IS EVOL A KAMEN RIDER? 無限の成層圏のウロボロス SI-N   作:サルミアッキ

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ラウラ「さて、海に浮かびながらあらすじだ……旧型スクール水着も悪くないな。どうだ嫁よ!」
シャルル「そんなことよりくーたんのスク水が見てぇ(切実)」
惣万「てぇん↑さい↓科学者の因幡野戦兎は数時間の休憩の後回復し、ビーチバレー大会を企画するも……大勢の生徒にトラウマを植え付ける結果となってしまった……、うん、間違ってねぇな」
鈴「あーもう!あ゛ーもう‼夏の思い出らしい思い出がなんも無いわねこの臨海学校‼」
戦兎「ほうほう、何かイベントが見たいんだね~?」
箒「え、因幡野先生?」
戦兎「んじゃ……ちょっと待ってな」
―ザブンッ…………………………ぷはっ―
戦兎「で……一夏、シャルルン、マスター。向こうまで思いっきり泳いでちょーだいな」
一夏・シャルル・惣万「「「?」」」
―バシャバシャバシャバシャ―
セシリア「何をしたんですの因幡野先生?」
戦兎「あいつ等の海パンの紐……………………抜いてきた」
仮面ライダー部員&千冬「「「ッッッ⁉」」」
一夏「うわぁぁぁぁぁぁぁッッッ⁉」
シャルル「うっそだろオイィ⁉」
惣万「何がてぇん↑さい↓科学者だこの天災科学者(物理)ァァァァァァァァ‼」



第五十六話 『スイッチするイベント』

 そんなこんなで夕食になった。いやぁ……昼間はひでぇ目にあった……。ゴリラモンドな姉と最強のドルオタが戦場後みたいにしてくれやがった砂浜の埋め立ての手伝いをしたり、ボーデヴィッヒが旧型スクール水着に着替えたり、何時の間にやら俺達の海パンが流されてたり……………………。

 

「あ痛たたた……」

「ん?大丈夫かクロエ?」

 

 隣に座るクロエを見た。どうやら正座が苦手らしい……。

 

「くーたん!俺が何か食べさせてあげよっか⁉」

「ケッコウデスグリス、これでも食らえ」

 

 マッハな切り返しで箸をシャルルの口の中に突っ込むクロエ。

 

「あんむぐ⁉……………………ッッッ!?」

 

 叫びはしないが座布団の上でゾンビの様に悶える金髪。

 

「おいクロエ、何食べさせた……?」

「本わさびまるまる一山」

「鬼かよ……」

 

 もう所業がみんなのアイドルじゃねぇな……、だが、今日のコミュニケーションだけでIS学園の女生徒たちと仲良くなったらしい。その縁で一緒に食事をとっても良いと千冬姉がお目こぼししてくれた。まぁ、閑話休題(それはともかく)

 

「ら、らいじょうぶら……くーたんがくれたもろがまずいわけねーらろ……」

「涙出てんぞ?」

「うますぎてないてんらよ……風味があって……涙が出る……」

 

 ろれつが回ってねぇよジャガイモ。

 

「ほう、そうですか。ならもっと食べてくださいほらほらほらほら」

「悪魔かよ……」

「くーひゃぁぁん……(涙)」

 

 感涙に咽びながら(?)ワサビを口に放り込まれるシャルルン。だが、なんだろうか……。

 

「変態に見えてきた……」

「もともとだろ」

「あ、それもそうか」

 

 近くで戦兎さんと千冬姉と食べている惣万にぃの言葉でシャルルのことは放っておくことにしました、マル。

 

 

 

 

 

 時間はまたまた飛んで。

 

「あぁー……良い湯だったわぁ……」

「温泉ってな良いもんだなぁオイ……」

 

 シャルルと並んで廊下を歩く。二人そろって『仁康(ひとやす)ミルク』を喉を鳴らしながら飲む俺達を見て腐な方々がぼそぼそスケッチブックを開いたのを横目で見ながら、俺は気になっていたことを聞く。

 

「ところでさ……、お前等って何でIS学園に襲撃しに来たんだ?フルボトルを寄越せ、とか言ってたけどよ?」

「あー、それなぁ……傭兵紛いのことだから詳しくは言えねぇんだが……あいつ等の為だな」

「あいつ等……、三羽烏か」

 

 俺の目の前で箒達と卓球に興じる三人を見た。

 

「あぁそーだ。俺達はある意味で家族……みたいな関係なんだよな」

 

 重苦しく口を開くシャルル……。

 

「あいつ等は……孤児だったんだ」

「……」

 

 俺はシャルルの独白に静かに耳を傾ける。

 

「俺の母親が、孤児だったあいつ等を抱え込んで来た日にゃ、びっくりしたなぁ……。でも愛と厳しさを以って、女手一つで俺達を平等に育ててくれた」

 

 そこで言葉を切ると、視線を上に彷徨わせる。

 

「まぁ、……お袋は数年前に向こうに逝っちまったが」

 

 そう言ったシャルルの目には、その頃への想いが滲んでいるように見えた。

 

「だから今度は、俺があいつ等を守る……戦って守ってみせるって決めたのさ。ま、俺頭悪ぃから、上手く立ち回れなくてここにいるわけだが」

 

 たはは、と笑うシャルル……。その顔に、見慣れた姉や兄貴分の面影が重なる。

 

「……おっと、そこまで詳しい話をする訳じゃなかったんだが……長々話しちまった」

「あぁ……そうか」

「?」

「お前の事がどうにも嫌いになれないのが分かった……。お前、俺と似てるんだ」

 

 自然と思いが言葉になる。驚いた顔をしたシャルルに俺は言葉を続ける。

 

「俺は千冬姉が、お前には素敵な母さんがいて、俺達を愛してくれていた……そのために戦っていた人間だったんだ。道理でな……嫌いになるワケなかったのか」

 

 そいつは一瞬、ほんの少しだが柔らかい笑みを浮かべると…………、意地の悪い顔になる。

 

「フン、まぁ俺の方が強ぇけど」

「あぁ?折角綺麗に終わらせようとしたのに上げ足とってんじゃねぇよ、頭ん中に麦わら入ってんのか?」

「おぉ?お前俺が馬鹿だとか言いてぇワケ?」

 

 あぁ、結局こうなっちまうのかよ……でもまぁ、こっちの方が、俺達らしいよな……?

 

「……ん?そう言えば……お前、俺の従兄弟見なかったか?」

「従兄弟……あぁ?確か…『節無』だったか?知らねぇな。つか、いたっけ?」

「メタ発言やめい」

 

 

 

 

 

 

「ここか……」

 

 臨海学校へ向かう数日前、節無の白式に『ママ』より「フルボトルをISと連動して使用可能にする装備を開発したよ。これを使えばより確実に一夏を始末出来るから安心してね。臨海学校の際パッケージを秘密裏に渡すから指定された場所に時間通り来てほしいな。あ、私財団Xに勤めているからその伝手の子が行くわね」というメッセージが届いたのだ。

 

 臨海学校初日の夜更け、節無は指定された場所に時間通り到着する。そこに、一人の女性が現れた。

 

「貴女が、財団Xの?」

「えぇ、初めまして。IS『白式』、及びIS『打鉄・弐式』の専属メカニック、最上カイザと申します」

 

 そう言った彼女の姿を見て、節無はギョッと目を剝いた。銀髪がかかる顔の半分がサイボーグの様な機械に置換されていたためである。そんなことを意に介せずに、カイザといった女は続ける。

 

「では早速、インストールを始めます。とはいえ、新装備は詳細なパイロット情報を必要とするものです。診断と同時並行で進めますが、一から調整を行うことになりますので、ISの展開はし続けていただく必要があります」

「ふぅん?」

 

 節無は、ニコニコしながら聞いていた。…――――ただ声を聞いているだけだった。彼はハザードトリガーの施術によって、本来のネビュラガスの体内作用とは違う影響が及んでいる。

 

「そのため、かなり長丁場の作業となることになります。夜も遅いですし、節無様には、こちらの睡眠導入剤を服用後IS展開後そのまま眠ってしまわれて結構です。全ての作業終了後、こちらの方で宿の部屋に運ばせていただきます。あぁ、それと明日は倉持技研のメカニックとして参加いたしますので、お互い初対面ということでお願いしますね?」

「『ママ』に褒めてもらえるならなんだってするよ~♩ねぇ、君も僕の『ママ』になってくれるのかな?」

「…――――では、こちらをお飲みください」

「分かったよ、『ママ』ありがとう!」

 

 節無は、言われた通り睡眠導入剤服用後、ISを展開する。そして、暫くすると抗いがたい睡魔に襲われ意識を失った……。

 

 

 

「……全くあなたは度し難い『悪い子』ですね、織斑節無。そして、とても壊れている」

 

 眠る愚か者を見て、最上カイザ……――――否、シュトルムは左手に紫色の拳銃を出現させる。そして、金色のキーアイテムをセットした。

 

【ギアリモコン!】

 

「カイザー」

 

【ファンキー!】

 

 天に銃口を掲げ、引き金を引くと、通信機が鳴る音と共に青い歯車が宙を舞う。

 

【リモート・コントロール・ギア……!】

 

 そこには、平行世界を支配せしめる帝王の半身が立っていた……。

 

『……肉体的にはスタークが加えたブラッド族の細胞が……その力さえあれば、これでようやく一本目のブラックロストボトルの完成です……フフフ、フフフフフ……』

 

 

 

 

 

 一方、IS学園……。薄暗い教室で裏の世界に携わる人々が蠢いていた……。

 

「スタークがレゾナンスに出現した日の映像です」

「そう、ありがとう」

 

 生徒会室で財団Xから入手した映像を利用し、ファウストが引き起こした事件の関連性を調べ上げていた。

 

「?……ちょっと虚ちゃん。今の映像ちょっと巻き戻して」

「分かりました」

「あら……、この人って……、もしかして!コレって……!」

 

 楯無が何かに気が付いた、その時である。

 

【あーあ~、気がついちゃった~?】

「「なっ……!?」」

 

 どこかから声が聞こえてきた。二人は今まで気が付けなかったのに驚き、慌てて周囲を見回すが誰もいない……。ハッと二人は気付く。音源である目の前のディスプレイに視線を落とす。

 

【こっちだよ~ん】

 

 急に映像にノイズが走り出し、電脳的な背景を後ろに祈禱師の様な女性がこちらを感情のない目で見ていた。

 

「「!?」」

【こんばんわぁ~、そっれっとっもぉ~……】

 

 画面の向こうで和服の女性は朗らかに笑う。空虚な目でうふふと嗤う。刹那、画面内でオレンジ色のポリゴンに分解されると、赤と青の粒子が映像の映ったディスプレイから噴き出した。

 その赤と青の粒子は徐々に輪郭を形作ると、やがて人の姿になり……ゆっくりと二人に向き直る。祈禱師風の白服の女がそこに立っていた。

 

「………………さよーなら、って言った方が、……いい?」

「パソコンの中から、出てきた……ですって……?」

 

 片目にひび割れた様な傷がある、ラウラ・ボーデヴィッヒに似た女。片腕だけがアンバランスに伸ばされている着物の裾をめくると、そこには紫色の拳銃が……。

 

【ギアエンジン!】

 

 ソレに赤い歯車がついた金色のアイテムをセットし、その場をクルクル回る白い服の赤い目の女。

 

「うっ、ふっ、ふ~……カイザァ~」

 

【ファンキー!】

 

 引き金が引かれると、彼女の周囲に赤い歯車とどす黒い煙が生まれ、彼女を歪な怪人に変身させる。

 

【エンジン・ランニング・ギア……!】

 

 赤い歯車が合体した不気味な青白い目のパワードスーツが黒煙の中から現れた。

 

「……ッファウストね……!」

『いえ~す、ライトカイザーだ~……今はね~』

 

 ピースサインを顔の横に持って来て、おどけたポーズで更識楯無と対面する彼女。虚を背後に隠すようにして身構え、ISを展開しようとする学園最強だったが……。

 

『おっとっと~、それは困る~。さぁ~神話の始まり始まり~、…………“エニグマ”、起動……』

 

 右腕を前方に突き出した後、胸の前に持ってくるライトカイザー。その瞬間、更識楯無の専用機は……沈黙した。

 

「……?な、何でISが展開出来ないの……?」

『“エニグマ”の力~。ISのシステムをふぁんき~にした~』

 

【ローズ!】

 

 彼女は赤いマークが入ったボトルを取り出し、ゆっくりカシャカシャと振ると紫色の拳銃にセットする。

 

【フルボトル!】

【ファンキーアタック!フルボトル!】

 

 突然彼女たちを鋭い棘持つ蔓が拘束する。

 

「うわ……ッ⁉これは……薔薇⁉」

『真実と共に……闇へと追放してあげよ~。ふぁんき~た~いむ!』

 

 片手に持っていたブレードのバルブを勢いよく捻り、星雲の様な煙が排気口から噴き出した。

 

【デビルスチーム!】

 

 その煙は、狙いすましたかのように彼女らの体内に潜り込み……。

 

「「う……わぁぁぁあ⁉」」

 

 その姿を人から怪物へと変化を生じさせる……。その場に崩れ落ち、もがき苦しむ二人……。

 

『お仕事完了~……ん~?』

 

 テーブルの上に置かれた写真立てに必死に手を伸ばす楯無。そこに写っていたのは……。

 

「か……ん、ざし……ちゃん……………………」

『そっか~……、お姉ちゃんだったんだね~……』

 

 何を思ったのか、ライトカイザーはその写真立てを手に取り、……………………怪物になり始めている楯無の手に優しく置いた。

 

 

 

―ごめんね……………………―

 

 そこで……更識楯無の記憶は途切れた……。

 




(滅茶苦茶場違い感あるけど)あらすじの出来事の続き

一夏「……俺、今ならビキニ流された女の気持ち、わかると思う……」(はいてない)
シャルル「奇遇だな俺もだよ……」(はいてない)
惣万「さっきポロリとか言ってゴメン……」(はいてない)
―バシャバシャバシャバシャ―
箒「だ、大丈夫か一夏ぁ⁉」
ラウラ「嫁ー!」
千冬「……はん」
一夏「ヤメルォ!こっちくんな箒‼今マジで駄目だから‼」
シャルル「くーたんゴメンくーたんゴメンくーたんゴメンくーたんゴメン……汚い俺を許してくれ……」
惣万「千冬待ってくれ‼俺なんか上着着た状態での『はいてない』だぞ⁉やめてくれよほんっと⁉」

(((……………………私たち、Sなのかな……イジメたい……)))ウズウズ

某月刊少女漫画家君のパロ

※2020/12/21
 一部修正

今後の進め方の優先事項

  • 瞬瞬必生(本編のみを突っ走れ)
  • 夏未完(消え失せた夏休み編の復旧)
  • ちょいちょい見にくい部分を修正と推敲
  • 全部
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