人に利用されまくった男は、最後は悪意で生涯を終えた。

しかしながら、彼は『人生』を全て受け入れていた。
わずかな心残りはあったが、不要だった。

それなのに、全てをぶち壊す『女神』が現れた。

転生プランを提示し、自らの未練を無くすことを提案されたが。

彼は気が付いた。

転生プランの致命的な欠陥と目の前の女神がこれっぽっちも他者のことを考えていないことに。


...忠告はした。しかし、想像以上に頭の悪い女神だった。

全てが、無意味だったため彼は決意した。


チートなしで、魔王討伐及びこの女神に知性を与えることを。


女神と共に、異世界に転移した彼は、何と幸運最低値だった。

さらに『冒険者』しか選べない。

魔王討伐など、能力だけみれば、完全に詰みだった。

故に、彼は、持ち前の『才能』だけで何とかすることにした。


どう考えても、無理ゲ―も良いところだが彼は決して諦めない。

...それが、何故なのか気が付かずに。
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