IS EVOL A KAMEN RIDER? 無限の成層圏のウロボロス SI-N   作:サルミアッキ

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惣万「さてさて、『IS EVOL A KAMEN RIDER?』も二学期に入ったな……、そろそろ俺らの活動も二段階目に移行するぜ……あ、『マスカレイド・ドーパント』召喚。召喚時効果でデッキの上から二枚オープン。『ウェザー・ドーパント』と『ユートピア・ドーパント』なんで、井坂先生を手札に…」
ブリッツ「うむ~、ファウストの計画は順調じゅんちょ~。あ、マスターク、バースト発動だよ~、『双翼乱舞』~。コストを支払って四枚ドロ~。んで『ミブロック・バラガン』の効果でバーストセット~」
シュトルム「……――――何してんですアンタら?」
惣万・ブリッツ「「バ〇スピ」」
宇佐美「仮面ライダーコラボやってるからな(『檀黎斗神』のカードを三枚揃えながらウズウズ)」
惣万「『倒壊する風都タワー』を配置して墓地から『仮面ライダーエターナル[2]』を戻してっと……。アタックステップ、『アナザーディケイド』でアタック。アタック時効果で手札から『仮面ライダーエターナル[2]』を召喚。さらにフラッシュタイミングで『仮面ライダーエボルブラックホールフォーム』を召喚。お前の『スレイヴ・ガイアスラ』を手札に……」
シュトルム「遊んでんじゃねーよ。バト〇ピやってない人達キョトンだよ。実際私がキョトンなんですがそれは」
ブリッツ「本当だったら『ミカファール』とか~『セイリュービ』とか~、『トリックスター』とか使ってたんだけど~?禁止カードになっちゃったからね~。あとバースト発動『アルティメット・ヤマト』。『ン・ダグバ・ゼバ』を破壊」
惣万「………………ぇッ」
ブリッツ「んでフラッシュタイミングで~『ブレイド・ジー』を召喚~。アナザーディケイドの効果でジーを破壊して、『スクランブルブースター』。ごとき氏をツクヨミちゃん…じゃなくて『アルティメット・ストライクヴルム』でブロック~、今や懐かしいアルティメットトリガ~ろっくおーん。あ、ダブルヒット」
宇佐美「えげつないアルティメットユーザーだなブリッツェ……ってうわぁ‼ブラックホールなはずの蛇(エボルト)地球の星龍(ガイ・アスラ)にボコボコにされてる‼地球すげぇ‼」
ブリッツ「はっはっは~、この星を舐めるなよ~?」


シュトルム「…………(さっぱりわからない)。取り敢えず馬鹿共はほっといて第六十一話、どうぞ」


原作乖離編
第六十一話 『複製のディアブロス』


 ここはフランスのとあるビル。黒い革張りの椅子に座る壮年男性がいた。窓に映る街並みを眺めていた男、その背後に黒い煙が集まってくる……。

 

『さてさて、IS委員会会長の席の座り心地は如何かな?アルベール・デュノア』

 

 黒い煙が晴れると、そこには赤いパワードスーツを着た怪人が立っていた。

 

「スタークか。……悪くはないな」

『そいつは重畳。俺が御膳立てした甲斐があったと言うモノ』

 

 相変わらず、何の心も籠っていない言葉を告げるアルベール。それも気にせず、怪人は言葉を続けた。

 

『でIS開発の調子はどうだ?要求のものは出来そうか?』

「ミス宇佐美のデータは受け取った。技術者たちは頭を抱えていたが、もう間も無く完成するだろう……確か、無世代機だったか?こんなものを創ってどうするというのだ……」

『さぁどうするんだろうな?もしかしたら男でも使える兵器にする…………とか?』

「…………」

『冗談だって……今の所はな』

 

 だが、アルベールにはソレが冗談とは思えなかった。

 

「だが、計画にはそれに似たようなものもあるのだろう?例の『メタルボトル』とやらを使って……」

 

 それに肯定も否定もしなかったブラッドスターク。そして話を逸らすようにアルベールをおちょくる。

 

『おいおい、変な顔するなよ。ようやくお前の天下がやって来るかもってんだぜ?そんな辛気臭い顔してちゃあ、新しい世界も台無しだ』

「その新しい世界が男もISを使えるようになった場合…………女性権利団体が黙っていないぞ」

 

 ファウストが五月に起こしたIS開発社の爆破テロ。それによって全世界的にISコアが足りていない状態である。故に世界には徐々に支配力のバランスが崩れ始めていた……。

 

―トルキア共和国、シャープール王国を糾弾。男性の自爆テロが原因か―

 

 アルベールは見ていた新聞を投げ捨てる。女尊男卑思想が色濃く根付いた貧困国などは女性に対する反感が強くなり、それが原因で暴動が勃発する事態も発生、大量の死者が出るテロまで起こり出していた。

 

『そこはお前に頑張ってもらわねぇとな?なぁに、お前に任せれば安心だろ?“救世主”アルベールさん?』

 

 そんな中、業を煮やした女性権利団体に齎されたファウストからのISコア、馬鹿共は狂喜乱舞した。『自分たちが正しい女性主体のパワーバランスを管理する』そう言うかのように中東に混乱が巻き起こったが、一瞬にしてその暴動も鎮圧されたのだった。

 

『いやぁ、お前達デュノア社が残してくれていた第三世代機“コスモス”の支援を得た財団X戦闘員がそれらすべてを殲滅したんだものな。いやぁ、デュノア社サマサマだなぁ!これで名実ともに世界一のIS企業になれたし、万々歳じゃねぇか?デュノア社社長さん』

「……どの口が言っているのやら……全ては我々のマッチポンプだろうが」

『あぁ、ウザい女性権利団体にISコアをファウスト名義で無料で横流しするのは癪だったが…………な。フハハ?』

 

 

 

 

 数か月前の事……世界は変わり始めていた。現状維持の女尊男卑の世界から、あらゆる者が踏みにじられる立場へと墜ちる、最悪な未来へと……。

 

―ではブラッドスターク、トルキアへのISテロリスト殲滅、任せたぞ。IS委員会からの許可が下りた正当な戦闘許可だ―

『うぃーむしゅーデュノア?それと今の私はスタークじゃない。そうだなー……ファウストからして“マルガレーテ”とか、“ヘレネ”とかどーよ?』

―ドクター達から送られてきた偽造パスポートには“ショコラデ・ショコラータ”とあったぞ―

『うぇ、勝手に決めやがったのかあいつら…。つかスゲェ名前だなうぉい』

―どうでも良いから行き給え。無差別テロは始まっている。丁度良い具合に被害が出た頃だぞ―

『へいへい、そのオーダーに応えましょ、アルベールさん?』

 

 

 

 

 

 爆発が聞こえる。断末魔が聞こえる。死の音が誰の耳にも聞こえてくる。

 

『『『(わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?)』』』

 

 混乱に陥った貧民街に襲い掛かる第二世代のISたち。それに怯える子供や大人の男たち。『ISと言う兵器』を操縦する女たちの顔は弱者を嬲る快感に歪んでいた。

 今や数がさらに減らされた兵器『インフィニット・ストラトス』……それを得られた自分たちは何だ?神か?ならば当然ムシケラは自分たちに傅くべきなんだ、今や最も強い力を持っているのは…………自分たちだ。

 

『た、隊長!前方から突っ込んでくる正体不明機を感知!』

『…何?』

『(……やれやれ、今度は正義のヒロインごっこかよ……俺ってばコロコロキャラ変わりすぎ?)』

『……!?』

 

 そんな短絡的な思考回路、自分たちが特別と信じて疑わない……滑稽な愛すべき愚かな生命体の群れの耳に声が届く。そこに『宇宙』を纏った一人の天使が降り立った。

 

『(赤は三倍マシ、追い付けるかどーぞ?フッハッハッハッハッハッハ!)』

 

 灰色の髪を揺らし、デュノア社の第三世代機を駆けるスレンダーな『女性』。カスタムされた赤い『コスモス』は、瞬く間にISテロを鎮圧した。

 

『ひぁッ!?たす、けて…!』

『駄目だ』

 

 ……そして、容赦なくテロリストたちを血祭りにする。叫ぶ暇もなく、ISを奪われ命も奪われる女共。

 

『(…………、やっぱり同じ、か。この国も……)』

 

 人が人を疑い、理解を拒み、信じられなくなった最低な世界。差別こそ心を蝕む蛇の猛毒。少年兵として生きた『彼女』には馴染み深く、血に濡れる蛇と化す原因となった出発点……。

 

『ISはそれを助長させる……あぁ、人類がこれを使うのは早すぎた……』

 

 それだけではない。大人も、子供もISを奪われた女たちの死骸を見て石を投げる。命を落とした存在に罵倒を浴びせる。肉人形となったモノを辱める。

 

『…下らねぇ。何考えてんだろーな、俺は』

 

―皆さん、私はフランスのIS製造会社デュノア社の社長、アルベール・デュノアです。今回のテロ事件を未然に防げなかったのは我々ISを開発する会社全体の不徳とする所です……それ故、私は決断しました―

 

 世界同時放送を聞きながら、『灰色髪』の女性『ショコラデ・ショコラータ』は赤い『コスモスカスタム』を待機状態へ移行させ、トランスチームガンを弄ぶ。

 

―我々は新たな世界を創る為……約束しましょう―

 

『俺達はこの世界を壊す為……全てを背負おう』

 

―……『……世界に確変を起こす為に』―

 

 

 

 

 

 

 

 

『あぁ、あと一応言っておくが勘違いすんなよ?本当の支配者は俺達だ。表に出るお前たちは俺達の傀儡だってこと忘れんな。“世界の為”と言う大義名分の為兵器を量産していればいいんだ』

 

 乾いた声でスタークは言う。デュノア社は只の隠れ蓑に過ぎないとバッサリと言い切った。

 

―俺らを倒す為に、な……―

 

「…………っ」

 

 世界の為に、誰もが正義の為に行動している。その善意を踏みにじる悪だが……、何故か彼の行きつく先は分からない。彼のそのどうしようもなさを聞き、アルベールは思わず零してしまう。

 

「……お前たちはそれで良いのか?そんな事をして何になる?」

『俺達は別に汚名を被ることをなんとも思っちゃいない。と言うか……この世界は随分と甘ったれているよな。何でもかんでも兵器に転用する人間の浅ましさ……、ほんっと大っ嫌いだぜ』

「耳が痛いな……」

 

 兵器会社である事を否めないアルベール。自分の家族の絆を壊す事と引き換えに、息子の命を守った『力』の在り方が心を苛む。

 

『ま、力を持つことに罪は無い。憎むべきはそれの在り方を易々と違える人間共……。質問だ。力とは……、兵器とは何だと思う?』

 

 手をプラプラ振りつつも、真面目な調子で言葉を投げかけてくるスターク。

 

「……、国を守る為のものだ」

『そうその通り、もっと言えば他の国との間と均衡を保つための政治手段だ』

 

 結論づけたアルベールに、スタークはウンウンと首を縦に振り補足する。スタークが語り出すと、アルベールはその言葉に隠された真意を知る為にも、彼の言葉を黙って聞くことにした。

 

『そして政治とは国の総意を統括することだ…………。国に住まう民の……人間達の願い、それを守らなければ意味はない』

 

 スタークはとある悪党を思い、そして語る。無辜の民達の意思を守るためには正しい力を持つしかないと……。

 

『その命を守る為、力を使うか否かを委ねられる…………全ての人類にな。ならば当然お前たち一人一人の肩にはその責任があるんじゃないのか?自分は関係無いとでも言えるのか?いいや、あるはずだ。今のISなんてものに頼り……そして“歪な生を産む”世界を迎合した責任が……』

「?……。確かに女尊男卑の風潮は広がっているが……?」

『女尊男卑?……そんな馬鹿女共など比ではない。お前たちは知らないのさ、世界の裏側を』

 

 その疑問を切り出したアルベールに返ってきた言葉は、思いがけない言葉であった。

 

『人類は目を背けてはならない……貴様等の怠慢を、不条理こそお前たちが招いた結果だってな……』

 

―だから…………―

 

 自分たちが生み出した悪意を目に焼き付けろ。お前たちは、知らないだけでは済まされない。

 

『だから俺達は世界と戦うんだよ。お前等人類は……身を以てでしか理解ができない愚かな生命体なんだからな』

 

 それを理解する為には力を以て行動するしかない……残酷な真実を知る者たちがそう語り、哀しき独白を締めくくった。その言葉の意味を、真意を誰が理解できるのだろうか。

 

『あぁそれと。お前もネビュラガスの投与がされたんだったな?』

「不精不精ながらな。だが、ハザードレベルが高かったからとはいえ、我々まで変身するつもりはないぞ。ただの自衛手段の一つとしては利用させてもらうが」

『フッハハハ!さぁ、それはどぉかなァ?案外すぐにその時は来るかも、な?』

「…っ?…――――これは」

 

 そう言ってスタークはアタッシュケースを彼の目の前へ放り投げる。ガチャリとふたが開くと、そこにはビルドドライバーと『美空色のナックル型デバイス』、そして『氷を封じ込めたかのようなフルボトル』が収められていた…。

 

『俺達からの選別だ。お前の息子と向き合いたいとき、使うがいいさ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夏休みも終わり、二学期となったIS学園。なのだが、ココで問題が発生していた。前生徒会長『更識楯無』の記憶喪失による休学にて、生徒会運営の滞りが出始めているのである。

 

「……で、何でアタシん所に来たわけ?かんざ……楯無」

「言い辛いなら簪で構わない。単刀直入に言う。お姉ちゃんの楯無がやっていた生徒会長、貴女がやってくれない?」

「………ほぇ?」

 

 食べていたBランチ(麻婆豆腐)のレンゲを取り落とすツインテール。『急にそんなこと言われても…』とでも言いたげな顔をしている。

 

「ま、待った待った。何でアタシが?ラクロス部と貴女の仮面ライダー部、それにもう一個学園の顔になれって……?」

 

 口に出して言ってみればかなりハードである。それに構わず話を続ける簪楯無。

 

「生徒会長になる唯一絶対の条件が……生徒最強であれ、っていう事なの。条件にピッタリ合うのは鈴しかいない……」

「……。いやいやいや、無理無理。時間的に無理だって」

「名前だけ出してもらえれば、副会長とか書記とかが運営するから。ちょっと生徒会室に一発でも入れてくれるだけで良いから」

「誤解を生みそうな言い方止めなさいよ……。えぇっと…じゃーねぇ……」

 

 悩みに悩んだ凰鈴音。うーんうーんと悩みながらも、彼女は一つの結論を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、ではお集まりの部員の皆さんー。簪部長の生徒会加入時の権限で、生徒会室を仮面ライダー部の第二部室にしますー(棒読み)」

「「「「は?」」」」

「そーいうワケでお引越しです」

 

 ニュース。IS学園生徒会の職権乱用について。まぁ率先して動いたのは簪なのだが……。

 

「待て待て待て簪楯無、勝手に話進めるなし。略してマテカンナシ。鈴も何言っちゃってるのだ?」

 

 口調がもうぼろっぼろな箒。一夏と戦兎と一緒に過ごして随分と角が取れたように思う。

 

「なーんか生徒会長になれって言われたのよ。何でも学園最強?じゃなきゃいけないらしくて……」

「因みに手段を問わず、現職の生徒会長を倒せば生徒会長の役職を得られる」

「引継ぎの仕方がヴァイオレンスですわね…………」

「それでか!部室に来るまでやけに上級生が絡んでくると思ったわ!」

 

 おかげさまで全員保健室送りにしちゃったじゃないと、顔を窓側に向ける鈴。そんな同級生を見て、『もうこの学園おっかねーよ』と思ってしまう一夏だったのだった。

 

「おい鈴、これはどういう事だ。廊下に頭から突き刺さった女子共がいるぞ!嫁の目に毒だろうが、風紀委員会はどうなっているのだ!?」

 

 教室に入って来るなりプリプリ文句を言う銀髪軍人少女。開け放たれたドアからは漫画みたいに地面や天井に突き刺さる、年頃とは思えない乙女の末路が……。てか鈴先生、殺してないよネ?

 

「一夏見ちゃだめだ‼」

「へぶぁ‼箒お前……目潰しはアカン‼」

「あぁ、平和ですわね……」

「セシリア、アンタの感覚おかしいわ、絶対。優雅に紅茶飲んでんじゃないわよ……あーもー、後期も面倒事の予感しかしないわねぇぇぇぇ……!」

「私は嫁さえいれば関係ないがな」

 

 因みにその想い人の金髪は鈴によってできた廊下の大穴を只今絶賛修復中だとか。三羽烏を引き連れてあっちへこっちへ大わらわ……ご苦労さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方の戦兎。彼女は、委員会から通達を受けたIS学園からの頼みで倉持技研を訪れていた。篝火ヒカルノの許可を貰い、封鎖されたエリアへと足を踏み入れる兎の科学者。財団Xを『裏切った』科学者の足取りを掴むために薄暗い部屋の中を片っ端からひっくり返していく。

 

「……。コレが最上カイザ……いや、『シュトルム』が携わっていた研究結果、ね……」

 

 結論から言って、何らかの意図を以ってファウストは倉持技研に潜伏していたようだった。大量のデータが発見され、手掛かりがつかめないだろうと思っていた彼女は目を見開く。

 

「……超越の瞳(ヴォータン・オージェ)、妹『C-0037』、VTシステム、……それとネビュラガスとISの親和性誘発現象?未知のデータ体存在と統合意思……パンドラボックスとISコアネットワーク共有プログラム……。てんでバラバラだな」

 

 好奇心を揺り動かすものもあったが、何よりも彼女が違和感を覚えた研究データが存在していた。

 

「…………、何だコレ?」

 

 ついでに言えばXのマークも刻まれていた。……ウイルスに警戒しつつそのファイルを開くと、全く以って不可解な心境に苛まれる。

 

 

 

「……『プロジェクト・モザイカ』?」

 

 その資料は、全てがヘブライ語で書かれている。明らかに毛色が違うデータである事を科学者の勘で察知した戦兎。だが……難解な暗号化、それも別ファイルに存在する『鍵』を入手しなければ開かないため、如何に戦兎であってもソレが無ければ解読は不可能に近かった。

 

「……。取り敢えずコレは持ち帰ろう…………何か記憶の奥が疼くし……」

 

 そして、シュトルムが使用していたパソコン内のデータを調べていた戦兎は、思いがけない内容の文書ファイルを発見する。

 

「…………………………織斑の『ハザードレベルエックス』、『白式』と『織斑一夏』の異常性?」

 

 途中の言語にも気になることがあったが、何より彼女の目を奪ったのは……。

 

「……メールの送り先が、Sinobu@katuragi……葛城忍か!」

 

 ダメもとでメールを逆探知してみるが、既にそのアドレスは存在しないものとなっていた。そこで持って来ていたパソコンを立ち上げ、ファウストの本拠地にあったメモリーを接続する。

 

「データファイルにISのデータを入れてみるか……」

 

 『プロジェクト・ビルド』と画面が光り、キーワード検索画面へと移行する。

 

「……『ハザードレベルエックス』、っと……」

 

 しばらく検索するかのように歯車が画面を廻り……さらに時間が経過するとその歯車が別れて二つになり、文章が表示された。

 

「……あった。これだ……」

 

 そこに書かれている文章の中で『ハザードレベルX』の文献をクリックすると、画面いっぱいにパスワード入力タブが展開される。

 

「……駄目だ、何重にもロックがかかっている……、!そうだ……『モザイカ』、と……」

 

 科学者の勘か……はたまた別の何かが囁いたのか、一瞬にして違和感を覚えた『モザイカ』という単語。その言葉を入力すると同時に他のパスワードが……――――消えた。

 

「開いた!さて、では拝見させてもらおうか……」

 

 戦兎はこの世界の裏側へと足を踏み入れかける。そして、エンターキーを叩こうかとした丁度その時だった。

 

 

「…………!煙……?」

 

 電気のついていない部屋に黒煙が撒き散らされる。ゆっくり、ゆっくりと床の表面を伝い戦兎の足元へ絡みつく……。

 

【フィーバー!……パーフェクト…!】

 

「‼」

 

 戦兎はパソコン画面から顔を動かし、腹部にドライバーをセットする。その音声が響き渡ると同時に、目の前に『白と水色の歯車の怪物』が出現した。

 

「これ……シュトルムとブリッツの……」

 

 その外見は夏休みに強襲してきた彼女らの『カイザーシステム』に瓜二つ。彼女らが合体した単純なスペックの計測データを思い出し、冷や汗を垂らしながらも交戦することを決意する戦兎。

 

【ラビットタンクスパークリング!Are you ready?】

 

「変身!」

 

 トリコロールカラーの装甲が合体し、激しく炭酸のような泡と共に音声が鳴り響いた。

 

【シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イェイ!イェーイ!】

 

 スパークリングフォームのビルドと色違いのバイカイザー……『クローンヘルブロス』が向かい合う。ゆっくりと室内を移動し、一定の距離間を保ち続ける二人。

 

「…………」

『…………』

 

 そして、先に動いたのはクローンヘルブロスだった。

 

【ロストマッチ!】

 

 クローンヘルブロスが金槌の意匠があるフルボトルをネビュラスチームガンにセットする。

 

「来るか!」

 

【ファンキーアタック!ロストマッチ!】

 

 そしてそのトリガーを引くと、片手に紫色のエネルギーがチャージされる。徐々に巨大なハンマーを形作り、ビルドに向かって腕を大きく振り上げた。

 

『…………!』

「おっと!当たりたくないね!」

 

 右肩の『BLDバブルラピッドショルダー』と左脚『クイックフロッセイレッグ』から発生させた『ラピッドバブル』によって、泡の破裂を活かした高速移動を行うビルド。泡と残像を残してヘルブロスの背後を取った彼女は、どつくように怪人の背中を蹴りつける。

 

「おーりゃっ!」

『……!……』

 

――――ドガァンッ‼

 

 壁の一角を砕き、勢い余って転がりながらも立ち上がるクローンヘルブロス。ビルドも瓦礫をジャンプして跨ぎ、晴天の下に降り立った。

 

「……、あれ?バイカイザーってこんなスペックだったっけ?随分弱体化してるような……」

 

 夏休みにまとめ上げたデータでは、パンチやキックの通常時点での威力は130.0tと言う結果だった。さらにブリッツの変身するライトカイザーのエンジンギアの能力で、『全体スペックが二~四倍に引き上げられる』というパワーブーストがかかることも判明したのだが、……目の前の怪人にはそれだけの力がない。弱体化したバイカイザーよりも強い、と言ったところである。

 

「……随分と動きがシステマティックだよな。しかもこれだけオレがペラペラしゃべっているってのにうんともすんとも言わないし、一定距離に接近しないと戦闘を開始しないって……」

 

 そこではたと気が付く戦兎。IS学園の教師としてあらゆる予防策を考えていた彼女はISの『無人機』化なども想定していたのだが、その発想と眼前の怪物が同じコンセプトデザインだと気が付いた。

 

「ロボットか、それとも無人の……いや、ネビュラガスを注入された人工細胞の集まりを電脳チップで操作してるのか?まぁとにかく人じゃないってこったね」

 

 思いつくや否や、片手にカイゾクハッシャーを召喚するビルド。

 

【各駅電車~!急行電車~!快速電車~!海賊電車!】

 

「なら、一撃必殺の遠距離攻撃なら……!」

 

 ビルドアロー号を引き絞り、ガイドアナウンスと共に照準を合わせ、クローンヘルブロスを射抜こうとする。

 

【発車‼】

 

 一直線に放たれたビルドの攻撃、その緑と水色のエネルギーがクローンヘルブロスへと到達する。

 

 

 ……かに思われた。

 

『……』

「……っ!…消えた!?」

 

 風景に解けるように消えたクローンヘルブロス。列車状の攻撃は透明になったブロスを見失い、地面に慣性そのままに激突する。

 

【ロストマッチ!】

 

「!?」

 

 ビルドの背後に出現した途端、ネビュラスチームガンにCDが刻まれた銀と赤錆色のボトルをセットし、引き金を押し込むクローンヘルブロス。

 

【ファンキーアタック!ロストマッチ!】

 

――――ガガガガンッッッ‼

 

「うぎゃん!?いったー…………」

 

 二色の歯車と超音波振動する虹色のディスクがビルドに襲い掛かった。さらにまたもや、クローンヘルブロスは周囲の景色に溶け込むように消え去っていく。

 

「リモコン……つまりそれらと通信する機材の能力も持ち合わせているワケ?テレビをモチーフとした消音機能、ってところか……。ならゴリ押しは得策じゃないね」

 

 アーマーから煙を噴き出すビルドは炭酸飲料缶の様なアイテムを取り外すと、ベルトのホルダーにセットされた二本のボトルを両手に持つ。

 

「これこれ、さぁ、実験を始めようか」

 

【サメ!バイク!ベストマッチ!】

 

 “待ってました”と言うようかの様に、ベルトから高らかにベストマッチ音がなる。

 

「ビルドアップ」

 

 前後に展開されたスナップライドビルダー。基本フォームと左右反対の色使いとなるベストマッチフォームへ変身した。

 

【独走ハンター!サメバイク!イェーイ!】

 

 鮫とバイクのハンドルを模した頭部パーツ。両肩には鮫の顔とマシンビルダーの意匠が施され、腕にはタイヤやヒレのアーマーが装備されている。そして、隠れてこちらの様子を伺っている怪人に向かって声を張り上げる因幡野戦兎。

 

「ねぇ『ロレンチーニ器官』って知ってる?サメの頭にはたーくさん穴が開いていて、その中にゼリー状のケラタン硫酸が詰まっている、って考えられているんだ。このプロトン伝達体で百万分の一単位の電位差を感知しているんだけど……」

 

 いま、ビルドの目には……いいや、身体を介した全神経には空間全体が知覚でき、不可視となった二色の怪人が何処にいるのかなど一目瞭然だった。

 

「見っけ!筋肉やら電波やらから発生する電気、丸見え!」

 

 右目の赤いアイレンズと肩の歯車を光らせると、大量の無人のバイクが野外を駆けまわり、次々とクローンヘルブロスに激突していく。

 

『…………!』

 

 舌や声帯の機能は無いのか、激突の衝撃で倉持技研の研究所の壁に激突しても声一つ上げない不気味な怪人。だが、それでも身体が限界なのは火を見るよりも明らかだった。

 

「さぁ、終わりだ!」

 

【Ready go!ボルテック・フィニッシュ!イェーイ!】

 

 マシンビルダーと巨大なサメのエネルギー体を召喚した後、彼女を乗せたマシンビルダーはクローンヘルブロスへと突撃していく。さらに背後に発生した大波の中から巨大な鮫が現れビルドに追従していく。そして…………。

 

 

 けたたましい音と共に、爆炎が生まれる。

 今度こそビルドの必殺の一撃はクローンヘルブロスを爆散させた。ボロボロと身体が崩れ去り、小さなナノマシンも次々と小さな火花となって消えていく。忌むべき命を元あった場所へ送る浄滅の力が、クローンの肉体を黄金の粒子に変換し、無へと返す。

 

 

 

 がしゃん、という音が無人の研究施設に響く。地面に落ちたのは、紫色の拳銃『ネビュラスチームガン』と、二本の赤錆色のフルボトルだけだった。

 

「ふぃー……。丁度良い、この紫色の拳銃、貰っちゃおーッと」

 

 新しい玩具を貰った子供の様にスキップ交じりでそのアイテムを回収しようとするビルド。

 だがその時、……殺気が走る。

 

「っ……!あぶなッ」

 

 何発かの銃弾がビルドに向かって放たれた。身を翻して避ける赤と青の戦士は視線を上げると、見知った黒い蝙蝠を見た。トランスチームガンを撃った人物は黒い身体を日の下に晒し、くぐもった声で唸るように声を出す。

 

『やはり、ココに来ルと思ッてイた…………』

「ナイトローグ!……」

 

 空中から降り立った黒いパワードスーツの人物。金色のバイザーが鋭く光り、頭部の煙突から静かに白煙がたなびいている…………。二人は一触即発の事態となり、久々に自らの声を隠すローグと戦兎は対峙する。

 

「久々だね……、素敵な声になってるじゃないか」

『……』

 

 ビルドの言葉をどうでもいいかというようにスチームブレードを分解すると空中へ投げ上げ、落下点に構えたトランスチームガンに接続する。

 

【ライフルモード!】

 

 そして、バルブをひねると、周囲には黒煙と共に火花や雷のスパークが弾ける。

 

【エレキスチーム!】

 

「うげ……POD?」

 

 サメバイクフォームは鮫の特性を有効に使える代わりに、その弱点も継承している状態にある。戦兎が呟いた『POD』とは実際にある道具の事で、『Protective Oceanic Device』の略語であり、電磁波を発生させることで鮫のロレンチーニ器官に不快感を与えることができる護衛装置……通称シャークシールドである。

 

『お前がソのフォームになるのヲ待っていた……、シィ……!』

「うわっ!」

 

 ナイトローグはトランスチームガンに接続してリーチが伸びたブレード部分を振り回し、ビルドに襲い掛かる。ビルドはサメバイクフォーム左腕のタイヤやチェーン部分でいなすも、身体中から伝わる不快な刺激と怒涛の攻撃の手数に押され出していた。

 

「ッ、銃剣道……?宇佐美はそんな戦い方をしなかったはず……」

 

 さらにナイトローグの戦闘スタイルにも違和感を拭えなかった。宇佐美は理詰めで攻撃を仕掛けてくる油断ならない戦い方だが、この変身者はスピードや攻撃力に特化し……まるで万能型になった一夏やブリュンヒルデと戦っているかのようだった。

 

『余所見か、ナめたものだな。ネビュラガスが注入されテいるにシろ、貴様の身体スペックはタバネ・シノノノから十数%程向上してイる。ダが、今のノお前はどウだ。人殺しヲ心ノドこカでオそレてイる。タオすこトなど……』

「!?」

 

【Bat…!スチームショット!Bat…!】

 

『容易い』

「ガハァ‼」

 

 ゼロ距離からの高エネルギー攻撃を腹部に食らってしまったビルドは数度地面に激突、バウンドしながら弾き飛ばされた。ビルドの変身が解除され、装甲が粒子となってフルボトルへと戻っていく。

 

「ぐっ……、お前は誰だ……ナイトローグ‼」

『コレはたダの借リ物だ、答えル必要ハない……。私の役目は終わッた』

 

 足元に落ちていたビルドドライバーを蹴り飛ばすと、夜の悪党は片膝をつく。散らばった『ダイヤモンドフルボトル』、『フェニックスフルボトル』、そしてサメとバイクのボトルを片手に持つと、ナイトローグはトランスチームガンを横なぎに動かす。黒煙が周囲を覆い尽くすと、人の気配が消え去った。戦兎はよろけながらも立ち上がる……。

 

「……、くっそ。フルボトルとられた……、やるなアイツ。一体誰だったんだ……?」

 

 命を取られなかったことに違和感を覚えながらも、戦兎は自分の信じる力(ビルドドライバー)を懐へとしまいこんだ。そして、片手に持った端末へと目を落とす。

 

「それにしても、このデータも分かんなくてモヤモヤする。誰だよ……――――、『パンドラ・モザイカ』って」

 

 葛城忍のデータ内にある『パンドラ』と言う女性名。学園に保管されている『パンドラボックス』と何らかの形で関連しているのは確かだろうが、不可解な単語との繋がりが強く、全て彼女の想像の域を出ない。

 

「でも、この女がISに関係しているのは間違いない。スターク達が言っていた『ハザードレベル』、そのレベルがエックス……つまり『10』になった場合、何かが起こるのは確かなんだろうね……」

 

 ……現時点で、開示されたデータの中で最も繋がりが深いであろう『ハザードレベルX』という単語……。今の所、それに関係するデータで判明している事は、おおよそ人の常識からかけ離れたものだった。

 

 そして、それを含めて戦兎は訝しむ。“何故こうも重大な情報を始末しなかったのか?”何故自分の様な解読・復元が可能な人物にあっさりとデータを見せたのか……いや、そもそもこのデータを自分に見せるためだけに倉持技研に潜入した可能性も高い。ただただ戦兎は思案する。『織斑一夏』と『白式』の分析レポートに記されていた不可解な謎の文章を。

 

 

 

「……――――ハザードレベルXに目覚め始めた人間が使用者である場合……、“ISは『別生命体』へ進化する”……そんなことが在り得るのか?」

 

 

 

 思考が混乱で定まらない。この情報は……、一夏()達に伝えて良いものなのか?確かに伝えるべきもの、知る権利があるもののはずなのは分かる。……、けれど、何故だ。

 

(この事を口に出せば、調べてしまえば。一夏達の幸福が全て壊される…――――そんな気がする)

 

 彼女の胸の奥には、不明瞭な明日しか見えていなかった……。




ブリッツ「いぇ~、しょ~り~♪」
惣万「……。お前何だよあの豪運コンボ……『アルティメット・ヤマト』と『アルティメット・ガイ・アスラ』でUトリガーしながら?『ネオ・アグレッシブレイジ』を付けて?『スレイヴ・ガイアスラ』と『幻羅星龍ガイ・アスラ』に『メロディアスハープ』二枚使って?四回連続攻撃?BP50000が四回とか……スピリットとライフが幾らあっても足りねぇよ!(※『仮面ライダーエボルブラックホールフォーム』の最高レベルBPが13000)」
ブリッツ「おまけにブレイド・ジー三枚手札にあったし~。一応これネタデッキなんだけど~?でもマスタークも強かったよ~?やっぱりクトゥルフ系のデッキ破壊とかさ~、さすが宇宙呑み込む蛇~」
惣万「ぜんっぜん嬉しくない。ゲーム厨種族(バグスター)に言われてもぜんっぜん嬉しくない……」
宇佐美「恐るべし、だな。龍騎のデッキで即タイムベントとかどんな運してるんだ…。おまけに一切遊び無しのガチデッキ構成がアレスとサラス…」
ブリッツ「でも今の環境は制限かかっちゃったし~、青い異神に変えよっかな~」
シュトルム「良いからISの話しやがれよ。あらすじとあとがきが大変なことになっているんですが。もう何の話ですか」
ヒカルノ「これバト〇ピ小話?仮面ライダーコラボならパズ〇ラもあったでしょ……」
惣万「うっさい権蔵」
ヒカルノ「剣蔵で……した私‼」
シュトルム「過去形?……何で?」
クロエ「……『俺(ボソッ)』、いや似合いませんね。勇者乙。はい『申の十二神皇ハヌマーリン』召喚」




BS仮面ライダーコラボデッキ

惣万(パーティタイムとごとき氏チャンポン)
マスカレイド・ドーパント×6
ゴ・ガドル・バ×2
仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォーム×1
ウェザー・ドーパント×1
ユートピア・ドーパント×2
仮面ライダーエターナル×2
ン・ダグバ・ゼバ×2
ブラッドスターク×1
仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー×1
ゲムデウスバグスター×1
仮面ライダーエボル ブラックホールフォーム×2
サジタリウス・ゾディアーツ×2
サジタリウス・ノヴァ×1
アナザーディケイド×2
ヒート・ドーパント×1
ルナ・ドーパント×1
トリガー・ドーパント×1
メタル・ドーパント×1
仮面ライダーダークゴースト×1
仮面ライダーエターナル[2]×3
倒壊する風都タワー×3
ライフチャージ×2
リミテッドバリア×2
合計44枚

ブリッツ(多々買わなければ生き残れない)
仮面ライダーライア×1
仮面ライダー龍騎×3
仮面ライダーナイト×3
仮面ライダー王蛇×2
仮面ライダーインペラー×3
仮面ライダーシザース×1
仮面ライダーガイ×1
仮面ライダーゾルダ×2
仮面ライダータイガ×1
仮面ライダー龍騎サバイブ×2
仮面ライダーナイトサバイブ×2
仮面ライダーオーディン×3
仮面ライダーリュウガ×2
仮面ライダーベルデ×1
仮面ライダーファム×2
ドラグレッダー×2
ダークウイング×2
ミラーワールド×3
ストライクベント×2
ファイナルベント×2
ガードベント×3
トリックベント×2
合計45枚(5枚分が無理矢理入れた感が凄い…)


シュトルム(失踪する本能、妹に貸してもらった)
仮面ライダーファイズ×3
仮面ライダーファイズ[2]×2
仮面ライダーファイズ アクセルフォーム×2
仮面ライダーカイザ×2
仮面ライダーデルタ×2
クレインオルフェノク×3
ウルフオルフェノク×1
ホースオルフェノク×2
仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム×2
ホースオルフェノク 疾走態×2
仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム[2]×1
スネークオルフェノク×2
仮面ライダーファイズ[3]×3
仮面ライダーカイザ[2]×2
ウルフオルフェノク 疾走態×2
スマートブレイン社×3
双光気弾×3
クリムゾンスマッシュ×3
合計41枚



宇佐美(神の才能)
仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー×1
仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマー レベル2[2]×3
仮面ライダーブレイブ ファンタジーゲーマー レベル50×2
仮面ライダーエグゼイド マキシマムゲーマー レベル99×2
仮面ライダーゲンム アクションゲーマー レベル0×2
仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマー×3
バガモンバグスター×2
仮面ライダーブレイブ クエストゲーマー レベル1×3
仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマー レベルX×2
仮面ライダーポッピー ときめきクライシスゲーマー レベルX×2
仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマー レベルXXR×1
仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマー レベルXXL×1
仮面ライダーブレイブ レガシーゲーマー レベル100×2
仮面ライダーゲンム アクションゲーマー レベル1×3
仮面ライダーゲンム ゴッドマキシマムゲーマー レベルビリオン×3
ゲームエリア×3
新檀黎斗×3
檀黎斗神×3
白晶防壁×3
合計44枚

宇佐美「惣万のデッキの適当感…」
ブリッツ「変な拘り持つタイプ~?」
惣万「うっ、否定できない……」


※2021/01/23
 一部修正

今後の進め方の優先事項

  • 瞬瞬必生(本編のみを突っ走れ)
  • 夏未完(消え失せた夏休み編の復旧)
  • ちょいちょい見にくい部分を修正と推敲
  • 全部

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