幾度となく、限りもなく、時の砂時計を廻す。

 しかし悪夢は巡るもの。終わりなどなきもの。故に逃れるなど、かなうはずもない。

 時空を旅する少女が、新たに迷い込んだのは、血臭匂い立つ獣の街。

 少女を囚えるこの夢が、優しい目覚めの先ぶれとなるや否や。

 ――青ざめた血を求めよ、答えは確かにそこにある。



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