ロックマンゼロ ~紅き英雄の帰還と再び動き出す因縁~   作:M・M

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どうも、とぉぉぉってもお久しぶりですM・Mです。
もう失踪と言っても過言では無い事をしてごめんなさい。

まぁ前書きではこの辺にして、本編の方に。
今までやられっぱなしであったガーディアンは遂に新たな策に出る……?

では、どうぞ。


-新たなる道-

ゼロ「おい作者」

M・M「ハイ」

ゼロ「セイバーのチャージ攻撃とリコイルロッドの連続突きのどちらが良い?」

M・M「どっちも嫌です……」

ゼロ「分かった、タイタスで腹パンだな」

M・M「聞いてないし!しかもさっきそんな事言ってなかった!」

ゼロ「……気のせいだ」

M・M「嘘つけェ!ごめんなさい!遅れた事は本当に申し訳ないです!」

ゼロ「……」

M・M「亀更新なのはともかく遅れてる時はちゃんと活動報告書きますゥゥゥ……読んで下さっている皆様大変遅れて申し訳ありません」

ゼロ「ちゃんとしろよ?」

M・M「ウイッス……」

 

ゼロ「……よし。また改めて言うとしてとりあえず本編行くぞ」

M・M「それではまた後ほど……」

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

ゼロ「……ん」

 

目を覚ませばメディカルマシーンに横たわっていた自分。何が何だか少し混乱したが、頭に手を当てて落ち着いて思い出してみる。

 

ゼロ(確か俺は、カーネルとあの変な四足歩行のやつと戦って……エール達に連れ帰って貰ったのは疲れで良いが眠ってしまったのだったな)

 

ふと日付を見ればあの日から一日丸々経っていた。そこまでぐっすり寝ていたという事か。

 

ゼロ(確かに疲れたのはあるが、まさか一日寝ていたとはな)

 

とりあえず体の傷も治っていたしちゃんと動く。まずは皆に自分の姿を見せるとしよう。

 

 

 

丁度艦長室に集まっていたのか、艦長室に行けば皆が居た。

4人「ゼロさん!」

シエル&プレリー「ゼロ!」

ゼロ「心配を掛けたな」

 

プレリー「本当にもう……凄く心配したのよ!」

シエル「あれ程無理はしないでって言ったのに……ゼロはもっと自分を大事にして!」

ゼロ「……悪かった」

 

プレリー「けどエール達から聞いたわ。シェルターのヒトビトを守る為に無理をしたのよね」

ゼロ「無理をするつもりは無かったのだが、予想以上に辛い状況でな」

 

エール「その四足歩行の奴がそんなに強かったのですか?」

ゼロ「いや……まぁ弱くは無かったが、それよりもそいつの前に受けていたダメージが思ったよりか響いていてな」

ヴァン「その前にも誰かと戦闘を?」

 

ゼロ「……これは皆にも話しておいた方が良いか、いずれ会う事になるだろうからな」

 

ゼロは一呼吸おいて、話し始めた。

 

ゼロ「俺がまだエックス達と共に戦ったイレギュラー戦争時、カーネルという軍人が居てな」

アッシュ「カーネル、ねぇ」

ゼロ「性格的には堅物の、正しく軍人っていう表現がぴったりな奴だった。だが曲がった事が嫌いな正義感はある男だった……俺にとって旧友と呼べる数少ない存在ではあった」

 

そこまでは普通の口調だったゼロであるが、

 

ゼロ「まぁ様々な事情があったのだが、総合してイレギュラーの疑いを掛けられてしまい、本来ならば軍に出頭しなければいけない状況でそれを拒否した。そしてその時から奴は俺達の敵になってしまった」

 

プレリー「イレギュラー……」

ゼロ「そしてこの軍への出頭拒否はカーネルのイレギュラー化の疑いを更に強めてしまい、軍は俺達にカーネルを破壊する様に命令した」

 

ヴァン「ッ……」

ゼロ「そしてここからはお前達も聞いた事があるだろう、レプリフォース大戦と呼ばれる戦いに繋がっていった」

 

シエル「あの前に私達が発見した無人の艦の記録にも残っていたわね」

 

ゼロ「そして大戦の途中に俺は奴に呼び出された。思えば決闘という物だったのかも知れん……だが呼び出した当の本人は迷っていた。その要因は沢山あるだろうが、やはり妹の影響が大きかったのだろう」

 

エール「妹……?レプリロイドに兄妹ってあるんですか?」

 

ゼロ「優しさ、厳格さ。元々相反する二つの感情を備えた1体のレプリロイドとして開発されたのを、感情毎にCPUを分割させて別々のレプリロイドとした兄妹だった」

 

シエル「なるほど……そして話からして優しさの方が妹さんなのね」

ゼロ「あぁ。名前はアイリスと言って俺のサポートをしてくれていた」

 

アッシュ「名前からして優しそうよね」

ゼロ「戦争にも、そして兄であるカーネルの行動にも酷く心を痛めていた。アイリスの為にもカーネルを説得したかったが……もう遅かった。引くに引けない状況で、最後まで自分の信念を押し通し戦う道を選んだ」

 

その場に再び静寂が渦巻いた。

 

ゼロ「そして俺は奴を倒した。奴は俺にアイリスの事を頼み戦死した」

 

 

エール「戦争とは言え、悲しいですね……」

ゼロ「融通の利かない所はあったが、軍人と呼ぶには相応しい人物であった。そして軍人としての誇り……そして状況が奴を狂わせてしまった」

ヴァン「……ゼロさんは、俺達が思っていたよりもずっと辛い戦いをしてきたんですね」

 

ゼロ「辛い……か。どうだろうな、俺は沢山イレギュラーを排除したが、勿論その中には顔見知りも友人と呼べる人物も居た。イレギュラー化をしてしまえばもう元には戻れずに暴走するだけ、ならばせめてそうなる前に破壊するのが言わば俺達イレギュラーハンターの仕事だったからな」

 

淡々と喋っていたが、

 

ゼロ「仕事とは言えど仲間を抹消(デリート)しなければいけないのは、辛いものだな……今の俺には」

 

過去の自分なら、悲しみはあっただろうがここまで辛くなる事は無かっただろう。

 

ゼロ(弱くなったというカーネルの言葉はそういう事か……)

 

シエル「ゼロ……」

ゼロ「話を戻そう、そして奴との関係はもう終わったのだと思っていたが……先日、奴が俺の前に現れた」

 

 

何となく分かっていたが、皆怪訝な顔をしていた。まぁ戦死したと言った奴が再び現れた等言われても訳分からないだろう。

 

ゼロ「……何者かの手により復活させられてな」

ヴァン「まさか、その何者かって……」

ゼロ「バイルだ」

アッシュ「もう、何処にでも出て来るわね……」

 

ゼロ「洗脳でもされたんだろうな、ガーディアンが世界を管理……支配してるとでも考えている。そしてそれに属する俺も憎いと言っていた」

エール「滅茶苦茶じゃないですか……」

ゼロ「俺に対してはやはり特別何かの憎しみが感じられたな……記憶も消されていた。アイリスの事も忘れていたからな」

プレリー「……酷い」

 

ゼロ「……ただ気になる事は奴は別にバイル勢では無いという事だ。奴を直したのはバイルで間違いないだろうが、カーネルはカーネルで動いている。詳しい事は分からんが用心しておくに越したことはない」

 

ヴァン「また敵が増えちゃった訳ですか」

ゼロ「奴は恐らく俺が目当てだろう、お前達を巻き込む事はしない」

アッシュ「そんなお堅い事言わずに」

ゼロ「……頼む、これは俺の問題なんだ。俺の手で決着を付けたい」

アッシュ「……分かりましたよ」

エール「それでも、何か力になれる事があるなら言って下さいね」

ゼロ「その時は頼りにさせて貰う」

 

 

話が一旦まとまった所で、

プレリー「ゼロも起きた事だしこれからについて話しましょうか」

エール「これからって、何か目処が立ったの?」

プレリー「前に皆にこの世界を何とかするには宇宙に上がる必要があると言ったわよね?それについて沢山議会で話し合ったわ」

ヴァン「……それで、話し合った結果は」

プレリー「レプリフォースでこのガーディアンベースをアップグレードする事に決まったわ」

アッシュ「アップグレード……宇宙に上がれる様に改造するのね」

シエル「もうプランは出来上がっているわ、完成すれば必ず宇宙には上がれる」

 

感嘆の声を上げたエールとアッシュだったが、

ヴァン「でも、そんな簡単に上手く行ったらもっと早くからやっている筈だ」

ゼロ「問題だらけ……なのだろう?」

 

シエル「……えぇ。2人の言う通りよ」

エール「まぁ、そうだよね」

アッシュ「大丈夫、分かっているわよ」

 

ゼロ「なら良いが。それで問題点は幾つだ?」

プレリー「モニターを見て頂戴」

 

皆上に表示されたモニターを見た。映っていたのは我等が乗るガーディアンベース。

 

シエル「大きく分けて問題は2つよ。1つ、まずそもそもの問題であるけれど改修する為の資材が足りないわ」

 

アッシュ「向こうの襲撃で資材も大分失われちゃったから?」

シエル「それは勿論あるわ、でも足りないのは特殊な部品よ」

ヴァン「特殊、か……」

シエル「何が必要かはまた後で説明するわ。金属等の基本的な資材は何とかなるけどこればかりはゼロ達に任せるしかないの」

エール「その為の私達だからね」

 

シエル「そして2つ目。皆大体分かっていると思うけれどこのガーディアンベースが狙われる事」

ゼロ「どちらかと言うなら俺はそっちの方が心配だな、奴等が俺達の動きを察知していないとは思えん……」

 

ゼロの心配は全くもってその通りである、だがプレリーはまとめてこう言った。

 

プレリー「ゼロの言う通りでしょうね……けど、私達に選択肢は残されていないのよ」

 

ゼロ「……そうだな、すまない」

 

あの彼が少し弱気な言葉を発した事に少し驚く皆であるが、気持ちは誰もが同じであろう。

 

プレリー「特殊な部品を集めつつガーディアンベースが駐在しているレプリフォースの警備、それが貴方達にやって欲しい事よ。今まで以上の戦いが予想されるけど皆なら必ず大丈夫だと信じているわ」

 

了解、と力強く言った5人に対しプレリーはやはり胸が傷んだ。けれど迷っていては……何も救えないから。彼等と共に、自分も戦うのだ。

 

 

 

 

そしてプレリーとシエルは改めて詳しい内容を話し始めた。

 

 

※ここからはシエルの解説入りでお送りします

 

シエル「とりあえず現状の足りない特殊部品は全部で5つ。まず1つ目はスラスターモジュール。艦が宇宙でも空を飛ぶのと同じ感覚で飛べる様にする為のパーツよ」

ヴァン「と言うかこれが無いと宇宙では機動性が著しく低下してしまう」

プレリー「それは致命的ね」

 

 

シエル「2つ目。ミノフスキードライブ」

アッシュ「ん、確かそれはこの艦に付いてなかった?ミノフスキー粒子を使って浮遊出来る様になるんだっけ……詳しくは忘れたけど」

 

M・M「詳細は番外編 ゼロ達の新しい力~をご覧下さい」

 

シエル「そうなのだけど、度重なる戦闘もあったし……そもそもこの艦の物自体がかなり古いやつだったからガタが来ているの」

ヴァン「だから出来るなら新しいやつと交換したい訳だけど、見つかるだろうか」

シエル「それに関しては大丈夫、ある場所は調査済みよ。けど……」

ヴァン「けど?」

プレリー「少し問題があってね、これは後回しになるわ」

ヴァン「問題、か……」

 

 

 

シエル「次に3つ目、防御障壁(バリア・フィールド)。これもこの艦に付いている物だけど古いから交換目的ね」

エール「艦の防御は確かに大事ですね。これもある場所は分かっているんですか?」

シエル「無論よ」

 

 

 

ゼロ(ここまで聞いている物だけでも必要なものだらけだが、大変な任務になりそうだ)

 

シエル「続いて4つ目はレーダー。これも交換ね」

ゼロ「レーダー……探知機か」

シエル「今この艦の物は辛うじて動くのだけれどかなり不調ね、いつ動かなくなってもおかしくないわ」

プレリー「お姉ちゃん、原因はやっぱり……?」

シエル「戦闘だけれど、悪くなったのはあの巨大兵器との戦いからね」

ヴァン「レーダーが動かなくなるのもまた致命的だよな……」

 

うんうんと頷く全員。

 

 

シエル「最後の5つ目、これも交換……とは言ってもほぼ別物になるから交換とは言わないかしら」

ゼロ「何なんだ?」

 

シエル「もしかしたらゼロなら知っているかしら……エニグマ」

ゼロ「エニグマ!?」

 

エール「エニグマって何ですか?」

ヴァン「俺も聞いた事無いけど……」

ゼロ「エニグマは……かつてイレギュラー戦争時にシグマがコロニー落としを行った時に俺達が使った超威力のエネルギー砲台だ」

シエル「別に絶対エニグマが欲しい訳じゃないわ。でもこの艦の主砲も……」

 

先は言わなかったが、使えないという事は皆分かっていた。

 

ゼロ「それで、結局どうするんだ?」

シエル「砲台については後回しでお願い。どうするか決まったら言うわ」

ゼロ「あぁ」

 

 

 

 

プレリー「以上5点、殆ど交換がメインになる訳だけど……」

ヴァン「かなり大変だな」

プレリー「戦いの方も、激化していくと思うわ。私としては皆には無理はして欲しくない」

シエル「プレリー……」

 

プレリー「けど、お願い。世界の全てが懸かってるこの戦いに負ける訳にはいかないの」

 

艦長として、ゼロ達に言う。

 

プレリー「いつもながら、皆ならきっと大丈夫だと信じてるから」

 

4人「了解」

 

プレリー「それと5点と言ったけどその内ミノフスキードライブとエニグマ、この2つはまだ少し」

 

 

 

頑張ろうと意気込みをしたのは良いが、

 

ヴァン「まずはどうするか、だな」

エール「誰が何処に行くかは自由みたいだね。今行ける3つの内から選ぶ訳だけど」

アッシュ「まぁしんどいのは何処に行っても変わりなさそうね……」

 

ヴァン「ゼロさん、どうします?」

 

それまで黙って考えていたゼロが口を開く。

ゼロ「誰が何処に行けとは言わん、行きたい所に行ってくれて構わないが……覚悟はしておいた方が良い。楽な戦いは無いだろうからな」

 

ゼロの言葉を皆ずっしりと胸に刻み、頷いた。

 

ゼロ「……今回は俺がここに残ろう」

ゼロが警備の役に立候補した。

 

ヴァン「じゃあまずは俺だな」

ヴァンが選んだのはレーダーの回収。

 

プレリー「今最も高性能なレーダーがあるのはローレルから少し海側に行った所にある島ね。バイル軍に占拠されていて手が出せないみたい」

 

ヴァン「レーダーの回収は勿論の事、主な目的は奪還、だな」

プレリー「えぇ、危険だけど……」

ヴァン「それ位承知の上さ。頑張るよ」

 

 

エール「なら私はこれかな」

エールはスラスターモジュールの回収。

 

プレリー「あ、スラスターモジュールなのだけれど……」

エール「どうしたの?」

プレリー「これはシロツメに保管されている物があったって連絡が入ったわ。だからシロツメまで回収しに行って」

エール「えっ、それだけ……?」

ゼロ「回収が任務だからな。出来る事からさっさとやっておいた方が良いだろう」

プレリー「ゼロの言う通りよ。お願い」

エール「うん、分かった」

 

 

 

アッシュ「エール羨ましいなぁ、じゃあアタシはこれ……ていうか今行けるのはこれしかないし」

アッシュは残った防御障壁の回収。

 

プレリー「防御障壁ね、これなんだけれど前に皆が行った海底基地の事を覚えてる?」

アッシュ「滅茶苦茶大変だったやつだ……」

プレリー「アレのまぁ少し遠く位にある別の基地にあるのだけれど……」

アッシュ「何かあるの?」

 

プレリー「この場所には恐らくイレギュラーは居ないと思うの」

アッシュ「え、ラッキーじゃん!」

ゼロ「……その場合、居ないじゃなくて居られない、が正解じゃないのか?」

アッシュ「ん???」

プレリー「残念ながらゼロの言う通りよ」

アッシュ「えっ……イレギュラーが居られない環境って、まさかトラップだらけとか……」

プレリー「流石アッシュね、正解よ」

アッシュ「そこで流石って言われても嬉しくないんだけど……それはそれで嫌だなぁ」

 

ヴァン「そこに関してはトランスが使えるアッシュが1番適任だろ」

アッシュ「分かりましたよー頑張りますよー」

 

 

 

シエル「皆行く所は決まったみたいね」

ゼロ「時間は限られてる。迅速に……だが無理はするな」

プレリー「ゼロもね」

ゼロ「……分かっている」

 

 

ゼロを除く3人が転送台に立った所で、

プレリー「皆、頑張って。絶対帰って来るのよ」

3人「了解!」

オペレーター「転送!」

 

各自が光に包まれて消えていった後、静かに無事を祈るゼロ、そしてシエルとプレリーがそこに居た。

 

 

 

 

 

 

 




2月から何してたんだテメェ……と言われると非常に申し訳ないです、3月は完全にサボってました……4月に関してはまだ本当に忙しかった、と言っても書く暇は十分あった訳だし5月も含めずっとサボってましたね。

1度書くのを止めると内容を忘れちゃうから次の話を書くのに非常に時間が掛かるんですよね、反省です。

冒頭でもあった様にせめて書けない時はちゃんと活動報告を書くのと、やっぱりそもそもサボらない事を目標に再び頑張っていきます。
これと後もう1話は完全に、それと数話もちょこちょこ書いているのでとっとと完成させたいと思いますので、是非読んで頂けると幸いです。

失踪もどき様な事をしてはいけない(戒め)

本編の内容に戻りますが、ロックマンX5のストーリーを参考というか殆ど一緒な感じでバイルに対抗する為に各地にあるパーツを集めていくのが目的となりました。
それを勿論邪魔しようとするバイルsideや、その他の者達の陰謀も書いていきたい所。
ゼロさん達は今日も明日も頑張ります。

長くなりましたがこの辺で。では次の話でお会いしましょう(^q^)
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