せない幼稚園児に見えるのですが……)
……まぁ、言わぬが華ですわね。
「ラウラ?ラウラじゃない、おーい!アタシよー!」
―ビクッ( ゚Д゚)―
鈴さんが声をかけます。あ、でもスタコラサッサと逃げるように去っていきますわね……あ、つまずいてしまわれました。
「へみゅッ!……ぬー!」
……何だか、可愛いですわね。
「鈴ェ……」
「あーもう、ちょっと待ちなさいよ!オーイ待てー!」
そう言って鈴さんは彼女を追ってどこかへ去って行くのでした。
あぁそうですわ。タッグマッチトーナメントの組み分けなのですが……ご覧のように一夏さんと箒さんペア、わたくしと簪さんペア、鈴さんは……。
「待ちなさいよラウラー!アタシと組みましょうよー!」
「ついてくるなー!もー!」
あんな感じですわね……。鈴さんの性格なら、ラウラさんとペアになりそうですわ。対策をしっかりと立てておきましょう。
「さて、では簪さん。貴女から見て一夏さんたちの連携はどうです?」
「どちらも接近戦タイプ……懐に入られると私では対処できない。セシリアは?」
「接近戦は苦手……と言うわけでは無いのですが、最近はビットのブルー・ティアーズの制御ばかりしていたので……。彼らを相手にするとなると厳しいものがあります」
さっとインターセプターを片手に出しクルクルと振るう……よし、昔の勘は鈍っていませんわ。
「それじゃ……遠距離攻撃のハメ技でHPを削る?」
「ゲームみたいに言いますわね……まぁその戦法が確実そうですが」
見たところあの動きについて来れる生徒は学園でも一握りいるかどうかですし、箒さんのISの形……通常の打鉄ではなく一夏さんがクラス代表を決めるために使ったモノの改良型……因幡野先生のチューン機でしょう。
『曰く、片目が見えない故の配慮らしい……ハイパーセンサーの感度が底上げされ、電気刺激として私の右目の代わりに脳へ情報を送っている為、視界良好だ』
『それ実質専用機だよな?』
先程の会話が思い出されました。因幡野先生の正体が仮面ライダー部のメンバーには知らされましたが、あのISを見れば納得と言いましょうか。
顔を覆う口元が出たバイザーは資料にあった白騎士を思わせる形になっており、火傷の跡を人目に晒さなくて良いように配慮されたオリジナルのISスーツ……第二世代機でありながら第三世代機と同様の力を持つ打鉄。箒さんは『打鉄・旭』と名付けたそうですわね。箒さんを思わせる朱色の線が幾筋もボディに走っていて、いつか見た日本の甲冑を思い出しますわ。
「でもセシリア、気を付けよー……。一夏も箒も手の内をほとんど晒してない、本気がどの程度のものなのか図り切れない……」
「えぇ、勿論ですわ。それに、鈴さんたちのペアも侮れませんしね……」
さて……タッグマッチトーナメント。どうなるのか楽しみですわ……!
三人称side
やがて六月の最終週になった。観客として各国の要人、軍関係者、IS関連企業の研究員が来るはずなのだが……。
「あれ……?前回よりも少ないわね?」
疑問の声を上げる鈴に、近くにいたラウラがぼそりと返答する。
「……ファウストの襲撃によって立て直しになった企業が幾らかあるのだ。それにしても、だ。まさかこうも早く決着を付けることになるとは……」
トーナメント表には……開幕早々の第一試合、織斑一夏&篠ノ之箒VS凰鈴音&ラウラ・ボーデヴィッヒと言う、一学年の中でも最強格四人の名前が集っていた。
「決着、ねぇ?でも今のアンタの顔を見ても、そんなに一夏を恨んではいないみたいなんだけど?」
「…………これは意地だ」
無表情で淡々と言うラウラ。
「へ?」
「私の最後の意地だ……。この戦いで過去の私の全てをあの男にぶつける……。文字通り『全て』だ。その後のことを考えるのはやめた」
そしてゆっくりと……まるで心の中にたまった恨みまで吐き出すように息をすると、キリッと表情を引き締める。
「へぇ……ちょっとすっきりした顔になったじゃない。フィーリングで勝負ってことね、いいわ!アタシそういう戦い方の方が向いてるしね、ひとっ走り付き合ってあげるわよ」
「うるさい、邪魔だけはするなよ……」
「そんな無粋な真似しないっての。思う存分拳で語り合って来なさいな」
彼女らは顔を合わせることは無かったが、互いを邪見にするわけでもなく、落ち着いた歩幅でアリーナへ歩を進めるのだった……。
「よぉ、来たか」
「あぁ、織斑一夏……」
「私はお前と戦って勝つ……。過去の私と決別する為に」
「……そうか、だけど……それで俺が負けてやる理由にはならないな」
「当たり前だ。自分の未来は自分の手でつかみ取ってこそ、だと……。お前と戦えば、過去から止まっていた私の心が動きそうなんだ。だから……ここで私に倒されろ」
獰猛だが理性的な……決意に満ちた視線をクローズに向けるラウラ。だが彼は片手に持ったビートクローザーの切っ先をラウラに向けた。
「悪いが、箒の前で無様な真似をする気はねぇ!今の俺は……負ける気がしねぇんだよ!」
「それでも勝つ!私が新しい『私』になる為に!」
そして、もう一方では……一夏に愛された少女と恋に破れ
「んじゃ、アタシの相手はアンタね?箒」
「あぁ……征くぞ」
「いいわ、来なさい。ついでにアンタが一夏につり合うだけの女か……見せてもらうわよ!」
「ほぅ……?良いだろう、私とて安く甘く見られるのは好まないのでな!」
『おぅおぅ、お熱いことで……さて、では……誰にしようかな……っと!』
そして……このタッグマッチに混乱をもたらす蛇は……静かに鎌首をもたげていた……。
シャルル「……結局そっくりさんが可愛いって話じゃねぇかぁぁぁぁぁ!?そんなんどーでもいーんだよ‼くーたんを出せくーたんを‼」
惣万「お前ね、全国のブラックラビッ党を敵に回しかねないぞそれ。しかもちょっと短めだったな作者ェ……」
※2020/12/21
一部修正
今後の進め方の優先事項
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瞬瞬必生(本編のみを突っ走れ)
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夏未完(消え失せた夏休み編の復旧)
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ちょいちょい見にくい部分を修正と推敲
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全部