ロックマンゼロ ~紅き英雄の帰還と再び動き出す因縁~   作:M・M

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どうも、天気がまた色々大変ですが皆様元気にお過ごしでしょうか。

とりあえず自分は課題パパパっとやって(終わってはいない)、エアコンガンガン効いた部屋でロックマンゼクスとロックマンエグゼ3をしてました(隙自語)

そんな話は置いといてゼロ達の物語は本格的に動き出します。今回は皆のとある休息の日、ゼロさんの心に大きな変化が。そしてタイトル通り謎の敵が襲来!皆ファイト~。

では、どうぞ。


-英雄達の休息 そして突如現れる謎の敵-

あの仕事の次の日。

艦長室にゼロがやって来た。

ゼロ「……ん、プレリーは居ないか」

クルー「艦長達なら休憩室に居ますよ」

ゼロ「そうか、ありがとう」

 

 

休憩室にはクルーの言った通りプレリーとヴァン達が居た。

 

プレリー「あらゼロ、どうしたの?」

ゼロ「何があるという訳では無いが、お前達が何をするのかが気になってな」

ヴァン「俺達は折角の休みなのでカンナに行こうと思ってます」

エール「買い物もしたいしね、プレリー」

プレリー「えぇ。あそこはトレンドが集まるから買い物が楽しいのよ」

グレイ「俺もとりあえず買いたい機材とかあるしな、グレイもそうだろ?」

グレイ「はい。丁度良い機会なのでまとめ買いしたいと思ってます」

ゼロ「皆ちゃんと仕事してる分金は貰っているのか、大人だな」

ヴァン「昔の仕事よりも格段にお金は貰ってますね、大変なのは確かですけど」

アッシュ「危険な仕事とか結構貰えますし」

そう言って指で¥マークを作るアッシュ。

 

ゼロ「成程……」

プレリー「ゼロも暇かしら?」

ゼロ「そうだな、やる事は無い」

エール「ならゼロさんも行きましょうよ」

ゼロ「……俺が行っても大丈夫なのか?俺を見て変に思う奴が居るだろう」

プレ「大丈夫よ、あそこはレプリロイドも沢山居るから。過去に色々あったレプリロイドもね」

ゼロ「……そうか」

ヴァン「でも、妖精戦争の事を知っている者が居るなら流石にゼロさんはヤバくないか?」

アッシュ「ゼロさんはグレイみたいにアーマー外したりは……?」

ゼロ「無理だ。これは俺と一体化しているからな、代わりに重さ等は感じないが」

グレイ「ヘルメットは?」

ゼロ「ヘルメットなら外せるが……外すと戦闘能力がガタ落ちする」

プレリー「何言ってるの、戦闘なんて必要無いわよ」

ゼロ「それもそうだな……」

 

そう言ってゼロは何かをした後ヘルメットを外した。そのヘルメットからも見えていた金髪から大体察する事が出来たが外すと美しいロングの金髪がサラリと落ちた。

 

エール「綺麗な髪ですね……」

 

凛とした顔立ちも相まって出来ないと言ったがアーマーを脱がして服さえ合わせれば女性と見てもおかしくない。

 

プレリー「本当に、同じ金髪なのに女の私よりもサラサラしてる……羨ましい」

ゼロ「……そんな事言われてもな」

 

プレリー(ゼロ、お手入れとかしてないわよね?もしやお手入れしなくてもここまで綺麗なのはヘルメットのお陰!?)

 

プレリーさん妙な事考えてます。

 

アーマーだけ着いてはいるがヘルメットを外し長い金髪をお下げにしていればそこら辺を歩いているレプリロイドと変わりは無い。

 

プレリー「これならOKね。じゃあ行きましょう」

 

 

 

 

 

~カンナ 都市中心部~

ゼロ「凄い人だな……レプリロイドも沢山居る」

プレリー「それがこの都市の特徴だから。人とレプリロイドが共に生きているの」

ゼロ「……」

ヴァン「そりゃ勿論問題が起こらないなんて事は無いんですが、それでもちゃんと解決して共生しているんです」

グレイ「だからこの都市は僕も好きなんです」

 

プレリー「お姉ちゃんが見れば……きっと凄く喜んだんだろうなぁ」

ゼロ「あぁ……シエルが何よりも目指した未来が、今になって俺が見ているなんてな」

 

アッシュ「……空気を読まない様ですいませんけど、そういう話は止めときましょうよ、今は楽しみましょ!」

ゼロ「……悪い。そうだな」

プレリー「えぇ」

 

 

しばらく6人で喋りながら歩く。確かに俺が居ても誰も怪しむ事は無かった。

 

 

ヴァン「そう言えばゼロさんって」

ゼロ「何だ?」

ヴァン「好きな物とかあるんですか?」

ゼロ「好きな物……俺はエネルゲン水晶しか取らないからな」

 

アッシュ「あぁー確かに昔はそれしか無かったからそればかりはしょうがない……」

プレリー「グレイみたいになれれば良いのだけどね」

ゼロ「グレイはどうなんだ?」

グレイ「勿論僕もエネルゲン水晶を取る事もしますが、普通の食事をエネルギーとして変える事も出来るんです」

ゼロ「それは凄いな……」

エール「もしかしたら今の技術力を活かせばゼロさんにも同じ事が出来るんじゃ?」

ゼロ「そんな事が出来るのか?」

ヴァン「……技術的には可能だと思います。ですがそれだとゼロさんが普段やっている事と変わりません」

ゼロ「どういう事だ?」

プレリー「食べ物をエネルギーに変える事は出来る。だけどそれはあくまでエネルギーに変えるだけ、美味しいだとか好きだとかの感情は存在しない」

グレイ「それだとエネルゲン水晶を取るのと何も変わらないですね……」

アッシュ「そういった物は人間だから存在するのよね……でも艦長は?」

プレリー「私は大人になると同時に味覚とかも感じられる様になったから」

エール「じゃあ不可能では無いのかも」

 

ゼロ「無理にしなくて良い……俺はお前達と違う事くらい自覚している」

ヴァン「そんな事言わないで下さいよ。ゼロさんは確かに戦闘に関しては凄いですが普通の生活はからっきしじゃないですか」

ゼロ「……残念だがそれは認める」

プレリー「まぁゼロにそんな好きな物を楽しむだなんて暇は存在しなかったから……」

ヴァン「あっ……すいません」

ゼロ「気にするな。俺はあくまで戦闘レプリロイドだからな」

 

その言葉に悲しい表情を浮かべる5人。

 

エール「けど、私達もゼロさんと一緒に楽しい事をしたり美味しい物を食べたいですよ、仕事で戦闘を行う為時の先輩後輩だけの存在だけでありたくは無いです」

 

プレリー「私も、折角こうして今の時代に目を覚ましてくれたのだから……ゼロも普通の人間の生活はとは言わないけどせめて自分の好きな物を楽しむ事位して欲しいわ」

グレイ「僕もゼロさんと同じレプリロイドで、自分の存在に沢山悩みましたが……それでも人間だとかレプリロイドだとか関係無しに自分らしく生きたいといつも思ってます」

ゼロ「自分らしく、か……」

アッシュ「アタシはアタシの物語を、ゼロさんはゼロさんの物語を生きてるんだから。そんな自分を戦闘の為だけに生きてるみたいな事言わない方が良いですよ」

 

ゼロ「あぁ……そうする。俺も、過去に縛られずに変わらないといけないな」

プレリー「お姉ちゃんもきっと、そう願ってるわ」

 

私にとっては、貴方はもうゼロなのよ

 

貴方の体が例え、コピーであったとしても……貴方の心が貴方である限り貴方は、ゼロ……。

ゼロ以外、何者でも無いわ

 

 

ふと彼女(シエル)にいつか言われた言葉が頭をよぎった。

 

ゼロ「ありがとう、皆」

 

5人「!!!」

ゼロ「……何だ?」

 

プレリー「ゼロ……今笑った」

ゼロ「笑った?」

ヴァン「普通に、笑ってました」

アッシュ「いつも変わらない表情だけだと思ってましたけど、笑えるじゃないですか」

グレイ「アッシュ、失礼だろ」

エール「変われますよ、ゼロさんなら」

ゼロ「あぁ」

 

プレリー(ゼロの本当の性格は……私達が全く知らない様な性格なのかもしれないわね)

そして彼は変わろうとしている、今を生きるヴァン達「ヒトビト」の1人として。

私達が前の伝説の英雄に出来る事は……彼を支える事だろう。

今の姿を見たら、きっと姉は喜んだに違いない。出来るのなら……見せてあげたかった。

 

 

彼に、新しい何かが目覚めようとしている。

 

 

 

その後、各自艦に何時までに戻るという事で別れたがゼロはやりたい事が無いのでプレリー達に着いて行く事にした。

 

プレリー「私達は服とか雑貨を見るだけよ?ヴァン達に着いて行った方が良かったんじゃないかしら」

ゼロ「別にどちらでも構わん……俺は知らない事が多過ぎるからな」

エール「まぁ良いじゃないの、ゼロさんの好きにさせてあげたら」

アッシュ「何も無いと思うけど、私達もレディーなんだからボディーガードって事で……」

エール「アッシュ、それは何か違う」

プレリー「フフフ、それもそうね」

 

トレンドの商品や新しい物を見てプレリーもエールも興奮するが、それよりもゼロの様子がまるでド田舎から都市へと出た時の者の顔。何もかもが新しい存在でキョロキョロしていた。

 

思わずプッと吹き出してしまうエールとプレリーとアッシュ。3人はゼロの反応を見て少々失礼だが楽しんでいた。

 

 

 

 

皆買い物を終え艦へ戻りそれぞれの部屋に戻ったが、その後で男勢はゼロの部屋に、女子勢はエールの部屋に集まっていた。

 

ゼロ「何故俺の部屋なんだ……?」

ヴァン「恥ずかしながら俺の部屋、少しばかり散らかってまして……」

グレイ「……僕もです」

ゼロ「まぁ、別に構わんが。それより2人は何をしていたんだ?」

ヴァン「主にジャンクショップ漁りで安い機材とかを沢山買って来ました」

グレイ「自分もです」

ゼロ「何か作るのか?」

ヴァン「技術室を借りて新たな武器だとか日用品を作るのが俺の趣味なんですよ」

グレイ「物作りの楽しさに気付いてしまって……自分は簡易的な物ではありますが機動兵器を作ってます。仕事に役だつと思って」

ゼロ「機動兵器……ライドチェイサーとライドアーマーみたいな物か」

ヴァン「ライドの2つを知ってるんですか!?」

ゼロ「知ってるも何も……イレギュラー戦争では世話になった事を覚えている」

グレイ「良いなぁ……最早あの2つも資料でしか残っていない伝説の乗り物なんですよ。製造方法も失われてしまったので」

ゼロ「だがこの世界にはゴーレムが存在するだろう。あれと似た様な物だ」

 

グレイ「まぁそうなんですけど、僕は自分で乗って動かしたくて」

ヴァン「バイクとかなら普段乗ってるんで」

ゼロ「確かにライドチェイサーの乗り心地は良い物だったが、乗りこなすには苦労したな」

ヴァン「へぇ~」

グレイ「もっと、ゼロさんの昔の機械とか教えて下さいよ。凄く興味あります」

ゼロ「俺もそんなに詳しくは覚えていないが……話せる事なら話そう」

 

 

エールの部屋では、プレリーとエールが今日買った物について楽しく話していた。

プレ「そう言えばアッシュは?」

エール「本当だ、何処行ったんだろ」

 

丁度その時に扉が開きアッシュが帰って来た。

アッシュ「ただいま~」

エール「何処行ってたの?」

アッシュ「あの3人の部屋での会話を盗み聞きしてたのよ、これがまた面白かった」

プレ「どんな話してた?」

アッシュ「昔の機械とか。ゼロさんが乗り心地がどうとか言ってたのよ、それを他の2人とも興味津々で聞いちゃってて」

プレリー「男の子らしくて良いじゃない」

エール「ゼロさんも機械とか好きなのかな?」

アッシュ「それはどうか知らないけど、話してる時の顔は楽しそうだったわね」

プレリー「そう……それは良かったわ」

 

自分の事かの様に凄く嬉しそうな顔をするプレリー。それを見てエールとアッシュ。

 

エール「プレリーって……」

アッシュ「もしかして……」

プレ「な、何?」

エール&アッシュ「ゼロさんの事好きなの?」

プレリー「なっ!?」

 

顔を赤くしてアタフタしているプレリー。

エール「図星か」

アッシュ「図星だ」

プレリー「ち、違うわ……好きだとか、そういう感情じゃないのよ」

エール「じゃあ何なの?」

プレリー「親愛というか……ずっと頼れるお兄ちゃんみたいな感じだったから」

アッシュ「へぇ~」

ニヤニヤしながら聞くアッシュ。

 

エール「そっか、プレリーの昔の時のゼロさんはそういう存在だったんだね」

プレリー「だから、ゼロがそうして楽しんでくれているのなら私も嬉しいのよ」

アッシュ「ま、今日のゼロさんの反応は中々に面白かったわよね」

エール「それは言えてる。失礼だけど」

プレリー「ゼロにとっては今の世界の何もかもが新しい物で知らない事だらけなのよ。大変そうだから私達でちゃんと支えてあげないと」

 

その言葉に2人とも頷いた。

 

 

 

その夜、眠っていたゼロに奇妙な現象が起きた。

 

夢だ。自分等見る筈の無い夢が。

 

 

ゼロ(ここは……?)

ふと気が付くと何も無い真っ白な世界。

???「ここは君の精神世界だよ、ゼロ」

ゼロ「その声は……エックス!」

エックス「本当に久しぶりだね。また君に会えて嬉しいよ、ゼロ」

ゼロ「お前は、もう俺の前に現れる事が出来なくなったのでは無かったのか?」

エックス「君の言う通り現実世界に現れる事は出来なくなったけど。君の睡眠と記憶を媒介にして再び姿を具現化させてこうして君の精神世界に現れる事が出来ただけさ」

 

つまり寝てないと見れない、やはり夢みたいだ。

ゼロ「俺の……」

エックス「まさかもう一度君に会えるなんて思いもしなかったよ。これが果たして偶然か、それとも運命なのか……」

ゼロ「俺は、何かの運命だと思っている」

エックス「前の大戦の伝説の英雄と現代を生きる英雄達(ロックマン)……この出逢いは何を示しているのか僕もまだ分からないよ」

ゼロ「皆俺を英雄と呼ぶ……だが俺はあまりその名で呼ばれたく無い」

エックス「あくまで君はゼロでありたいんだね」

ゼロ「あぁ。何者でも無いただのゼロで良い」

エックス「ゼロ、君は昔の事を覚えているかい?かつて僕と共に様々な者達と戦ったあの頃を」

ゼロ「……何となく、だが」

エックス「あの頃の君は何と言うか……暑苦しかった。今みたいにクールではあったけど、熱いハートを持っていて情に弱かったね」

ゼロ「そうだったか……?」

エックス「今の君は確かに変わっちゃったけど、本質的な所は変わってない。そして君は……今を生きる為にまた少し変わろうとしている」

ゼロ「アイツ達が居るからな」

そう言ってまた彼は笑った。

 

その笑みにエックスもかなり驚いていた。

エックス「ゼロ……君は存在自体が変わろうとしているのかも知れないね」

ゼロ「存在?」

エックス「人の心さ」

ゼロ「俺はレプリロイドだぞ?」

エックス「レプリロイドでも人の様に暮らす存在を君は知っているだろう?」

ゼロ「グレイか……」

エックス「君もこれから共に戦っていく彼等と笑い合ったり、好きな物事を共有したり……自分らしく生きたいだろう?」

ゼロ「……そうだな」

エックス「眠っている間に、君の中に誰かの人の心が入ったのかもね」

ゼロ「人の心、か」

エックス「そろそろ時間みたいだ。また夢なら君と会う事が出来るよ……また会おう」

ゼロ「あぁ……」

 

そしてそのまま意識は途絶えた。

 

 

同時刻、艦内データベース室にて

 

プレリー「……あった」

周りに散乱しているシークレットディスクや資料等。その中から連日に渡り探し続けた物が遂に見つかったのだ。

 

プレリー「お姉ちゃんが遺した、ゼロのデータ……これがあればゼロの装備が直せるわ」

 

危険な任務に行くのにセイバー1本とバスターだけでは辛いだろう(とは言っても何だかんだで彼なら大丈夫そうだが)。なのでいち早く彼の使っていた装備を修復してあげたい。

 

だが、流石に眠い。

プレリー(数日に渡り徹夜は体に堪えるわね……解析と修復は明日にしましょう)

 

散乱している物達を片付けて、ゼロのデータを大切に別の容器に保管して自分の部屋に持っていく。とりあえず本日はそれで眠る事にした。

 

 

 

 

次の日。

ゼロ達はいつも通り訓練をしている。

昨日の予定通り技術室総出で彼のデータを解析する事になった。

 

解析してみて分かった事は、やはりお姉ちゃんがとんでもない天才であったという事。技術室のメンバーが匙を投げたくなる程に難しい彼の装備の製造方法。

ガーディアンの技術力はかなり高いと思っていたが、それでも皆難しい顔をしていた。それをあの当時にセルヴォから教えて貰って後にデータ化したというのだから驚きである。

 

そして解析を進めれば進める程に驚きの事実が次々に明かされていった。

 

まず、ゼロ専用の新しい武器を考案していた事。今ならば作れるがあの当時だとかなり製造は難しい武器だっただろう。

とりあえず技術室の人員を半分程に分け、半分は一通り姉の残したレシピを見て彼の装備を、そしてアーマーやヘルメットの特殊能力の修復を早急に行わせる。

 

そしてもう半分は、とある()を作る様に命じた。そう、彼自身を変えるかもしれない程の物。

 

 

 

更に次の日、

プレリー「ゼロの装備の製造・修復は全部であとどれ位日数必要かしら?」

 

その言葉に技術室は最低でも3日は必要だと答えた。今の技術を以ってしてもそれだけ掛かるとなると、ゼロの使っていた武器達はどれだけの技術が込められていたのかが理解出来る。

 

 

 

そしてその様子が気になったゼロ達がふとプレリーの元を訪れた。

エール「プレリー、昨日から凄い忙しそうだけど何をしているの?」

ヴァン「凄い技術室が働いてるな……」

グレイ「何か作っているみたいだけど」

アッシュ「もしかしなくてもゼロさん関連?」

プレリー「アッシュ、正解よ。先日から探していたお姉ちゃんが遺したゼロのデータが見つかったの」

ゼロ「俺の……?」

 

プレリー「その中にはゼロの装備の修復方法や、更には貴方の新しい武器まで記されていたわ」

ゼロ「新しい武器か」

プレリー「分かっていた事ではあるけどお姉ちゃんは本当に天才だったのね……まぁそういう事でゼロの事で今とても忙しいわ」

ゼロ「……悪いな」

プレリー「良いのよ。貴方だってセイバーとバスターだけだとまだ全然本気を出せないでしょ」

ゼロ「まぁ、確かに辛い場面はある」

プレリー「それと、もう1つ装備とは関係無い話なんだけど……これもお姉ちゃんがゼロに遺した物よ」

ゼロ「何だ?」

プレリー「それはね……」

 

次の言葉を発しようとしたその時だった。

 

ズドンと艦が揺れたと思うとブー、ブーと激しく艦内に響き渡った。

ゼロ「警告音!?」

 

走り出すプレリー。そしてゼロ達もプレリーの後を追って艦長室へ。

 

プレリー「状況を報告して!」

クルー「突然砲撃を受けました!距離2000、方角は北西です!」

プレリー「砲撃ですって!?」

 

双眼鏡で観察していたアッシュが叫んだ。

アッシュ「居た!結構向こうの方に巨大な艦があるわよ……あっ!また砲撃が来る!」

プレリー「くっ、総員衝撃注意!前方バリアフィールド展開!弾幕を張って!」

 

艦長命令によりガーディアンベース全体に防御壁が張られ、次の瞬間また衝撃が来た。

 

エール「結構大きいよ……あの艦!」

ヴァン「ガーディアン以外にあそこまで大きな艦を所有している機関があるのか!?」

グレイ「違う……」

 

だがグレイそう答えた。どうやらグレイと、そしてゼロは相手が何者か分かっている様だった。

ゼロ「あの艦に乗っているのは……イレギュラーだ。暴走している」

 

良く見るとガーディアンベースだけで無く何も無い空の方向にも砲撃をしていた。暴走しているとはそういう事かとプレリーは納得した。

 

クルー「艦長!どうしますか!?」

そしてプレリーはゼロ達の方に振り向き、

プレリー「皆、お願い出来るかしら」

 

エール「勿論!」

ヴァン「それが手っ取り早そうだな」

アッシュ「突っ込むんだね!」

グレイ「暴走しているなら、止めないと……!」

ゼロ「行けるぞ、プレリー」

 

エール達の言葉にプレリーはコクリと頷き、

 

プレリー「エンジン全開で加速!バリアを前方に集中させて!敵艦へ一気に接近するわ、そしてゼロ達を敵艦へと侵入させるわよ!」

クルー「了解!」

プレリー「オペレーター、ハッチ展開!」

オペレーター「了解、ハッチ展開完了しました」

 

プレリー「皆、そろそろ敵艦へと接触するわ。皆はハッチから飛び移って。そして艦を止めるのよ!」

5人「了解!」

 

プレリー「ゼロ、ごめんなさい。結局またセイバーとバスターだけになってしまうけど」

ゼロ「構わん、バスターだけでも十分感謝している。ナビゲートは頼むぞ」

プレ「任せて。皆頑張ってね!」

 

今ゼロ達がハッチから見えるのは敵艦の甲板。そしていよいよ突入の時。

ゼロ「皆連携を取りながら消耗を抑え任務をとっとと終わらせるぞ」

ヴァン「大丈夫ですって、あれだけ皆で訓練したんですから」

アッシュ「私達のコンビネーション、見せてあげましょ!」

グレイ「そう言って突っ込むなよ」

アッシュ「そっちもね~?」

エール「まぁまぁ2人とも。ゼロさん!」

 

ゼロ「あぁ、行くぞッ!」

4人「了解!」

 

任務;謎の敵艦への侵入、そして敵勢力の鎮圧

 

MISSION START!




ハイ、展開がかなり早かった4話でした。次の話位で第1章が終わりになったりならなかったり。

ゼロ達の休息のほのぼのストーリーも書きたかったので書きました。楽しかったので日常編はそれなりに書こうと思ってます、何しろストーリーが中々に忙しいので(暗黒嘲笑)

この作品も自分が書いているもう1つの作品もこの休み中に書けるだけ書ける様に頑張りますので宜しくお願いします。
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