Magicaborne   作:せるじお

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chapter.20『古人呼びの鐘』

 

 

 

 

「あら、またお嬢ちゃんの勝ちね」

「やった! ねぇもう一回! もう一回やっても良い?」

「ええ。今夜は長いから。時間だけはたっぷりとあるわ」

 

 にわかに人の気配の増えたオドン教会の一角で、黒いリボンの少女がアリアンナと何やらゲームに勤しんでいる。

 盲人はそんな二人の明るい声を聞いて愉しんでいる様子だが、例の偏屈な老人は隅っこで何が不満なのかブツブツと小声でぼやいているようだった。

 

「……」

 

 かくいう杏子は久しく見ていなかった少女の笑顔に、僅かだが安堵する心持ちであった。

 まだ夜明けは遠く、獣は声はとめどない。何一つ改善している言えない現状だが、それでも、両親を亡くしたばかりの少女が、少しでも前向きになってくれるのなら、それが杏子には嬉しかった。

 少女と娼婦が遊戯の道具としているのは、特に輝きを放つ雑多な硬貨たちだった。獣狩りの夜に商うものなど皆無であり、今となっては夜道の道標くらいにしかならないものである。それでもなお、風見野に居た頃の習慣で、杏子はついつい拾っては懐に溜め込んでしまう。二人が使っているのは、そうして杏子が集めたものの一部だった。

 

 ――咆哮。

 

「!?」

「ッ!」

「……」

 

 まただ。

 またも聞こえた遠吠えに、少女とアリアンナは肩を震わせ、斧の柄を握る杏子の掌には自然と力がこもる。

 さっきから時折、哭き叫ぶように甲高い獣の咆哮が、遠くから響いてくるのである。その大きさから、その主は、大橋で杏子がほむらと共に戦ったあの巨獣に匹敵――いや、それ以上の体躯の持ち主と想定できる。

 

「また、大聖堂のほうね……」

 

 アリアンナが呟くのに、杏子の表情が険しくなる。

 声の主はまだ遠く、すぐさまこのオドン教会に至る類の危機ではないとは解る。しかし、その大聖堂とは他でもない、ほむらとマミが向かった先なのだ。

 

 まさか――とも思う。まさかあの二人が獣に敗れたのではないか、そんな想像が杏子のなかに自然と溢れる。

 

 ほむらは別としても――杏子からすれば彼女はどこまでもイレギュラーであり、その全体像を把握しかねる所があるのだ――マミは魔法少女としても歴戦のベテランであった。まだ狩人としての彼女の力量を見る機会はなかったが、その佇まいは堂に入っており、恐らくは魔法少女時代と然程変わるものではないのだろう。そんなマミがよもや、と杏子は思うが、忘れてはならない。少なくとも、()()()()()()()()は結局、魔女の毒牙に斃れているのだ。歴戦の古狩人であり、自身の師とも言えるガスコイン神父すら結局は血に呑まれたように、どうしてマミが獣に斃れないと言い切れるだろう。

 

「……」

 

 杏子は立ち上がると、落ち着き無くグルグルとその場を歩き回った。

 場合によっては、自分独りでここを守っていかねばならないかもしれない。そんな懸念が膨れ上がる。

 今は良い。獣避けの香も充分に焚かれているせいか、獣は一匹たりとも寄り付いて来ない。しかし、これからもそうだとどうして言い切れる? もしも、獣の大群がここに押し寄せてきたとしたら――。

 

 ――嫌な想像ばかりが満ちる杏子の脳裏に、鋭い刃のように刺さったのは、突如響き渡った靴音だった。

 

 杏子は斧の仕掛けを起動し、それを槍のような長柄へと変じて、靴音の源、オドンの地下墓へと通じる階段のほうへと向けた。そんな杏子の有様に、アリアンナは少女の手を引いて物陰へと向かい、盲人はオロオロと左右へと見えぬ目を向けた。

 

 靴音は大きさを徐々に増し、最後には具体的な人間の姿をとって、杏子の前に姿を現した。

 その姿に警戒をといて杏子は斧の尖端を下げると同時に、怪訝そうな顔をした。

 

「なんでそっちから来るのさ?」

「色々とあったのよ……ホント、色々とね」

 

 靴音の主は、暁美ほむらであった。

 彼女に続いて、マミもまた元気な姿を見せる。

 二人の姿に安堵する杏子だったが、さらに後から現れた人物、特に最後に現れた自分には顔を顰めるのを通り越して、露骨に表情に戸惑いと驚愕とをみせた。

 ほむらとマミとに続いて現れたのは、ふたつの人影。

 一方は、白っぽい服を着た老婆であり、その装束はヤーナムでは良く見る類のものであり、別に問題はない。

 しかしもう一方のほうはと言えば、その姿を見た十中八九が絶句するものだった。

 

 身を包むのは、青い色の官憲の制服と思しき装束で、奇妙な所はない。

 問題は、その頭だった。

 その頭は、逆さにしたバケツのような鉄兜に覆われ、全く肌を露出ささせないばかりか、髪の毛一本とて見えはしない。

 怪人。この言葉以外で評することの難しい怪人である。

 

 ――『連盟の長、ヴァルトール』

 

 杏子はまだ知らないが、そう呼ばれる異邦人の古狩人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

【廻る砂時計の盾】:暁美ほむらの「魔法少女武器」、輸血液と水銀弾の上限をなくす

         :また発動により、僅かだが時の流れを止め、その中でほむらだけが動くことができる

 

数々の獣との戦いを通し、ほむらが啓蒙を得た今、盾の砂時計は再び廻り始めた

盾を回転させ、砂時計を動かすことにより、僅かであるが、時の流れを止めることができる

 

時を止めることが可能なのは、瞬き程度の僅かな間であり、一見それは気休めにも見える

しかし素早さがものを言うのがヤーナムの狩りなのだ

獣を屠るには充分な時間と言えよう

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人形が血の遺志を力としたことで、生まれ変わったかのような感覚をほむらは得ていた。

 自分が感じているのと同じ、奇妙な高揚感に戸惑っているらしいマミの不安げな表情もハッキリと見える。

 五感が研ぎ澄まされ、力が五体に満ち満ちてくる。

 

 ――あるいは、今ならば、あの大聖堂の巨獣を斃し得る。そんな根拠のない錯覚を確信と感じる程に。

 事実、ほむらは未だ気がついてはいないが、その盾の砂時計を閉ざしていた蓋が再び動き始めているのだ。

 それは確かに、暁美ほむらが狩りを全うする上で助けとなる力だった。

 

「……今宵は月も近い。獣狩りは、長い夜になるだろう」

 

 しかしほむらとマミの高揚を破るように、ゲールマンは相変わらず穏やかな調子の、一方で金属のような寒気を備えた声で、二人へと告げたのだ。

 

「もし獣が君の手にあまり、大きく恐ろしいのならば、求めるべきものが二つある」

 

 そしてそれは、ほむら達の今後の行動の方針を決定づけるものでもあった。

 

「『聖杯』、そして『秘文字の工房道具』だ」

 

 なぜなら、続けて語られた言葉の数々は、少女狩人二人へと多くの示唆を与えるものであったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ」

「また後で、ヤーナムで会いましょう」

 

 若干の論議の後、二人はひとまずオドン教会、次いで大聖堂へと戻り、あの巨獣を討伐すべきであるということで意見の一致を見ていた。

 体感的にはまだそれほど時間は経ってはいないが、しかし、あの巨獣が全く放置されているという事実は揺るがない。大聖堂からオドン教会は間近という訳ではないが、あの巨獣が外に出て暴れ出せばその程度の距離は問題とならないだろう。杏子も歴戦の狩人だが、彼女独りで守りべき人々を抱えての戦いは限りなく難しい筈だ。ゲールマンから得た新たな情報はひとまず置いておいて、聖堂街への帰還こそ急務だろう。

 

 ――にも関わらず、ほむら、マミと二人揃って敢えて寄り道を経てからヤーナムでの合流を約束するのは、相応の理由があってのことである。

 

 ほむらとしてはあの巨獣を斃すには、自分とマミに加えて、杏子の助けも必要だと考えていた。

 しかし彼女にはあの教会を守るという重要な役割がある。ならば、どうするべきか。とにかく、人手が足りない。

 

 ――「私に、ひとつ心当たりがあるわ」

 

 ここでマミが発した一言で、方針は定まった。

 マミは灯りを通じて彼女の言う心当たりの人物とやらのところへと跳び、ほむらとはヤーナムで落ち合う。

 何故ほむらまでヤーナムに向かうのかと言えば、どの道、マミと合流するまでは動くに動けないから、この機会を利用してギルバートの様子を覗い、可能ならば連れ出そうと考えたのだ。ついでに、他のマトモなヤーナムの住民を道すがら探しても良い。

 

 あの巨獣の体格から考えるに、大聖堂より外に出るには大聖堂自体を破壊する必要がある。

 それを考えれば、この程度のことを済ます時間は残っている筈だった。

 

 まずほむらが、次いでマミが目覚めの墓石の前で念じる。

 体が薄くなり、希薄化し、陽炎のように消え失せる。

 まるで眠りに落ちるように、ほむらの意識は途絶え――……。

 

 

 ――『ヤーナム市街』

 

 

 再び、血の街へと舞い戻ったのだ。

 目覚めた灯りのそばでは相変わらず、鉄格子窓の向こうでギルバートが咳き込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……んでもって、結局、ギルバートって奴は病気が酷すぎて動けなくて、代わりにその婆さんを連れてきた訳か」

 

 頷くほむらの後ろの、前に来た老人と同じぐらいに偏屈そうな老婆のほうを、杏子は見た。

 ヤーナム人らしい、余所者への敵意と疑いを隠すこともない視線を、真っ向ぶつかり合う。

 

「なんだい! 失礼な小娘だね! 人の顔をジロジロ見てさ全く!」

 

 異邦人に探るように見られたというだけで気分を害したのか、老婆はそのまま怒り肩に早足で杏子とぶつかりそうな間近を通り抜け、盲人の呼びかけにも応ぜず、アリアンナと少女とを睨みつけると、適当な椅子を見つけては座り込んでしまった。

 

「何だありゃ」

 

 ――と、声には出さずに視線で問えば、ほむらは何処吹く風で、マミは困ったような顔を返すしかなさそうだった。

 まぁ良い、あの手の輩は、ヤーナムでは珍しくない。

 むしろ、気がかりなのは、もうひとりの新人物のほうである。

 

「ほぅ……お前が言っていたキョウコか。優秀な、狩人だそうじゃないか」

 

 鉄兜の裏側から、壮年の男の声が響いてきた。

 どんな狂気じみた声が飛び出してくるかと思えば、存外、静かな調子である。

 ただ少女狩人三人の中では一番ヤーナムに長く居る杏子だからかもしれないが、鉄兜の男の口調には、独特の訛りがあるように聞こえた。

 

「……アンタ、もしかしてヤーナムの外から来たのかい?」

「ほぅ? 解るか?」

「まぁ、何となく、だけどね」

 

 鉄兜の男は、何がおかしいのかクツクツと笑うと、静かに名乗りを上げる。

 

「ああ、俺はヴァルトール、『連盟』の長だ。ほむらとお前は連盟の同士ではないが、同士たるマミの仲間でもある。だとすれば協力するのも、やぶさかではない」

「『連盟』?」

 

 初めて聞く言葉に、杏子はマミのほうを見た。

 マミは()を横にしているせいか、若干緊張した面持ちで、しかし何処からともなく杖を取り出すと、声も高らかに言った。

 

「――夜にありて迷わず、血に塗れて酔わず。この狩りの夜に横たわった『淀み』を断ち切る、その為に結成された狩人達の協約よ。連盟に加わる者たちは等しく同士として、使命を果たすために協力し合うの」

「『淀み』? 使命? ……よくわかんないけど、ようは医療教会の狩人みたなもんか?」

「頭のイカれた医療者共なんぞと、同じにされるのは心外だ」

 

 杏子の問いに、横から口を挟んだのはヴァルトールだった。

 声は相変わらず静かだったが、その裏には聞くものの心胆を寒からしめる冷たい気迫があった。

 

「わ、悪かったよ。ただ、ガスコインのおっさんも、昔、医療教会に入ってたみたいなこと言ってたから。ヘンリック爺さんと組む前のことらしいけど」

「……ヘンリック爺さん?」

 

 ヴァルトールの突然の態度の急変に、戸惑いながら杏子が言うのに、今度はマミが反応した。

 それはヴァルトールも同様のようで、瞳の見えぬ覗き穴を、杏子のほうへと興味深げな仕草と共に向けた。

 

「もしかして……古狩人のヘンリック? 黄色い狩装束の?」

「!……なんでマミが知ってんだ!? 爺さんは随分前に狩人止めたって……」

「なるほど」

 

 二人の話を横で聞いていたヴァルトールは何か、思い当たる所がある様子だ。

 

「すると、お前が噂のガスコインの弟子か。まだ若いが、優秀な狩人だと聞いていた。同士、ヘンリックからな」

「!」

「二人共、実に惜しかった。良い狩人だったが……人の世は汚れ、穢れに満ちている。そして淀みを直視し、狂ったのだ。実に惜しいことだが」

「……」

 

 ガスコインは口数が多い方ではなく、その友たるヘンリックは輪をかけて寡黙な男だった。

 故に杏子には、彼らについて知らないことがたくさんある。

 本来それは、これから知ることだった。これから知りたいと思っていたことだった。

 もう、それは叶わない。

 

「……ヴァルトールは古狩人。その腕前はマミが保証するわ。そして、ここを、オドン教会を守ってくれるそうよ」

 

 一様に言葉を無くしてしまった時、独り今まで黙していたほむらが口を開いた。

 相変わらずこのイレギュラーは冷静沈着として、いつもどおりの鉄面皮――と言っても、その殆どは覆面で覆われ、紫色の冷たい双眸以外は隠れているのだが――で、いつもどおりの静かな声を放つ。

 

「同士の願いとあれば、聞き入れるのも当然だろう。……それに今夜は酷く長い。ただでさえ夜は汚物に満ち、塗れ、溢れかえっている。ならばこそ、連盟の同士たちの為にも、俺も動かねばならぬだろうさ」

 

 ヴァルトールも静かに肯定する。

 

「杏子、大聖堂の獣を狩るわ。協力して」

「……ま、ここで待ってるのも飽きたしな」

 

 ヴァルトールがヘンリックの仲間と聞けば、ここを任せるのも悪くはない。

 それに、杏子自身、あの大聖堂より響く獣の声が大いに気にかかっていた所なのだ。

 

「いいさ。一緒に行こうじゃん。マミでも手が余る獣なんだろ?」

「ええ。悔しいけれど」

 

 いかに巨獣と言えど、狩人が三人も集うならば。

 大聖堂の獣を狩るために、杏子は二人に同行することを決めた。

 

「ならば早速行きましょう。声の調子から見るに、まだ大聖堂に居座ってるらしいけれど……いつ外に出るか解らないわ」

 

 ほむらがスタスタと歩き出せば、マミがそれに続き、杏子もそれに従った。

 

「ヘンリックお爺ちゃんの、お知り合い?」

「ああ……」

 

 よく知った名前を聞いて、黒いリボンの少女が勇気を出して、鉄兜の怪人に話しかけるのを背中に聞きながら、杏子は扉を潜ろうとした。

 

「ひとつだけ、いいことを教えてやろう」

 

 そこで、出口の横を陣取っていた、例の偏屈老人が唐突に話しかけてきた。

 

「なんだ?」

「あの鉄兜には注意した方が良いって話さ」

 

 助言の内容もまた、唐突であった。

 

「なんでさ?」

「ずっと前に事だが……一匹の獣を追い、ヤーナムを訪れた外の役人どもがいた。連中は皆獣の餌食となったが、一人だけ生き残ったやつがいて、そいつは獣を喰らったという話しさ。居丈高で、俺達を馬鹿にする外の連中が闇に血の躯を晒す。なんとまぁ、溜飲の下がる話だが、あの鉄兜男の格好を見ろ。ありゃどう見ても役人のものだが、ヤーナムのじゃない。……あるいは奴こそが、獣を喰らった生き残りかもしれん。獣喰らいなど、信用できるはずもないだろう」

 

 杏子は振り返り、流し目に、少女と話すヴァルトールの姿を見た。

 確かにその格好は、鉄兜を除けば警官のようでもあった。

 

「アドバイス、どうも」

 

 しかし杏子は結局、そう気のない返事をして、ほむらとマミに続くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三人の少女狩人が集えば、道中の獣――大男たちなど――は難なく片付けられた。

 大階段を昇り、開かれた鉄扉を潜り、踊り場に出る。

 

「……あら?」

「なんだ、ありゃ?」

 

 まずマミが、次いで杏子が()()に気づいた。

 踊り場の一角、その隅に、何か赤い光が蟠っている。

 ほむらが近づいて見れば、狩人の夢に見た例の白い小人達――人形が言うには『死者』――が何やらう蠢いているのが見える。

 

 

 ――「それは、音が次元を跨ぐ共鳴の一つ。獣血がこびりついた、欠片の鐘だ」

 

 

 ほむらが思い返すのは、狩人の夢へと行った時のこと。

 『聖杯』、『秘文字の工房道具』に加えて、使者達が差し出すそれを前に、ゲールマンは言った。

 

 

 ――「使者達に託された想いの、その側で鐘を鳴らせば、音色は古い狩人たちにに届くだろう。

 

 

 血まみれの鐘は、杏子がガスコインから授かったものと同様、距離を超え次元を超え、狩人同士を結ぶ。

 

 

 ――「獣狩りの夜だけは、ずっと変わらないのだから」

 

 

 そう、ゲールマンは言っていた。

 ほむらは、盾の内から『古人呼びの鐘』を取り出し、試みに鳴らしてみる。

 

 応えは、すぐに返ってきた。

 赤い光の蟠りは揺れ動き、その内側から、明確な人の姿が、青い光と共に現れ、形を作る。

 

「嘘――」

 

 その格好は、ほむらの知るものとは、余りに異なっている。

 その得物は、ほむらの知るものとは、余りに異なっている。

 その髪型は、ほむらの知るものとは、まったく異なっている。

 

 それでもなお、ほむら達の前に現れた少女は、他でもない。

 

「まどか」

 

 鹿目まどか、その人に他ならなかった。

 

『――久しぶり、ほむらちゃん』

 

 まどかは、まどかの共鳴体(ファントム)は、そうほむらへと微笑みかけたのだ。

 

 

 







【Name】鹿目まどか
【装備:頭部】マリアの狩帽子
【装備:胴体】マリアの狩装束
【装備:腕部】マリアの狩手袋
【装備:脚部】マリアの狩ズボン
【右手武器1】シモンの弓剣
【右手武器2】落葉
【左手武器1】なし
【左手武器2】なし
【所持アイテム】星見盤、小さな髪飾り
【ソウルジェム発動】???

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