IS EVOL A KAMEN RIDER? 無限の成層圏のウロボロス SI-N   作:サルミアッキ

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クロエ「えぇっと……」
惣万「よし、行くぞ?」
惣万&クロエ「「IS EVOL A KAMEN RIDER?~無限の成層圏のウロボロス~、通算百話達成おめで…」」
戦兎&一夏「『これからも宜しくお願いねー』するぜェエェェェ!!」

【イェーイ!】【ブルァァァ!】【ヤベーイ!】【オォラァァ!】【Ciao~♪】

―パンパンパンッッッ‼―

クロエ「うっさい!ってまだ言ってないし、飛んでるし…、なんでホークガトリングだし!?」
戦兎「ふふふ……その理由は内しょッ…『一富士二鷹三茄子だから縁起がいいって聞かなくて…あ、俺のはロケットフルボトルで飛んできたぞ』おいバカ何バラしてくれてんだ一夏‼」
惣万「正月終わってんぞ………めでたい時ぐらいさ、敵味方関係なくさ、普通にあらすじ紹介させてくれよぉぉ……(´;Д;`)ウワァァン」

(物陰からそっと茄子と茸のコスプレしてスタンバってる宇佐美by中の人ネタ)

クロエ「……馬鹿ども?」(鉈持ちながらにじり寄りにじり寄り……)
戦兎&一夏「「ごめんなさい、真面目にやるんで許してください」」
惣万「んぅ、ん……前回は宇佐美と千冬のコズミックバトル……スーパーギャラクシーな戦いを繰り広げている…な……。これホント大丈夫か?」
戦兎「間違っても二人の共通項であるあの言葉『行〇遅〇』だとかは言っちゃダメだぞ……スーパギャラクシーな連携で消炭すら残らないから……(台本チラ見)」
クロエ「戦兎の方は………痴ッ、痴女の痴情を見て鼻血を漏らしたァァァァッ!?とまわりさんこっちですゥゥゥ‼………戦兎、まさか貴女が警察に捕まるって……やっぱりね」
一夏「おい、台本間違えてんじゃねーか?戦兎さんが宇佐美みたいな変態なわけないだろ…なぁ戦兎……………さ( ,,`・ω・´)ンンン?」
戦兎『(書き置きで)不可抗力です。あと私はバイです……見捨てて下さい』
三人「「「逃げんな戦兎ォッ!!!!」」」



【一方、チッピーは】



千冬「戦兎……ブツは?」
戦兎「現ナマと引き換え………はい、撮れたよ。マスターの泣き顔の写真」
千冬「ふふふ、すまん宇佐美と戦った所為なのか嗜虐心がどうにも昂ぶってな……(;゚∀゚)=3ハァハァ」
戦兎「(……マスターに手を出さない為だとはいえ、やばい事してんなぁ、この人……)」


あらすじ原案提供元:ウルト兎様、どうもありがとうございます!





ブリッツ「(ヒョコッ)……えー、つーさん百回おめー」
シュトルム「あのですね……そんな挨拶駄目でしょう。こういう時は感謝の言葉をちゃんと伝えないと……」
宇佐美「この転生ライダー二次創作も愚昧な筆者がちまちまと書き連ね続け、とうとう百と言う節目の時を迎えることができた。どれもこれも読者あっての事だ、本当にどうもありがとう、感謝のしようがない」
シュトルム「宇佐美!?……貴女いつもそういう感じで話なさいよ……えー、これからもこの様な稚拙ですが、長い目で見て頂けたら幸いです。今までも、そしてこれからも御贔屓にこの……『私達の神の才能を、有難く受け取れぇぇぇぇ‼』宇佐美お゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!?最後に何言ってんのテメェはァ‼馬鹿だろ、アンタ頭いいけど馬鹿だろ‼コミュ障かこの馬鹿!?」
宇佐美「ギャーギャー騒ぐなァ‼煩いぞこのクズがァ‼」
シュトルム「クズはテメェだろォォォォォ!?神様仏様読者様だろうがァァアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ‼」

―ぼかすかボカスカ―

ブリッツ「二人が喧嘩始めちゃったのでバイビーベイビーサヨウナラー。……読んでくれて本当にありがとう。私達嬉いよ~、これからも頑張って生きるからね~」


第六十六話 『もう一つのホワイト』

 眩い光がオータムの手を照らしだし……消えていく。

 

「ハッハハハ!貰ったぜ、特異対象のISをな!」

「うぐ……てめぇ……」

 

 彼女の手の中には、蜘蛛の糸にからめとられたトリガーがあった。その力を奪われ、突如として苦しみだすクローズチャージ。

 

「ん?あぁ……、そういや蝙蝠女が言ってたな?最早白式と織斑一夏は繋がりができ始めている、とかなんとか。重要なリンクが途切れた、……そんな感じか?」

 

 苦しむ一夏を見て、『あーあ』と言う感じで思い出すオータム。仮面の中で顔を愉悦に歪ませていると分かる声色。その声を聞きながら、一夏は自分の中の異変を察知する。

 

(……っ、確かにゴッソリ感覚がなくなった気がする……。こいつ等の言葉をアテにするのも癪だが、今まで背中にあった翼が神経ごと抜き取られたような……。閉塞感、倦怠感がある……っ、体のバランスがおかしくなったみてぇだ……)

 

 一夏の第六感的な何かがこの状況が、一つの答えを導きだそうとしていた。

 

(………………白式と俺の間に……何がある……?)

 

 苦しみながらも戸惑うしかできない一夏。丁度彼を捉えていた蜘蛛の巣が細かな氷の結晶となり、砕けていく。その瞬間、クローズチャージの変身が解除され、一人の男の姿が龍の鎧の中から露になる。

 

「がっ……!」

 

 突然身体の自由を与えられ、彼は前方へつんのめり、蜘蛛のビルドの足元にひれ伏してしまった。

 

「……暇だし、少しこのオータム様とお喋りしねーか?なぁに、別に取って食おうってんじゃねぇんだ。そんなに身構えんなよ」

「ふっざけんな……なんでお前なんぞと……!」

 

 一夏はなおも反抗的な目で紫と白のビルドを見る。その顔に、誰かの面影を重ねたオータムは、頭に血が上ってきた。

 

「……可愛くねぇガキだな。血は争えねぇってか?こんな美人と話せるんだ。三十代位になってこんな思いしようとしたらウン何万払わなきゃ出来ねーぞ、オラァ!」

「ぐっ……!顔見てねぇから美人かなんてわかんねぇよ…!」

 

 そう言って、彼を乱暴に蹴り転がす仮面ライダー(オータム)。その身体に走った衝撃で目の前が朧げになる正義の味方(織斑一夏)

 

「織斑一夏。お前、思った事ねぇか。この世界っておかしいよなァ?」

「ッ、……何が……言いてぇ……?」

「だってそうだろ?兵器を使った、人が死ぬかもしれないスポーツ競技がある世界。人が人の形をした肉人形を創り出す世界……。差別が世界の裏側に蔓延し、見えざる力の塊が私達を突き動かす世界……。これはお前らが謳う『愛と平和』とは到底程遠い。それを知らずにのうのうと、反吐が出るぜ」

 

 一夏を足置きの代わりにしながら話を続けるオータム。その言葉にはどうしてか……心の籠った実感があった。ナニカを背負った重荷があった。

 

「鉄砲も、刀も、弓も……全ては只自分達を守るための武器だった。だがISはどーだ?誰が何と言おうが兵器でしかない。原爆は相対性理論から生まれた?馬鹿言うな。あれは科学を悪用した結果なだけだ。初めっから近接ブレード持ったパワードスーツを、宇宙開発の足掛かりだとか言われてもなぁ?」

 

 呻く彼の頭越しに、オータムはこの世界の根幹を嘲り笑う。その笑い声は、どこかの誰かと似通っていた。一夏の瞼の裏では、『蜘蛛のライダー』と重なり合った『血塗れの蛇』が陽気な声で手を伸ばす……。

 

「結局は世界最強の兵器っつー価値しかねぇんだよ、お前等が使っているISってのは。笑わせるじゃねーか。お前らの心の支えは、『核兵器を使って世界を平和にします』って馬鹿言ってるだけなんだからなァ!はッはッはァァ⁉」

「がぁっ…………‼」

 

 躊躇も、容赦もなく踏みつける。真実を偽る事も、飾り付ける事もせず、只淡々と彼女の口からは世界の裏側に住まう人々の声が漏れていた。

 

「……イラつくぜぇ。そんな危険な遊びをどうどうとするお前等が……、戦争を知らないお前等が、私達をどうこう言う資格があると思うかぁ、ぇえ!?」

 

 『私達』は生きてきた。平和など無かった。ファウストも、亡国機業の人間も、どちらも同じ穴の狢ばかりだった……。

 

「力があれば、誰かを守れる……んなこと思ってんならさっさとドブにでも捨てちまえ。正しく力を、兵器を使おうと国家の軍に入った女がいた。だがァ‼そんな甘ぇ事を思った馬鹿がッ、戦争で真っ先に死んでいくのさぁっッ‼」

 

 

 

 

 

―ドッガァァァァァァァァァァァン‼―

 

「うぉあ!?」

「うん?何だァ?」

 

 その時、急に光が差し込んできた。瓦礫と共に吹き飛んでくる血飛沫と蛇腹剣、そして霧を纏ったランス。

 

「や、やっほーおりむー……?」

「……へっ?な、何でここ来た……つか何それのほほん?」

 

 耳に届いたその声に、一夏が身体を起き上がらせ見てみれば、狩衣型のアーマーを纏った一人の同級生の姿があった。

 

【海賊列車~!発車‼】

 

 そして、遅れて届く愉快なメロディー。一夏たちの位置目掛けて、粉塵の後ろから巨大な緑と青の列車が突進してくる。

 

「ぬぁっと……!」

「あっぶねぇ!?頭かすった!?」

 

 一夏の頭を超え、スパイダークーラーのビルドに炸裂する一撃。その爆発音と共に、軽快な声が聞こえてきた。

 

「やっほー、いやぁ、予想以上にボロボロだね……てかドライバー取られたの?」

「うっせぇよ戦兎さん……!何でここに来たんだ……」

「いや、ブラッド・ストラトスが出たんだよ……今度は……、っ!」

 

 その途端、オータムの周りに血煙がまとわりつき、くぐもった女の声が聞こえてきた。

 

『あら亡国機業さん、ご機嫌如何?』

「チッ……お前かよ」

 

 オータムの周囲に漂っていた血の霧が、徐々に人の形を成していく。そして……その姿は、元IS学園最強の座に座っていた、更識刀奈と瓜二つとなった。

 

「楯無さんの……、ブラッド・ストラトス……!」

「ひどい能力だな……!身体を霧に変える能力なんて……!」

「ん~……まぁソレも能力の恩恵の一つではあるんだけどね。まだまだ正解に遠いわ、頑張れっ頑張れっ♡」

 

 そう言って胸を腕で挟んで強調させる彼女……ブラッド・ストラトス『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』。一方、本音もこちらの状況を把握したようだった。

 

「あっれ~?こっちにもせんちゃん、あっちにもせんちゃん?せんちゃんって分身出来たの~?」

「うん、できるぞ。この天才科学者であるオレの、発・明・品!っである四コマ忍法刀使えば!さいっこーでしょ!」

 

 むんっと胸を張る海賊のビルド(戦兎)に、蜘蛛のビルド(オータム)は思わずズッコケそうになった。

 

「ってそーじゃねぇわ、のほほん。コイツ戦兎と違います、全く別の人間です。ほら自己紹介!」

「ど、どもー。悪の組織の平社員なオータムです……って何暢気に会話してんだてめぇらぁ‼お前等被害者私襲撃者‼」

 

 ついいつものノリでそう返してしまうオータムさん。数秒後、彼女は心の中で頭を抱えた。ファウストの連中のノリに慣らされてしまった弊害がここで出た。

 

「お~そーりーそーり~」

 

 そして、そのキャラ崩壊の影響を受けない特異点気質ののほほんさん。敵であってもそのホンワカ雰囲気を崩さない。

 

「なぁおい織斑一夏、このガキいつもこんなパヤパヤしてんの?」

「「………………」」

 

 一夏や戦兎はノーコメントでした。

 

「チッ、ガキどもめ……。まとめて蜘蛛の巣の餌食にしてやるよ」

 

 どうやら本気でイラついたらしい。いつの間にかドライバーのボルテックレバーを回転させきっていた彼女は、片手を床につきアームクローを背から展開させる。

 

【Ready go!】

 

「私ァ上からの撤退命令待ってるんだ、大人しくしてろぉ‼」

 

 クローの先端からビームを飛ばし、追撃として氷点下の特殊液体が混ざったファイバー繊維を分泌させる。初撃のエネルギー弾はビルドと九尾ノ魂・天狐の武器で弾き返されるも、二人の身体に凍結する蜘蛛の糸が絡みつく……。

 

「っ、……!」

「ハッハハァァ‼つぅかまえたぁァァ‼」

 

【ボルテック・フィニッシュ!イェーイ!】

 

 身動きの取れなくなった二人へと、オータムはライダーキックを食らわせることにした。天井にクローアームでへばりつき、そのまま距離を詰め蹴りの態勢へと変化する……。そして、蜘蛛の巣と雪の結晶の様なオーラを片足に纏わせ、その一歩を前方へ放つ。一寸先の勝利を確信し、けたたましい叫びを上げる蜘蛛の仮面ライダー。

 

「食ゥらいやがれェェェェェェェ‼」

 

 

 

 …………だが、彼女は忘れていた。

 

「……………二尾の鉄扇『更科』!」

「何っ、……ガハァッッ!?」

 

 戦場では油断したものから死んでいくという当たり前の事実に。彼女は綺麗な弧を描いて、ロッカーを一つ、二つと吹き飛ばし、コントの様に壁へとめり込んでしまっていた。返事がない……ただ気を失っただけのようだ。

 

「のほほん、お前ソレ……」

「うん~、ホームランなのだ~」

「いや、そうじゃねーけども……」

 

 鉄扇で跳ね飛ばしたオータムが壁に埋まったのを確認した後、一夏は武装を新しくした彼女を見つめる。

 

「『九尾ノ魂・天狐』はオレが設計したISの一つさ。簪ちゃんの許可を得て、『打鉄・弐式』と『霧纏いの淑女(ミステリアス・レイディ)』のデータを拝借して創り上げた装備は、戦闘経験が浅い本音ちゃんにも自衛の為の力くらいは与えられるのサ!」

「ドヤ顔すんな。いや、マスクの下で見えねぇけど!」

 

 名言が台無しになった感があるが、いつもの調子なのでまぁ問題無いよネ。是非もねぇよね……。

 

 

 

 

 

「…。ふーん。で、無駄な足搔きは終わったかしら?」

「!」

 

 色っぽい仕草で、三人の前に姿を晒すブラッド・ストラトス。その顔は、自分だけ仲間外れにされてほんの少し不機嫌そうだった。

 

「おっと……。ごめんごめん、少し忘れてたよ。さぁ、鬼ごっこを続けようか?」

「悪いけど。もう貴女達に次は無いわ、今度は私のターンよ?」

 

 彼女の扇子の文字は【十分経過ァ〜(^_^)】と変化した。

 

「次は無い?まるで勝てるみたいな口ぶりだね……、っ!?」

 

 その時、戦兎は察知した。明らかに眼前のブラッド・ストラトスの雰囲気が変化したことを。

 

「因幡野戦兎さん。貴女、さっき言ってたわよね?私の単一仕様能力が『身体を霧に変える能力』だって」

「…………」

 

 そう言ったブラッド・ストラトスは、扇子を閉じて『正真正銘のビルド(因幡野戦兎)』へと突きつける。

 

「近からずも遠からず、かしらねぇ?……まぁ水分ってところはあってるけど?」

 

 突然無防備に歩き出す『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』。彼女は扇子をまた開き、【惜しい(>人<;)】と身構えた三人に見せつけた。

 

「教えておいてあげる。私の単一仕様能力『馭者の山羊、(クローフィ・)沈まぬ星よ、(クローフィ・)極光を指せ(クローフィ)』はね……………『この世の水素を自在に操る能力』よ」

 

 ………………三人は、一瞬彼女が何を言っているのか分からなかった。

 

「「……………?」」

 

 というかいまいちどこがすごいのか理解しきれていない馬鹿とのほほん。だが……。

 

「……………、ッッッ!?……ま、待て、ちょっと待て‼まさか、それじゃ……!!?」

「あら、気が付いた?ブラッド・ストラトスの単一仕様能力が、どれほど馬鹿げているか」

 

 戦兎はその被害で七番目だということに驚くしかない。そして『即座にもこのブラッド・ストラトスを破壊しなくてはならない』とその頭脳を最大回転させ始める。

 

「どういうことだよ戦兎さん?」

 

 一夏が尋ねるが答えない。答えている暇があるなら奴を一秒でも早く壊さなければならない。今の彼女は冷静さを欠いていたが、その反応は当然ともいえるだろう。

 

「見せた方が、早いわね……」

「まっ……待て‼止めろぉぉぉぉォォォォォ!!!?」

 

 懇願するように叫ぶ戦兎。だが、その悲痛な叫びは届かない。

 

「やーよ、だって言ったでしょ。私のターンよ、って」

 

 突如として、『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』の周囲が怪しく輝きだす。赤い光が、彼女の顔に不気味な影を落とす。

 

「この世の水素を自在に操る……。つまり水を分解して水素と酸素に分けたり、氷を水蒸気に熱エネルギーを加えずに形質を変化させたり、その逆も然り。でもやっぱり一番見栄えが良い使い方としては……これね?」

 

 そう言って両手を重ねた後開くと…その手には妙な光が集まっていた。

 

「今、私の手の平の上には重水素と三重水素が必要量生成されたわ」

「それが……何だ?」

 

 はっとした表情を晒す本音。その顔は徐々に真っ青になっていく。一夏も、その異様な反応に警戒心を最大レベルにまで引き上げた。その様子が嬉しいのか、『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』はとても可愛らしい花が咲く様な笑顔をこぼし、こう囁く。

 

「高校生にはちょっと難しいかしら?簡単に言えばね…………………」

 

 

 

 

 

「………、コレ水爆なの(・・・・・・)

 

 ………………一瞬、聞き間違いであってほしい言葉が聞こえた。

 

「………………、ぇ?」

 

 嘘だと言ってほしかった。だが……。

 

「つまり私は、『手の平で純粋水爆を創り出す』のも能力の一つなのよ。さぁご褒美よ、苦しみも与えずに……この学園全てを消し飛ばしてあげる♡」

 

 その手から、禍々しい眩い光が溢れ出しそうになっていた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………………………ん?」

 

 一夏は、突然身も心も軽くなっていた。どうにもおかしい。さっきまで自分はいったい何をしていたのだったか……?誰かと戦っていた気がする。だが、それが……スタークだったか、ブラッド・ストラトスだったか、はたまた全く別の銀色の天使をしたナニカだったか?様々な自分がいた気がする。それでも俺は俺である……それだけは覚えていた。そう思うと、突然光に包まれた空間が薄れていく。徐々にその光が消えていく……。

 

「…………どこだ、ここ…………」

 

 一夏は、満天の星空の下、遥かまで続く水面の上に立っていた。遠く……遠くに、歪な赤い光を放つ、天へと届く鉄の塔が伸びている。

 

『貴方は、力を求めますか……?』

 

 声が聞こえた。突然だった。ハッとして背後を振り返れば、闇夜の凪の中に『白』がいた。

 

「っ、お前……」

 

 そこには……、白いワンピースの少女が立っていた。全身真っ白と言って差し支えない華奢な少女が、海の上にて白髪をなびかせその男(一夏)を待っていた。

 

『貴方は……戦いますか?』

「戦う……?そうだ……。俺はブラッド・ストラトスと戦って……」

 

 そして一夏は眼を見開く。この時間から隔絶された心の中の世界で、自分が戦うべき相手を思い出す。

 

「…………っ、けど……!あんな奴にどうやって……‼」

 

 思い出したとしても、今の自分に奴らを倒す力がない事はわかりきっていた。また……自分は肝心なところで無力でしかなかった。その憤りが彼の心に沁みつき、儚い望みも絶たれようかと彼を苛む。

 

「………………俺は………………皆を護りてぇって思ってた……!助けになりてぇって思ってた!なのに、なのによ……!」

 

 泣いてほしくなかった。悲しんでほしくなかった。ただ、傍で笑い、友情を築き、信じてくれた存在()の為の支えになれたらと思ってた……けれど。

 

「俺なんかじゃ……無意味なのかよ……!」

 

 その成層圏は血で染まる。無慈悲に、比べるのも烏滸がましい力によって捻じ伏せられようとしている。……肝心な時に、自分()は無力だ……。

 

 

 

 

『ならば……“私達”を使う事を強く思ってください……』

 

 突然声がかかる。振り返ってみればハッとした。顔は見えずともその少女の正体が分かる。長い付き合いではないものの、何故かとても懐かしい。……姉を思わせる優しさと厳しさの入り混じるその光。よしや、よもや…………。

 

「お前……まさか白式か?」

 

 その言葉に答えたのだろうか?うっすらと……それでも哀し気に唇の端を歪めるしかしなかった少女。それを肯定と捉えた一夏は、白式に向かって声を投げかけた。

 

「頼む白式、教えてくれ……俺が強くなるにはどうすればいい?あいつ等と戦うには、どうすればいいんだ……!」

 

 懇願するように、救いを願うように、祈る様に。一夏は最後の光に望みを託そうとする……だが。

 

『貴方には……初めから“戦う力”がありました……』

「…………何?」

 

 ……予想もしていなかった答えが返ってきた。

 

『私たちによって目覚め始めていた貴方本来の力は……平行世界に繋がった時、異物として心の奥底から弾き出され始めたのです……』

 

 突如として、足元の水面が揺れる。どんどん波紋が広がって行き、海の中から見慣れた物体が迫り出してくる……。

 

「‼」

 

 それを見て目を見開く一夏。その一振りは、彼にとって最もなじみ深い武器の一つであったのだから……。

 

「……これは……雪片」

 

 それはまごう事無き白式の武装、『雪片』だった。但し……()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

『その剣を引き抜けば、貴方は戦いから逃れることはできなくなるでしょう……。本当ならば、貴方にこれ以上その先に行ってほしくは無かった……』

 

 残念そうに俯き呟く『白いワンピースの少女』。何故だかはわからないが、悲しんでいる。視線を下へ向けながら、彼女は声を震わせていた……。だが、一夏は進まなければならない。今なお、自分の守りたい者が危機に瀕している。それらを護る為になら、自分が傷つくことも、苦しむことも……。

 

「関係無ぇ……上等だ」

 

 ゆっくりとその一歩を踏み出して、彼は『黒い雪片』を手に取った……。

 

 

 

 

 

『へぇー……何が上等なんだ?』

「『ッッッッッ!?』」

 

 突然、どこかから声がした。一夏も、『白いワンピースの少女』も困惑の色を隠せない。それが表れたのは、突然だった。

 

―ヒュゥゥゥゥゥ………………パシャッ―

 

 上空から落ちてきた人影は、水滴の様に緩やかに水面を震わせ、そして顔を上げる。

 

 

 

『………………よぉ?最悪で最低で、最高の匂いがするなぁ?』

 

 

 

 その人物の顔がぐしゃりと歪む。ニヤリと唇が三日月になる。だが、そんな悍ましい表情をしていたとしても、その造作は………………『織斑一夏』そのものだった。

 

「何だよ……お前……‼」

 

 一夏は聞いた。そして……『一夏』は答えた。

 

『何だとはご挨拶だな、……“相棒”?』

 

 カラカラと乾いた声で、その『一夏』が自分の正体を告げ始める。顔と顔、視線と視線が空気越しに重なり合う。耳で聴く分にはその声は一夏一人のものでしかない……だが、根本から存在が違う。一人は青い髪に白い制服を着ているが、もう一人は蝋の様に白い肌と髪をしており、それに加えて色が反転した黒いIS学園の制服に包まれている。そして決定的に違うのは、その瞳だった。

 

「“蛇”みたいな目をした奴なんて知らねえよ…?」

『いいや、俺はずっとお前の傍にいた。ISを触れる前から、ずっと見てた。俺がお前の一番の相棒だ』

 

 その『一夏』の目には、優しさなど何もなかった。白目の部分は黒く染まり、瞳は赤く爛々と血の様に燃え盛っている。

 

『まさか……もう出てきたのですか!?あの人が押さえ込んでいたはずなのに……‼』

『あぁん?あのおばはんか?ちょいと手籠めにして来た……なーんてな?』

『ッ……!?』

 

 『白いワンピースの少女』が『白い肌と髪の一夏』に詰め寄ろうとするが、一瞬彼の身体から信じられない量の殺意が溢れる。口調はふざけ、荒っぽい性質が露になっているが、それでも『白いワンピースの少女』をたじろがせるのには十分だった。その様子に、一夏は彼への不信感を強めていく……。

 

「さっきから相棒、相棒うるせぇよ……白式の意識ならこの子だろ」

 

 ゆっくり『白いワンピースの少女』の肩に手をかける一夏。その行為で安心したのだろう……殺気によって震えていた彼女の手が、一夏の手に重なった。

 

『……ハァ、手がかかるぜ。全ッ然分かっちゃいねぇんだからよ、“相棒”は……』

 

 どうにもお互いがお互いの癪に障る存在だ。相棒と言うセリフにも、『自分の力が無ければ戦えない程弱い』と小馬鹿にした様子が伺える。

 

「えらっそうに……もったいぶってんじゃねぇ、ぶん殴るぞ」

 

 その言葉がきっかけだったのだろう。突然、『白い一夏』の姿が……消えた。

 

「ッ……、なっ……ォッ……!?」

 

 一夏の頬を殺気が掠める。そして振り向きざまに、『白い一夏()』は自分の正体を高らかに言った。

 

 

 

 

『分かってねぇなぁ……。俺も白式だぁ!!!!』

「!?」

 

 そして、目の前に自分の顔が映り込む。黒の中に血を垂らしたかのような、不気味に蠢く眼が近くにあった。

 

「ッ、嘘だろ……!?ISが触れるより先にお前がいたとか、順序が逆だろ!」

『いんや?マジなんだわコレがさぁ!』

 

 刹那、『白い一夏』の手から、真っ白な光が発せられ……一本の刀を形作った。そして時が止まったかのような間にて、次の行為が一夏たちの脳裏に閃いた。

 

「!」

『ひゃぁッハァ‼』

 

―ザンッッッ‼―

 

 上空に宙返り、迫って来ていた斬撃を『少女』と共に避ける一夏。重力を感じさせない挙動で着地すると、片手に黒い雪片を持ちながら『白い一夏』と対峙する。

 

「ッにすんだよ……‼」

『いいじゃねぇか。お前を殺して、外の敵も殺してきてやるよ。ま、ここには戻らねぇけどな』

 

 少女を庇い後退する一夏と、白い雪片を片手で振り回す『一夏』。夜空の星々も輝きを潜め、曇天から雨が降り出した。

 

「……俺はテメェと遊んでいる暇はねーんだよ‼あいつ等を……守るだけの力を手に入れなきゃなんねーんだ‼」

『ハァーッ!これはこれは御立派な綺麗事を仰る。偽善の匂いがプンプンするなぁ?』

 

 その瞬間、二人の『「一夏」』は接近する。

 

―ギャリィィン‼―

 

『や……止めて!貴方がその人と戦ったって意味は……!』

『あぁ?黙ってろよ残り滓。どーでも良いんだよ、俺は。誰かを守るだとか、んな事には興味がねぇ』

 

 鍔迫り合いを行いながら、『真っ白な一夏』は黒い白目を『少女』へ向けた。

 

『俺は、お前を殺して自由になるのさあ‼織斑一夏ぁ‼』

 

―ガッギィィン‼―

 

 けたたましい音と火花が白と黒の雪片から弾け飛ぶ。競り負けた一夏は、雨垂れに打たれながら水面に叩きつけられた。

 

『オーラァッッ‼はっはーぁぁ‼』

「ッ、つぇえ……!?」

 

 追撃が迫る。いなしても、受け止めても『白』には一歩届かない。全てが一夏(自分)の上を行く……。

 

『ん?違う違う。お前が弱いんだよ』

「ん、だと……?」

 

 困惑の声を上げる一夏に、『一夏』は嘲りを投げかける。

 

『お前……これでいいとか思ってないか?今のままでいいとか、弱いままで仲間と一緒にお手々繋いで頑張ろうとか考えてねぇか?』

 

 彼の手の、『白い雪片』が一閃した。

 

―ドッガァァァァァァァァァァァン‼―

 

「がっ、あァァァァァァァァッッッ!?」

『どうした?つまらないな、お前。もっと殺し合おうぜー?』

 

 ばしゃっ……、そんな音を立て、雨の降る水面から這い上がる一夏。

 

「っざっけんな……そんな思いで剣を振るって、何ができる!何が守れる!」

『お前の姉貴の言葉か?あぁー、笑っちまうな。あいつも心の中に俺みたいなのを飼ってるのに、よく言えたもんだなぁ?』

 

 口腔の中が見える程、大きく口を開いて否定をする『一夏(誰か)』。

 

『相変わらずだねぇ、そう言うの。だからお前は弱い。力こそ強さだ。力を持つものだけが全てを変えられる。世界も、自分も。強さの果てを見たいと思ったこと、お前はないだろ?』

 

 その赤い瞳孔は、まるでこれから積み上がる犠牲が反射しているようだった。

 

『お前は、腑抜けた獣だ。飼いならされた畜生だ。思い出せ、真のお前の姿を、本能を!お前は俺と同じ…こっち側だ』

 

 

 一夏は……思っていた。

 

―動け……、動け……動け動け……!動けよ……!―

 

 強くなりたい。それは一体……何だったのか(・・・・・・)

 

 どうしてそんなことを思うようになったのか。

 

 そもそも、自分とは何か。

 

 親の顔も知らない。生まれてきてくれて、何が幸福だったか……自分より他人の方が生きていてくれて良かったと思う時が何度あったのか。

 

―向こう側ではブラッド・ストラトスが学園を吹っ飛ばそうとしてるんだ……今動かなくてどうする……!?―

 

 あぁ……そう言えば。自分の為に戦うと言っていても、結局その中に、俺がいたことって……ほとんどなかったよな……。

 

―弱い?甘い……!?そんな事、馬鹿な俺でも自覚はあるんだよ……!―

 

 コレが、俺の弱さか……。

 

―けど、それを受け入れるしかないとしても、……!―

 

 認めるしかない……。それでも、諦めて良いものなのか?

 

―諦めちまったら、俺は今まで何の為に戦ってきたのか……分からねぇ‼正しさがそっちにあるとしても、今はこいつに勝たなきゃ……何も変えられねぇ‼―

 

 己の弱さに、真の意味で負けない。その弱さが無いと、自分は到底……優しくなれない(・・・・・・・)自覚があるから。

 

「……なッッッッッ、めんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」

 

 雨の中、曇天を裂く叫びが腹の奥底から噴き出した。

 

「俺は……!テメェを……!」

 

 手に刀を握り締め、『色の無い自分(■■■■)』に目掛けて振り被った。

 

「ぶった斬る!!!!」

『ッ!……そぉかぁ……なら』

 

 そして……満天の空が再び顔を覗かせる。

 

『…カラミティ・ストライク』

 

―……ばしゃっ……―

 

『……ぅぅひっひひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァーッハァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ‼』

「おぉぉぁあらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッッッッッッ‼」

 

―…………ッッッ‼―

 

 ……………………刀に肉や骨を断ち切る感覚は無かった。感じた事といえば、パンパンに膨らんだ水風船を切るような、そんな軽い感触だった。……だと言うのに、一夏の胸の中には確かな充実感がそこにあって……。

 

『……、“零落極夜”が……目覚めた……!』

『そうだ……目覚めてしまった……』

 

 ふと、『白いワンピースの少女』と目が合った。そして、その傍に立つ懐かしいような『白い女騎士』が苦しそうに拳を握りしめるのが仄かに見えて……。

 

『……おいおい、そんな目で見んなよ、“白騎士”に“残り滓”。いーじゃねーか。利害は一致しているんだ。それに、これからもっと面白くなるんだからよ……』

 

 『白い肌の一夏』の呟きを最後に、二人の人影は完全に消えて見えなくなった。

 

 

 

「はー……!はー……!ッ、俺の……勝ちだ……!」

『……ま、遊ぶ機会はたんまりある。いーぜ、とっととあの淫乱女、ぶっ殺してこい。そうしないと……死ぬぜ?お前も……箒も、みぃぃんな……なぁ?』

 

 『一夏』のその言葉を手向けに、一夏の意識は沈んでいった(目覚めていった)……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏の意識が一瞬消えた時だった……。

 

「ひひっ……『馭者の山羊、(クローフィ・)沈まぬ星よ、(クローフィ・)極光を指せ(クローフィ)』‼」

「や、止めろぉぉぉッッッ‼」

 

 戦兎と本音は青い顔で『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』の攻撃を止めようとするが、既に手の平には煌々と輝きだす光の玉があった。そして、彼女は顔を邪悪な笑みで歪ませた。突然その手を前方へと突き出し…………。

 

 

 

 

 

「………………『零落極夜』」

「な、にっ……!」

 

 そして、純粋水爆は、……後ろから突き出された黒い刀によって消滅した。

 

「へっ……?」

「あっ……?」

 

 呆気にとられるしかできない二人。真っ黒な粒子が一夏を包み、彼のその装いを変化させていく。ISスーツの上に、白と黒の装甲が展開される。

 

「オータムがそれをすでに奪ったはず……なのに、戻ってきたという事は……」

 

 ブラッド・ストラトスが何か呟くが、彼のもう一つの変身は止まらない。身体の各所に走るエネルギーラインが、夕暮れの中の桜の様に激しく光り輝く。メカニカルなISの形から、近未来的な滑らかで湾曲した姿へと変化した。そして、背後からは大小合わせて十二のカスタム・ウィングが展開される。だが、黒が混じったその姿は、天から追放された堕天使の様で……。

 

「………………『反転移行(ネガ・シフト)』、完了」

 

 ゆっくりと瞼を開いた彼の眼は、『黒い白目』に『金色の瞳』が瞬いていた。

 

「………あら、一夏君。随分と強くなったのね。おねーさん、嬉しいわ?『あの人』もお喜びになるでしょうね……」

 

 その変化に、『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』が真っ先に気が付く。IS敵性が、『S()を上回っている事に(・・・・・・・・・)

 

「……お、りむー……?」

「お前……一夏、なのか……?」

 

 異様な雰囲気は、彼の仲間にも伝わった。呼吸の一つ一つから押しつぶされそうな威圧感が放たれている。片手に持った日本刀型のブレードも禍々しく漆黒に光を呑み込んでいる。がさつでも優しかった『あの織斑一夏』だとは、簡単には思えなかった……。

 

「……俺は、俺だよ」

 

 それでも、ゆっくりと振り返って仲間に笑顔を向ける。不器用そうな笑みで、龍の籠手が付いた左腕で、クシャクシャと頭の髪を掻く(恩師である戦兎の真似をする)

 

 

 

「さて、ようこそ織斑一夏。こちら側の世界へ……歓迎するわよ?早速だけど、こちら側の礼儀を教えてあげようかしら?」

 

 背後から、愉快そうで……そして血に飢えた声がした。ガチャン、と床をランスが当たる音が響く。弾かれたように戦闘態勢を取る狐と兎。

 だがどうした事か、一夏の雰囲気がさらに変わった。冷静かつ苛烈、力強く、それでいて繊細な……戦兎はその姿を見て、瞼の裏で『ある人物』が重なった。

 そう、まるで『ブラッドスターク』の様だと思えてしまった……。

 

 

 

「願っても無いな……。行くぞ、ブラッド・ストラトス。コレが……俺のISの本当の力、『白式・刹羅』だ」




白式・刹羅

 この世界における一夏の白式・雪羅の真の姿。反転移行(ネガ・シフト)と呼ばれ、有り得る筈の無い移行解放状態。オータムにISが奪われ、『血霧の淑女(ブラッディ・レイディ)』が水爆を放とうとした時に一夏が精神世界に送られこの力を手に入れた。
 深層心理で出会った『白いワンピースの少女』、『白い女騎士』と共に『肌も髪も白い織斑一夏本人』が彼に力を貸し与えこの反転移行(ネガ・シフト)が行われた。だが、何故このような未知の進化を辿ったのか理由が不明であり、謎も多い。
 外見は白い装甲(アームやつま先、カスタム・ウィング)の一部が闇の様に黒い色へ変化しており、さらに蛇の様にのたうつ桜色のラインが走っている。なお、この状態になった場合、ISだけではなく一夏の外見にも変化が生じ、白目が黒く、瞳が金色に光る。

武装
・『雪片・無ノ型』
 真の一夏の雪片。雪片弐型より些か長め。その名称とは裏腹に刃から柄に至るまで漆黒。
・『刹羅』
 左手の多機能武装。白龍の顔を模した籠手。パイルバンカー、ビームキャノン、バリアシールド、エネルギーチェーン、ジャミングチャフ等を生成する展開装甲である。

単一仕様能力『零落極夜』
 詳細不明。→次話判明。

今後の進め方の優先事項

  • 瞬瞬必生(本編のみを突っ走れ)
  • 夏未完(消え失せた夏休み編の復旧)
  • ちょいちょい見にくい部分を修正と推敲
  • 全部
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