ロックマンゼロ ~紅き英雄の帰還と再び動き出す因縁~   作:M・M

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はい、とってもお久しぶりですM・Mです。
本当にとにかく色々忙しかったり怪我をして寝込んでたりと書けない日が続いてまして……申し訳ないです。これからペースが結構落ちてしまうのが続くと思いますが、書く時に書くので許して許して……

今回はアッシュ&エール編。次のグレイ編が終われば第とりあえず2章はお終いです。


-激化する戦況 エール&アッシュ編-

エールとアッシュはカンナ、シロツメに続く大きさであるローレルと呼ばれる都市に転送された。

 

他2つ程の大きさがある訳では無いが、この辺りにはナンバーズが4体も確認されているらしい。

 

アッシュ「何でそんなに数多いの?カンナとかみたいに何かある訳でも無いしそこまで戦力を置く必要は無いと思うけど」

エール「ここの国にもこの国独自の物があるの。カンナは商業と流通、ヴァンが行ってるシロツメは軍事だとか」

アッシュ「何があるの?」

エール「確かプレリーから貰った情報によると……化学だね。最先端の医療だとかがここで研究されてるんだって」

アッシュ「なるほど。それを奪えば世界全体に及ぼす影響は計り知れない、か」

エール「ここに戦力を多く送り込むのも分かるね。だから尚更そんな事させる訳にはいかない」

アッシュ「皆頑張ってるしなぁ、私達も頑張らないといけないわね~」

エール「そういう事」

アッシュ「で、着いたのは良いけど……これからどうするの?」

そう聞くとエールは北の方を指差した。

エール「ほら、向こうの方に大きい建物が見えるでしょ。あの場所に本庁があるんだって」

アッシュ「そこに行けって事ね」

 

 

本庁にやって来た2人。

 

ここの1番トップ、都知事であるクリスという女性は今は別の国で仕事中らしく置き手紙でアッシュとエールに概要を伝えた。

 

エール「こんな形で伝える事になってしまってしまってごめんなさい、詳しい概要はオペレーター室に居る皆から聞いて欲しい……だって」

アッシュ「こんな時に他の国に行くなんて良くやるね、流石と言うべきか」

エール「こんな時だからこそだよ。それよりオペレーター室に行こう」

 

 

 

オペレーター室では沢山の局員が忙しく走り回っていた。こんな時だから仕方ない事ではあるが。

 

エール「これは……待っていた方が良いかな」

アッシュ「何か言える雰囲気では無いわよね」

 

だが、1人の局員が近付いてきて、

「エールさんとアッシュさんですね。お話は伺っています」

 

レプリロイドのオペレーターが早速転送室に案内してくれた。

「知っていてるかと思いますがこの周辺には4体のナンバーズが確認されています。今の所様子見として直接襲って来たりはしていませんがこの国はあまり守りが強い訳では無いので……」

 

アッシュ「ここが直接襲われたら大変な事になるわね。被害は計り知れないわ」

エール「1人2体ずつだね。お互い頑張ろ」

アッシュ「ちゃっちゃと終わらせましょ」

 

「早速討伐任務を遂行しますか?」

 

エール&アッシュ「勿論!」

 

「不甲斐ないもので申し訳ございませんが、相手のデータが分かっておりませんので何者かは不明です。お気を付けて」

 

エール「初見での戦いか」

アッシュ「まっ、何とかなるでしょ」

エール「そうだと良いけど……」

 

sideエール

 

エールがやって来たのは海。ここから今回の目的地である占拠されている油田の方に向かうのだが、今回の任務は少し特殊だ。

 

エール(油田周辺に張られているセンサーのせいで船で近付いたらバレる)

 

ここはモデルLXを使って海中から侵入するしかないだろう。

 

エール「天然資源を抑える為に占拠状態が続いているみたいね……早く何とかしないと」

 

 

海中からのミッションスタートとなった。

 

 

~海中~

想定内であったが海中にもかなりの敵やトラップが配置されていた。いつもなら破壊すれば良いだけの話だが今回は違う。

 

エール(あくまで隠密に……難しいな)

トラップは落ち着いて解除、敵を静かに始末したりやり過ごしたりと隠密行動とはここまで大変なものだなと思う。

 

それでも何とか油田の方に潜入出来たエール。だがあくまで今までのはウォーミングアップでしかない。本番はここからなのだから……。

 

油田の方も警備は厳しく、監視カメラ、敵も沢山居る為に不用意な行動が出来ない。

 

エール(このまま行くのは流石に厳しいな……やっぱり隠密に動くならこっちだね)

モデルPXにダブルロックオン。この状態だと敵の位置や敵が今何処を向いているのだとかが良く分かるのでこういうミッションでは非常に有効だ。

 

エール(ここの丁度1番中心、メインコンピュータ室に行ってこの油田の全機能を一時的に止める様に操作すれば海中とこの油田に沢山居る敵の動きはひとまず止められる)

 

そしてここの主を倒せばOKだ。

 

 

あっという間にメインコンピュータ室に辿り着いたエール。今度はいつものモデルZXになり、計画通り一時的にではあるが監視システム等の全機能を停止させた。

 

エール「後は、向こうから顔を出してくる筈ね」

突然全機能が停止したら驚くだろう。当然この部屋にやって来る筈だし、そこを狙わせてもらう。

 

 

しばらくして、エールのシナリオ通り慌てて何者かがやって来た。そして部屋の前で止まっている事からして中に自分が居るかも知れないと警戒しているのだろう。

 

だがその一方エールとはいうと、

エール(残念でした。バッチリ狙ってるよ)

 

シエルから受け取った特殊武器、フレア・ランチャーのスナイパーモードで相手を狙っていた。

 

エール(狙いは定めた……決める!!!)

その瞬間、エールのフレア・ランチャーが火を噴いた。一直線に相手に向かっていく。

 

 

エールの狙いは完璧だった。頭を確実に狙い撃っていた、筈だった(・・・・)

 

???「甘いな!」

何と狙い撃った筈の頭が消えた。弾はすり抜けて壁を破壊した様だった。

 

エール「なっ……!?」

 

そして相手がエールの前に現れる。

???「何処に居たかは知らなかったが、狙い撃たれている事位分かっていた!」

エール「分かっていて私の居場所を特定する為にわざと演技していたのね」

???「まんまと引っ掛かってくれたな」

エール(さっきのは何だったの……?分身?いや、それとは違う何かなの?)

???「ウーゴイル!」

奴がそう言うと、突如背後に気配。

???「……」

エール「!?」

 

自分の後ろには誰も居なかった筈だが、まさか呼び出したのだろうか。

 

アーゴイル「我が名はアーゴイル・ザ・シーサロイド!そして!」

ウーゴイル「ウーゴイル・ザ・シーサロイド!」

 

アーゴイル「いざ、覚悟!」

 

 

 

 

戦闘が始まってからというものの、エールは早速苦戦を強いられていた。

エール(この2体、息ピッタリというか、阿吽の呼吸というか……とにかく隙が無い!)

常に前と後ろを囲まれており、お互いをお互いが完璧にサポートしながらの見事な連携でエールに突撃して来たり爆弾を投げて来たり……とにかく2体とも動きが特殊過ぎて対処し切れない。

 

アーゴイル「何処を見ている!」

エール「ッ!」

突如飛んで来た雷を纏った爆弾を咄嗟のバスターで破壊する。

 

だが安心は出来ず、突撃して来るウーゴイルを冷静に回避する。

 

 

するとまたアーゴイルが爆弾を投げて来た。

エール「そんな見え見えの攻撃!」

普通にこれを避けるが、アーゴイルの不敵な笑み、そして嫌な予感がした為に背後を確認する。

 

案の定嫌な予感は的中し、ウーゴイルが全力キックで爆弾を蹴り返して来た。

 

エール「!!!」

反射的に放ったセイバーにより破壊は出来たが距離が近く爆風に巻き込まれた。

 

エール(結構痛いッ……)

これでも爆風を避けた方ではあった。爆風に直接巻き込まれた時の威力は想像したくない。

 

 

さて、まだまともなダメージを与えられていないのにも関わらずコチラは被弾。

エール(面倒な状況になっちゃったな……)

まだ突破口は見つかっていない。だが、ここでアッシュの言葉を思い出す。

エール(何とか、なる。何とかしてみせる……私は、ガーディアンなんだ)

 

こんな所では負けられない。

 

アーゴイル「行くぞ!」

突撃して来るアーゴイルとウーゴイル。そしてアーゴイルが爆弾を投げ、ウーゴイルが蹴り返して自分に当てる。

 

エール(どうやらアーゴイルの方があの爆弾を投げて、ウーゴイルがそれを蹴って私に当てる算段みたい。2人共阿吽の呼吸って言えるレベルの連携だけど……逆を言えばどちらかを潰せば!)

 

ここで武器チェンジ、シエルに作って貰ったマグマブラスターを使う。

 

エール(部分部分を組み合わせる事によって様々な武器になる……凄いなシエルさん)

こんな便利な武器をあの短期間で作るなんて、と彼女の技術に敬意を表す。

 

アーゴイルとウーゴイルは警戒はしている模様。

エール「まずは……グランドファイア!」

チャージしたグランドファイアを前と後ろに向けて放つ。

 

突然の攻撃に驚きながらも2体はジャンプして避ける。エールは続いてドラグーンの武器に換装して放つ。

 

エール「降り注げ!」

火炎弾を空に放ち、それが拡散して広範囲攻撃となり2体に降り注ぐ。

 

これを見事なシンクロで避け、一方は爆弾で破壊したり、もう一方は蹴りで対処したりと全く攻撃が通らない。

 

だがエールは不敵な笑みを浮かべていた。そう、何かを確信した顔だった。

 

背中でにフレア・ランチャーを担ぎ、両腕でマグマブラスターを使う。

 

エール(私の予想が正しければ、きっと……)

2体に向かって火炎放射を放ち、すぐにフレア・ランチャーを構えておく。

 

そしてアーゴイルがジャンプして避けるのを確認して、即座に火炎弾を何も無い場所に撃ち込む。

 

ウーゴイル「!!!」

すると何も無い場所に撃ち込んだ筈の火炎弾にウーゴイルが自ら当たりに来たのだった。

 

エール「やっぱり。私の読み通りだね」

撃墜されたウーゴイルはそのまま落下し、地面に叩きつけられた後動かなくなった。

 

アーゴイル「な、何故……我々の動きは完璧なシンクロだった筈!」

エール「うん。攻撃に関しては無類の強さを発揮出来るのは私が身をもって理解させられた。でも回避までにシンクロさせたのは間違いだったね」

アーゴイル「何……!?」

エール「貴方が回避したのと左右対称にもう一方も回避してるみたいだから貴方の座標に合わせて線対称になる様に撃てば当たる訳」

アーゴイル「うぐぐ……まさかこんな事が」

エール「行くよ、今までのお返し!」

 

ZXのエールに為す術も無く一転攻勢が始まる。元々2人でシンクロする為に造られたのがアーゴイルとウーゴイルだった為にエールの読み通り一体だけだと戦力が激減するのだった。

 

そして、

エール「せいやぁッ!」

ウーゴイル「が……ウガァァァァッ!!!」

 

渾身の一太刀を浴びせ、アーゴイルは破壊された。もう動かない2体を見てふぅ、と一息。

 

 

エール「そう言えば……」

いつもナンバーズは何かしらの改造を施されているとは分かっていた。だがこの2体からはそんな感じはしなかった。

 

エール「まぁ、良いか」

 

目的を果たしたのならこんな所とっととおさらばしたい。アッシュの方も気になるし。

 

エール「アッシュ、大丈夫かな……変に無茶な事してなければ良いんだけど」

 

 

 

 

sideアッシュ

 

エールが心配したくなるのも分かるがアッシュはしっかりしており慎重に進んでいた。

 

アッシュは過去に廃棄された化学工場に来ていた。取り壊しが予定されていたが先に占拠されてしまったらしい。

 

アッシュ(なるべく隠密行動が基本……こういう時モデルPが凄く役に立つわ)

 

とは言っても敵はそんなにおらず、監視カメラ等も動いている様子も無くあくまで誰かが占拠しているというだけだった。

 

結局何も無く奥まで着いたアッシュ。

アッシュ「……隠密行動なんてアホらしいわね」

モデルAになり恐らく占拠主が居るであろう部屋に入る。まずは警戒するが、何も現れない。

 

アッシュ「面倒ね……居るなら出て来なさい!」

 

???「言われなくても出て来てあげるよ」

アッシュ「!」

 

そう言うと目の前にいきなり植物が生えた。

アッシュ「バラ……?」

 

巨大なバラが生え、その中から現れたのは……

 

???「まさかボクを倒しに来る奴が居たとは」

アッシュ「アンタがここの主ね」

スパイク・ローズレッド(以後スパ)「そうだ。しかしようやく誰かがボクを倒しに来たと思ったらレディーじゃないか」

アッシュ「……」

スパ「ボクと戦うつもりかい?」

アッシュ「女だからって舐めないで貰える?」

スパ「冗談だ、折角生き返ったのに死ぬのはゴメンだからな」

アッシュ(キザなのか普通の口調なのかどっちかにしなさいよ……)

 

それはともかく、相手も構えたのでコチラも臨戦態勢になる。まずはバスターで様子見だ。

 

スパ「行けッ!」

アッシュ「きゃっ!?」

 

いきなり部屋中の至る所からツタが現れアッシュを襲う。数が異常なまでに多く、動きも速いので避けるのにも一苦労。

 

チャージバスターで撃つと一瞬穴が開くがすぐに元通りになる。数が多い為にホーミングレーザーに期待したがチャージバスターが効かない事からして放っても無駄だろう。

アッシュ(やっぱり植物には……炎!)

「トランスオン!」

 

ディアバーンへとトランスオンした後はとにかく炎の矢を撃ちまくる。それでも近付いて来たツタはトマホークや頭突きを使って対処。

 

アッシュ「いい加減しつこい!」

絶え間なく出て来るツタに対しアッシュがキレる。モデルFになり、

 

アッシュ「クラッシュバント!」

 

ツタをどうにかした後は再びディアバーンにトランス。地面を蹴り高く飛翔して、このフォルスロイドお得意の技を見せる。

 

アッシュ「メテオ……キーーック!!!」

 

群がるツタを蹴散らしながらローズレッドに突撃する。流石に危ないと思ったのか天井にツタを伸ばしフックショットの要領で回避する。

 

スパ「今のは危なかったな」

アッシュ「そこは当たりなさいよ」

 

スパ「それは無理な相談だ……スパイクロープ!」

アッシュ「!?」

 

突如ローズレッドの周りから茨の塊、ボールの様な物が複数現れた。

スパ「さぁ、逃げ惑え!」

 

アッシュ「クッ……」

幸い今居るこの部屋は広いので逃げ場が無いなんて事は無いが向こうの塊の数が多く、何よりもこの塊の耐久力が高くホーミングレーザー位じゃビクともしなかった。

 

アッシュ(チャージバスターなら何とかなるかも知れないけど……高速で動く塊を避けながら的確に当てるなんて流石に無理があり過ぎるわ)

 

 

だがいつまでも避けられる訳でも無く、

アッシュ(ッ!)

避ける方向を完全に間違えてしまった。

アッシュ「いっ……ッ」

自分の背中に茨の塊が突き刺さる。アーマーがあっても痛いと確かに感じた。逆に言えばただの人間の上体でこれに当たると即死だろう。

 

だが痛みでその場にしゃがみ込む暇等無い。茨の塊は次々とやって来るのだから。

アッシュ(マズイわね……)

状況が悪過ぎる。自分が一方的にやられているだけのこの状況を何とかしないと、

 

アッシュ(……やりたくは無いけど、仕方無いか)「もういい加減に……」

バスターを最大チャージし、

 

アッシュ「いい加減にしなさいよッ!」

モデルAの切り札、ギガクラッシュを御見舞した。それは茨の塊を全破壊し、部屋中に生えていたツタも、そしてローズレッド自身にも当たった。

 

スパ「グッ!?何だこの威力は……!」

 

 

アッシュ「ハァッ……ハァッ……」

だがこれは1戦闘につき1回が限界だ。しかも出した後の疲労感が凄まじい。

 

スパ「まさかそんな切り札があったとは……唐突過ぎて対処出来なかったよ」

アッシュ「ッ……」

 

分かっていた。非常に威力の高いギガクラッシュであるが今回は茨の塊達を破壊する為に使用しただけであって流石にローズレッドを行動不能に出来るだけのものでは無かったのだと。

 

スパ「でもどうやら諸刃の剣だったみたいだな、動けない所からして」

 

ローズレッドが自分の腕からツタを伸ばし、アッシュを縛り付ける。

アッシュ「ッ……趣味が、悪いわね」

スパ「まだ減らず口を言える元気はあるらしい」

 

ツタを強く締め付けた。

アッシュ「くっ、あっ……!」

 

スパ「どんな気持ちだ?」

アッシュ「この……変態が」

 

絶望的な状況だが、アッシュは待っていた。

アッシュ(まだなの……?早く来なさいよ!)

早くしてくれないと流石にそろそろヤバい。

 

スパ「ジワジワ苦しめてやる……その息が止まるまで、ずっと」

アッシュ「……」

かなりマズイわね、と思ったその時だった。

 

ミシッと天井が音を立てた。

 

スパ「何だ!?」

アッシュ「来た!」

 

即座にテスラットにトランスオン。小さい体でローズレッドの腕から抜け出した。

 

スパ「なっ……!?」

そして天井が崩れた。

 

だが大量のツタが崩れて来た天井を支え、ローズレッドには当たらなかった。

スパ「ハハハ……そんな物は僕には効かない!」

アッシュ「天井を崩れさせたのはアンタに当てるつもりなんかじゃ無いわよ」

スパ「何だと?」

 

アッシュ「ここが何処か、ちゃんと分かってる?化学工場よ?廃棄されたとは言えども残っている物は残ってるのよ」

スパ「……だからどうした?」

 

アッシュ「この上、何があったか教えてあげるわ……廃棄された危険物のタンクよ!」

スパ「……まさか!!!」

 

気が付いて上を見たが、既に遅かった。大量の液体が落ちてきてローズレッドに降りかかる。

スパ「ぐあっ!!!」

 

どうやら運悪く目に入ったらしい。

 

アッシュ「ギガクラッシュの時に天井を少し多めに狙ったのは正解だったわね」

スパ「ま、まさかこれをする為に……」

 

アッシュ「そうよ。アンタのツタなんて最初から抜け出そうと思えば抜け出せたもの」

スパ「ク、クソッ……!」

アッシュ「さてと。アンタにはかなりやられたから精一杯お返ししないとね。レディーを傷付けた罪は重いのよ!」

 

ここで新DNA、ブレイズ・ヒートニックスにトランスオン。正しく燃え上がる様に力が湧いてくる。

 

 

そして、

アッシュ「燃やし尽くす……アンタなんか炭になりなさい!マグマバード!!!」

 

火柱を上げながら高速で突っ込み、ローズレッドごと貫く。危険物の中には当然引火性の物もあり、凄まじい爆発を引き起こした。

 

スパ「そ、そんなバカな……うわぁぁぁ!!!」

 

 

アッシュ「……ふぅ、何とかなったわね」

 

 

アッシュとグレイにシエルから与えられた新DNAは、両方にディノレックスを、アッシュにブレイズ・ヒートニックス、グレイにマグマード・ドラグーンのDNAが与えられた。

 

正直一か八かではあったので危なかったと言えば危なかった。初めから新しいDNAを使ってトランスをしていれば全然展開は違ったのだろうけど。

 

アッシュ「まぁ良いわ。スッキリしたし」

 

とりあえず帰還する事にした。

 

 

アッシュがローレルに帰って来ると、既にエールが居て待っていた。

エール「お帰り。大丈夫だった?」

アッシュ「ちょっと面倒だったけど、まぁ何とかなったわ」

エール「って、随分擦り傷とかあるじゃない……ほら、こっち来て」

アッシュ「だ、大丈夫だって」

エール「ダーメ。アッシュも女の子なんだから」

 

 

 

そして、今日の任務が終わった後与えられた宿舎にて休むアッシュとエール。

アッシュ「はぁ~疲れた」

エール「本当にね」

 

するとエールが、

エール「ん、そろそろだよ」

アッシュ「あっ、そうか。あれ?GATは何処にいったかしら」

エール「さっきお風呂に入った時に外したから脱衣場に忘れたのかもよ」

アッシュ「ちょ、ちょっと取ってくる!」

 

バタバタと出て行くアッシュを見て、

エール「もう、アッシュったら」

そこで連絡が入る。

 

そう、現在時刻は午後9時。この時間にゼロ達と連絡を取り合い報告するという事になっていた。

 

ゼロ「全員大丈夫か?」

ヴァン「俺はOKですよ」

グレイ「僕もです」

エール「私も」

ゼロ「……アッシュはどうした?」

エール「えっーと、アッシュは今……あっ来た」

 

アッシュ「ごめんごめん。ちょっと事情があって遅れました~」

ゼロ「……まぁ良い。全員報告を」

 

 

そして、報告が終わり他愛もない話をしてアッシュとエールの第1日目は終わったのだった。

 

 

 




はい、とってものんびり書いてしまってごめんなさい。
話自体はパッと思い付くのですが、やはりボスとかゼロ達の能力やらと色々考え込んでしまってやたらと時間が掛かるのが殆どです。まぁ今回は色々と(ry

何か書いていてアッシュやたらと敵にやられたり残念な目に遭う事が多い気がする。いや、多い。
別に狙って書いている訳では無いのですが……でもまぁそれを持ち前の順応性と強運で何とかするアッシュが好きなのです。

では、次いつになるかは不安ですが次回でまたお会いしましょうヾ(ω` )/
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