ロックマンゼロ ~紅き英雄の帰還と再び動き出す因縁~   作:M・M

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どうも、最近遅れ気味なM・Mです。
また大変遅れてしまっていてごめんなさい(>_<)
もうすぐ長期休暇があるのでその時にまた頑張ります……

今回からが3章本編でしょうか、息をつく間もない戦いがゼロ達を待ち受ける……。

では、どうぞ。


-冷えていく世界の中で-

あれから何とかガーディアンベースに辿り着いたゼロ達。ガーディアンベースは外面こそかなり傷が入っていたものの内面は特に問題は無かった。

 

グレイを医務室に運び、ゼロ達も治療を受けた。その後、艦長室にて今回の出来事を話した。するとプレリー達から衝撃の事実を知る事になる。

 

 

ゼロ「世界全体の気温が下がっている……?」

プレリー「えぇ。温暖な所は寒冷地に、寒い所は更に過酷な寒さとなっているみたいよ」

シエル「まだゆっくりな変化だけど……このままだといつか世界全体が氷河期になってしまうわ」

 

ヴァン「止める方法は!?」

 

 

シエル「今の所……まだ私の知る限りでは、解決出来そうな方法は無いわ」

エール「そんな……」

アッシュ「シエルさんでも知らないとなると私達じゃお手上げね……」

 

シエル「ごめんなさい……」

ゼロ「別にお前が謝る必要は無いだろう。それに……まだ(・・)知らないだけだろう」

 

ヴァン「まだ、探せば何か方法があるかも知れないな。俺達ガーディアンが諦めちゃ……世界は本当に終わってしまう」

シエル「そうね、私とした事がつい弱気になっていたわ。冷やした物があるなら温める物もきっとある筈……と言うか私が作れば良いんだわ」

アッシュ「おぉ心強い」

 

ゼロ「……何とか目標が決まったのは良いが、俺達ガーディアン側は今までよりもっと辛い戦いを強いられる事になるだろうな」

 

ゼロの言葉に黙り込む全員。

プレリー「相手は宇宙から……私達はまだ宇宙の方に行く手段も無いし、上からやって来るナンバーズから世界をまた守らないといけないのね」

 

ゼロ「それだけじゃない。前まではまだ迎撃や俺達が各地に居たナンバーズを倒すだけで良かったが……今回はタイムリミットがある」

エール「ナンバーズを倒すんじゃなくて……まずはこの冷や冷やな状態を何とかしないとね」

 

アッシュ「となると……バイルが撃ったアレを破壊しなきゃいけないのね」

シエル「いや……もしかしたらアレをもう一度改造すれば逆の事も出来るかもしれないわ」

プレリー「逆に温めるの?」

シエル「恐らくだけどバイルが撃ったアブソリュート・ゼロの正体は電磁波に似たような物だと思うの。どんな物であろうとも段々と凍らせていく、という事は凍らされたら溶かせば良いのよ」

ヴァン「単純な原理だけど、そういう事だな」

 

ゼロ「何としてでも、宇宙に上がらないといけないな……昔の俺みたいに転送が出来れば良かったのだが流石にそう簡単にはいかないだろう」

プレリー「昔……ラグナロクの時ね」

ゼロ「あぁ」

 

アッシュ「でも宇宙船(スペースシップ)なんて私達じゃどうしようも無いわよ」

シエル「全世界に協力を求めましょう。もうなりふり構っている場合じゃ無いわ」

プレリー「うん。まだ生きてる主要都市の所に通達を送ってみる」

シエル「お願いね。私も色々とやりたい事が出来たから研究室の方に戻るわね」

 

プレリーもシエルも忙しそうに動き始めた。

 

残された4人。

 

ゼロ「さて、俺達だが……」

ヴァン「どうしましょうかね、まだ……グレイは目を覚ましそうに無いし」

エール「心配だね……グレイ」

アッシュ「ウチのグレイはあんなのでやられる男じゃ無いわよ、すぐ目を覚ますわ」

ゼロ「だと、良いがな……でも問題はそこじゃない。目覚めたその後だ」

ヴァン「後?」

ゼロ「バイルが言っていただろう……アブソリュート・ゼロの引き金を引いてしまったのはお前だと。決してアイツを責任じゃないが、グレイはバイルの言葉を意のままに受け取ってしまっているのでは無いかと思ってな」

 

アッシュ「責任……」

ヴァン「ともかく、グレイが目覚めない限りはどうしようもありませんね……」

 

 

指示があるまで待機、との事。

ゼロ「別に何処に行こうが構わないが、今日中には必ず帰ってくるように」

3人「了解」

 

エールとアッシュはカンナの状況を観察しに行き、ヴァンはどうやら前に行ったシロツメに行くらしい。俺は艦に残った。

 

 

 

sideゼロ

 

 

ゼロ「……」

艦橋で1人、考え事。

 

ゼロ(バイル……)

もうこれで奴が世界を破滅させようとしたのは3度目。奴が世界を恨む理由は前に散々聞かされたが、それを正当化するのはどうだろう。

 

ゼロ「貴様の勝手な我儘で世界を滅ぼされてたまるか……今度こそ、何も残る事無くこの手で斬るしかないだろうな」

 

シエル「どうして、天才はいつもそういう道に走っていってしまうのかしら」

 

ゼロ「シエル……」

 

気が付けば隣に彼女が居た。

シエル「私に気が付かないなんて、随分考え込んでいたのね」

ゼロ「……まぁな」

シエル「グレイの様子を見に行ったのだけど、まだ目が覚めないみたい」

ゼロ「そうか……その事も心配だが、目が覚めた後の方がもっと心配だ」

シエル「精神的なストレスにやられる心配ね?」

ゼロ「あぁ」

シエル「決してグレイが悪い訳じゃないわ……でも、彼は世界崩壊の原因を自分が作ってしまったと思うのも無理ないわね」

ゼロ「全てはグレイ次第だ……出来るなら、勿論の事支えてやりたいとは思うが」

シエル「ゼロだけじゃないわ、私も皆もそう思ってる。グレイの事を皆大切に思ってるもの」

 

ゼロは静かに頷いた。

 

シエル「本当に、これからどうなるのかしら。世界中の皆が不安で押し潰されそうな気持ちだと思うの……明日がどうなるかも分からないままに」

 

ゼロ「俺達は、俺達に出来る事をやるだけだ。例えどれだけ絶望しようとも……諦めたくない」

シエル「そうね。私達が諦めたらお終いだもの」

ゼロ「負けないさ……俺が居る限り、奴の好きにはさせない」

 

恐らく遥か上に居るのであろう宿敵を見つめるかの様にゼロは空を見上げた。

 

 

 

 

 

sideエール&アッシュ

 

とりあえず最大の商業都市でもあるカンナを見に来たエールとアッシュ。

 

アッシュ「見た所は大丈夫そうね」

エール「まぁ直接破壊をした訳じゃ無いみたいだからね。でも今はゆっくりでもいつか必ず……内側から全てを凍り尽くすよ」

アッシュ「ここは世界一の商業都市だから、ここが機能停止したら世界全体が大変な事になるわ」

エール「そういう事。だから早く私達が何とかしないとね」

アッシュ「そうね……」

エール「もう少し中を見に行こっか」

アッシュ「えぇ」

 

 

 

 

sideヴァン

 

シロツメにやって来たヴァン。ここもシヴァの被害は大きいらしい。

 

ヴァン「……まずはブルー長官に会いに行こう」

 

政府を訪れたヴァンは、早速ブルーの仕事室に迎えられた。

ブルー「そうか……シヴァ、それに宇宙。今までより更に規模の大きい話になってきたな」

ヴァン「はい。バイルはここからが本番だと言っていました」

ブルー「今までは本番を始める為のプロローグでしか無かったという事か」

ヴァン「恐らくは」

 

ブルー「バイルめ……」

ヴァン「まだ被害は少ないとはいえ、このまま時間が経てば世界全体の人間が飢え死に、抵抗するレプリロイドは処刑されるだけです」

ブルー「うむ……世界の問題もあるが、何よりも奴等の居場所が宇宙にあるのも問題だ。ガーディアンでも流石にどうしようもないだろう?」

 

ヴァン「……そうですね」

ブルー「……すぐにガーディアンと、世界中の都市や国家の代表者が集まって話し合う必要性があるな。早急にこれからを相談し合わねばならん」

ヴァン「艦長に伝えておきます」

ブルー「頼む」

 

 

政府の建物から出たヴァンは、少し考え事をしながら真っ先にあの場所(・・・・)へと向かった。

 

 

ヴァン「……ん?」

 

現在時刻は夕方。いつもなら行列が出来ていてもおかしくは無いが、人1人居なかった。

 

ヴァン(やっぱりか……)

あの定食屋を訪れたヴァンであったが、どうやら閉まっているらしい。

 

諦めてその場を立ち去ろうとしたが、

リン「お兄ちゃん!」

ヴァン「!」

少し懐かしいその声に思わず振り向く。

 

ヴァン「リン……」

 

ひとまず客人として招かれ、リンと母親から話を聞く事が出来た。

 

ヴァン「食糧不足……」

リン母「まだ、しばらくは大丈夫ですが……」

リン「お店も出来なくなっちゃった」

ヴァン(皆自分の事で精一杯か。それもそうだよな……そして、いつかもし本当に食糧不足が起これば人々の暴動が次々起きてしまう)

 

そうなれば間違いなく国はお終いだ。

 

リン「これから、どうなるの……?」

リン母「きっと、ガーディアンが何とかしてくれるわ。ブルー長官も動いてくれている筈だから」

 

ヴァン「ッツ……」

決して他意は無いのであろう、だがその言葉はヴァンの心を(えぐ)る事になった。

 

ヴァン(確かに皆諦めちゃいない。けどその何とかする筈のガーディアンまでも、今はかなりヤバい状況にあるなんて……言える訳が無いだろう)

リン「お兄ちゃん?顔色悪いよ?」

リン母「どうかしました?」

ヴァン「い、いや……その、お忙しい中お話ありがとうございました」

リン「もう行っちゃうの?」

ヴァン「……ごめんな。俺も、やらなきゃいけない事があるから」

リン「うん……頑張ってね」

リン母「お互い諦めずに頑張りましょう」

ヴァン「……はい」

 

やり切れない思いに(さいな)まれ、店を出た。自分達だって頑張っている。決して半端な気持ちで戦っている訳では無い。でも……やはり胸が痛む。

ヴァン「……帰ろう、ガーディアンベースに」

 

 

 

 

 

 

日が落ちる頃に再びグレイを除く皆が艦長室に集まっていた。

プレリー「さて、皆揃ったわね」

ヴァン「グレイはまだ目を覚まさないか……」

シエル「いつ起きるのかは全く分からないわ。早く目が覚めて欲しいけど……」

ゼロ「グレイも心配だが……プレリー、これからどうするつもりだ?」

プレリー「明日、このガーディアンベースに各国の代表者が来て1度話し合う事になったわ」

エール「問題は山積みだもんね」

プレリー「早急に世界全体が連携してこの問題に取り組まないと……冗談抜きで世界は滅びるわ」

 

世界が滅びるという言葉に皆顔が険しくなる。

 

プレリー「話はとりあえずこれだけ。皆もう今日は休んで良いわよ」

 

 

皆それぞれ自分の部屋に戻る中、ゼロはグレイが眠っている医務室に行った。

 

だが先客が居た様だ。

ゼロ「アッシュ」

アッシュ「あ、ゼロさん」

ゼロ「自分の部屋に戻ったのでは無かったのか……いや、何でもない」

そう言ってゼロは眠っているグレイを見た。

 

アッシュ「……ゼロさん、今から凄い事言いますけどツッコまずに聞いて欲しい」

ゼロ「……あぁ」

何を言ってるんだお前はとツッコミたくなったがアッシュの顔がふざけた物では無かったので素直に彼女の言う事を聞く事にした。

 

 

アッシュ「グレイ、目覚めない方が良いと思うのよね。この戦いが終わるまで」

ゼロ「……グレイが自分のした事を知って苦しんで欲しく無いからか?」

 

アッシュは少しだけ考えて、

 

アッシュ「やっぱり、それが一番ね。グレイのやつ、無駄なまでにそういう所気にするし」

ゼロ「優しいんだな、お前は」

アッシュ「優しさ、とは違うと思うけど……グレイが何だか悩みで潰れてしまいそうでさ」

 

確かに、知らないというのもまた1つの「幸せ」なのかも知れない……。

 

ゼロ「それでも、俺達にはグレイが必要だ」

アッシュ「必要……」

ゼロ「決して戦うだけとしての必要じゃ無い。大切な仲間としてだ」

アッシュ「……」

 

ゼロ「お前も程々にして休んだ方が良いぞ」

彼はそう言って部屋を出ていった。

 

アッシュ「きっと今のセリフ、アンタが聞いたら喜ぶに違いないわね」

随分滅茶苦茶な事を言った気がするが、彼は本当に何もツッコむ事も無く聞いてくれた。

 

これは昔からだそうだが、何だかんだで面倒みの良い一面があるらしい。クールな雰囲気の一方で彼はやはり優しい。

 

アッシュ「グレイ、私はさっきあぁ言ったけど皆アンタの事を待ってるしアンタを責める気なんて更々無いんだからとっとと目覚ましなよ」

 

そっとアッシュも部屋を後にした。

 

 

 

次の日。

プレリーとシエルは昨日言っていた様にガーディアンベースで会議中である。

ゼロ達はガーディアンベースの外に居た。

 

ヴァン「何を話しているのか気になるな」

エール「後でちゃんと話してくれるよ」

 

ヴァンもだが、それとは別にどうやら珍しくゼロが落ち着きが無い。

アッシュ「ゼロさん?」

ゼロ「……心配だ」

ヴァン「話し合いの事ですか?」

ゼロ「それもまぁあるかも知れないが、そうじゃない。今のこの状況だ」

エール「……今敵が来たら、って事ですか?」

ゼロ「察しが良くて助かる」

アッシュ「そっか、今このガーディアンベースに世界の首脳が集まってる訳だ」

ヴァン「勿論バイル達もこれを知っている筈……狙ってきてもおかしくは無いな」

ゼロ「グレイも居る以上ガーディアンベースは何としてでも死守しなければならない」

エール「折角自分達の国も大変な中集まってくれたんだもんね……」

アッシュ「でも流石にそんな都合良く敵が来るとは思えないけど」

ヴァン「アッシュ、そういう事は言わない方が良いぞ……言霊っていうのもあるからな」

ゼロ「……もう遅い」

 

ヴァン&アッシュ「へ?」

アッシュ「今艦長室から通達。イレギュラー反応だね、しかもかなり多いよ」

アッシュ「あらら……」

ヴァン「やっぱりガーディアンベースが目的か」

エール「行こう!」

 

ゼロ(宇宙から直接イレギュラーを送り込んで来たのか?だとしたら流石に観測されると思うが……それが無かったとすればもしかすると、何処かに転送装置があるのかも知れんな)

 

ヴァン「ゼロさん!」

ゼロ「今行く!」

 

 

当然ゼロ達が戦闘に入った事は会議中の皆の耳にも入っていた。

プレリー「恐らく敵側も私達の事を知って来たのだと思われます。ですがきっと私達の部下がこれを止めてくれる……我々はこの会議を最後までやり遂げましょう」

 

皆もその言葉に頷いた。

 

 

 

山が連なる荒野での激しい戦闘が行われていた。

 

ゼロとヴァンが斬り込み、アッシュとエールも遠近使い分けて戦う。

 

ゼロ(数が多いな……しかし)

「セットアップ、イカロス!」

 

イカロスフォームの彼のスピードにイレギュラーの雑魚達が付いてこれる筈も無く、あっという間に敵がスクラップになっていった。

 

ヴァン(相変わらず凄いな……俺も負けてられない!)「マグマブレード!」

 

炎を纏った剣を振りかざす度に炎が翼の様に敵へ飛んでいき、容赦無く燃やし尽くす。

 

エール(まだまだ負けられない……私達が諦める訳にはいかない!)

モデルXのチャージバスターをひたすら撃つだけであるが、火力が非常に高い為に殲滅力も中々。

 

アッシュ(世界を、アタシの生きる世界を壊させたりなんてしない……)

先日手に入れたスパイク・ローズレッドにトランス。何も無い荒野から巨大なツタが生えてイレギュラー達を叩き潰したり、

アッシュ「スパイクロープ、行きなさい!」

エネルギーで投影させた、茨の塊が戦場を駆け回る。非常に速く威力も高くと中々凶悪な性能。

 

アッシュのトランスもやはり強い。

 

 

 

知らない内にイレギュラー達を全滅させていたゼロ達。かなり数は多かったがゼロ達も強くなっている。雑魚が幾ら集まろうと敵では無かった。

 

ゼロ「……」

ヴァン「ゼロさん?」

ゼロ「確かに数はそこそこ多かったが、雑魚どもを束ねても無駄だという事は向こうも分かっている筈だ。となると……」

エール「こいつ等は囮!?」

アッシュ「艦が危ないって訳!?」

ゼロ「かも知れん……急ぐぞ」

彼も少し焦っている様に見えた。

 

全員で戻るつもりであったが、

ヴァン「ッ、またイレギュラー反応!」

エール「またここを通って来るね……」

アッシュ「でも向こうも心配だし……」

 

ゼロ「……エール、アッシュ、2人でここを頼めるか?ヴァンと俺は1度艦に戻る」

エール「了解です」

アッシュ「任せといて!」

 

ゼロ「行くぞ、ヴァン」

ヴァン「はい!」

 

 

 

~ガーディアンベース近辺~

 

???「まさかこうもあっさり上手くいくとは」

???「ガーディアン側も焦っている証拠よね、ロックマン全員向かわせたら私達にどうぞ破壊して下さいって言ってる様な物よねぇ」

???「だが奴等が戻って来るのも時間の問題だ。早い所済ませるぞ」

???「はいはーい」

 

一方は馬、もう一方は巨大な蜂型のレプリロイド。2体がガーディアンベースに近付いていた。

 

???「連中もアレが囮だと気付くだろうがすぐに終わらせれば問題ない」

???「とっとと終わらせちゃいましょう?じゃないとこの前のカメレオンみたいになるわよ」

???「そうだな……始めるぞ」

???「準備はもう既に出来てるわよ?」

 

???「チャージ!はぁぁぁっ!」

???「私の熱い攻撃で終わらせてあげる……」

 

そして、

???「サンダーセプター!」

???「ファイアショット!」

 

それぞれ技をガーディアンベースに向かって遠距離から放つ。だが……

 

 

ゼロ「斬鋭弾(ざんえいだん)!」

ヴァン「ライジングファング!」

 

ここでゼロとヴァンの技がこれを相殺する。

 

???「何ッ!?」

???「止められたですって!?」

 

ゼロ「間に合ったか……!」

ヴァン「かなり危なかったですね……」

 

???「まさか……そこまで気付くのが早いとは思わなかったな」

???「確かに誤算だったわね」

 

ゼロ「……ペガソルタ・エクレール」

ヴァン「知ってるんですか?」

ゼロ「昔戦った奴の1人だ」

ヴァン「……もう一方は逆に俺が知ってる奴です。確か、カイゼミーネ・ザ・ワスプロイドという名前だったか」

ゼロ「前とは違うかも知れないが、知ってるのならあの蜂は頼む」

ヴァン「分かりました。ゼロさんも気を付けて」

ゼロ「あぁ」

 

 

ペガソルタ(以後ペガ)「さて、何をしてくるのかが楽しみだ」

カイゼミーネ(以後カイ)「ふふ、焦らすのは良くないわよん……」

 

ゼロ「行くぞ!」

ヴァン「了解!」

 

それぞれのターゲットにバスターを撃つ。

ペガ「おっと」

カイ「当たらないわよ?」

 

2体が左右に避けた所を一気に距離を詰めて、更に追撃を加えて離しタイマンに持ち込む。

 

sideゼロ

 

ペガ「成程……急に何をするかと思えば1対1(サシ)に持ち込んだか」

ゼロ「固まれていると面倒だからな」

ペガ「その姿、その口調、そしてその雰囲気……間違いない!ゼロ!貴様をこの手で倒す事をどれ程待ちわびたか!」

ゼロ「……」

 

ペガ「Dr.バイルには生き返させられて貰った事には感謝しているが奴の計画はどうでも良い……1度私に触れた者は生かしてはおけん!」

ゼロ「……うるさい奴だ」

ペガ「貴様は何としてでもこの手で葬る……行くぞゼロ、覚悟!」

ゼロ「……」

ゼロはそっとゼットセイバーを構えた。

 

 

 

sideヴァン

カイ「私は坊やの事を知らないけど坊やは私の事を知っている様ね?」

ヴァン「……前にお前を倒した俺の後輩がお前のデータを見せてくれた」

カイ「私を倒した後輩?あぁ、あの白髪のお嬢ちゃんの事ね?」

ヴァン(坊やにお嬢ちゃんって……口調も貫禄も正しく女王蜂の様だ)

カイ「誰かに従うのは嫌だけど、生き返らせて貰った以上はあの変な科学者に協力しないといけないわね……悪いけど貴方には絶望という名の蜜を味あわせてあげる!」

ヴァン「来いッ!」

ヴァンもそっとZXセイバーを構えた。

 

 

ゼロとヴァンのガーディアンベースを守る戦いが始まろうとしている。




いかんいかん……いつもの不規則過ぎる生活のせいで小説書く暇を作れていない(ただのアホ)

こんなスローペースな投稿者ですが生暖かい目で見守って頂ければこれ以上ない幸せです。

ゼロさん達の戦闘描写も頑張らないと……ともかくまたゆっくり目ですがお願いします。
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