ロックマンゼロ ~紅き英雄の帰還と再び動き出す因縁~ 作:M・M
あれ~おかしいねゼロコレクションやゼクス・アドバイスをやってたら何故かエグゼをやっている、とても不思議。
ゼロ達の物語はどしどし進んでいきます。
では、どうぞ。
ゼロがガーディアンベースに乗り込んで数日が経った。ゼロもまた知らない機械に囲まれた艦での生活に少しづつ慣れ始めていた。
~艦長室~
ゼロ「………」
プレリー「ゼロ、する事が無いのは分かるけどずっと背後に立つのは止めてくれないかしら……?」
ゼロ「あぁ、すまん」
プレリー(ゼロにとって、暇な時間なんて物は新鮮なのね……)
ずっと、息づく暇も無く戦い続けた遠い日々。最後まで自分の信じるものの為に戦った遠い記憶。
今は色々問題があるとはいえ皆に休みがある位である。かつての自分の様に戦うしか無かった世界では無いのだ。
ゼロ「する事が無いとは、世界も変わったな」
プレ「でもねゼロ、この世界は貴方が守ったのよ。貴方が居なければこの世界は存在しないわ」
ゼロ「………」
プレリー「ヴァン達が貴方を尊敬している理由は、やはり自分達の生きている世界を何度も救った事だと思うわ」
ゼロ「あの4人も、救っただろう」
プレリー「それもそうだけど、貴方とはやはり規模が違い過ぎるから。彼等も英雄と呼ばれているけど、その英雄達の先輩として貴方は皆の中で定着しているみたい」
クス、とプレリーは笑った。
ゼロ「……全く、変な話だ」
ハァ、とため息をつくゼロ。
プレリー「暇なら、戦闘訓練室に行ってみると良いわ。4人とも居ると思う」
ゼロ「戦闘訓練室、か」
プレリーの言う通り少し迷いながらも目的地へと辿り着いたゼロさん。
ゼロ(ん、あれは……)
プレリーが言った通り4人が居た。ヴァンとエールがロックマンとしては後輩であるグレイとアッシュと模擬戦をしていた。
遠近両方での戦闘を訓練する為に4人ともモデルZX、俺の力も入っているモデルで中々にハイレベルな戦闘をしていた。
ヴァン「グレイ!前から言ってるがお前は懐に入られると下がり気味になるぞ!」
エール「アッシュ!貴方はもっと冷静に周りを良く見る!」
グレイ&アッシュ「ハイ!」
そこへふとやって来たゼロ。
ヴァン「ゼロさん」
ゼロ「別にゼロで良いと言っているだろう」
エール「いや、先輩ですから」
ゼロ「……そうか」
もう好きにしろ、といった感じに諦めた模様。
グレイ「ゼロさんはどうしてここに?」
ゼロ「ここに行けばお前達が居るだろうとプレリーから聞いたからな」
アッシュ「まぁ当たりだね」
ゼロ「訓練をしているのか」
ヴァン「自分達もまだまだですから」
ゼロ「……いい心掛けだな」
ヴァン「ありがとうございます」
ゼロ「気になっていたんだが、お前達はどうしてロックマンになったんだ?」
黙り込む4人。
グレイ「僕は、ならなきゃ死んでましたから」
アッシュ「アタシも」
ヴァン「俺達も似たような物です」
エール「モデルXが私達の勇気に応えてくれたって事でロックマンになりました」
ゼロ「……大変だったんだな、お前達も。人間としてはまだ若いだろう」
グレイ「僕は、レプリロイドです」
ゼロ「そうなのか?とてもそんな風には見えないが……普通に人間の生活をしているだろう」
グレイ「僕は、過去の自分を知りませんから」
ゼロ「……悪かった」
グレイ「大丈夫です。そんな過去に縛られず今を生きようと決めました」
ゼロはその言葉を聞き、頷くと、
ゼロ「その心、失うな。お前はお前だ」
グレイ「……はい!」
そんな話の後で、
ヴァン「ゼロさん、俺と戦ってくれませんか」
エール「ヴァン!?」
ヴァン「ゼロさんの力が見てみたいです」
ゼロ「……あぁ。お互いの実力を知っておく為にもそれは良い考えだ」
正直まだ寝起き感が否めないのでリハビリも含めて。
と、いう事で。
ヴァン「とりあえずZXだけで行きますね」
ゼロ「あぁ。まだお前達の力に関しては全く知らないからな」
ヴァン「じゃあ、やりましょう」
そう言ってセイバーを持つヴァン。
ゼロ「……容赦はしないからな」
自分もセイバーを持つ。
少しの間睨みあう2人。
ヴァン(……全く隙が無い)
ゼロはいつもの体勢、少し腰を落として自分を真っ直ぐと見据えている。
ヴァン(そして溢れ出る気迫……これが英雄の気迫という物か)
ゼロ(何やら凄い緊張しているみたいだがどうしたんだ……?)
「来ないのなら、俺から行くぞ!」
ヴァン(速いッ!)
高速のダッシュ斬りを防ぐ。
ゼロ「……」
無言で、お得意の三連斬を披露。
ヴァン「こっちだって!」
構えが違う三連斬。
ヴァン「でやぁっ!」
更にヴァンは斬り上げてパワーで押し切る。
ゼロ「くっ……」
1度飛び退く。
ヴァン「狙い撃つ!」
だがヴァンが追撃。強力なチャージバスターが放たれるがとりあえず回避。
ゼロ(バスター……!)
そして腰に何も無いのに手を掛けた。
ゼロ(そうか、今俺にはセイバーしか無いのか)
つい癖でバスターを取ろうとした。
ゼロ(流石に近接だけだと相手が悪いな……だが、そんな事は些細な問題だ)
戦闘能力なら、負けはしない。
遠距離からやられると今はどうしようも無いので距離を詰める。
ゼロ「はぁっ!」
ダッシュ突き。当然防がれるが、
ゼロ「もう1つだッ」
すかさず足元に蹴りを入れる。
ヴァン「なっ!?」
体勢を崩した所にすかさずジャンプ斬り、そして技を決める……。
ヴァン(ヤバいッ……!)
ゼロ(このまま攻めるッ……!)
技を撃とうとしたが、
ゼロ「……」
そのまま何もせず着地。
ヴァン「えっ……?」
ゼロ「……技を忘れた、良く考えたら自分の技が何も思い出せん」
4人「えぇぇぇ!?」
まさかの発言に4人ともズッコケる展開に。とりあえず勝負を終え、
ヴァン「まぁ、あれは自分の負けです。あの突然の蹴りは全く想定外でした」
ゼロ「何となくやってみただけだ。俺もあまり足で格闘はやった事は無かったからな」
ヴァン「でも流石です」
そこへプレリーがやって来た。
プレリー「ゼロもヴァンもどうだった?戦ってみて」
ゼロ「ロックマンとは面白い力だな」
ヴァン「ゼロさん、やっぱ強い」
プレリー「当然よ。ゼロなんだから」
エール「何でプレリーが誇らしげなの……?」
ゼロ「やはり眠り続けた影響はかなり大きいみたいだな、俺がかつて使っていた技等が何も思い出せん」
プレリー「それは大変ね……」
ゼロ「お前達の訓練、俺も参加させてくれないだろうか」
ヴァン「俺は勿論OKですよ」
エール「私も」
グレイ「ゼロさん、次は僕と戦って下さい」
アッシュ「あ、抜け駆け!」
グレイ「言ったもん勝ちだから」
ゼロ「順番にやるからそう喧嘩するな」
プレリー「ふふ、やるからにはここの4人をしっかり鍛えてあげてね」
ゼロ「いや、鍛えるとかじゃなくて……むしろ教えられるのは俺の方かも知れない。それにこの4人と戦っていれば忘れた事も忘れた技も思い出せるだろうしな」
プレリー「そう。頑張ってね、ゼロ」
ゼロ「という訳で遠慮はしない。だからお前達も全力でかかってこい」
その言葉に、元気良く4人がハイと答えた。
プレリー(振る舞いが何だかもう部隊長みたい)
そう思いクスリと笑った。
しばらく皆と戦い、ゼロも含め休憩室で皆グッタリとしていた。
ゼロ「お前達……どれだけ俺と戦いたいんだ」
アッシュ「だって、やはり英雄とまで呼ばれるんだもの。その力がどんなのか自分の身で確かめてみたくて」
グレイ「……自分もそうです」
エール「私も……」
ゼロ「……」
彼はハァ、とため息をついた。
ヴァン「でも、ゼロさんもセイバー1本に加えて特殊能力とかも全部無しだったし、自分達もモデルZX縛りだけでしたからまだまだ分かりませんね」
ゼロ「そうだな。もう少し慣れたらお前達の本当の力を見てみたいものだ」
ヴァン「それより、自分達と戦って何か思い出せた事はありますか?」
ゼロ「そんな一朝一夕には思い出せん。だが戦う事で必ず思い出せる筈だ」
エール「じゃあ、私達と一緒に頑張りましょう」
ゼロ「あぁ……それとお前達それぞれに言いたい事が色々ある」
4人は首を傾げているが、
ゼロ「まずヴァン、お前は射撃が荒すぎる。セイバーでの太刀筋は悪くないが」
ヴァン「あー……それは良く言われますね」
ゼロ「続いてエール、お前は射撃の腕は良いが近接が軽い。もっと深く斬らないと致命傷にはならないぞ」
エール「ヴァンに良く言われます……」
ゼロ「グレイもアッシュもヴァンとエールが言っていた事が殆どだが、グレイは懐に入り込まれると弱腰になる。アッシュは逆に瞬間の応用性はあるが冷静に周りを見れていない所が目立つな」
アッシュ&グレイ「ハイ……」
ゼロ「皆それぞれ自分の弱点は良く理解しているだろう。それを克服すればお前達は立派な戦士になる筈だ……上から言ってしまって悪かったな」
ヴァン「事実ですから、気にしないで下さい」
ゼロ「これから俺達は皆が皆パートナーだ、切磋琢磨していけば良い。俺もお前達と共に頑張るとしよう……これから宜しく頼む」
4人「ハイ!」
プレリー「ゼロ……」
自分の知っているゼロとは随分変わっている事に驚いている。いや、元々彼の性格はあぁなのかも知れない。
次の日。
プレリー「今回私達ガーディアンが行く場所はエリア・ゼロの奥にある大昔に墜落したコロニーの残骸よ」
ゼロ「……アレか」
ヴァン「ゼロさんは昔行った事があるんですね」
ゼロ「あぁ。確か人間達が住んでいた所にネオ・アルカディアの襲撃を受けた時に俺が行った。それで奥に変わった巨大レプリロイドと戦った事を覚えている」
エール「その場所にどうして行くの?」
プレリー「あの場所で危険なレプリロイドを製造・研究しているとの噂よ」
ゼロ「あの場所にそんな事が出来る機械があったか……?いや、後から持ち込まれたと考えるのが妥当か」
プレリー「えぇ。また変に騒動を起こされると大変だから未然に防ぐのよ」
5人ともコクリと頷いた。
プレリー「敵の戦力がどれだけか不明だから何があるか分からないわ、だとしたら5人ですぐに殲滅して欲しいの。オペレートは任せて」
4人「了解!」
ゼロ「了解だがプレリー、少し良いか」
プレリー「ゼロはまだ待機しとく?」
ゼロ「そうじゃない。せめてバスターとか遠距離武器が欲しい」
プレリー「あぁ、貴方のバスターなら修理は出来ているわ。ただ他の武器はまだ修理が出来ないの」
ゼロ「修理不可能なのか?」
プレリー「そうじゃないけど、あれは貴方用に作られた特殊な武器だから……今私が過去の貴方のデータを探しているから。それが見つかればきっと武器の修理方法も分かる筈よ」
ゼロ「俺のデータ……」
プレリー「初代艦長が残してくれた物よ」
ゼロ(シエル……)
そしてすぐに取ってきて、セイバーとバスターだけではあるがこれで十分だ。
ゼロ「そう言えば……セルヴォはどうしているのか知らないか?」
プレリー「……」
プレリーはとても悲しい顔をした。
ゼロ「……?」
プレ「セルヴォはね、セルパンだったの」
ゼロ「セルパン?何の話だ?」
ヴァン&エール「セルパン!?」
突然大声を上げる2人を見て思わず驚く。
ゼロ「誰なんだ?」
ヴァン「俺達の宿命の相手でした」
ゼロ「でした、という事は」
エール「……私達が倒しました」
プレリー「それについてはまた私達からちゃんと話すわ。まだ確実かどうかは分からないし、どうしてあんな事をしたのかも全く不明だけど……私達の調査からすると恐らく、貴方が知っているセルヴォはもう居ない」
ゼロ「……そうか」
グレイ「セルヴォってどんな方なんですか?」
ゼロ「バイル達との戦いの時の仲間だ。いつも俺とシエルを見守ってくれていた」
アッシュ「どうして今そのセルヴォって人の話が出たんですか?」
ゼロ「俺のバスターもそこまで軍の物と変わりはしないが特別製でな……俺のメンテナンス、他にも俺の武器や特殊武器等も沢山作ってくれた」
プレリー「気になる事は沢山あると思うけど、今からは任務に集中して。そろそろ着くわ」
そしてガーディアンベースはとある都市の近くに停車し、ゼロ達はそのまま森を通り直接コロニーの残骸へと移動する。
移動途中、
ゼロ「あの巨大な都市は何なんだ?」
プレリー「あの都市の名前はカンナ。エリア・ゼロに住んでいた人達がエリア・ゼロを広げて作った都市よ」
ゼロ「これが!?」
プレリー「貴方が守った人達が、レプリロイド達と協力して作り上げた巨大都市。今や世界有数の都市となっているわ」
ヴァン「とても平和な都市です」
エール「物流とかの中心とかにもなってますし」
アッシュ「アタシ達も仕事のついでに何日か滞在したけど良い都市だったわね」
グレイ「あぁ。緑も豊かで良い場所だ」
ゼロ「そうなのか……」
プレ「5人とも、そろそろ着くわよ」
~エリア・ゼロ コロニー残骸~
ゼロ「あの時と変わっていないな……」
プレリー「危険な物は都市の方で撤去されたらしいんだけど……くまなく調査してみて」
5人「了解」
敵が居る訳でも無く、動物達が沢山居た。
ゼロ「色んな生物が居るんだな、しかもちゃんと生きている」
エール「緑がある分、生物達にとっても住みやすい環境ではありますから」
そんな話をしながらもくまなく調査する事小一時間。何も無さそうと話をしていたその時だった。
アッシュ「きゃあー!?」
突然アッシュが声を上げたので駆け寄ってみると、アッシュが転んでいた。
エール「大丈夫!?」
アッシュ「いたた……大丈夫」
エールがアッシュに手を伸ばす。
ゼロ「何があった?」
アッシュ「えっと、地面を凝視しながら歩いてたら何かに
グレイ「ん、良く見れば何かある……」
ヴァン「これは……蓋か?」
ゼロ「エールとアッシュ、下がっていろ。ヴァンとグレイ、持ち上げるぞ」
グレイ&ヴァン「はい」
ゼロ「行くぞ、せーのっ!」
3人が力を込めて持ち上げると、確かにそれは蓋であり中には階段があった。
アッシュ「ビンゴ、だね」
エール「本当にアッシュは強運だね」
アッシュ「伊達に冒険家してないよ♪」
そして警戒は怠らず中に入る。
ゼロ「広いな……もしもし、こちらゼロ。プレリー聞こえるか」
プレリー「えぇ。聞こえるわ」
ゼロ「読み通りだ。謎の階段があって中はかなり広い造りになっている」
プレリー「そのまま調査をお願い。くれぐれも気を付けてね……何があるか分からないから」
ゼロ「了解」
4人の方に振り向き、
ゼロ「俺が先頭を歩く。各自警戒は怠るな」
4人「了解!」
ゼロさんはやっぱり部隊長です。
先に進む事数十分。
今ゼロ達の前には巨大な扉がある。
ゼロ「感じからしてどうやら最深部みたいだな」
グレイ「特に何もありませんでしたね」
エール「あられても困るけどね」
アッシュ「とっとと入りましょ」
ゼロ「そう
ヴァン「けどセキュリティコードだとか持ってませんし、やっぱり破壊するしか無いですよ」
グレイ「ここは僕達の出番だな」
アッシュ「そうね。ゼロさん、見ていてよ私達の力!トランスオン!」
2人が光に包まれたと思うと、
ゼロ「……!」
ロックマンでは無く、巨大な蜂へと変わっていた。そして2人(?)は飛び上がり、扉に向かって何やら液体を放った。
恐らく強力な酸だろう。扉がみるみる内に溶けていったのだった。
そして2人は元に戻る。
ゼロ「話には聞いたが……凄いな」
グレイ「まぁ、これが僕達の特殊能力です」
アッシュ「今までの戦った事のある者の力をコピーして変身が出来る!素晴らしい!」
ヴァン「2人の力が便利なのは分かった分かった。とりあえず先に進むぞ」
そして扉の奥には……。
ゼロ「研究室……か?」
1面機械で埋め尽くされており、カプセルも沢山配置してあった。
グレイ「これ、僕か入っていた機械に似てる……何も入っていないみたいだけど」
ヴァン「何かの生物でも研究していたのか?」
エール「とりあえず機械とかも詳しく調べてみよう、慎重にね」
皆で機械をポチポチ動かしたりコンピュータをカタカタ動かしてみるも、特にこれといって収穫は無かった。
ただ1つ、気になる事があった。
ヴァン「開かないなぁ……」
グレイ「も、もう無理……」
ゼロ「どうしたんだ?」
エール「この扉、どうやっても開かないんです」
アッシュ「アタシ達がトランスの力使っても無理だったのよ……」
ゼロ「とんでもない程頑丈に出来ているみたいだな……傍にあるのはカードリーダーか?」
ヴァン「こればっかりはカードキーが必要になるみたいですね……今は無理か」
とりあえず一通り調査は終えたので、
ゼロ「プレリー、聞こえるか」
プレリー「えぇ、どう?」
ゼロ「噂は間違ってるみたいだ、特にこれといって何かがある訳でも無い。ただ何かを製造していた様な痕が残ってはいる」
プレリー「もしかしたらその場所は既に放棄された場所なのかも知れないわね。分かったわ、とりあえず皆帰還して」
ゼロ「待ってくれ、ただ1つだけだがどうやっても開かない扉があった」
プレリー「扉?」
ゼロ「俺達が強行突破しようとしてもビクともしない。グレイ達がトランスを使っても無駄だったらしい」
プレリー「5人しても開けられない扉……鍵は?」
ゼロ「扉の傍に恐らくカードキーを差し込むのだろう機械がある」
プレリー「ふむ……そこまでしても開かない扉だとするととんでもない秘密が眠っているのかも知れないわ。ゼロ達が帰還したらガーディアンの方からも調査命令を出しておくから」
ゼロ「了解だ、帰還する」
4人の方へ振り向き、
ゼロ「帰還するぞ」
4人「了解」
~ガーディアンベース~
プレリー「皆調査お疲れ様。結果としては何も無かったけど、何者かが何かをしていた事は事実みたいね」
ヴァン「あの扉も気になるしな」
プレリー「危険な物を研究していて、人々に危害を加えようとするのなら我々ガーディアンはそれを防がないといけない」
エール「調査続行だね」
プレリー「えぇ。とりあえず皆もう休んでくれて良いわ……明日は多分5人とも休みになるだろうから都市に行っても良いわよ。明日1日艦はここに停めておくから」
エール「やった!」
アッシュ「久しぶりだねー」
ヴァン「折角だしな」
グレイ「のんびり出来るな……」
そしてこの後プレリー達からセルパン・カンパニー、そしてセルパンとの戦いの事を聞き、それがヴァンとエールの出生にも関わる話だという事も聞いた。
ゼロ「ヴァンもエールも、かなり辛い人生を送っているんだな……」
ヴァン「確かにセルパンからこの事実を聞かされた時は動揺を隠せませんでしたが、それを受け入れて生きると誓いましたから。ゼロさんが言っていた通り、俺は俺なんだと自分に言い聞かせて」
エール「私もです」
ゼロ「……グレイもアッシュも含めてお前達は強いな。運命に負けずに抗い、そして勝ち取った」
グレイ「僕達は、ただ必死だっただけです。生きる事の意義など考える余裕もありませんでした」
アッシュ「思えば波乱万丈な人生よねぇ、ここに居る全員」
プレリー「それでも、私達は今こうして生きている。その事が何よりの幸せよ」
ゼロ「そうだな……」
そして5人は各自の部屋に戻り休む事になった。休憩室にはプレリーが1人残された。
その後いつも通り艦長室の椅子に座り、
プレリー「……お姉ちゃん。私達、頑張ってるよ」
自分の大切な、とても大切なぬいぐるみを抱き締めながらそう呟いた。
はい、何とか書ける内に書いておこうという事で中々ハイペースでお送りしました。
いつもこの調子で投稿出来れば良いんですけどねぇ(届かぬ願い)
まだストーリーとしては訳分からないですが後々展開が広がっていきます。
次回はゼロ達の普段の生活をお送りします。また次回で会おう!